2024/03/03

ご意見番の良さ

ご意見番と聞くと、どのようなイメージを持たれますでしょうか?

仕事におけるご意見番となると、好き勝手発言だけして行動が伴わないので、ネガティブな評価になりがちですよね。

が、個人的にはそこを前向きに捉えると、また違ったものが見えてくるということで、考え方を変えてみます。

意見が言えるということは、その分野に対する知識、知恵、知見を持っているということ。

それを上手く引き出すことが出来れば、良いのではないか・・・。

うーむ、ChatGPTの方が優秀な気もするぞ・・・。

と、考え方を変えようとしてみましたが、仕事は行動をして初めて結果が出る。

結果で評価をする・・・となると、発言だけでは・・・と、当たり前の考えに立ち戻ってしまいました。。。






2024/02/02

ChatGPTにブログを書かせたら

ChatGPTにブログを書かせたら、それっぽい話をそれっぽく作ってくれました。

下記に貼り付けたのですが、読んでみると、一目瞭然。

面白みがないですよね。

まだまだ指示の出し方が上手くないようです。
使い方によっては、仕事のパートナーになるので、使いこなしたいと思って、色々触っています。



タイトル: "成功への第一歩:目標設定と計画の重要性を私の経験から"

こんにちは、皆さん。私の今日のブログでは、私自身の経験を通じて、成功を収めるための第一歩についてお話ししようと思います。私はITベンチャー企業の創業者であり、成功に向けた具体的なステップを踏んできました。

まず、私の場合、ビジョンは「効率的なビジネスプロセスを提供し、クライアントの業績を向上させること」でした。このビジョンを実現するための具体的な目標として、「新たなクライアントを獲得し、年間売上を200%増加させる」ことを設定しました。

その後、計画を立てました。新たなクライアントを獲得するために、営業チームを強化し、オンライン広告を活用することを決定しました。具体的なステップとして、営業チームの採用プロセスを開始し、オンライン広告戦略を策定しました。さらに、計画の一環として、従業員のトレーニングと開発にも焦点を当てました。

ここで、私ならではの要素が登場します。私は常にイノベーションと技術を重視しました。したがって、計画には新たなテクノロジーの導入も含まれていました。例えば、顧客向けのオンラインプラットフォームを開発し、クライアントにより価値のあるサービスを提供できるようにしました。このテクノロジーの導入は、私のビジョンを具現化するための鍵となりました。

そして、コミットメントと進捗の評価です。私自身とチーム全体が、目標達成に向けて献身的に働きました。進捗を定期的に評価し、必要に応じて調整しました。そして、年間売上を200%増加させるという目標を達成し、新たなクライアントを獲得しました。

経験から学んだことは、ビジョンを持ち、具体的な目標を設定し、計画を立て、自身の強みや独自の要素を活かすことが成功への第一歩です。皆さんも自身のビジネスにおいて、これらの要素を活用してみてください。成功への道が開かれることでしょう。


2024/01/01

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

新年はいつもこの挨拶から始まっていますが、今年も健康に頑張っていきたいと思います。

2023/12/12

プロジェクトを停滞させないために

プロジェクトを停滞させるような課題が発生した時にどのようなアプローチが取れるでしょうか?

ということで、考えてみると、ざっくりと2つの方向性が見えてきます。

1. 今、できること、対応できることは何か?

2. あるべき姿(その課題が解決した姿)から逆算して、何ができたらいいか?

上記1は比較的、イメージが付きやすいので、話は難しくありません。

一方2の方は、何ができたらいいか・・・というのが見えないことがあります。
そのような時は、何をすれば何ができたらいいかわかるか・・・といったさらに深掘り、細分化したプロセスが必要になってくるわけで・・・。

ここが何とも難しく、また価値を生みやすいポイントではあるのですが、どうやったらうまくいくのか、実践できるのか。

単純に経験で片付けたくないのですが、再現性のあるコツが見えているわけでもなく。
一つ言えることは、先ほどの何をすれば何ができたらいいかわかるか・・・といった問いかけ、頭に汗をかく作業をやり続ける・・・というのはポイントかもしれません。



2023/11/11

可視化で推進

前回、評価される勇気を持つと仕事が進むという話をしましたが、言葉を変えると、どういうことか、それが今回のテーマ「可視化」です。

良くも悪くも可視化されていると、そのテーマだけに没頭できます。

だからこそ、下手でもいいので、可視化する。

手を動かすメリットはそれなりにあります。

と言いつつ、ただ闇雲に手を動かすのはなかなか難しいので、とっかかりになりそうな視点を共有すると、私はよくマトリックスを作成します。

重要度と緊急度の4象限にする・・・ではないですが、ごちゃごちゃしたものを、何かの視点で分けられないかな・・・みたいな形で整理することが多いです。

こういった型というかパターンを持っておく、手を動かす経験があったりすると、どんどん上手くなって短時間でできるようになってくるのかなと思います。

2023/10/10

仕事をする上で持ちたい勇気

仕事をする上で持ちたい勇気は何か?

