2006/04/30

最後まで立っているということ

前職で先輩に言われた一言で印象に残っている言葉がある。

それは・・・

「どんな仕事でも、最後に立っていなければ意味がない。」

想像の世界に留めていただきたいのだが、その時、プロジェクトが大変で、体を壊している方が多かった。
(と、ちょっと柔らかく書きましたが、実際は凄まじくて、ここではとても書けません。)

この言葉を聞いた時、とても納得した。

それまで、「倒れたら、それはそれまでのこと。」ということで、突っ込んでいた所があったのだが、それも全くなくなった。

なぜ、なくなったのか?

実はこの言葉、考えると奥が深く、そしてプロフェッショナルのあるべき姿だと思ったから。

倒れてしまう・・・ということは、どこかで無理をして結果を出そうとしている。

で、倒れてしまうと、それどころじゃなくなって、仕事の結果について問われることはない。

しかし、立っていて結果が残せないとなると、その責任を追及されることになる。

つまり、プロフェッショナルとして、その評価を受けざるをえなくなる。
結果が出せなかった時に立っているということは、正直とてもツライ。

それに耐えられる精神力があるのかというと・・・。
と考えていくと、いっそメチャクチャやって倒れてしまった方が楽なのではないか?

と思ってしまった。

でも、それってプロフェッショナルとして恥ずかしい。
最後まで立っているというのは、それだけプロフェッショナル意識が高いからこそできるのではないか・・・。

そんなことを考えて、「最後まで立っていることにしよう。」と決意して、「倒れたら、それはそれまでのこと。」という無理をしなくなった。

という意識の変化があったのだが、ちょっとだけ補足。

「体を壊した人は、プロフェッショナル意識が低い」と誤解されるかもしれないですが、そういうわけではないです。

実際には、体を壊す要因は様々です。


ここで伝えたかったことは、「体を壊してもいい。」と思って仕事をするのと、「体を壊しちゃダメだ。最後まで立っていないと。」と思って仕事をするのと、どちらがよりプロフェッショナルかと言えば、後者の方がプロフェッショナルなのではないかということです。

個人的な経験として、この意識の変化が、その後の仕事に大きな影響を与えています。

2006/04/29

Happy Birthday

お誕生日おめでとう!!

ということで、本日は28回目の誕生日。
自分も気が付いたら、いい年齢になっている。

サッカーで言えば、チームの中心選手、精神的支柱じゃないといけない・・・。
年齢的には、ドイツ大会は、最後のワールドカップ。(笑)
(次回の南アフリカ大会はギリギリ入れるかどうか・・・。)

誕生日は必ず祝日で休みなのだが、「天皇誕生日」から「みどりの日」そして「昭和の日」へ。

そして思い出すのが、会社の設立日。
2005年5月2日なのだが、なぜこの日なのかと言うと・・・誕生日を設立日にしようと思ったら、祝日でお役所がお休み。

で、翌営業日ということで、土日を挟んで5月2日になってしまった・・・というオチ。

27歳の誕生日に起業。

いつかどこかで使えるように、ストーリーになりそうな仕掛けをしたわけだが、このように書くと創業者だし、とても愛社精神いっぱいなんだろうな・・・という印象を持たれるかと思う。

で、実際のところ、そこまで愛社精神はない。

もちろん立場上、最後まで残って責任は全部取る。
それは当然のことで、改めて言うまでもない。

とは言え、会社はしょせんある目的を達成するために集まった組織にしか過ぎない。

その役目を終えるか、市場が退場を迫るか、ほかに良い方法があるのならば、そちらを選択する。

個人的には、プラットフォーム(舞台)という位置付けなので、そこに固執する気がない。

むしろ舞台がパブリック的な役割を担って自分の手を離れていく方が、多くの人達にとって有益なのではないかと思う。

おそらくアクションや結果にはこだわるけれども、資格、学歴、地位、役職といった肩書きや名前に全然執着しない性格が出ているのかなと思う。

会社としての誇りは持っているけれども、帰属意識はないというか、実現することに集中はするけれど、その舞台にはこだわっていないというか・・・。

ということで、まだまだ若いと思っているけれど、「年齢よりお若く見えますね。」、「まだまだ大丈夫っすよ。」と言われてメチャクチャ喜んでいます。
(これって歳を取った証拠だと思うのですが・・・。)

2006/04/28

自分の価値観

以前、起業に当たって走り出すための大切なポイントがあるけれど、時間がないから気が向いたら書く・・・と書いたら、教えてほしいというコメントを頂いた。

ということで、15分以内で書いてみよう。

おそらく既存の起業塾、本、雑誌などがフォローしていない点、それは「お客様を見る」ということ。

起業にあたってターゲットとするお客様など、絞り込むテクニックは教わっているはず。

しかし、実際はもっと細かい話。

例えば・・・

「ゴールデンウィークのご予定は?」
「仕事をする予定です。」
「仕事ですか・・・。大変ですねぇ。」

よくありがちな会話かな・・・と思う。(会話はフィクションです。)

ここで、面白いのは前提条件が「休みに仕事をするのは大変。ツライ。」ということ。

個人的には、仕事が面白いからやっているだけで、ツライということはありえない。

つまり、前提条件が合っていないまま会話をしている。
なので、コミュニケーションにギャップが生じているわけだが、ここで取るべきことは「前提条件を合わせる」ということ。

前提条件を合わせるには、2つあって・・・

・休みに仕事をするのは大変。ツライ。
・休みに仕事をするのは楽しい。面白い。サイコー!!

いずれかになる。

ここで、「お客様の立場になって考える」と、「大変」という立場で話を進める。
「お客様のために・・・」となると、「サイコー!!」という立場で話を進める。

「大変」という立場では、矛盾なく話が進むよう受け入れる。
「サイコー!!」という立場では、その考えを相手に納得してもらうよう説得させる。

右脳を使えば、「大変」と「サイコー!!」、それぞれの矛盾をうまくまとめられないか対応策を考える。
左脳を使えば、論理的に考えて納得させようとする。

ということで、日々いろいろと接している中で、この前提条件が違うことが多々あります。

で、相手が苦労していて、自分が苦労していないならば、その前提条件をこちらに合わせるだけでいい・・・ということがたまにあるけれど、それを合わせようとするのは難しい。

だからこそ、相手の前提条件で、その苦労を解決できないか考える。
そうやってお客様の課題を解決してあげて商売を進めていく。

となると、その相手ときちんと接することが大切なわけで・・・。

で、起業塾などは、まず自分の思いややりたいことを、はっきりさせているはず。

だから、そのままやってしまうと、「お客様のために・・・」と自分の価値観を押し付けることになりかねない。

ここで、誤解を受けて欲しくないのは、あくまでも両者のバランスを取るのが大事ということ。
お客様の言いなりになっては、振り回されるだけで、「こんなつもりじゃ・・・」となってしまう。

どちらか一方の思いが反映されるのではなく、両者の思いを反映させる。
これを考え続け、実行し続けられるかどうかが、走り続けるポイントだったりする。

ということで、走り出すために大切なポイントとは、一旦自分を捨てて、相手に興味を持つということ。
「やる気になっているからこそ、自我を捨て相手に注意を払う。」

その気持ちが持てるかどうかは大きなポイントかなと思う。

ということで、15分で書くという制約の元、相当いい加減な文章を書いてしまいました。

メルマガと違って、頭にあることをとりあえず全て吐き出す、善人面をして書いているという所もあるので、その点はご注意ください。

メルマガにしてもブログにしても、その時点で自分がベストだと思っていることを書いているので、ウソではないですが、それが唯一の正解ではないので、その点も気を付けながら・・・。

ということで、勉強というよりも参考程度に接するのが一番いいのかなと個人的には思います。

最後に、お仕事がうまくいくことを陰ながら応援しています。
頑張ってください。

2006/04/27

知識と知恵

メルマガ、ブログなどを楽しんでいただいている方から、「ノウハウをそんなに出して大丈夫なのですか?」と聞かれることがある。

こちらの答えは全く問題ない・・・ということなのだが、それはどういうことなのか?

