2008/06/29

あなたの仕事人間度チェックと、起業家の性(さが)

今日は軽めの話題で行きたいと思います。

突然ですが、あなたは「仕事人間」ですか?

ちなみに私は仕事人間です。

----------補足---------
仕事人間とは、仕事を何よりの生きがいにして働く人のこと。仕事の虫。
はてなダイアリーより)
-----------------------

と言いながら、つい最近まで自分が仕事人間だという自覚はなかったんです。

つい先日、プライベートで相手から「仕事人間だねっ。」と言われて、よーく考えてみて気が付きました。
(気が付くのが遅い??)

若干、ワーカホリックかなぁとは思っていましたが・・・。

でも、相手に確認すると、仕事人間だと思ったのは、普段の働きっぷりを見たり、聞いたりして、思ったわけではないとのこと。

何気ない会話から、仕事人間だと感じたとのこと。

なんじゃそりゃ?

よくわからなかったので、ちょっと考えてみました。



・・・



・・・



考え中・・・。



・・・



・・・



おおっ、そうか!

確かに自分は仕事人間です。

なぜならば、見たり聞いたり触れたり、あらゆるもので「何かビジネスで役に立たないかなぁ」と考えながら接しているからです。

何事も最後にビジネスと絡めて考える。

前回のエントリを読んでみてください。
まさに典型的なパターンが出てしまっています。

これじゃ、仕事人間と言われてもしょうがないです。。。

とは言え、唯一の例外が「食」。

これだけは美味い、美味いと楽しめます。

でもお店にいると、頭の中で、客席数と回転数、客単価から売り上げを予測して・・・なんてシミュレーションを知らず知らずのうちにやっちゃっているんですよね。

うーん。

起業家って、仕事が大好きなのかもしれないです。
仕事だけが全てではないと頭ではわかっているし、それ以外にも大切なことがあることも十分過ぎるほど理解しているにも関わらず、仕事をしてしまう・・・のかもしれません。

あなたもそんな人種かどうか確かめるべく、ちょっとした診断テストでもどうぞ。(笑)

仕事人間度チェック!

アントレプレナー診断

私は仕事人間ではなく、サッカーバカと言われるように、今から数時間後に始まるEuro2008のファイナルをばっちりライブで観ます!

2008/06/21

料理のチカラ

今日、お誘いを受けてホームパーティーに行ってきました。

そこで楽しんだ料理がとても美味しかったです!!

今でも思い出すと、その美味しさが蘇ってきます。

野菜スティックのにんじんの甘さ。

肉料理のスケールのでかさと香ばしい匂い!

アクアパッツァのスープの濃厚さ。

他の料理にも、たくさんの美味しいポイントがあるのですが、表現力の欠如と他の方が写真を撮っていて自分の手元には今はないので、グルメレポーターとしては全くもって失格です。
(表現力の欠如はかなり致命傷なのではと危機感はあります。。。)

とにかく印象的な料理の数々でした。

その料理を食べていて気付いたのですが、料理のチカラってスゴイですね。

みんなが食べた瞬間、「美味しいー」と表情が和らぐ。

そして、なんかみんなとの一体感が出てくるんですよね。

出身が同じだった・・・とか何か共通項があると、親近感というか一体感がありますよね?
あの感覚です。

そして、一体感が出てくるから自然と会話も弾むんですよね。

初対面の方もいらっしゃったんですが、会話がどんどん弾みました。

ホントこれってスゴイことですよね?

お互い会話を重ねながら共通項を探っていくのではなく、一瞬で”仲間”です。

一緒に飲みに行って仲良くなるのとは、よく似ているようで、ちょっと違います。

同じ行動(食べる)+ 同じ感情(美味しい!)

この2つがあって初めて成り立つような気がします。

ということは、仲良くなるには、同じ行動と同じ感情を共有すればいいのかぁ。

ちょっとビジネスのヒントをもらったような気がします。

何気ないことでもヒントってたくさん転がっているんですね。
アンテナは常に張っていなければと思いました。

2008/06/20

新たな危機?婚活時代の到来

普段テレビを観ないので、流行語についていけないことがよくあります。

お笑い芸人さんのネタなんかは、知り合いの誰かがやっているのを見て初めて知ります。
たくさんの人が真似しているのを見て、流行っているんだなぁと。

結局、本人がやっているのは一度も観たことがないと言う事もあるので、芸人さんがどんな声なのか知らなかったりします。

それってどうなのよ?