個人的には・・・

「評価をされる」

この勇気を持つといいことがあります。

仕事で、次に何をやったらいいかわからない、どうすればいいかわからない・・・ということは往々にしてあります。

個人のタスクベースでもありますが、組織、グループといった単位でも発生します。

そうした時にどうするか?

私は、ざっくりと次に何をしたらいいか・・・たたき台というか、議論ができそうなものを用意して会話します。

この時の資料は、点数がつけられるなら100点満点中、10点や20点だったりします。

なぜそれでも出せるのか?

それは、これをベースに評価してもらう、そこからみんなの意見を吸い上げれば、仕事が前に進むのがわかっているからです。

学校教育に慣れていると、点数が低いとダメ、仕事ができないと評価されてしまう・・・と怖がってしまうのですが、その勇気が克服できればメリットはたくさんあります。

その1:意見、評価はなぜかみんなできる(なので、現状を整理しやすい)

その2:意見や評価に加え、改善や改良点を出してくれる人は、仕事ができる&キーパーソンになってくることが多い

意見ください=責任が伴わない、評価してください=偉くなった感じで気分がいい・・・せいなのかわからないですが、停滞していた空気を変えるのには効果的。

必要以上に自分を下げたり、評価を落としてしまうのは良くないので、当然、これがたたき台で完成品ではないこと、とっかかりであることなど、伝え方のテクニックもあるかもしれませんが、勇気を持つだけで仕事が前に進むのは大きいです。

最初の一歩を踏み出すのは難しいですが、手に入れたら重宝します。




2023/09/09

改革と改善の閾値

前回のエントリで改革と改善の違いをざっくり書きましたが、今回は、もう少し具体的な話で考えてみようかなと思ったので、書いてみます。

例えば、下記のようなテーマがあるとします。

「あなたの月間支出をxx%削減してください」

20%削減してください・・・と言われれば、改善っぽいですよね?

また、何をやればいいのか何となくイメージが湧いてきます。

今の支出項目を眺めて、無駄を見つけて切り詰めるイメージです。

では、改革テーマとなると、どうでしょう?

何となく・・・

50%削減してください。半減してください。

と言われたら、改善ではなく、根本的に変えなくてはいけないな・・・と思うのではないでしょうか?

また具体的なやり方も、簡単には出てこない感じです。

例えば、実家に帰る・・・。

そうすれば、家賃、光熱費、食費が全部ゼロになるよね。

みたいな、今までと全く違ったライフスタイルが求められそうな感じがします。

これって本当にこの生活に変えてしまっていいの?・・・という決断が必要になったりするので、なかなか実現は難しいです。

と、身近な例に例えると、改革案を出す難しさと、それを実行する時の意思決定、決断力が求められる・・・と難易度が格段に上がっていることが理解できるかと思います。

なので、ここに果敢にチャレンジできる社風や会社は、普通にすごいなと思います。

また、そんな会社も、チャレンジできるように様々な仕掛けがあったりするので、その辺はとても勉強になります。




2023/08/08

改革がしたいのか、改善がしたいのか?

DXなど流行のキーワードをテーマに予算がついて、着手したい、やりたい・・・という話が来た時に、面白いなあと思うことがあります。

それが、タイトルにある「改革がしたいのか、改善がしたいのか?」です。

ざっくり言ってしまえば、改善がしたいのであれば、As IsとTo beのギャップ埋め。

改革がしたいのであれば、ターゲットとする目標にどうたどり着くのか考える。

例えば今回のDXというテーマであれば、経産省の定義では「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」とあります。

上記定義でいくならば、改善ではなく、改革に近い意味合いとなります。

となると、現場を調査して、現在のお困りごとや問題点を整理して改善していくことよりも、経営層、トップがテーマと目標を選択、決定する・・・流れが自然。

なのですが、意外と、この選択、決定が胆力がいるせいなのか、できない、難しい。

これは一緒に伴走するために提案する会社も同じだったりします。

(どのテーマが響くのか、読めない、わからない、外したくない。)

当然、改革テーマは改善テーマと比較して、実現可能性も読みにくい。

ますます改善テーマが具体的なイメージが湧きやすくて、そちらに流れてしまう・・・みたいな展開もあるあるなのかなと思っています。

私達は社内で「さん付け」で呼んでいるぐらい風通しの良い会社ですって言っている会社ほど、それを意識しているぐらい、階層を気にしている・・・そもそも気にしていない会社、風通しの良い会社は、さん付けを意識しないで空気のように使っている・・・のと同じようにDXができているところは、DXって言われる前から、DXをやっていたりしますが、こういったところも、DXが推進できるか否かのポイントになるかもなあと思っています。




2023/07/07

計画を守るとは?