例えばサッカーに例えると・・・。

ロナウジーニョのフェイントをイメージしていただくとわかりやすいかもしれないけれど、例えば誰でも抜けるフェイントを持っている。

それをノウハウとして伝える。

この時、多くの人はフェイント(ノウハウ)を教えてしまって問題ないのか・・・と心配するのだが、よく考えれば、全然問題ないことが分かると思う。

サッカーで大切なことは、ゴールを上げて勝つことであって、フェイントを覚えることではない。

個人的には、多くの人にフェイントを覚えてもらって、チームとしてゴールを上げることに集中したい。

そのため、フェイントやその他のプレーを覚えるところは、どんどん出している。
(野洲高校みたいなセクシーなフットボールをしたいよね。)

そして、多くの人達が勘違いしてしまいそうになるポイントは、プレーを全て完璧に覚えたら、確実にゴールを上げられるかと言うと、実際はそうではないということ。

だからこそ、たくさん打たなければならない。

イチローが打率10割ではないことでも明白なように完璧はありえない。

そして、打率を目標にすると打席に立つことが楽しくなくなるから、安打数を目標にする。

これがつまり、弊社で言うところのチャレンジ。
課題で言えば、管理するのではなく、解決をする・・・ということ。
評価は減点方式ではなく、加点方式。


実は、こんなことを考えられるのも、前職の先輩達のおかげだったりする。
先輩達は、プロジェクトのゴールのために、惜しげもなくノウハウを教えてくれる。

それだけではなく、次のプロジェクトでも活躍できるように・・・ということを意識して、教えてくれたり、経験を積ませてもらったり、失敗させてもらったり・・・本当に多くの経験をさせてもらった。


そんな経験が過去にあるからこそ、多くの人達に同じ様に経験してほしい。
だから、ノウハウと呼ばれるようなものを、どんどん出している。

自分達が経験したノウハウは知恵なのだが、人に伝えてもそれは知識にしかならない。
その知識を元に行動をして初めて、その人にとっての知恵となる。

そして、その知恵を使っても、結果はその時々によって変わる。
(そして失敗の方が多い。)

だからこそ、チャレンジし続けていく。

知識に重きを置くのではなく、知恵に重きを置く。
そんな流れを作っていきたいと思って、行動しています。

ということで、いろいろな方とヒアリングを重ね、タスクコントロールができそうな予感。
加点方式かつ、恣意的な評価が入らない標準的な評価方法を確立できそう。

あとは商品のデザイン性を高めるだけ・・・。
完成したら、お知らせしますので、楽しみに待っていてください。

自分で言うのもなんだけど、ホワイトカラーの曖昧な仕事がなくなりそうで興奮しています。
ということで、興奮して調子にのって仕事をしていたら、カンプノウで試合が始まってしまった。

試合が、とても気になる・・・。

2006/04/26

ロングテール戦略

ブログを書いている時に気になることが・・・。

基本的に、徒然なるままに書いているのだけれど、せっかく書くのだからわかりやすいものを・・・ということは意識しています。

となると、今回のテーマである「ロングテール」
この言葉を知らない人はたくさんいるのではないだろうか・・・。

ということで、その説明をして・・・となると、時間がかかってしまう。

申し訳ないですが、Googleで検索をしてみてください。

と言いつつ、このロングテールを意識すると、Googleは避けて通れない。

最近、特に感じることなのだが、Googleにどんどん牛耳られていくのがわかる。
Gmailを始め、とっても便利なアプリがたくさんあって、データをどんどん吸い取られていく。

日本では、実業と虚業という話で、そこまで細かく意識されていないのだが、データを持っているGoogleは間違いなく脅威。

データという観点で見ればAmazonも・・・。
最近、Amazon依存度がどんどん上がっている。

彼らはプラットフォームを提供し、データをためているから、マルチプルに強くなっていく。
そのスケール感、規模感に焦りを感じる。

正確に言うと焦りというか、どうパラダイムシフトを狙うか・・・と言った方が近いかな。
と言いつつも、あと10年は牛耳られるのだろうか・・・。

タイトルはロングテールなのに話が思いっきり逸れてしまった・・・。(笑)

2006/04/25

誰でもできる!!究極の起業方法

立場柄なのか、年齢と見た目のせいなのか・・・自己紹介をすると、「その歳で起業されて、スゴイですね。」と言われることが多い。

ありがとうございます。

と、いうことで、感謝の言葉に応えるべく、究極の起業方法を紹介。

起業本や雑誌、テレビ、講座等々を見たことがないので、中身は全く知らないが、全く知らない自分でも何となく「起業ブーム」を感じてしまうんだから、おそらくブームなんだろうと思う。

そこで思うのは、就職活動。

先日、学生と話をした時に感じたことは以前のブログで書いたけれど、起業もおそらく同じパターンになっているのではないか・・・。

つまり、起業をするには、こんなステップがあって・・・、で、先輩起業家の事例がいっぱいあって・・・。

コンテンツは違えど、コンテクストは同じかなと。

おそらくここら辺で商売されている方は、就職活動関連の事例を活かせないか参考にすれば、業績がもっと上がるような気がする。

と、話が逸れたので戻すと、起業を目指している方は当然、ゴールは「起業」となる。

しかし、現実世界では、起業をするとは、やっとスタート地点に立ったということ。
(まだ走り出してもいない。)
ゴールなんてありえない。

ということで、起業を「ゴール」から「スタート」に変えた瞬間に起業ができます・・・というのが究極の起業方法なのだが・・・。

人間はスゴイ生き物で、起業をゴールにしていても、直感的にそれが「スタートにしかすぎない」ことがわかるから、なかなかスタート地点に立つことができない。

そこで、スタート地点にするために大切なことは、どんなマラソンコースを走って、どこへ行くのか、途中でどのような坂道があるのか・・・などのイメージ。

このイメージがないと走るのはとてもツライというか、走らないと決定するのが、ごく自然な判断。

「昔から起業を考えていたんですか?」と聞かれることが、とても多いのだが、こちらの答えは、
「全く考えていません。」

自分に即して言うと、起業はただの手段の一つにしか過ぎない。
結局、一度もそれをゴールにしたことはない。

だから起業が出来た・・・と思う。

と、こんなことを書くのも、できるだけ早く、走り出した後のフォローができるような社会になってほしいから。

今はスタート地点に人を増やすことに力を入れている状態。

ただスタート地点に人が増えても、まだ何もアウトプットがない状態なので、できるだけ早く走り出さないといけない。

とはいえ、ここからは推測だけれど、おそらく既存の起業本、雑誌、講座などのサービスは、走り出すためのフォローをしていない(というか、サービス範囲外)と思う。

ということで、スタート地点に立つだけでなく、走り出すために大切なポイントを書こうかなと思ったけれど、砂時計が15分を告げてくれたので、この辺にしておきます。

この話にご興味がある方は、会った時に質問でもしてください。
よろしくお願いします。

このブログには、気が向いたら書くかもしれないです。

2006/04/24

生かされている感覚

最近、猛烈にやる気になっている。

ということで、そんな時こそ意識したいのは、生かされている感覚。

猛烈にやる気になっているのも、外部からの刺激による所が大きいはずだから、やっぱり周りに感謝。

とにかく生かされている感覚がある時に強く思うことは、「自分は恵まれているなあ。」ということ。

ホントそれだけ。
その思いを胸に前に進むのみ。

2006/04/23

Anybody speak English?

