2009/05/31

ビジネスパートナー募集!

先日、お客様のオフィスに行った所、新型インフルエンザ対策ということでマスクを渡され着用を求められました。

早速マスクを着用したのですが、鼻を出していて注意を受けました。

そこでマスクの付け方を教えてもらったのですが、今のマスクって凄いですね。
表裏があって、上の方にはバネがあって自分の鼻の形をつくることができます。

そして上下に伸ばすことによって鼻から口まで全体を覆い隠すように包み込むように着用できます。

上下に伸縮することも知らず、ただ口に当てていた状態だったので、付け方を教えてもらってマスクの凄さを痛感しました。

(うまく説明が出来ていないので、この写真を見て何となくイメージしていただければ。
マスクの写真

「これって一体いくらなんだろう?」という疑問と共に「マスクも新しくデザインされイノベーションが行われているんだなぁ」とひとしきり感動していました。

既存のモノでシンプルなものでもイノベーションの余地はたくさんあります。

ということで、これって面白い商売になるんじゃないか?と思った分野がひとつあります。

それは自転車の防犯登録のステッカー。

自転車を購入すると500円を支払って必ず登録しないといけません。
住所、氏名等を登録するので、自転車が自分のものであることを証明できます。

自転車防犯登録制度

防犯登録・・・と言いながら、効力を発揮しそうなのは、盗難された時の早期発見や放置自転車対策など、予防的な意味合いよりも、犯罪発生後の方が多いんじゃないか・・・と、思わずツッコミを入れたくなる(笑)制度なのですが、上記サイトにもあるステッカー、実はイノベーションの余地アリと踏んでいます。

どういうことかと言うと、自転車を盗難した人は当然、防犯登録に登録されている所有者と異なりますので、このステッカーを外そうとします。

より正確に言うと、全て外してしまうと登録されていない・・・と疑われてしまうので、登録番号などを削って、乗っているうちに自然と削れて読めなくなってしまった・・・という形にするようです。

これじゃあ制度が狙った目的を全く果たせていないじゃん・・・というツッコミが出てきそうですね。

おっしゃる通りです。

だからこそ、このステッカーをデザインしなおすことができるのではないかと思います。

ちなみに自転車協会によると、2007年の国内自転車保有台数は69,583,000台。
自転車協会統計データ

出典元はわかりませんが、平成16年度の自転車登録件数が780万件と書かれてあるニュースがあったり、エコから自転車が見直されているのを見ると、結構な数の自転車が登録されていると思われます。

仮に年間1,000万台とすると、500円の登録料で50億円。

シールをデザインしなおして100円で売ることができたら10億円ぐらいのビジネスかぁ・・・と。
仮に10円でも億単位ぐらいのビジネスにはなりそうです。

おみくじビジネスと同じでチリも積もれば山となる&一度納入すれば長い付き合いになりそう&商品サイクルが長い・・・などなど戦わずして勝つことができるビジネス分野なのではないかと思います。

ということで、シールをデザインしなおすアイディアや技術を持っている方はぜひお声がけください。

また、ビジネスチャンスを探している人は、このビジネスをぜひお勧めします。

追伸)
ちなみに私の自転車はステッカーがどこにあるかわかりにくい所に貼ってあります。
削られないようにするため・・・というよりも、ステッカーが目立つとカッコ悪いというのが主な理由です。

せっかくの愛車もステッカーで見た目が台無しになってしまいます。

ステッカーのデザインをしなおす・・・というのは、その辺も含めた解決策となりそうです。

これって新商品を考える頭のトレーニングにも抜群の題材です。

「デザインとは何か?」という本質をつかむには格好の素材なので、何かでっかいビジネスをやってやろうと思っていない方も考えてみると、自分の仕事力アップにつながるかもしれないです。

2009/05/25

とっておきの情報源を教えます

たまには小ネタでもいきましょう。

仕事を円滑に進めていくためには情報源があると便利ですよね。
今日は、そのうちの一つを紹介いたします。

情報源と言ってもいろいろありますよね。
本、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネット、人・・・。

私は仕事柄、様々な情報源にあたる必要性に迫られます。

その時に気を付けているのは、情報の信頼性や鮮度などですが、ホント情報源ってたくさんありますね。
多すぎで困るぐらいです。

・・・と、まぁしょうもない話はこれぐらいにして本題に入りましょう。

私は情報に困ったら、ある所に助けてもらうことにします。

それは、CIA(アメリカ中央情報局)です。

いったい、どんな仕事をしているんだ・・・と思われてしまいそうですね。(笑)

カラクリはこちらです。
The World Factbook

試しに「Select a Country or Location」でJapanを選択してみてください。
いろいろな情報がありますよね。

最終更新日も5月14日と、随時更新されていていい感じです。

例えば2008年現在、日本に飛行場っていくつあるか知っていますか?