これまで仕事をしてきた中で、当初の計画、最初の計画が守られたことはどれだけあったでしょうか?

ここで言う計画とはQCD(Quality/Cost/Delivery)のことです。

と、振り返ると、意外と守られていることはなかったような・・・。

と言うべきなのか、進めていくうちにQuality(必要となる品質や仕様)が見えてきて、CostやDeliveryが固まってくるような・・・。

そのような感じがします。

個人的な感覚を例え話で表現すると、仕事における計画とは、プラモデルの設計図というより彫刻を作るようなものかなと。

プラモデルを作る場合、全てがはっきり記載されていないと、組み立てられません。

しかし実際は、そのような細かい所まで見えているものではなく、彫刻のように少しずつ削って輪郭が見えてくる、ハッキリしてくるものなのかなと。

となると、計画というものは常に変更・修正が求められるもので、QCDのうち、どこがどれくらいまで変更可能なのか、変更が許容できるのか・・・というものを見極め、調整しながら進めていくものなのかもしれません。

と、ここで面白いのは何社かとお付き合いさせて頂く中で、特徴が見えてきたことです。

例えばDelivery。この期間必達という縛りが強くない所は、読みかえると可能な限り早くしてねという意味だったりするので、余計なバッファもなく、結果的に最短最速で達成していたりします。

遅れたら刺されるようなカルチャーの会社だと、余計なバッファがあったり、Qualityが保守的だったりして、結果的に期限は守られるが、品質は最低限だったり・・・みたいな傾向が出がちかなと感じます。

と、QCDの観点から、自分が関与している仕事の計画が、どのような変更が行われているか追っていくと、なかなか面白い示唆が得られるかもしれません。







2023/06/06

できる営業は何をしている?

できる営業は、自ら話をするのではなく、お客様に話をさせますよね?

ということで、この話はいろいろな所で言われており、実際そうなんだと思います。

また、できる営業は、お客様のことをよく見ている。

共感する力もすごいし、気が利く、細かいことに気が付く。

そうそう、それそれ!と思わず唸ってしまいます。

自分が接してきた、できる営業の方達を見て真似をしてみよう、良いところを取り入れてみようとは思うのですが、正直、自分は、他人を観察する力がなく、共感したり、気が利くみたいなアクションはニガテ。

苦手なことを克服するのは、なかなか難しい。

そこで、考えたのが、質問力です。

自ら会話するのではなく、お客様に話をしてもらう・・・となると、説明する力よりも傾聴、質問する力を磨いた方が良さそうだ。

ということで、質問するよう心がけるのですが、当然、質問が詰問になってはいけません。

また関係ができてから突っ込んだ質問を・・・ということでアイスブレイクみたいな会話、パーソナリティを知ってから・・・みたいな世界もありますが、背景や文化が全く異なる世界では通用しなさそうだなというのと、個人的に、そのような時間をもったいなく感じたり、相手のパーソナリティや自分のパーソナリティを共有することに全く興味がないこともあって、仕事に関係のあることだけで、済ませたい。

と思いながら、あれこれ試行錯誤をしてきました。

その結果がこちら!

と体系立てて整理されていれば、いいのですが、この世界はまだまだ未熟なままのような気もします。

2023/05/05

ストレス対処法

私はよく「仕事でストレス溜まらないんですね」と言われる方なのですが、なぜそうなのか?