今日、面白いものを見つけた。

B'zが大好きで、歌詞は全てバッチリ・・・という身にとっては、どんな内容なのか気になる。
歌詞をそのまま英訳しているのだろうか・・・。

英語に興味を持つきっかけとして、こういった自分のお気に入りから入っていくのは、とてもいいと思う。

と、同時に言語習得が目的ならば、遠回りのような気もする。
どういうことかと言うと、学校の勉強にも言えることなのかもしれないけれど、日本語から英語に訳すという作業をしてしまうクセが付いてしまうということ。

例えば車だったら、「車」→「Car」ではなく、見た瞬間に「Car」として認識できた方がいいわけで・・・。

日本語の曖昧さ、表現の豊かさなど言語の違いもあるので、訳すという作業はいらないような気がする。

例えば「determination」
日本語だったら、決心、決意、決定といった訳が出てくるのかなと思う。

ただこれを使っている場面に接すると、「断固たる」決意、「確固たる」決意・・・と、もう少し重みがあるような印象を持っている。

うまく伝わったかどうかわからないけれど、日常生活やビジネスの場面において、英語から日本語へ、日本語から英語へ・・・と訳す状況はほとんどない。

つまり、この例でいくと、「determination」を使う場面をたくさん知っていればいいわけで、その日本語訳が「決心、決意」であるということは知らなくてもいい。

仮に日本語訳を知っていたとしても、「断固たる、確固たる」と付けてしまいたくなるぐらいだから、頭の中で余計な日本語を考えるよりも、「determination」は「determination」として受け入れてしまった方が、コミュニケーションのやりとりはスムーズになる。

なので、必要ない作業に時間をかけるよりは、英語を使う状況に慣れた方が習得は早いのかなと思う。

ということを、もっと簡単に書いてみよう!!

システム的な発想だと・・・

データ入力(英語)→データ変換(日本語)→データ処理(日本語)→データ変換(英語)→データ出力(英語)

データ入力(英語)→データ処理(英語)→データ出力(英語)

ほら、後者の方が圧倒的に早いでしょ。
会話などのコミュニケーションならなおさらでしょ。

こんな感じだろうか・・・。

ということで、学校では英文を日本語に訳させるけど、そんなことより本を声に出させて、キレイな発音で読めるようにさせて、読書感想文を英語で書かせた方が、よっぽど実用的かなと。

これがベストな勉強方法かどうかはともかく、少なくとも現行よりはベターなような気がする。

ということを、久しぶりに仕事仲間であるシンガポール人の方とお会いしたせいもあって、書いてしまいました。(この手の内容は、不必要に敵を作ってしまうので、書かないんだけど・・・。)

彼女は、バイリンガルを飛び越えトリリンガル・・・ではなくて、4ヶ国語を話すことができる。
(この場合はなんて言うんだろう?クアトロリンガル?)

こっちも対抗して、日本語、名古屋弁、三重弁と、あと1つ覚えて・・・。

と、その前にこれを買ってリラックスしよう。
B'z オルゴール作品集

2006/04/22

自転車ドロボー

♪♪

鼻歌交じりに自宅に帰る途中、前方に警察官の方が自転車を乗っているのが見えた。

「もしかすると、いつも声をかけられる○○さんかも。」

と、今や知り合いの関係。(笑)

が、残念ながら今回は別の方だった。
ということで、警察官の方の横を通ってしばらくすると・・・。

突然後ろから、声をかけられる。

実は、これがとてもビックリする。
自転車に乗って、音楽を聴きながら・・・なので、後ろから人に声をかけられるとビックリする。

その声をかけてきたのが、先ほどの警察官の方。

おそらくこちらが抜いた後、相当頑張って追いついたのだろう、ちょっと息があがっている。

そして、声をかけられた理由はいつもの自転車盗難。

登録確認のため15分足止めされるのは、ちょっと・・・ということで、例によって説明。

・2ヶ月に1回のペースで声をかけられること。
・通算4回。
・前回は、××交番の○○さんだったこと。
・千駄ヶ谷に防犯登録されていること。

などなど、この手の説明は言い訳がましくて、個人的にはしたくないんだけれど、時間が惜しくて、してしまう。

そして、説明をすると相手も理解を示してくれる。

で、「そのまま行っていいよ」となればいいんだけれど、「なぜ自分が声をかけたのか?」という説明を聞かなければならない。

個人的には気にしていないので、すぐ解放してもらった方がよっぽどいいのだが、向こうの立場を考えると、その理由を説明したい気持ちもわかる。

もし説明しないと、自分が一市民に対して迷惑をかけたことになってしまうから、声をかけたのは当然だという理由を、声をかけた市民に理解してもらわないといけない。

なので、一通りその説明を聞いて「ご苦労様です。」ということで、家路に・・・。

次回に声をかけられた時に、相手の説明を聞かなくてもいい説明の仕方を考えておこう。(笑)

2006/04/21

ABeam Consulting アビーム・コンサルティング応援企画 その3?

調子にのって第3弾。(笑)

ということで、調子にのって・・・というよりもつくづく「1を言わずして、10が出来ている。」ということはスゴイと痛感してしまった。

「1を言って、10を知る。」だけでもスゴイ。
「1を言わずして、10を知る。」は、本当にスゴイ。
「1を言わずして、10が出来ている。」は、もうありえない。

サッカーで例えるならば、2006年7月9日ベルリンにて、試合前、試合に向けてアップをしている時に、「今日の相手は、メチャクチャ強いなあ。どうやって点を取ろう?」

「厳しい試合になりそうだけど、相手の左サイドの裏のスペースが使えそうだから・・・。」

「ちょっとここら辺は事前に確認しておかないと・・・。」と思ってチームメートに話をしようとすると・・・。

「試合なら終わっているよ。5-0で完勝。」

「えーっ!!」

「得点は、相手の左サイドの裏のスペースが使えそうだったから、そこを突いて・・・。」

「そう。それなんだよね。」、「まさにオレが考えていたことだよ!!」

ということが、非常に多い。


そして、次に出てくるのが、「で、それを踏まえてなんだけど・・・」と次の具体的なアクションについての話。

ゴールに一歩一歩確実に進んでいることがわかる話が、出来るのは非常に心地よい。

ということで、最近、ちょっとそのスピード感にハマっています。
ジェットコースターに乗った時の爽快感と同じくらい、心地よいスピード感。

いやー、仕事はホント楽しい。

と、このように書くと、元内輪同士でやっているだけじゃないの?と思われてしまうのだが、他の方達とも同じことが実現できると思っている。

なぜならば、実現できている理由が、仕事におけるベーシックの部分をお互い共有し、実践しているだけだから。

「デロイト(アビーム)の独自ノウハウを駆使して・・・」という話ではないので、誰でも実践可能。

ということで、他の方達とも実際、こういった現象は起きています。

元内輪だけでなく、一緒に仕事をする方々と共有できるから、なお楽しい。
仕事の醍醐味のひとつです。

2006/04/20

怖いもの

実は帰り道であることに気が付いた。

気分転換も兼ねて、帰り道をコロコロ変えているのだが、青山墓地の真ん中を、深夜に1人で自転車で走っているって、よくよく考えてみたら人によっては物凄く怖い状況なのではないだろうか・・・と。

そこを鼻歌交じりに進んでいるんだから、自分で言うのもなんだけど鈍いというか・・・。

墓地の真ん中を走るより、赤信号でも平気で突っ込んでくるタクシーの方がよっぽど怖いし、身の危険を感じる。

ということで、全然気にならないのだが、実はお化け屋敷やキモ試しが大の苦手。

なぜ苦手かと言うと、怖いものは全くないのだが、とても疲れてしまうから・・・。

同伴者と一緒に歩いていると、突然悲鳴をあげる。

「あそこからお化けが出てくるな。わかりやすいなぁ。これじゃ驚かないよ。」と思っていたら、「きゃーっ。」

ちょっと風が吹いて、木々がざわついただけで、「きゃーっ。」

この想像していないタイミングで悲鳴をあげられると、こちらもとてもビックリしてしまう。

で、ビックリしたくないもんだから、あらゆる「ありえないタイミングでの悲鳴」を想定して、あんな状況、こんな状況と頭がフル回転。

なので、ゴールになると、グッタリしてしまう。

正直、お化けの出るタイミングは、想像しやすいので疲れない。
同伴者のありえないタイミングは、ホント大変。

つねられたり、叩かれるぐらいは大したことはないのかなと・・・。

以前、一度もお化けが出ることなく、ゴールまでたどり着いてしまったお化け屋敷は、「まだか。まだか。」となってしまったけど、きちんとお化けが出てくるところは、怖くない。

そして、切ないのは頭をフル回転しているので、顔が結構マジであること。

こんなん大したことないよ。
全然怖くないよ。

と、振舞いたいのに、顔がマジなもんだから、周りからはそうは見られない。
しかも出てきたら、グッタリしているし・・・。

ということで、そんな誤解を受けるのはイヤだ。ということで苦手です。

と一通り書いてみたけれど、全ては学生の時の話。
思い出話を書くのは、たまにはいいのかなぁ?