そんな質問にもThe World Factbookは答えてくれます。(正解は175)


ちなみにこの数は世界で何番目でしょう?

こんな質問にもThe World Factbookは答えてくれます。(正解は36番目)

その他の数字も眺めているだけで、いろいろな発見があり楽しいです。
興味が湧いて、いろいろチェックしている間にどんどん時間が経ってしまうので、注意してくださいね。

2009/05/21

Windowsには戻れない病に罹る

新型インフルエンザが広がって、お会いする方達と「マスクが手に入らない」、「オフィス入り口でサーモグラフィー検査を受けた」など、話題が尽きないのですが、実は私もひとつ大きな病に罹っています。

今回はその病について書いてみます。
全くもって私事なので、時間がある方が息抜き程度に見ていただければと思います。

また最近「mac」、「todo」、「The Hit List」という検索キーワードでこちらにやってくる方も多いのですが、その方達の期待にも今回のネタは応えられないです。
申し訳ないです。

では、本題ですが、私は昨年末ごろにMacBookを購入して以来「もうWindowsには戻れない」状態になっています。
仕事でWindowsが必要なのにも関わらず、mac大好き人間になっちゃっています。

これって個人的にはすごい事です。

業務アプリがmac対応していない以上、Windowsを使い続けなければなりません。
最低限、要件を満たしていないものは使い物にはならないと考えるとmacに固執する理由はありません。

それにも関わらず、macにはまる。

なぜこのような状態になったのか?

個人的には「新しい手段を手に入れてアイディアが出やすくなった」のが原因だと考えています。

Windowsを使っていた時は、基本的にテキストベースの表現しか頭にありませんでした。
それがmacを手に入れると、音や映像などの手段があります。
(ちなみに、このブログは基本的にテキストオンリーですよね。完全にWindowsモードです。)

本質的に大切なことは、手段ではなくて、メッセージ(内容)です。
従って、手段の多様性でごまかしてしまうのは良くないのですが、メッセージがしっかり決まった時に、それを効果的に届ける手段がたくあんあるのは、とてもクリエイティブで安心します。(抽象的な表現でごめんなさいね。)

今まで結婚式でよく観る映像を「すごいなぁ。どうやって作るんだろう???」と思っていたのが、「こうやってやればいいのね。」と思うのはすごい変化です。

このような状態になると、普段の仕事でもいろいろと変化が出てきます。

例えばプレゼンテーション。
今まで、自分のパワポ資料はそれなりに悪くないと思っていたのですが、最近はイマイチだと感じています。
パワポだと、自分が表現したいことができないのです。

一方、macのオフィスツールKeynoteでは可能です。

この2つのツール、似ているようで大きな違いがあります。

メッセージを「伝える」のが、PowerPoint。
メッセージが「伝わる」のが、Keynote。

この違いは、かなり大きいです。

PowerPointが全く「伝わらない」とは言いません。
ただPowerPointの場合、出来る事が限られる。
結果として相手とお約束の型の世界が共有しやすいため「伝わる」ということが多いかな。

ちょっとアーティスト気質がある人には物足りません。

ここまで書いてきて気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、出来る事が限られるWindowsの世界は品質の標準化、平準化が進みやすいです。

共通言語というか、プロトコルが一緒なので、多少の品質を犠牲にしてもビジネスでスピード感を出すにはもってこいです。
従って、今後もmacがビジネスの場で主流になることはなく、Windowsの方がビジネスをしやすいのは間違いないと思います。
(一方、デザインやプログラミングではmacの方が便利ですよね。)

とはいえ感情を揺さぶるのは圧倒的にmacです。
ここにジレンマがあるのですが、感情を揺さぶられまくった結果、Appleにどんどん¥(&何気に$も)をつぎ込んじゃっています。

