2014/05/05

通勤地獄をなくすために伝えたいこと

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」を読みました。

個人的に共感する所があったので、雑感として書き残しておくことにします。
この本を読んでいて、まず思ったことは・・・

「インターネット革命の行き着く先として、通勤がなくなるかもしれないな。」

ということです。
リモートで仕事が出来る環境が整っており、わざわざツライ思いをして満員電車に乗ることもない。

なんて妄想をしましたが、よく考えてみると自分もリモートで仕事をしていました。
正確に言うと、相手と直接顔を合わせることなく、お互いリモート環境同士で仕事をしたことがあります。

日本国内だけでなく、時には中国、タイなど国をまたがっていたこともあります。

その結果だけを取り上げるのであれば、確かにこの本に書かれてあるように、わざわざオフィスに集まる必要性もない。

が、しかし、仕事のやり方が変わるということは当然、成功のポイントというか、注意点があります。

ということで、この本にもいろいろと書かれてありますが、個人的に実感している注意点を絞って書いておこうかなと思います。

私自身、いろいろな方、会社とリモートで仕事をしてきて、うまくいった所とうまくいかなかった所があります。

折角なので、その辺を整理するのもいいのかなと。

また、これを読むことで、少しでもリモート環境での働き方が推進されるといいなあと思います。

リモート環境で仕事をする・・・と言った時には、Skypeなどネット通信を使って、話のやりとりをすることになります。

その際に気を付けなければならない一番大切なことは・・・

「同じ情報を見る。」

ということです。
話のやりとりをする時に見ている情報が異なると、話が噛み合わなくなる。

リモートでやりとりする際には、とにかくこの点を注意していれば何とかなるかなと。

エクセル、ワード、パワポ何でも構いません。
とにかく議論に必要な情報は整理してまとめておき共有する。

こうすることで、当然、議論の前には準備をしなければなりませんし、準備をするということは必然的に議題や内容を検討、整理しなければなりません。

結果として、重要なことに集中することが出来ます。

うーむ、当たり前のことを書いてしまいましたね。。。

が、今までのやりとりを振り返ると、結局ここに行き着きます。
顔を合わせる環境でも同じことなので、本質的には変わりはありませんが、うまく進めるにはより重要度が増している感じはします。

ちょっと準備を怠って、話しながらその場で何とかすればいいや・・・と思った時は、その説明の難しさ/時間のかかり方で痛い目を見ることが多かったです。

とにかく、ここは最低限押さえたい所かなと。

他のポイントについては、本に書かれてあるので是非読んでいただくのがいいのかなと思いますが、個人的にリモートでうまくいく方は、自分でスケジュールが立てられる(=作業のコミットが出来る)方なのかなと思います。

気を付けなければいけないのは、日本人のクセなのか相手の締切に合わせて、無理なスケジュールを立ててしまうということ。

慢性的に仕事のしすぎになりがちで、その負荷がどれくらいか、リモートでは表情や体調が見えない分、気を付けないと知らず知らずのうちに体調を崩していると。

この辺を調整するために、基本的に作業は前倒し、前倒しにしていくのがオススメですが、下手に使命感や責任感ばかりあって、自分のスキルを踏まえた作業負荷やスケジュールが立てられない方と仕事をすると後でいろいろと大変なことが多かったです。

つまりスケジュール的に無理なものは無理って言える強さを持っているかは、一つ見極めのポイントかなと。

もちろんプロジェクトマネジメントのテクニックの一つを使って、使命感や責任感ばかりあって、自分のスキルを踏まえた作業負荷やスケジュールが立てられない方とも仕事はできます。

とは言え、個人的には現実的な会話が出来る方の方が安心して仕事を任せられたような気がします。
(と言いつつ、結局、無茶なスケジュールで頑張ってもらったりしているので、こちらに問題があることの方が多いのですが・・・。)

ということで、

リモートで仕事をする or オフィスに集まって仕事をする

どっちが正で、どっちが悪で・・・という話ではなく、それぞれの特長を把握してうまく利用していきたいですよね。

(そして、通勤地獄はなくなってほしい。)






2014/05/02

毎年のことですが・・・感謝を込めて忘れずに。

今日は弊社の9歳の誕生日です。
遂に2桁10年目に突入します。

せっかくの節目だから・・・と何か考えたりもしますが、これまで通り淡々粛々と仕事を通して、お客様に喜んでいただくことを徹底します。

今後も引き続きよろしくお願いします。