理由を聞かれると「ダメだったら、契約解除、クビにしてもらえばいいから」と答えています。

その答えを聞くと、ビックリする方が多いのですが、本当にそのような気持ちでいます。

このような気持ちでいられるのも、仕事はたくさんあるから。

何も評価されない相手と無理に付き合わなくても、評価してくれる、活躍してくれる場は世の中に転がっています。

というカラクリなのですが、これって経験を積んで自信をつけないとなかなか思うことは難しいですよね。

ということで、若かりし新人の時に、ストレスを溜めないよう考えていたことがこちら。

しょせん仕事。

どういうことかというと、地方クライアントの仕事をしていたある日のこと。

仕事を終えて、帰る際に離陸をした飛行機の窓から外を見ると、眼下にクライアントオフィスが見えました。

ああ、あんなちっぽけな場所で行われていることなんだ。。。

世界は広く大きい。

そう思うと、悩んだり苦しんだりすることが馬鹿馬鹿しくなってきました。

というキッカケから、経験と実績を積んでいくことで、冒頭のような考えに繋がっていったのだと思います。

ということで、ストレス対処にはいいのですが、一方で、会社を大きくしていく、世の中にインパクトを与えていくという視点から見ると、また違った悩みがあって、これはまた機会があれば。



2023/04/04

スキルとテクニック

スキルとテクニックの違いって何でしょうか?

言葉の定義をしないと会話にならないことは重々承知の上、そこまで固い話をしようとは思っていないので、ライトにいきます。

自分が過去に身に付けたテクニックで今も十分使えているものは何だろう?

自分が過去に身に付けたスキルで今も十分使えているものは何だろう?

このように問いかけた時に、テクニックが陳腐化していることが多いのは気のせいでしょうか?

テクニックはテクノロジーの進化で代替できていることが多いような・・・。

ということで、言葉の定義をしなくても何となーく自分が身に付けたものをスキルとテクニックに振り分けて見てみると、 面白い発見があるかもしれません。

2023/03/03

温故知新

社会人生活が長くなり、10年20年単位で語れるようになってくると、世の中のトレンドも一周回って過去に経験してきたことが流行りだすような感覚が最近あります。

それが何で、どうなるんだと細かい話をしろと言われると困るのですが、何となく感覚として新しいようで、どこか懐かしいような。

もしかすると本質的に同じもので、トレンドがどうこうというのは関係ないものかもしれません。

もしかすると、これまでの経験の積み重ねが、新しいものに対して臆することなく対応できているだけなのかもしれません。

これが歳を重ねることなのかもなあと思いながら、新しいことにはチャレンジしていきたいです。

 

2023/02/02

コミュニケーションの変化

コロナのおかげで、忘年会、新年会、歓送迎会といった類に全く呼ばれなくなった&開催されなくなって、しばらく経ちますが、その間、仕事にどのような影響があったか、改めて振り返ってみました。

結果、個人的には全く影響ないなと。

元々、そういった場所でコミュニケーションを取るタイプではないことが主な要因だと思います。

従って、飲みニケーションは不要だとか、そういうことを言うつもりはなく、むしろ今まで飲み会を重視していた方が、この変化にどう対応していったのか、そちらに興味があったりします。

これは在宅ワークが増えたこととも関係するかもですが、コミュニケーションのやり方・手段の変化がどう影響したのか?

個人的には、よりアウトプット・成果物を意識するようになっています。

直接、顔を合わさないリモートとなると、何で評価されるのか?

そこを意識すると、アウトプットで評価してもらうしかなく、そこは以前と比較して強調するようになっています。

とはいえ、一度も対面であったことなく、先方が顔出しNGで、その顔もわからず、声だけで仕事を進めて終わってしまう・・・というのも、なかなか面白いですよね。




2023/01/01

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

今年も、無事挨拶できました。

多くの方に喜ばれるような仕事ができるよう頑張っていきたいと思います。

2022/12/12

ジョブディスクリプションの必要性

ジョブディスクリプションと言う言葉は知っていますでしょうか?

ざっくり言うと職務の内容を詳しく記述した文書のことですが、これがあるのと、ないのとでどう違ってくるのでしょうか?

あまり日本企業が外資がと言うつもりはないのですが、総合職的なゼネラリスト的な人材が活躍している会社とプロジェクトを行うと、割とジョブディスクリプションが曖昧で進んでいるような気がしています。

そうした時にどうなっているのかというと、みんな気が利いて周りを良く見て仕事をしています。

自分の責任範囲が曖昧のため、周辺の関連する仕事を気が付いた人がやると言った文化、進め方だったりします。

気が利くので、とても仕事が出来る感じがします。

その人にどんどん仕事が集まっていきます。
人に仕事が張り付くイメージです。

と、個人で見ると、とても良いのですが、仕事の規模感が大きくなると、どうなるのか?