という気がしないでもないですが、流行には敏感でありたいと思っています。(立場的にもね。)

ということで、最近ちらほらと聞く言葉「婚活」。

婚活とは・・・

-------はてなダイアリーより------------------

意識的に行う「結婚のための活動」のこと。
就職のための一連の動作を意識的に行うこと=就職活動=”就活”という図式と相似形。

山田昌弘・白河桃子の共著による「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)で提唱された。

---------------------------------------

本はコチラ
「婚活」時代

本はまだ読んでいないので、何も言えないのですが、この言葉を聞いた時、ちょっとしたことを思い出しました。

結婚も経営みたく考える時が来ている?

経営のひとつの要素に、計画・予算の考え方があります。
ちゃんと計画立てて経営していきましょう・・・と。

経営では、計画を激しく上回ったり下回ったりしちゃダメなんですね。
お金を貸す立場からすれば「計画通り」に進めてくれる経営者が良い経営者です。
(計画を激しく上回る結果を出す人が良い経営者じゃない・・・という所が・・・ね。)

と話が脱線しましたが、これを流用すると、ちょっと面白い考え方ができるんです。

例えば週に1回、パートナー候補に会うとします。

5年以内に結婚しようとすると、ざっくり1年50週として、5x50=250。

相手と同じ時間を過ごす機会が250回あるわけです。

普段のメールや電話のやりとり、同棲はとりあえず置いておくと、この250回の中で最適な人物を見つけることになります。

そして、パートナー候補と結婚するまでに何回会うことが必要か?

この回数によって、パートナー候補の総数が変わってくるわけです。

マーケティングっぽく考えると・・・。

1、集客
2、見込客へ説明・フォロー
3、顧客
4、優良顧客化

顧客が相手と付き合うとして、優良顧客化が結婚(ゴール)と・・・。

この4ステップで、それぞれ何回が必要か・・・、それぞれのステップでどのような情報が必要か・・・と、仕事のように考えることもできるんです。

見込客への説明・フォローに時間をかける人もいれば、顧客にすぐになってしまう人がいたり、その人の価値観なんかが出るので、とても面白いんですが、今まではネタとして扱っていました。

だって感情的な側面で考えると嫌ですよね。

また恋愛のドキドキ・ワクワク感が全くありません。

出会いは運や縁、タイミングが大切なのに、その要素が全く見えません。

ともすれば、集客はある程度の数が必要・・・と、合コン三昧・・・なんて節操のない話が出てくるかもしれないですね。

ということで、このネタを話すと、多くの女性は拒絶反応を示すと思います。
(こんなことを考えて恋愛している男性って嫌ですよね。私が女性だったらドン引きです。)

が、しかし時代は変わった。。。

これからの時代は、ある程度合理的に動かなければ結婚できない!

というのが、書籍の主張かどうか全くわかりませんが、「婚活」という言葉にはそんな雰囲気が感じられます。

個人的には、こういう考え方もできるよね・・・ということで、どちらかというと、今回の話はネタです。
ステップに分けて詳細を考えたこともないです。
こんなこと考えていると、全然楽しくないですよね?

結婚は、感情的かつ非合理、不条理にいきたいですね。(笑)

でもそれではダメなのかなぁ。

未婚の身なので危機到来です。(笑)
時代に取り残されている!!

と言いつつ、本当のところ、実際の世の中はどうなのか?

本当に世の中が変わって、ネタがネタじゃなくなっているのか、それとも一時の流行言葉なのか?

ドラッカーさんの言葉にしたがって、個人的に注目していきます。



本物の変化とは人が行うことであり、一時の流行とは人が話すことである。

2008/06/16

結果を必ず出す!!最強の仕事生産術

今回は自戒を込めて書くので、基本的にスルーの方向でお願いします。

相手の良い所はどんどん吸収していこう!