一応、非日常の日々を綴る絵日記なのですが・・・。

2006/04/19

ABeam Consulting アビーム・コンサルティング応援企画 その2?

こんなことを書くと、「本当にそう思っているの?」と怪しまれてしまうかもしれないけれど、本音と言うことで。

学生の方が、就職活動を頑張っている時期なので、宣伝っぽくなってしまうのがツライところなのだが、最近デロイト出身者(アビーム出身者)の方に、いろいろとお世話になっています。

で、正直な感想。
ホント、感謝してもしきれないくらい助かっています。

そして「さすが・・・。」と、唸ってしまうのが、みんな「1を言わずして10が出来ている。」という状態。
ゴール(目的)がハッキリしていると、そこまで到達するのが本当に早い。

誰か1人がそうだったら、その人の特徴なのかもしれないけれど、本当みんながみんな早い。

こんな環境で仕事をしていたら、そりゃ誰だって伸びる・・・と思ってしまった。

で、おそらく自分が大きな財産を持っているのも、こうした環境に身を置くことが出来たからこそ。

そう考えると、感謝してもしきれない。
改めて、一緒に仕事をしてきた人達に感謝してしまう。

ということで、最近、またあのメンバーで何かやってみたい・・・という気持ちもあったりする。

しかし、コンサルティング会社というか、プロジェクトという仕事の宿命なのだが、同じメンバーで仕事をすることは、ほとんどない。

プロジェクトは、「必ず終わりがある」ため、プロジェクトは解散となる。
だからこそ、お客様とチームメンバーとは、一瞬一瞬を大切にしなくては・・・。

2006/04/18

短時間で頭スッキリ!!究極の睡眠方法

何やら過激なタイトルを付けてしまったけれど、最近ちょっと試したいような、試したくないような睡眠方法を見つけてしまった。

基本的には、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを考慮して、睡眠時間は90分を1セットと考えている。
つまり、寝る時は、何セット取れるか・・・ということで、いつも睡眠時間のスケジュールを立てている。

大体、3セットの4時間30分、もしくは4セットの6時間というのが標準なのだが、たまーに2セットなんてこともある。

で、2セットで起きると、眠りのサイクルが浅い時に目を覚ますので、どんよりとした頭の重さはないんだけど、「なんか寝足りないなあ?。」という気持ちになってしまう。

ということで、ここからが究極の睡眠方法。

1セット、2セットで寝る時は、「ちょっと休憩しよう!!」と思って寝る。
すると・・・、「ちょっと休憩するのに、3時間も寝れた。ラッキー。」という気分で起きることができる。

普通休憩と言うと、1時間も取れれば充分なのだが、それが3時間。
何てラッキーなんだ・・・という子供だましなのだが、実際、気分はすこぶるいい。

とは言え、これの危険なところは、体に「完全に休め」という指令ではなく、「ちょっと休め」と指令していること。

疲労が完全に抜けているかと言うと甚だ怪しい。

過去の経験を紐解けば、こういった状態を3ヶ月続けると、4ヶ月目から疲労が抜けなくなる。
なので、3日ほど完全休養日が必要となってくる。

世の中は上手く出来ていて、4ヶ月目にそれぞれGW、夏休み、年末年始があるので、1年間問題なく過ごすことが出来る。

で、今回、この考え方で4ヶ月試したらどうなるだろう・・・と、思っているんだけど、正直疲労が抜けなかったらどうしよう・・・とも思ってしまう。

こうやって書くと、いかにも「大変そう」、「忙しそう」という印象を与えてしまうんだけど、そういった意味ではないです。

単純にこうやって考えれば、睡眠時間を短くすることができそうな気がする・・・、1日21時間ぐらい起きていられそうな気がする・・・という仮説と、その仮説を元にちょっと試してみた実験の結果からきています。

ということで、単発の実験では効果の程は実証されたと・・・。

で、その期間を伸ばして確実なものにするかどうかでお悩み中。
4ヶ月でもいけることがわかれば、結構大きいだけに・・・。

こんなことを書くと、また余計な心配をかけてしまうのだけれど、心配してくださる方々へ、お心遣い誠にありがとうございます。

とても感謝しています。

体がとても健康なので、こうしたちょっと無理したことをしてしまいます。
体は至って健康ですので、ご安心ください。

健康診断を受けると、軒並み素晴らしい数値が出てくるので、健康そのもの。
体重は全く変わらないし、(食後の胃袋に入っているものの重さ程度の変化)、一応腹筋割れていますので、ご安心を。(あまり関係ない!?)

2006/04/17

検索技術

結果には必ず原因がある。

そして、原因の特徴は「必ず結果の前にある」ということ。(当たり前ですが・・・。)

ということで、望ましい結果が得られていない時に、その原因を知りたかったら、過去に遡ればいい。

この遡る時に、全てを細かく見ていくと時間がかかってしょうがないから、まずは全体像を把握。
そして、それを少しずつ細かく切り分けながら、原因を突き詰めていく。

何かを覚えたり、勉強をする時もそうなのだが、まずは全体像を把握した後に、細かい話を詰めていった方が効率がいい。

ということは、ここでわざわざ言わなくても、何となくわかっていただけるかな・・・と。

で、面白いなあと思うのは検索エンジン。

例えば、グーグルで検索した時に理想的な検索結果とは何だろう?

それは、「自分が望んだ結果が1件だけ出てくる」と、いうこと。

比較をしないで、1件だけ出す・・・となると、こちらも望んだ結果の詳細なイメージを持っていなければならない。

ということで、グーグルを使用する時は、初めはできるだけ細かく、そして見つからなかったら、少しずつ条件を緩やかにしながら、検索結果を見ていく。

条件があやふやだと、該当件数が多すぎて、閲覧に時間がかかってしょうがない。

検索エンジンというと、イメージが分かりにくい方は、賃貸マンションを探す時をイメージしていただければ。

検索の窓に、こちらが望む条件を全て書く。
見つからなかったら、少しずつ緩やかに・・・という流れ。

と、ここで面白いのは、検索をしているのだから、原因結果の話で言えば、原因がよくわかっていない状態。
にも関わらず、検索結果がたくさん出てきてしまうのを防ぐために、検索エンジンを使用する時は、始めからある程度その「原因」を求めているということ。

全体像から絞り込んでいくアプローチと全くの正反対。

なので、ある程度の仮説設定能力が、検索エンジンの使いこなしにでてくるかなあと思う。

とは言え、普段の生活では、「全体像 ⇒ 詳細」という流れが自然なのに、「詳細 ⇒ 全体像」を求める検索エンジンは、疲れるなあ・・・。

ということで、漠然とした検索に対して、それをうまく切り分けられる検索結果が出せたら面白いなあと思った。

例えば、「サッカー」と入力したら、「観る」、「プレーする」で分かれたり、「料理」と入力したら、「和風」、「洋風」、「中華」で分かれていたり・・・。

なんてことを考えたのだが、世の中は広い。

そんなコンセプトの検索エンジンがあった。
mooter

というか、以前から知っていた。(笑)
決して、このオチにつなげるために無理やり作った話ではありません。

2006/04/16

世界最速の意思決定

自分で信じたことをやって失敗しても後悔はしない。

むしろそれをやらなかったことを後悔する。
成功を信じていないのにやった場合も後悔する。

ということで、「思考が理詰めになってきたら要注意」
(この言葉の意味が知りたい方は、堀内さんのコンセプトノートをお読みください。)
160. 理詰めの決断が失敗する理由