自分ができる範囲は限られるので、どうしても他の人達と連携する必要が出てきます。

誰が何をやるのか定義が事前にされているわけではないので、進めようとすると、結果として人の重なりが増えます。
つながりが見えにくいため、全体像を把握するために、多くの人を集めなければならなくなる。

とならないように、ドキュメント化が大事だよねと言うのは簡単ですが、実際には難しい。
なぜならば書いたり残したりするインセンティブが直接的にはないからです。

裁量や責任が明確ではないため、自分がやりたいことをどんどん行う、スキルを身に付けるには良い環境なのかもしれませんが、一方で、裁量や責任が明確ではないと言うことは評価が難しいとも言えます。

その辺のバランスも含めて、組織のあり方って正解はないですね。














2022/11/11

ドキュメント化の重要性

最近ドキュメント化の重要性を痛感したので、備忘として書き記しておこうと思います。

と言いつつ、正確に言うと、ドキュメント化とテンプレート化の2つだったりします。


システム開発において、ドキュメントって大事ですよね。

そのシステムがどのようなものなのか、データフロー図であったり、データベースの設計書であったり。

クラウドサービスが主流となる中、自社開発を行わないのであれば、実はあまり意識をしなくても良い所かもしれません。

そして、ドキュメント化なんて当たり前のことで、何を今更って感じですよね。

では、なぜ今回、その当たり前を書き記しておこうと思ったのか?

それは素晴らしいコンセプトも形になっていなければ全く意味がないと思ったからです。

データの流れとかデータベースって、放っておくと、どんどん肥大化、複雑化していきます。

そうならないような素晴らしいコンセプト、思想、方針があったとします。

が、この方針も、ドキュメントを作って、形に残していかないと結局、肥大化、複雑化していってしまう。

(肥大化、複雑化していくってことは、そもそものコンセプトがいけてないからじゃない?と言う疑問もあるかもしれないですが・・・。)

ということで、様々な人が形に残していくのですが、ドキュメントがテンプレート化して共有されていないと、十人十色のドキュメントが出てきて、どれが正しいのかわからなくなってしまう。

システムってゼロイチの世界で曖昧さがない世界のはずなのに、何だかわからない。。。

と言う興味深い現象が起こったりします。

そうなると、どうなるか?

ドキュメントではなく、それを知っている(担当している)人達が、正しい(内容が理解できる)人となり、開発・保守がベンダー固定になってしまったり、その人がいなくなった途端、誰も理解できない状態になり、バグ潰しや、アップグレードの難易度が上がってしまったり・・・みたいな未来が想像されます。

ということで、当たり前を当たり前に行なっていく大切さを改めて書き残しておきました。






2022/10/10

パソコンに見る社風

いろいろな会社と一緒に仕事を行なってきて、一つ感じることがあります。

それは使っているPC端末に社風が表れるなあと。

弘法筆を選ばずという言葉がありますが、端末は馬車と車ぐらい進化の激しいものだと思います。

さらにクラウドサービスと繋げると、その効果、効率性は大きく異なります。

従って、どの端末を選定するか、どのクラウドサービスを利用しているかなどに個性が出てきます。

レンタル品で安いのはいいが、すぐにキーボードが壊れてしまう。

メモリが低くて処理が遅いので、複数端末で同時利用している。

常にその時の最新版を購入して、快適利用。

学習コストはかかるが、常に最新のクラウドサービスを利用して効率化。

と、先端を走る会社と、そうでない会社の動きは思った以上に大きいです。

とは言え、どの会社もなくなってきたなあというものもあります。

・人数分、印刷しての会議(パワポやエクセルの印刷書式の設定とは???印刷自体、久しく行っていないので、ドライバインストールなどのあれやこれ、トラブル関連がなくなりました。)

・版管理(これはまだ完全になくなっていないですが、例えばGoogleスライド、スプレッドシートなどを利用する会社であれば、版はGoogleさんが全部管理してくれる&デグレのトラブルも随分なくなりました。)

・メールでのやりとり(ファイルのやりとりに関連するあれやこれやの問題もあるので、今はチャットサービスでグループを作ってやりとり。ファイルはクラウドストレージで共有。これもまだ完全にはなくなっていないですが、最初や最後の挨拶など冗長なやりとりがなくなってきているのは良い兆し)

と、簡単に何個か挙げてみましたが、このように記録に残しておいて、数年後、読み返してみると、そのギャップがとても面白いです。





2022/09/09

自責と他責

何か嫌なことがあった時に誰かのせいにしたくなりますよね?