MacBookを買う際に試算したかかる費用より、今や2倍近く払っちゃっています。
2倍払った今も、欲しいものがどんどん出てきて、少しずつ手に入れちゃっている。

浪費家にならないように気を付けなければと思いながら、「払った分以上のリターンがあればいいんでしょ」とさらに突っ込んでいます。

では、最後にWindowsには戻れない病に罹ってしまった結果、かなりいやーな人になってしまったことを紹介します。

macは「速い」、「安い」、「うまい」。
Windowsは「遅い」、「高い」、「ダサい」。

これ、macを持っている方(&特にVistaユーザー)と話をすると共感が得られるのですが、macを知らない人にとってはかなりいやーな感じですよね。

「macを使っているオレって勝ち組」的なイヤらしさが出ちゃっているような気がします。
そんな状態でもWindowsには戻れないって言うのだから、凄い。

商売人として、この一連の流れは興味深いテーマなのですが、自分のことになると整理は大変ですね。

従って、心の声というか、リアリティのある言葉とか、そのような具体的なものを取り出しています。

そのような具体的なものから、普段の仕事に活かそうと。
例えばマネジメント層に「大切なのは、事業の選択と集中です。」と言うのではなく、「もし今から始めるとしたら、その事業を行いますか?」と質問できるような人になるには、この辺の具体的な心の動きがわかっていると良さそうな気がしています。

2009/05/17

【動画】新型インフルエンザから身を守る知っておきたい感染予防策

新型インフルエンザの感染者がジワリジワリと増えてきていますね。

自分で身を守ることができればやっておきたい所です。

なんてことを考えていたら、面白いサイトを見つけました。

新型インフルエンザから身を守る知っておきたい感染予防策

厚生労働省がyoutubeに動画チャンネルを設けています。
このようなところにも既に動画が進出しているんですね。

ちょっとびっくりしました。

さて、リンクをした感染予防策の動画ですが、残念なことに埋め込みができません。
(つまり当ブログ上で、そのまま観ることができません。)

このような情報は広く広めた方がよいと思うので、埋め込み可能にしてもいいのかなと思います。
そして動画時間が12分あるのですが、ちょっと長いかも。

この辺をコンパクトにして、ここはもっとこうした方がメッセージが伝わりやすいのでは・・・とか途中から余計なことを考えてしまいました。(笑)

週明けの月曜日、マスクをしている方達が増えるかもしれませんね。
手洗いうがいはしっかりやりたいと思います。

2009/05/16

大いに自慢してみる

すでにお付き合いのある会社や、私の周りの方達には見せる必要が全くないのですが、まだ直接お会いしたことがない方達のために、パブリシティという名の自慢でもしてみましょう。(笑)

個人的には「言葉ではなく行動で示す」ことを大切にしているので、この辺が苦手だったりするのですが、やってみましょう。

優良放送番組推進会議という所が面白いアンケート調査結果を出しています。

アンケート調査結果

37の報道番組を対象に、回答者が一覧から番組を適宜選んで「3/2/1/0/マイナス」の評価を行います。
面白いのが回答者で、キヤノン、セブン&アイ・ホールディングス、全日空、武田薬品、東京電力、トヨタ、NTT、日立、パナソニック、みずほ、三井物産などなど大手26社の会員企業の方達が回答者となっています。

会員企業

さぁ、そのような方達が答えたアンケート。
評価が高い番組はどこか?

平均点順位はこちら。

1位:ワールドビジネスサテライト(テレビ東京)
2位:クローズアップ現代(NHK)
3位:週刊こどもニュース(NHK)
4位:サンデーモーニング(TBS)
5位:ニュース7(NHK)

書かせていただいたのは上位5番組だけですが、全ランキングをみると面白いですね。
視聴率だけではわからない視聴者の声が聞こえてきそうです。

さて見事1位に輝いたワールドビジネスサテライトですが、こちらの番組で以前、弊社が取り上げられたことがあるんです。

ビジネスパーソンの方が評価している番組に取り上げてもらったことがある。

なかなかいいんじゃないですか!(笑)

と言いつつ、テレビで取り上げられるのは、対外的なメリットも当然ですが、内部的なメリットも大きいと思います。

誰もが知っているような会社に勤めているとわからないかもしれませんが、自分の会社が取り上げられるというのは、社員自身やその家族の方達にとって、プライドをくすぐるというか、ちょっと鼻が高くなる瞬間でもあります。

「パパ、頑張っているんだねー。」と、ちょっと認められた瞬間とでも言うのでしょうか・・・。
よし明日からもがんばるぞとモチベーションに繋がります。

従ってメディアに取り上げてもらうことは、とても嬉しいのですが、テレビ(というか映像)って恥ずかしいです。

ハイビジョンになって肌荒れやしわが・・・という冗談はさておき、インタビュー形式、取材形式だと緊張して眼や声が力弱そうだったり・・・なんてことがあります。

これってかえって逆効果なんじゃないの?とも思わなくもないですが、まぁ、こちらは時間が解決すると勝手に考えています。

それにしても今回のアンケート、ホント、面白いですね。
報道番組とのことでしたが、普段テレビを観ないので、どのような内容なのか全くわからない番組ばかりです。

とはいえ、個人的に反応した番組は「めざにゅー」です!

