2006/04/09

新学期に思うこと!?

4月と言えば新学期。
ということで、桜が満開な中、校門をくぐるあの頃を思い出す・・・。

誰でも入学式や入社式など、これから頑張るぞ・・・と期待に胸を膨らませていた時のことをよく覚えているのかなと思いつつ、自分がそのことを全く覚えていないことに気が付いた。

確かに入学式は全て参加しているはず・・・。
入社式は何となく覚えているような、いないような・・・。

遠い記憶の中・・・。

ということで、昨日、都内にある実家に帰ったのだが、団地には桜がたくさん咲いていて、桜吹雪が舞っていた。

桜吹雪が舞う団地って、スゴイと思った。
そして、中学、高校、大学とこの街に住んでいて、そんなことに全く気が付いていなかった。

桜は綺麗で、好きな花です。

で、面白いのは、3年前に建て直して、全く新しい家に変わってしまった実家は、自分にとって思い出が全くないので、「ただいま」ではなく、「おじゃまします」

あなたには、「ただいま」と言える家はありますか?

「ただいま」と言える家があるというのは、とても素敵なことです。
なぜならば、自分が戻れる場所があるから。
自分のことを待っていてくれる人達がいるから。

普段、何気なく発していて気が付いていないかもしれませんが、「ただいま」が言えない立場からすると、それはとても幸せなことです。

自分はそれが言えなくて、とてもツライです。

だからこそ、「ただいま」が言える幸せを、少しでもいいので噛み締めてください。
自分のことを待っていてくれる相手に感謝してください。

こんなことを言えば、自分に共感してもらいつつ、読み手が気付いていない幸せを掘り起こしてあげることができる。

マーケティング用語では、エモーショナル何とかと言って、非常に効果的です。
なので、自分をブランド化するには抜群です!!

ということが、どっかの本か、コンサルタントと称する方達が言いそうだなと、思った。

で、個人的には、「ただいま」が言えなくて、「帰る家がない」、「待っていてくれる人がいない」だとかで、相手に共感をしてもらおうという気は全くない。

正直、そんなことはどうでもよくって、両親が元気だったらそれで問題ない。
顔を見せるだけだけど、それが少しでも親孝行に繋がればそれでいいと思う。

ということで、自分ブランド構築の機会を逃してしまい、残念。(笑)

それとも、相手に共感を得てもらうために、チャンスは逃さず自分を演出した方がいいのか?
正直、演出をするほど、自分は演技がうまくないし、思ったことはそのまま出してしまう方なので、いずれバレる。

だからやめた方がいいと思っているんだけど、他の社長さんやブランド構築のプロは、どう思うんだろう?
ちょっと聞いてみたい気がする。