そのような時にちょっとした自己啓発書には、他責ではなく自責で考えてみよう・・・みたいなポジティブシンキングが提示されていたりします。

おそらくそれは正解だとは思うのですが、個人的にはもう少し踏み込んで考えるのもアリかなと思っています。

それは、感情ではなく、行動にフォーカスすることです。

感情の問題なので、ぶっちゃけ他人のせいにして大いに怒り狂ってもいいのかなと。

ただ、その怒りのままだと、同じことは繰り返されるし、結果も変わらない。

従って、感情は赴くままでいいが、同じ結果にならないように、自分には何ができるか考えてみる、そして行動してみる・・・のが大事だと思います。

というのを、他責ではなく、自責で考えた結果、自分が悪い、自分のせいだ・・・と、一人で勝手に落ち込んで、何もできなくなっている人を慰めながら、気が付きました。







2022/08/08

人材の底上げ

個人的に感じていることですが、もし自分が試行錯誤や努力をして、今のスキルや立場などを手に入れたとしたら、後に続く人に同じことを強要したらいけないと思っています。

強要というと言葉が悪いですが、自分の経験をもとに、どうすればうまくいくか・・・という説明も、もしかしたら良いことではないかもしれない。(つまりアドバイスも・・・です。)

そう感じたのは、再現性の視点からです。

アドバイスやコツを聞かれたりする・・・としたら、それは成功しているからとなります。

その成功は誰でも実現できるのか?

実現できる人が少ないから、目立つし、アドバイスやコツを求められるのではないか?

となると、伝えるべきは、そのまま自分が取り組んだことではなく、自分がやったことよりもより早く、より確実に再現できるようにすることではないか?

試行錯誤や努力をしたからこそ、知っていることを仕組みやノウハウとして構築するべきではないか?

と考えていたりします。

一方で、秘伝のタレみたいな隠すことは何もないので、アドバイスを求められた時に、無邪気にそのまま答えてしまう自分もいたりするのですが、なかなか深いテーマだったりします。

2022/07/07

何を持って売上をあげるか?

最近のトレンドと言うべきなのか、様々なサービスを見ていて感じるのは、以前は、モノを所有する、購入することでお金をもらっていたのが、今は、そのモノを使って得られる価値に対してお金をもらう・・・というものが増えてきています。

(わかりやすいもので言えば、レンタルやシェアリング系のサービスの価値はこの辺りですよね。)

となると、Webサービスなどで、システム機能について顧客要望があがってくるのは、よっぽどのこと・・・と考えるのは競争優位を作る上で一つの視点として持っていても面白いかもしれません。

顧客要望があがってくると言うことは、使用することによって得られる価値にお金を払っているのに、その使用ができない・・・と言えます。

となると、普段からお客様がどのように使用しているのか、何に価値を感じているのか、何に困っているのか・・・とお客様の立場を考えざるを得なくなります。

これって素晴らしい取り組みですよね。

お客様目線を忘れないように。

(と言わないとできないのではなく、言われなくても自然とやっているようにならないと・・・ですね。)

2022/06/06

言行一致の難しさ

元々、役職に関係なく「さん」付けで呼び合う会社で仕事をしていることが多かったせいか、「弊社は役職に関係なく、「さん」づけで呼び合うくらいフランクな会社です」みたいな案内をしているような会社にいくと、ちょっとした違和感を感じることがあります。

本当にフランクではなく「意識して」フランクな状態であるため、仕事をしていると、役職を意識して発言したり、しなかったり、忖度したり、しなかったりと風通しが良くないことを感じることがありました。

言われなくても自然とできていることが、その会社の本当の強みと考えると「経営者意識を持って考えよう」みたいな声がけは、自分達の現在地と目指す方向性を示すと言う意味で、言い続ける&実施のチャレンジを続けていく必要性があるなと強く感じました。


2022/05/05

当事者意識を持った仕事ぶりの危険性

今まで、こんな場面に出会ったことはありませんでしょうか?

仕事でちょっとしたミスがあった時に・・・

「もっと当事者意識を持って仕事をすれば防げたはず・・・。」

もし自分がミスした時に、そう思っていたり、誰かがミスをした時に、このような注意をしていたら、個人的にはとても危険だと思います。

なぜ危険なのか?

それは、品質が全く安定しないからです。

意識で品質が変わる・・・と言うことは仕組みができていない証拠。

個人的に過去に経験したのは、当事者意識がとても高い方が、当事者意識を持っていないようなミスをしていたことでした。

なぜそのようなミスをしてしまったのか?