ここに書かれていることは、物凄く共感できる。

意思決定の場面で、最も大切なことは「何を選ぶか」ではなく、「どのような心境で選ぶか」。
そして、どんなに時間をかけて検討しても、どちらに転ぶか分からない時は、早く動いた方がよい。

ということで、「世界最速の意思決定者」になるべく動き始めました。

詳細は追ってご報告するとして、”世界最速”を実現するためには、いろいろとやらねばならないことが・・・。

2006/04/15

Prediction

大人買いをしていたメモ帳だが、遂に(というより、やっと・・・)ライバル商品が発売された。
アイディアを逃さないポケットメモ帳のススメ


ライバル商品は、ポストイットのこれ。
Post-it Style Card-Note

やっと出てきた・・・。
個人的には、5年ほど遅いのですが・・・。

ということで、弊社のビジネスもそうだが、こういったものが「新しいもの」ではなく、「当然のもの」として受け入れられるようになれば、世の中がさらに楽しくなると思う・・・。

弊社も「新しい働き方をしていますね。」と言われたり、よく「新しい働き方を探しているんです。」、「教えてください。」と言われる。

あまりにもその声が多いので、簡単にまとめました。
新しい働き方

これを見れば、新しい働き方がわかります。

ここで伝えている内容は起業以来、一貫しているのだが、2005年時点で、ここまでハッキリ言い切っているとは・・・って、将来言われてしまうのだろうか・・・。

というのは、ともかく、将来どういった働き方が主流となるのか、しっかりと把握しています。
そして、それに合わせていろいろとやっていたりする。

おそらく今回のやつも、「Web1.0な働き方」と「Web2.0な働き方」と言いながら説明したら、興味を持ってもらいやすいかなと思っていたり。

と、それっぽいことを書いてしまったのだが、そんなことよりやりたかったのは、Web上でのプレゼン表示。

最近のWebアプリって、スゴイ。
簡単にスライドショーを作成して、こうやって発表できるんだから・・・。

2006/04/14

傘のデザイン

今日は、知らない間に雨が降っていた・・・。

ということで傘を差しながら、家路につく。

そんな時、いつも考えるのは、「傘のデザイン、何とかならんか?」ということ。

実はお気に入りの傘がなくて、ずっと探し続けている。
で、1つ見つかったのだが、買おうとしてビックリ。

お値段が70,000円。

買おうかどうか、しばし悩んだのだが、結局買わなかった。

本当に気に入ったのならば、買っているのだが、なぜ悩んだのか?

それが、傘のデザイン。

何で円形なんだろう?
しかも、その円形のサイズが中途半端なような気がするのは、自分だけだろうか?

上空から見た場合、人は歩くから必ず足が円形からはみ出る。
そして、手を振るからカバンが濡れる。
背負っても濡れる。

右手に持ったら、左側が濡れる。(もちろん荷物は、左手だから、さらに濡れる。)

1人だったらまだしも、2人だったら確実に濡れる。
(それとも、「男性としてそれは当然でしょ?」と言う声もあったりするのだろうか・・・。)

と、徒然なるままに書いてしまったのだが、要は濡れるってこと。
傘は、雨風をしのぐために差すんだから、ちゃんと仕事していないんじゃないの、仕事甘いんじゃないの・・・と、思ってしまう。

でも、「デザインの力で何とかできるんじゃないの?」って思っていたりする。

例えば、長方形にして、大股で歩いても大丈夫にするとか・・・。
そうしたら、それを横にすると、すれ違うのが大変だから、取っ手を工夫して必ず進行方向が長くなるようにするとか・・・。

先端を工夫して、滴がそこからだけ落ちるように集中させるとか・・・。

でも、それは見た目が美しくないから、ここをこうして、ああして・・・と頭の中でいろいろと描いていたりする。

そこで傘職人さんなんかがいれば、作成をお願いしちゃいそう。
っていうか、作って欲しいので、傘職人の方はご連絡ください。

濡れるのがイヤだ!!っていうのもあるんだけれども、仕事のこだわりというか、ユーザーの立場を考えたこだわりというか、細部の詰めの部分で、何かこう満足できないところがあって、それを使っている自分が許せないような気がして・・・。

うーん、結構、ワガママな所が出ている。

たぶん電車に乗るのがイヤで、こんなところで八つ当たりしているのかと。
実際、シンプルに美しく突き詰めた結果が、今の形なのかもしれないし・・・。

ということで傘は、もうすぐやってくる誕生日に、プレゼントとして誰かに買ってもらおう。(笑)

2006/04/13

PDF本出版

とっても気になる会社である37signalsがPDF本を出版している。
Getting Real PDF book

で、このエントリをご覧になればわかる通り、30日で$120,000。
とても順調。

本の目次を見ると気になる所がたくさんあり、購入しようか悩み中。
以前彼らが書いた本は既に読んだのだが、内容は間違いないだけに・・・。

PDFはツライから、書籍にしてくれないかなぁと思ってみたり。

ということで、くだらないことを考えてみる。
例えば、PDF本を出すとしたら、どんなものがいいだろう?

タイトルは「起業をして、すぐに取材を受ける方法」

取材を受けるのは、簡単です。
○○○○を押さえるだけで、すぐに受けることができます。

では、○○○○とは?

なんてことを書いてみたり。

ちなみに、答えは「トレンド」です。
ただ、メディアのトレンドと、実際のトレンドには若干のズレがあります。

0.5歩先のトレンド
0歩のトレンド
0.5歩遅れのトレンド
1歩遅れのトレンド

ザックリ書くと、大体4つぐらいに分かれていて、それぞれで行うアクションとその効果について、弊社の具体的な事例を元に説明します。

後はそれぞれのトレンドにあった媒体を選べば大丈夫。
あなたもメディアに出ることができます。


なんて、相当いい加減なことを書いてみたけれど、ちょっとそれっぽい。
テレビは全く観ないからわからないんだけど、4つのトレンドに分けることは簡単にできそう。

アクションや考え方、その効果なんかは具体的事例に即して説明できそうだし、ホントそれっぽい。

15分でちょっとブログを書く前に考えてみよう!!

ということでお題を出せば、こんな感じで商品っぽいものはすぐ出てくる。

とは言え、お客様の立場になって考えて・・・ではないので。
購買フローやら何やら検討することはたくさん。

なので、実際はもっと精緻に進めていくわけだけど、頭のちょっとした運動にはいいネタです。
オススメです。

2006/04/12

名刺の扱い

夜22時30分を過ぎた辺りだろうか・・・。

弊社に突然、来訪者が来てビックリ。

ということで、ご挨拶をさせていただき、名刺交換をする。
話が終わって、お帰りになられた後、ちょっと振り返ると、面白いことに気が付いた。

それは、自分が名刺を胸に抱えていたこと。

立ちながら話をしていたのだが、ずっと名刺を胸に抱えていた。(と思う。)
なぜ、こんな行動をしていたのだろう?と考えてみると、思い当たるフシがあった。

それは、相手の話をお伺いしたいなあ。自分の話ばっかりで申し訳ないなあと思っていたこと。

その思いが行動に出ているような気がする。
(もしかすると、こじ付けかもしれないけれど。)

そして、名刺は相手の顔でもあるわけだから、できるだけ大切にしたいと思っているけれど、それも影響しているのかな。

ということで、胸に抱えていたわけだけれど、これだけ読むと、自分が物凄く善人に見える。(笑)