口で言うのは簡単ですが、実践はなかなか難しいです。

正直、人のフリ見て我がフリ直せ。

仕事柄なのか、良い所より「改善点」を見つけてしまうことが多いです。

ということで、このブログで自分が学んだことを書こうとすると、「人のフリ見て我がフリ直せ」的な話が多くなり、ともすれば暗に相手を批判することになってしまいます。

一緒に仕事をしている方達の話題になるので、当事者にとってみれば、ブログを読めば誰のことかすぐにわかってしまいます。

これって相手にとって、気分良くないですよねー。

厳密に言えば、批判ではなく改善ポイントなので、アドバイスとして向上するきっかけと捉えてくれればよいのですが、誤解を招くのは否めません。

ということで、できるだけ良い所を書こうと思うのですが、今回は「人のフリ見て我がフリ直せ」的な話になってしまいそうです。

タイトルにも書きましたが、「最強の仕事生産術」。

いろいろなテクニックはありますし、実践もしています。

でも仕事は多くの人達と関わって成し遂げるもの。
一人で完結できないことを考えると、個人の生産性向上だけでなく、チームや会社としての生産性も意識した方が良さそうです。

ということで、チームや会社としての生産性を意識した時に、最強のことは何か・・・というのが今回のテーマです。

私は○○さが大事だと思います。

これに勝るものはないかなと。

これがないと、余計なコミュニケーションコストが発生します。
また相手も見通しがわからないので、計画が立てられません。

逆に言えば、これさえあれば前もって準備ができるし、考えることができるので、仮に仕事自体の出来が悪かったとしても何とか対応できます。

巧遅より拙速。



と、ここまで読んできてどうでしょうか?
○○の中身がわからないと、抽象的でわけわかんない文章ですよね。

コミュニケーションって難しいですよね。
キーポイントがはっきりしないと、途端にわけわかんなくなります。

でもビジネスってこんな感じだと思います。

つまり○○の部分は不明のまま。
そこに自分の仮説を入れながら、検証する(今回で言えば読み進めていく)。

それができる人とできない人がいて、できる人がお客様に貢献できる人のような気もします。
(誤解してほしくないのは、○○の正解を当てることができる人・・・という意味ではないですよ。
○○に自分の仮説を入れる行動が取れる人、頭に汗をかく苦労を厭わない人という意味です。

仮説と検証の良い所は、間違っていたら修正ができることです。だからこそ、頭に汗をかく苦労を厭わない人は価値があると思います。)

と、敢えて話を脱線してみました(笑)。

元に戻すと、○○に入るのはコレです。


誠実さ(正直さ・・・でも良いかもしれませんね。)


仕事がうまくいっている時は問題ありませんが、ちょっと遅れがちになってきた時に、この誠実さがあるのとないのとでは、全然違ってきます。

誠実さのある相手は、正直に現状と見通しを伝えてくれます。
しかも怪しいと思った時にすぐに。

一方、誠実さのない相手は、直前にならないと教えてくれません、もしくはこちらから確認しないと教えてくれません。

しかも確認する時に注意が必要です。
こちらは結果を心配しているのに、その結果に言及しません。

「来週月曜締め切りだけど、大丈夫?」
「今、○○をしています。」、「頑張ります。」

このように、結果に対する言及ではなく、今自分がやっていることをアピール。

数字や具体性の伴わない話や、「頑張ります」という言葉が出てきた時は、まず間違いなくこちらが期待する結果にならないと考えた方がいいのですが、普段よく聞くフレーズではないでしょうか?

個人的には「セミプロ」と言ってしまいたい方達に多いような気がします。

新卒を初めとする経験の浅い「アマチュアな」方達は、変なプライドがないので、素直に現状を教えてくれます。

できないことはできない、わからないことはわからない・・・そんな素直さがあるような気がします。

一方、「プロフェッショナルな」方達は、「結果にコミット」しているので、その実現が危ぶまれた段階で何がしかのアクションを取ってきます。

そして「セミプロな」方達。
この方達は、「結果にコミット」していないので、無理難題な結果要求を受け入れてしまうし、最後まで何とかしようとします。

そして結果にコミットしていないので、自分が今やっていることがどのような結果や影響を及ぼすのかわかりません。

従って、こちらが結果を心配すると、結果の話ではなく、今行っていることを話します。

残念ながら、聞き手の側からすると、頑張っているんだから許してね・・・という事前アピールに聞こえてしまいます。

不眠不休で仕事をしていることはわかりますが、それが結果に繋がっていない。

労働生産性の国際比較において、製造業は高いにも関わらず、サービス業が低いのは、こんな所に原因があるような気がします。

労働生産性の国際比較

テクニックではなく、完全に考え方の違い。

日本・・・夜遅くまで仕事をしているのは頑張っているし、いいことだ。
欧米・・・夜遅くまで仕事をしているのは、仕事ができないから。かっこ悪い。

敢えてわかりやすくしてみましたが、価値観の違いが結果に繋がっていたりします。

じゃあ、どうすればいいの?