理由はとても簡単。単純に多忙で、周りを見る余裕がなかったからです。

普段、しっかりしている方でも疲れて疲労が溜まるとミスをする。

当たり前のことが起こったまでです。

これを本人の意識が足りないと叱責するのは、責任者の立場からすると簡単ですが、言われた本人にしてみれば、納得もいかないし、やる気も削がれてしまいます。(という悲しい場面を見てしまったことがあります。)

だからこそ、ミスが起こらないチェック体制や、仕事が集中しない組織体制、役割分担、業務分解などなど、責任者にはやることがたくさんありますよね。

2022/04/04

ROI重視の開発

間近で見ていて思う所があったので、記録に残しておきます。

例えばクラウドサービスを提供していて、新機能を追加する際に、どのような基準で決めるといいでしょうか?

一つの決め方としてROIがあるかと思います。

投資した額を上回るリターンがあればGoというやつです。

シンプルでわかりやすいですよね?

が、この基準、法人サービスの場合だとしたら、どうでしょう?

売上の大きい会社の声が反映されがち。

ということで、その声を拾い続けた結果、クラウドサービスがその会社独自の色が付いて整合性が付かなくなり、とても使い勝手が悪いものになっていました。

また、売上の大きくない会社を担当している人達が、なんとか顧客要望を反映させようとして必死に開発メンバーやマネジメント層を巻き込んで頑張っていました。

ただやはりROIという一言で終わってしまい、反映されず。

社内では、色々な意見は言える風通しは良かったかもしれませんが、諦めみたいなムードもあり、正直、空気は良くありません。

・・・みたいな会社がある一方、顧客が要望をあげる前に、機能改善をどんどん進めてフィードバックをもらっている会社がありました。

こちらは、要望をもらって開発というよりも、開発結果の評価(フィードバッグ)をしてもらう感じです。

前者がROIの妥当性を・・・と検討を続けていて、顧客目線で見ると、機能が一向に変わらない一方、後者は常に変化がある。(そして顧客要望で良い方向に変化していく)

当然、後者はハズレの開発をしてしまう可能性が高いので、確実にいくには前者なのですが、顧客全員の満足度や、社内の雰囲気などを見ると、進むべきは後者なのかなと思っています。

後者の開発も、失敗を繰り返すことで顧客の勘所が掴めるようになり精度がどんどん上がっていっていました。

時代の変化に対応できる組織という意味でも、机上であれこれ言うだけの時間をどれだけ減らせるかと言うのは見逃せないポイントだと思っています。





2022/03/03

新しいクラウドサービスを利用した方がいい理由

最近、何社かのクラウドサービスを利用してきて、新しいクラウドサービスはどんどん利用した方がいいかなと考えています。

今回はなぜそう思ったのか、ざっくりと理由を残しておきます。

理由は

・基本的にこれまでの問題、課題、不便、不満などを解決したものだから

既存サービスをアップデートしたものが多いので、学習コスト、スイッチングコストを上回るメリットがあることが多いです。

・サポートが充実している

カスタマーサクセス担当なる人がいたり、サポートが至れり尽くせりだったりします。

・初期ユーザーとして、文句や要望が言える

先ほどのカスタマーサクセスと関連していますが、成功事例がないと、そのサービスは次がありません。

なので、真摯に話を聞いたり対応してくれることが多いです。

・初期割引が受けられる

事例として出るから、費用を下げて・・・も含めて、色々と割引してもらうことも多いです。

と、こちらのメリットばかり書きましたが、何となく、同じチームとして、サービス利用によるメリットの最大化を目指していく感じでしょうか?

ということで、次はどんなサービスを利用するのか、ワクワクです。








2022/02/02

新しいインプットとアウトプットのやり方

ブログを10年、15年と長くやっていると過去の記事がとても懐かしいです。

その頃は動画なんて信じられませんが、今や動画は当たり前。

ということで、入力方法もキーボード入力よりも音声入力の方が早い、正確なものになりつつある(プライベートでのLINEやメッセージは今や音声入力のみだったりします。)ことを考えると、仕事で情報を共有する方法も文字よりも音声や動画の方が早くて確実&情報量も多かったりするのかなと考え始めています。

その新しい方法を共有できる相手と、できない相手がいるので、これが正解みたいな話にはならないのですが、新しい方法を試してみる価値はありそうなので、取り組んでみようと思います。



2022/01/01

明けまして、おめでとうございます

明けまして、おめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

一年の計は元旦にあり・・・とは、使い古された言葉ですが、新たな気持ちでいるのも事実です。

今年も頑張っていきます。


2021/12/12

生産性の高さと業績の関係

ある仕事で・・・

ファイルサーバーにファイルがあります。

編集しようとファイルを開けると、誰かが編集中で編集できません。

仕方なく、ファイルをコピーし、編集。後でファイルをマージする。。。


・・・このような経験、今でもしていますでしょうか???