ヨーロッパサッカーの試合に合わせて起きると朝3時起き・・・なんてことがあるのですが、ハーフタイムにチャンネル遊びをしていると、この番組が放送されていたりします。

で、この番組は「おはようございます」って言わないのかな?

「これからお休みになられる方も、そしてお目覚の方も時刻は4時xx分になりました。」というフレーズが妙に記憶に残っています。(笑)

確かにこれからお休みになる方に「おはよう」はちょっと違和感があります。
視聴者の立場に立ってみると、このフレーズはなかなかいいんじゃないかなぁと思います。

何気ない一言なのですが、心遣いがある一言だなぁと朝からとても勉強になりました。

今月も27日にローマでチャンピオンズリーグ決勝が行われます。
試合開始は日本時間の早朝3時45分からです。

おそらく3時30分ぐらいからテレビ放送があると思いますので、朝早起きしてぜひサッカーと「めざにゅー」を楽しんでください・・・と、ここまで書いて気が付きました。

めざにゅーはフジテレビ、サッカー放送も(おそらく)フジテレビ。

となると「これからお休みになられる方も、そしてお目覚の方も時刻は4時xx分になりました。」は聞けないですね。

ごめんなさい。

2009/05/04

今日は何の日?

今日5月4日はみどりの日ですね。

個人的な都合でものすごーく申し訳ないですが、ニュースなどで「今日みどりの日は・・・」なんて聞くと、かなり違和感があります。

なぜならば・・・私は4月29日生まれだからです!

私の誕生日は、子供の頃は「天皇誕生日」と言われ、平成になると「みどりの日」になり、そして現在「昭和の日」となっています。

みどりの日が長かったせいか、昭和の日にまだ慣れていないせいか、今日5月4日に「みどりの日」と言われると、「自分の誕生日でもないのになぜ?」と変に反応してしまいます。

この違和感、ブランド管理のヒントになるかもしれないですね。
一貫性のあったものが変わると、かなり違和感を感じてしまいます。

「みどりの日=4月29日」の図式はなかなか崩せそうにありません。

ちなみに誕生日が祝日だと、こんなことが発生します。

会社を設立する際に、設立日を自分の誕生日にしようとしたら・・・。
お役所は当然お休みです。
土日も挟んだので、翌営業日である5月2日設立となりました。

婚姻届みたいに365日24時間OKにして、確認は後でも良いので、提出日を設立日にしても良さそうな・・・。
私はあまりこだわりはないのですが、人によっては縁起の良い日にしたい方もいると思います。

2009/05/03

ThinkPadが優秀な理由

ゴールデンウィーク真っ盛りですが、いかがお過ごしでしょうか?

私はしっかり休ませてもらっているのですが、私の仕事用PCであるThinkPadちゃんもお休みが欲しかったようです。

休み直前にバッテリーが壊れました。

それにしてもThinkPadちゃん、とても優秀です。

前回は年末の休みに入る直前に壊れる。
その前は夏休み直前に壊れる。

つまり休みの直前に壊れるので、休んでいる間に修理して戻ってこれるわけです。
(そもそも壊れるな・・・という議論もあるかもしれませんが。)

今回はバッテリーだったので、早速、今日購入して復活しました。

それにしてもホントに不景気なのでしょうか?

バッテリー以外にも買い物でバッグ、ズボン、シューズを購入しようとしたのですが・・・。

シューズ・・・自分のサイズは完売。
ズボン・・・自分のサイズは完売。
バッグ・・・国内の在庫は全て出てしまったので、海外から取り寄せ。

ということで、店頭で見ていいなぁと思ったものは、すべてありませんでした。。。

運が悪いのか、何なのか・・・。

しかもアパレルは売り切れると、そこで終わりというのが残念です。

流行に合わせたものはしょうがないですが、ある程度の定番モノは、出来上がるまで待つので作ってくれないかなぁと思ったり。

せっかく財布の紐が緩んだのに、消化不良ぎみです。(笑)

それにしてもお店の方は大変ですね。

ゴールデンウィークに働いているのもそうですが、私のように売り切れで買うことができなかったお客さんのフォローは大変だと思います。

代替案を提案するにしても、なかなか難しいですし、どうやっても消化不良を解消するのは・・・。

そんなことを思うと、在庫管理をどうするか、生産管理を、調達を・・・と、またしょーもないことばかりが頭を駆け巡りそうになったので、慌てて店を出ました。

東京は天気が良いので、外を出歩くのは楽しいです。