そんなちょっと善人ぶったところを見せたくなる所は、まだまだ甘いような気もする。

毎日書いていると、「自分をどう見せたいか?」というテーマがどうしても出てくる。
それを、もう1人の自分が考えていて、あれやこれやと言うから、悩んでしまう。

だからこそ、どんなに長引いても、砂時計で15分きっかりに終了させる。

目指すところは、善人か悪人かは、読んでくれた方に判断してもらって、こちらは淡々と行ったこと、考えたことを書くだけがいい。

でも、物事はどちらにでも解釈できるから、どうしても善人寄りになってしまう。

なので、このブログを読む時にはご注意を。
善人のフリをしながら書いている人が、ここにいます。

2006/04/11

一生の宝物

寝るタイミングを失ってしまい、かれこれ50時間以上起きている。

いい加減、体を休めねばと思いつつ、意外と元気だったりするので、ビックリ。
でも、後からどっとくるんだよなあというのがわかっているので、あまり無理をしないで行きたい所。

ということで、今日は軽めの話題で行こう!!
(何とも強引なフリだ。)

面白いから見て・・・と言われ、読んでみた「眞鍋かをりのココだけの話」。
根無し草

メチャクチャ面白い。
いや、ホント、男性の台詞の意味がわかんない。(笑)

ということで、楽しませてもらいました。

これを読んでいる時に、

「オレの子供を、お前の一生の宝物にしてみないか?」

という口説き文句を言っている友達を思い出しました。

2006/04/10

刺激を与え合う関係

弊社のサイトに行ったことがある方ならお分かりかもしれないが、日刊で仕事に関するメルマガを書いている。
新井誠の「I'm プレジデント」

自分で言うのも何なのだが、このメルマガの評判がいい。
(読者数もいつの間にか4,000名を突破しました。)

そのメルマガで、弊社が開発している新商品について、アンケートにご回答いただける方の募集を行った。
そして、募集に応募してくださった方に今週末、アンケートを行った。

個人が特定されると、答えにくいだろうと思い、回答用のWebサイトを用意してお願いをした。

その回答が集まってきたのだが、回答を見ると、実名を記載して回答してくださった方がたくさんいた。
しかもコメント欄は任意なのだが、みんな多くの建設的なご意見をくださり、とても参考になった。

メルマガ上で、「仕事では批判ではなく、目標を実現するために、建設的な案を出すといいですよ」みたいな内容を書いていたりするのだが、まさにそんな感じ。

それがきちんと出来ているんだから、このメルマガを読む必要なんてないんじゃないの?と思ってしまうのだが、メルマガの読者の方は、ホント、問題意識が高く、やる気がとてもある方達ばかりのような気がする。

そんな方達に読んでいただいているので、とても感謝していると共に、もっと頑張らねばとやる気が一層出てくる。

普段、そのような関係は、一緒に仕事をする人達と築いていたりするのだが、メルマガという1つの媒体を通しても実現できるんだから、情報発信の力ってスゴイなあと思う。

「三人寄らば文殊の知恵」と言われているけれど、情報発信をすればその数がメチャクチャ多い。

今回、頂いた回答は、ホント気付かされることばかり。
自分ひとりでは絶対、分からなかったことです。

感謝しています。ありがとうございます。

2006/04/09

新学期に思うこと!?

4月と言えば新学期。
ということで、桜が満開な中、校門をくぐるあの頃を思い出す・・・。

誰でも入学式や入社式など、これから頑張るぞ・・・と期待に胸を膨らませていた時のことをよく覚えているのかなと思いつつ、自分がそのことを全く覚えていないことに気が付いた。

確かに入学式は全て参加しているはず・・・。
入社式は何となく覚えているような、いないような・・・。

遠い記憶の中・・・。

ということで、昨日、都内にある実家に帰ったのだが、団地には桜がたくさん咲いていて、桜吹雪が舞っていた。

桜吹雪が舞う団地って、スゴイと思った。
そして、中学、高校、大学とこの街に住んでいて、そんなことに全く気が付いていなかった。

桜は綺麗で、好きな花です。

で、面白いのは、3年前に建て直して、全く新しい家に変わってしまった実家は、自分にとって思い出が全くないので、「ただいま」ではなく、「おじゃまします」

あなたには、「ただいま」と言える家はありますか?

「ただいま」と言える家があるというのは、とても素敵なことです。
なぜならば、自分が戻れる場所があるから。
自分のことを待っていてくれる人達がいるから。

普段、何気なく発していて気が付いていないかもしれませんが、「ただいま」が言えない立場からすると、それはとても幸せなことです。

自分はそれが言えなくて、とてもツライです。

だからこそ、「ただいま」が言える幸せを、少しでもいいので噛み締めてください。
自分のことを待っていてくれる相手に感謝してください。

こんなことを言えば、自分に共感してもらいつつ、読み手が気付いていない幸せを掘り起こしてあげることができる。

マーケティング用語では、エモーショナル何とかと言って、非常に効果的です。
なので、自分をブランド化するには抜群です!!

ということが、どっかの本か、コンサルタントと称する方達が言いそうだなと、思った。

で、個人的には、「ただいま」が言えなくて、「帰る家がない」、「待っていてくれる人がいない」だとかで、相手に共感をしてもらおうという気は全くない。

正直、そんなことはどうでもよくって、両親が元気だったらそれで問題ない。
顔を見せるだけだけど、それが少しでも親孝行に繋がればそれでいいと思う。

ということで、自分ブランド構築の機会を逃してしまい、残念。(笑)

それとも、相手に共感を得てもらうために、チャンスは逃さず自分を演出した方がいいのか?
正直、演出をするほど、自分は演技がうまくないし、思ったことはそのまま出してしまう方なので、いずれバレる。

だからやめた方がいいと思っているんだけど、他の社長さんやブランド構築のプロは、どう思うんだろう?
ちょっと聞いてみたい気がする。

2006/04/08

バルセロナチェアに座りながら思考する。

数多くある大好きなイスの1つ、バルセロナチェア

今日は、このイスを製作した建築家のミース・ファン・デル・ローエの2つの言葉について考えていた。

「God is in the details」
「Less is more」

シンプルは美しい。
世の中をシンプルに考える。

昨日の夕飯にそんな話になったのだが、この2つの言葉にどこまでこだわるか・・・。
そして、"Less is bore”とロバート・ベンチュリに言われないように、いかに楽しくするか・・・。

個人的に思うことは、「Less is more」にした時は、相手によってmoreが大きく変わるということ。

いろいろな機能を付けて、活気を出すのも1つの方法だけれど、本質的に必要な機能だけを絞りに絞り込んで・・・となると、使い手の想像力にかかってきたりする。

そういった意味で初心者向きでもあるし、上級者向きとも言える。

つまり、初心者には、シンプルに本質的な機能を使ってもらい、上級者には想像力を働かせてもらってさらなる活用を・・・。

ここが「Less is more」のスゴイところ。

ということで、先月より販売中止中の15分砂時計。

「God is in the details」
「Less is more」

細部に神が宿っている・・・というのは、言うまでもないところ。
職人さんの匠の世界の結晶。

正直、その仕事ぶりに感動しています。

そして、シンプルな使い方だけど、仕事の生産性を上げるには抜群。

もうすぐ販売開始いたしますので、お楽しみに。

2006/04/07

アカデミーヒルズにて思う

アカデミーヒルズにいる時のある一コマ。

ちょっと仕事に疲れたので休憩。
ということで、周りを見渡してみる。

昔は、全然人がいなくて座席は選びたい放題。
それが今や満席。

値段も、この4月から大幅値上げしたにも関わらず、その勢いはさらに加速している!?