実は、お客様によって、このような経験をすることがあり、個人的な印象として、こんな単純なことでも生産性で差が付いているなあと感じます。

生産性が高い会社は、そんなことはしなくて、クラウド上で同時編集をしています。

(なので、個人的には、生産性の高い会社とやりとりする方が仕事に集中できるので、好きです。)

面白いのは、その生産性と業績は関係がないこと。

生産性が高い会社の方が、業界の競争が激しくて、生産性が高くないと生き残れない・・・一方、生産性が高くない会社は規制産業でそこまで厳しくない・・・従って、そこまでやる必要がない・・・みたいな構図があったりします。

そして、生産性を挙げたからと言って業績が上がるかというと、そこも怪しそう・・・となると、ますますやる必要性がなかったりします。

(クラウド移行でサービス利用料がかかって利益ベースで見ると、よろしくなかったりするかも。)

と言いつつ、はっきり言えることは、生産性が上がれば、早く帰れてワークライフバランスは取れる(社員の満足度や健康経営には寄与しそうなんですけどね。)

ポスト資本主義・・・という流れから考えると、生産性は上げていった方がいいだろうなあとは思います。








2021/11/11

何をやっているかわかる?わからない?

複数会社の複数プロジェクトを見ていると、単純な比較として、同じ種類の資料を見た時に何をやっているのかわかりやすい会社と、わかりにくい会社があります。(特に計画や方針など未来の話になると、その傾向が強くなったり・・・。)

その違いを今回は残しておこうと思っています。

早速ですが、わかりやすい、わかりにくいの違いは何か?

それは「形容詞・形容動詞の多さ」です。

形容詞・形容動詞の表現が多い会社はわかりにくい。

一方、少ない会社はわかりやすく、また形容詞の代わりとして、数字が使われています。

簡単な例だと・・・。

<多い>
・早急に対応する。(早急っていつやねん?)

<少ない>
・12日までに対応する。

みたいな感じです。

文章にすると、さもありなんですが、資料ではなく会話でのやりとりになると、この傾向はさらに顕著になったりします。

ということが起こりがちなので、意識して会話する・・・というよりも、資料のフォーマットでその曖昧さをなくしましょう・・・みたいな感じです。

2021/10/10

推進プロジェクトを用意しなくても推進する方法

 例え話として、よくこんな話をします。

「私達は社内で役職関係なく「さん」付けで呼び合っているので、風通しがいいですよ」という会社は、めっちゃ縦意識が強い。

本当に風通しがいいところは、そんなの気にしないで普通に「さん」付けで呼び合っている。

・・・という実感を、いろいろな会社を見てきて感じるので、本当に強い会社は、xx推進プロジェクト、社内変革プロジェクト・・・みたいなものを立ち上げて推進するのではなく、自然と普段の業務の中で、そのようなことをやっている・・・みたいな話をします。

また実際に、普段の業務でやっている会社は「xx推進・・・なんて言っている時点で負けなんだよね・・・」と言っていたり・・・。

では、この両社での違いは何なんでしょうか?

社風ではなく、できている会社と、できていない会社で大きく異なる違いが1点あります。

ということで、今回はその違いを残しておこうと思います。

早速ですが、違いは何か?

それは・・・「お客様のことを見ているか否か?」です。

会社の置かれている状況によって表現や立ち位置は若干異なっているのですが、概ね、できている会社は、お客様主体で会社が運営されています。

例えば・・・

業界の競争が激しく、お客様の声に応え続けていかないとダメになってしまう・・・となると、いやでも変わっていかないといけない。

例えば・・・

カスタマーサクセスが、売上の肝となるサービスを展開している(サブスク系の本質はここですよね)。

などなど。

簡単に言ってしまうと・・・

自社はお客様にどのように評価されているか?(なぜ他社ではなく、自社を選んでくれているのか?)

が答えられるかどうかが、一つの指標になっています。

外の空気に、非常に敏感であるため、できていない会社を見てしまうと、ついつい「緩いなあ」「平和だな」「外に敏感でなくても商売が成り立ってしまうのは、それはそれですごいなあ」と思ってしまう悪い自分がいたりします。

では、できていない会社が悪いのか・・・というと全くそういう話ではなく、意識を変えるというより行動によって環境や意識を変えていく・・・というのが自然な流れであることを考えると、xx推進プロジェクトが立ち上がって行動しているのは、何ら問題ありません。

先ほど書いた通り、結局は置かれている環境によって優先度、重要度の違いから、このような進め方になっている・・・とも言えます。

ただ、どちらが長生きできそうか・・・というと、考えちゃいますよね?