2020/11/11

企画力養成講座を開講します?(アイディアの出し方)

ふとblogシステムの下書きを見た所、公開されていないコンテンツがそこそこありました。

中身を見ると一応、最後まで書いてあるように見えます。
ということで、せっかくなので、それを公開していこうかなと思います。

(2008年8月ごろに書いたと思われる下書き)
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今回はオチなしです。

普段、商品・サービスのアイディア出しに苦労している方に向けて書いたので、時間がない方はスルーをオススメします!

突然ですが、質問です。

あなたは企画力がありますか?

このような質問をした時におそらく「私は企画力がないなぁ」と言う方が多いと思います。

では、次の質問。

あなたは企画内容を実行する力はありますか?

この質問は答えにくいですね。
ケースバイケースと言われてしまいそうです。

ということで、なぜわけの分からない質問をしたのでしょうか?

実はある仮説を立てたからです。

その仮説とは・・・

企画を「計画立案」と「実行」をセットにした場合、みんなができないのは「実行」の方にも関わらず、意外とそこに目が向けられていないのでは?

ということです。

コンサルティングの現場でも、コンサルティングだけではお金をなかなかもらえません。

「口先だけだよなぁ。絵に描いたもちだよ。」と揶揄されやすかったりします。

したがって、計画立案だけでなく、実行まで一緒に行います。

でも「あなたは企画力がありますか?」と聞かれ、「みんなが驚くようなアイディアは自分には出せないよ」と思って、「自分に企画力はない」と考えているのであればチャンスです!

企画力があるかどうかは、その企画を実現したか否かの結果で判断した方が良いと思います。

したがって、「計画立案」と「実行」はセット。

みんなが驚くようなアイディアは出せなかったとしても、確実に「実行」する力があれば「企画力はある」と言ってもいいかもしれません。

と、このように思ったのは、最近私の周りで見たり聞いたりした経験からです。

その経験とは、「仕事の段取りができない」。

この場合のできないとは、コンサルタントと比較して・・・です。
(決して仕事ができないという悪い意味ではないですよ。)

ちょっと気になったので、コンサル仲間の何人かに確認したのですが、みんな同じ回答でした。

例えば、飲み会を企画した時にあなたならどのような段取りをしますか?

1、参加者を募集する
2、お店を探す
3、予約する
4、参加者にお店情報を伝える

このような段取りを考える人がいます。

さらに「事前に参加者にお店の希望を聞く」という段取りを考える人がいるかもしれません。
さらにさらに「クーポンを印刷して持っていく」という段取りを考える人がいるかもしれません。

ということで、飲み会ひとつとっても段取りにすると、人それぞれ個性が出てきそうですね。

ここで伝えたかったことは「せっかくのアイディアもしっかりした段取りがないと、形にならない」ということです。

飲み会ですら、これだけの段取りが必要ですから、普段行っている仕事がもっと複雑なのは、何となく感覚的にわかるかと思います。

企画力がない会社もアイディアがないからではなく、段取りがまずいから新しい商品・サービスが世に出てこないのかもしれません。

となると、ここで段取り上手(実行上手)になっておけば、自分の価値が高くなるのは、間違いなし。

そうすればコンサルティング会社もコンサルだけに集中でき、「口先だけだよなぁ。絵に描いたもちだよ。」と揶揄されることも減るかもしれません!?

では、どうすれば段取り上手になれるのか?

それは・・・

と、話はここまでです。

今回は、サービスを生み出すきっかけというか、流れと言うか、頭の動きと言うか、そこら辺を表現してみました。

実際の経験から「段取りができない人」が多いことは間違いなさそうです。

が、しかし、ここでいう「できない」はコンサルタントと比較して・・・なので、実際は今の状態が世間的には標準なのかもしれません。
(だからこそ、たくさんいるとも言えます。)

予防ではなく治療の方が、需要が高いので、そうなるとこのサービスは需要が少ない可能性が考えられます。

では、どうやってこの仮説を検証するか・・・なんてことを考えるのが次のステージですね。

今回のアイディア出しをまとめると、こんな感じです。

自分の経験:「段取りができない人」って、意外と多くない?
一般的な常識:企画力がないと答える人が多い。

企画力って何?:アイディアだけでなく、実行しないと意味ないよね。
仮説:アイディア出しも大変だけど、もしかすると、アイディアがあっても実行できないという問題もあるんじゃね?

ざっくり言えば、ポイントは「自分の経験」と「常識」のギャップに注目する!

「自分の経験」と「常識」に違和感を感じたら、サービスの目があるのではないか?と言うことです。

もちろん自分が変人であれば、常識とのギャップはたくさんあるわけですから、必ず検証が必要ですが、こんな感じでアイディアを出していったら、面白いサービスが生まれると思います。

ということで、アイディア出しも大事だけど、それ以外に段取り(実行)をしっかりやろうね・・・という内容を書いておきながら、アイディア出しのコツが主題という、この矛盾を楽しんでいたりします。

文章の推敲はしていないし、かなり自己満足です。
ごめんなさい。