と、ここで面白いことに気が付いた。
それは、周りにいる人達が使っているPC。

thinkpadとパナソニックのLet's noteが主流なのは、とっても納得なのだが、その2強に割って入っているメーカーが・・・。

それはVaio。

客層というか、来ている人達の雰囲気というか、その人とPCを見ていくと、結構面白いグルーピングができる。

ちょっと切り口を変えて男女で見てみると・・・

男性・・・thinkpad
男性・女性・・・Let's note
女性・・・Vaio

ざっくりと分けるとこんな感じ。
実際、男性のVaioユーザーもいるのだが、女性の方が多かったので・・・。

Let's noteは、半々かな?
ノートPCとして、軽量かつ頑丈、長時間。
性能もデザインもいいし、これは納得。

後は、トラックポイントであれば、購入対象になるんだけど・・・。(笑)

で、愛しのthinkpadちゃんは圧倒的に男性。

以前、イベントでそれぞれが持参したPCが1人を除いて全員thinkpad Xシリーズという面白い状況があったのだが、PCとして使い倒す人達にとって、このPCが一番。(だと思いませんか?)

そして、自分はこれしか受け付けない体になっているのが心配。thinkpad中毒。
買う時に、あのメーカー、このメーカーと悩むことはないからいいんだけど、xシリーズのリリースタイミングで悩む。(笑)

こだわりと言えば聞こえはいいけれど、頑固とも言えるし・・・。

個人的な主張としては、生産性を突き詰めた結果です。

タッチパッドだとカーソルの移動がうまく出来ない。
そして、他のPCはキータッチのフィーリングが気持ち悪くて・・・。

生産性と言いながら、頑固な一面も出ているような気もする・・・。

2006/04/06

勝者のメンタリティーを極める

以前のブログで「できたらいいな」⇒「できる」⇒「できて当然」という「夢をスタート地点」にするための勝者のメンタリティーの話を書いたけれども、今日はそれをさらに考察。(笑)

別の心理的な側面から、この3つを考えると、
「夢見心地でふわふわ」⇒実現イメージがはっきりしてきて「ワクワク。ドキドキ。」⇒イメージの世界で一度実現してしまっているので「面白くも何ともない」

ざっくり書くとこんな感じ。

なので「できて当然」という時には、次の「ワクワク。ドキドキ。」を考えていないと、世の中面白くない。

で、これは1人の時だから別にいいんだけれど、仕事はチームで行う。

となると、モチベーションに繋がる「ワクワク。ドキドキ。」を見せるためには、計画段階から人を巻き込むのが良い・・・ということになる。

実際のタスクにまで落ちて、「できて当然」、「あとはそれをこなすのみ」となると、「やらされ感」が強くて面白くない。

というのが、仕事を創ることに喜びを見出している時。

実現するゴールが、「ワクワク。ドキドキ。」するものであれば、「できて当然」という段階で参画しても、全然大丈夫。

というか、ここで社外の方達と協業していくのが一番いいような気がする。

社内メンバーは、「できる」の段階でワクワク、ドキドキしつつ、「できて当然」の段階では、きちんとタスクを遂行し、協業する方達を刺激するような形で進めていくといいのではないだろうか・・・。

そんなことをしている間にこっちは新しい「できたらいいな」を見つけ、「できる」状態まで、持っていくと。

抽象的でどこまで伝わっているのか、全くわからないけれど・・・。

というか今回は、自分の整理が付けばそれでよしと思ってしまっているので、相手にわかるようにきちんと説明しようと考えていない!!

ごめんなさい。

よくわからない文章にお付き合いいただき、誠に感謝いたしております。
ありがとうございます。

追記)
ブログにアップされたのを読みかえして思ったこと。

実現するゴールで「ワクワク。ドキドキ。」するのと、モチベーションに繋がる「ワクワク。ドキドキ。」

イメージするものは、同じかもしれないけれど、その質はちょっと違うかなと思った。

前者は単純に描いたゴールで「ワクワク。ドキドキ。」するだけだけど、後者には、漠然としていたものが、具体的になって、何をすればよいのか見えてくるという、少しずつ形になっていく「ワクワク。ドキドキ。」もあるかなと。

2006/04/05

綺麗な桜

昨日は珍しくニュースをネタにしたブログを書いた。
というか初めてかもしれない。

なぜ、ニュースをネタにしたのか考えてみると、自分が消費者として全く興味がないから!?
とはいえ、世の中の話題にはね・・・ということで取り上げたのだろうか・・・。

真相は闇の中。(笑)

という冗談はさておき、オススメのWebサイトというか、応援しているサイト。
日本在住の外国人の方が日本を紹介するJAPAN HOPPER
JAPAN HOPPER

日本の良さが世界に向けて発信されるのは、もちろんのこと、わかりやすくて読みやすいので、英語の勉強にもいいかも。

日本在住の外国人ブロガーも募集しているみたいなので、ご興味がある方は・・・。
って、日本語で書いちゃだめなのかな?(笑)

それにしても、綺麗な桜を観たい。週末まで持つかな。

2006/04/04

ケータイのデザイン

遂にワンセグサービスが始まった。

私のことをよくご存知の方は、「普段全然ケータイを使わないヤツが何を言い出すんだ?」と思われるかもしれないが、こいつはちょっと面白い。

何が面白いのかと言うと、「双方向でデータのやりとりができる」ということ。

地上デジタル放送が開始された時に、何度も聞いたこのフレーズ。

特に面白くも何ともないじゃん。

と、思われるかもしれないが、コイツはケータイだから面白い。

よく考えてみると、テレビを観る時は完全に受身。
だから、わざわざ双方向のデータのやりとりをしようとは思わない。
(常にリモコンを持ちながらテレビを観ているならば別だけど。)

しかし、ケータイは、手に取ればわかるけど、スグにボタンが押せる状態。
むしろ、親指が早く押したくてたまらないぐらい準備がしっかり出来ている。

ということは、ここでちょっと背中を押せば・・・。

自宅のテレビではなかなか進まなかった双方向のやりとりがケータイでは加速する。

後は、個人認証と決済のインフラを整えて、安心かつ簡単にしてあげれば・・・。
考えれば考えるほど、ビジネスの匂いがしてくると思いませんか???

人は何かやりかけの状態だと、とても気持ちが悪いと思うらしい。

だから気が進まないことでも、とりあえず始めてしまえば最後までやってしまうことが多い。
(つまり、辞める勇気がそれだけ必要だと言うこと。)

この理屈で言えば、ケータイの持ち方というのは、まさにやり始めた状態。

今まで最大の壁だった所があっさりと解決している。

ということで、ワンセグには注目なのだが、ポイントはワンセグ対応のケータイのデザイン。

画面を回してボタンを隠してしまうと、ミニテレビとなってしまって全く意味がない。
ミニテレビ状態ではなく、メールをやる時と同じ様な状態で、テレビを見せなければならないのだが、残念ながらワンセグ対応のケータイは、ミニテレビになるものが多い。

ということで、活用を促進しないと、そのうち誰も観なくなって・・・余計な機能だからいらないよね・・・となって、結局うまくいかず・・・となりかねない。
(放送する側にとっては、新たな収益源や広告の確保を考えているはず。)

市場が立ち上がる時は、ユーザーに提案をしていかないといけない部分がある。
そのためにも、デザイン部分からフォローをしていくのも必要なのではないかと思う。

こういった時には、デザインは誰か1人強力なリーダーの下で進めていくのがいいとは思うんだけど、デザインの現場ってどうなっているのだろう???

今後、ミニテレビにならないワンセグ対応ケータイで溢れたら面白いと思う。

と、今回はどちらかというと事業者寄りの話を書いたけれど、本音はユーザーの立場を考えて・・・が基本です。

でも、1ユーザーになった瞬間に、ケータイっていらないよね・・・となってしまうので・・・。

2006/04/03

遅れてきたエイプリルフール

ホントは昨日エントリした方が良かったんだけど、スクープ映像です。
Googleが新しいサービスを始めました!!

Google rooms

今なら、ラリーペイジの部屋を見ることが出来ます・・・というナイスなネタ。

で、本当のサービスはコチラ。
Google Romance

個人的には、使用する前に、このガイドは必ず見て欲しい。
ガイド

さあ、期待に胸を膨らませつつ、お気に入りの写真を用意して、早速登録しよう!!

というのは冗談で、今回のネタは全てGoogleが行ったエイプリルフールです。
(日本も何かやったのかな?)

ちょっとしたこういう遊び心はいいよね。
きちんとしたサービスを提供できるからこそ。

2006/04/02

スパムメール

ここ3日ほどタイトルに番号を付けてみた。
今日はvol.285だから、285日連続投稿ということになる。

今はまだ3桁だけど、これが重なってくると、それなりになるのかな・・・ということで、3日ほど試しに付けただけで、今後はあまり表立って強調はしないつもりです。

とはいえ、地道に毎日コツコツと継続してやっていますという1つの証明にはなるのかなとは思う。
仕事もこのような感じでひとつずつ積み重ねていきます。


ということで、仕事に戻る。
で、メールを見るとたくさんある中にスパムメールが交じっている。
それは、そのまま即処分・・・なのだが、本日のスパムは、なぜだかわからないけど、たまたま目に付いて読んでしまった。

女性の80%は・・・(○○アンケートより)

というのはよくありがちな気がするが、面白かったのはここ。

(私アンケートより。10人)

自分で10人アンケートって、意味ないじゃん。
というツッコミで、こちらの興味を引く。

(おそらくここが目に付いたのかなと・・・。
「私アンケート」ってパッと見た時、文字の組み合わせとして違和感があるから、興味がない人のアイキャッチになるのかなと・・・。

もしそれを狙っていたとしたら、すごいかも。全く読む気がない人の気を引くために作った造語で、ここに引っ掛かってしまった人が約1名。)

で、この後も普通は、世間的に信用のあるものを持ち出して説明するのが王道なのに、私説によると・・・なんて言っていたりする。

例えば、女性と初めて会った時にどうすればいいのか説明する時に、「メラビアンの法則によると、人は見た目が・・・」と書けば、それっぽいのに「私説によると・・・」で始めている。

で、本当に面白いのはここから。

これだけいい加減なのに、言っていることがメチャクチャ真面目。

「自分の伝えたいことではなくて、相手が興味のあることを話題に。」
「自分ではなく、相手を中心に。」

みたいなことが書いてある。
コミュニケーションで大切なことを具体的状況を入れながら、分かりやすく説明している。

削りに削って、本当に大切なところだけを抽出している。

「私説によると・・・」といういい加減さと、その中身の品質に余りのギャップがあって、思わず唸ってしまった。

ということで、引き込まれてしまったのだが、かわいそうなのは、その後、本来期待しているURLのクリックに全く繋がっていない。(笑)

文章で伝える時の参考として、いい勉強になりました。
せっかくだから、残しておいてもいいのかなと今は思っていたりするのだけど、スパムメールとして処理をしてしまったので、完全に削除。

ということで、記憶の中から思い出しながら書いています。
そして、今後はスパムとして自動処分されてしまうので、二度とお会いすることができないのが残念です。

ここでちょっとした疑問。
日本語のスパムメールは、出会い系、アダルトが多くて、英語のスパムはクスリや金儲け、ソフトウェア(おそらく違法コピー)、ダイエットに関するものが多いような気がするのは、自分だけだろうか?

どちらも即処分なのだが、英語のスパムでたまにスパムとはわかりにくい非常に精巧なものがあったりする。
出会い系、アダルトは明らかに普段の自分の生活からかけ離れているので、親近感が全くないから、すぐわかる。

で、英語のスパムは、フィッシングメールということで、普段の生活に近い話から入ってくる。
(とはいえ、やっぱり引っ掛かりはしないんだけど。)

そういうことを考えると、日本のスパムのレベルはまだまだかな・・・。
と思ってしまうのだが、これだけ低いと思っているにも関わらず、それでも存在するということは、やるだけの価値があるから?

ということで、きちんとリターンを得ているのか、その実態が知りたいような・・・。

2006/04/01

Vol.284 愚かな自分

ブログで小難しいことを書いている時は、今の自分との決別。

結果を出すために、自分自身を変える必要があって、そのためブログに、考えていることを書くことで、変わろうとしている。

という意図と共に「あなただからできたんでしょ?」と言われないようにするために、自分の愚かな時を残しておきたい。

誰だって「真剣に」それを望んで行動に移せば、結果を残すことができるということを証明するために。
(表現が物凄くふわふわしているけれど、実際の中身はもっと具体的じゃないとね。)

たまに「今だから書けるけど、いずれこのネタは書けなくなるなぁ。」と思うことがあるけれど、それがまさに変わろうとしている瞬間。(そして、今日のエントリもそんな感じ。)

そんな自分との決別をしつつ、実は今まで多くの方達とも決別をしてきた。

例えば、夜遅くまで仕事をしていて朝晩の通勤にへとへとで疲れていることを話題にされた時に、「区内に引っ越せば?」と言うと、即座に「私には無理。」という返事が返ってくる。

この時の、自分の頭の中では、「せっかく、いい解決策があるのにもったいないなあ。」という思いと共に問題を乗り越えるのではなく、避けようというスタンスにちょっとテンションが下がる。

これだけで決めるわけではないけれど、同じ様なことが何度か重なると、うーん、深いお付き合いはないかなと・・・。

仕事であれば「なぜ無理だと思っているのか?」を掘り下げる。

この場合は、おそらく家賃(お金)の問題だと思うので、それを掘り下げていけばいいのだな・・・ということはわかるのだが、仕事ではないので、相手の考えを否定してまで掘り下げるようなことはしない。

自分が無理だと思っていることを、相手がやってみればと言うのだから、そこは「無理」と答えるのではなく、「どうやってやるの?」と質問した方が、問題解決に向かう。

そして、自分が抱えている問題というのは、本人にとっては重大なのだが、他人から見れば意外と小さくて解決できることが多い。(自分の中にしか解決策はないのだが・・・。)

ということが往々にしてあるので、自分の場合、できるだけ否定をしないで、なぜできるというのか、その理由と方法を聞こうと心がけている。

「こっちの事情も知らないで簡単に言うなよなぁ。」

という思いをぐっと堪え、聞いてみる。
おそらくその時の自分の表情は、煮えくり返っているのではないだろうか・・・。

ということで、ここはまだまだ修行をしていかなければいけないのだけれど、実は昔と違って進歩した所もあります。

それは、先ほどのテンションが下がって、お付き合いをしなくなるという話。
最近は、そんなことはなくなった。

なぜならば、それは自分の価値観を押し付けていることがわかったから。

自分は、このような状況の時に解決策を求める人としか付き合わないよ。
だから、その価値観に合わせてね。

と、これまでは押し付けていた。

けれども、これは1つの現象であって、世の中には実に多くの考え方を持った個性豊かな人達で溢れている。
そのひとり、ひとりの価値観を尊重しないで、自分の価値観に合わせろとは、何て傲慢なんだと。

でも、よく考えてみると、いろいろな価値観を共有できる組織の方が会社としても強いし、人生も楽しい。

ということで、今は、「それは無理。」と言われても、テンションが下がることはなくなった。
そして、以前よりも相手に注意を向け尊重できるようになったと思う。

まだまだ不充分だとは思うけど、相手の話や考えを聞くことは、新鮮な驚きと新たな興味が湧くので、とても楽しい。

最近は、その楽しさがどんどんわかるようになってきた。

今は、「去るものは追わず。来るものは拒まず。」
これをできるだけ徹底しています。

ということで、少々長くなってしまったけれど、今回の解決策の話。
「相手は、解決策を求めているんじゃなくて、ただ話を聞いて欲しかっただけなんだよ。」という声が女性陣からあがりそうな気がするけれど、そこは抜きにして、一般論として書きました。

現実は、男と女のどちらかしかいないんだから、そんな一般論じゃなくて・・・というツッコミはご遠慮ください。(笑)