個人的には、下記計算式を意識してバランスを取ることをオススメします。

Productivity(生産性) = Quality(品質) x Volume(量) / Time(投下時間)

Productivity(生産性)を上げるためには、Quality(品質)は高く、Volume(量)は多く、Time(投下時間)は短くすればいいことはわかりますよね。

で、国際比較の観点からすると、とかく日本は過剰品質になりがちなので、これを下げて、投下時間を減らしてみる。

Qualityは一定にして、Volume増もしくはTimeを減らすことはできないか考えてみる。

というのが、即効性がありそうな気がします。

セミプロな方達は、Quality、Volume、Time、どれかひとつしか見ていないことが多いです。
見ていないというよりは、わかっていないという表現の方が良いかもしれません。

つまり、相手が求めるQualityとVolumeを納期(Time)までに行ってくれれば、最低限の仕事は達成できます。

が、どこまでのQualityとVolumeを実現すればいいのかわからずに、Timeがきてしまう。。。

個人的な経験としては、必要以上にQualityにこだわって、最低限のVolumeが満たされていない・・・ということが多いような気がします。

仕事は掛け算。

どれかひとつでも最低限満たされていなければ、ゼロです!

仮にQualityが最高値であったとしても・・・です!

これがセミプロの方には理解できない。

夜遅くまで不眠不休で頑張ったのに、なぜなんだと・・・。

確かに最高のQualityです。
でもそれは一部分で最低限のVolumeを満たしていないでしょ・・・というのがどうにもわからない。

当たり障りのない話で多少脚色して紹介すると、ある研修がありました。

その研修で5本のプログラムを書くお題が出されました。

Aさんが出してきたプログラムの一本は、とても素晴らしいものでした。
参加した中でもダントツの一位です。
しかしAさんはその一本に全てをかけたため、他の4本は全く手を付けていませんでした。

面白いのはここからです。

この研修に参加した方達の評価をしましょう・・・となった時に、Aさんの評価はどうなったでしょうか?

そうなんです。とても評価されたのです!

しかし私は最低の評価を付けました。

なぜならば、こちらが要求しているお題をクリアしていないからです。
残りの4本のプログラムは最低水準でいいので、できていれば私も評価しました。

しかし今回はVolumeの最低ラインを満たしていません。
したがってProductivityはゼロです。

このような説明をして、他の方達も納得してくれたので、残念ですがAさんは全く評価されなかったのですが、プロセスにこだわって結果を見ない(計算式を意識しない)と、今回のようなことが発生します。

プロセスと結果のバランスは常に意識したいところです。

うーん、結果ではなくプロセスを大事にする国民性も影響しているのかもしれませんが、仕事でハマッてしまった時は、捨てる勇気を持つことが大事なのかもしれませんね。

ということで、思いっきり抽象的な話で申し訳ありませんでした。

具体例を書いて、どの話なのか特定されるのが怖くて抽象化しました。

あなたに思いっきり甘えますが、自分の仕事に当てはめて考えてくれると、書いた立場としてはとっても嬉しいです。

追伸)
Aさん、研修では評価されなかったですが、ビジネスの世界ではうまくやれば素晴らしい結果を残せるんですよね。

つまり、残りの4本は誰かに任せる。
自分がその一本に集中していても、Productivityの計算式が満たされるような環境を作ってしまえばいいわけです。

組織の良さってこういう所ですよね。

個人の生産性向上(部分最適)も大切ですが、チームや会社としての生産性(全体最適)を考えた方がいい・・・というのは、この辺りからも何となくわかっていただけるかなと思います。

2008/06/10

仕事のお供にはコレ

白熱する“置き菓子”ビジネス 勝ち残るのはどこか!

職場に菓子専用のボックスを置き、商品を取り出すときに代金を入れる-いわゆる“置き菓子”が花盛りだ。

なんていうニュースがありましたが、あなたは職場でお菓子を食べますか?

多国籍軍で仕事をする時は、なぜかクッキーとコーヒーがある、干しぶどうが実は頭を刺激するのでいい・・・などなど、職場でのお菓子の話はいろいろありますよね。

そんな私が職場のお菓子としてお気に入りなのはコレ。




歌舞伎揚です。
そう、お煎餅です。



以前、夜仕事をしていた時にクライアントの方にいただき、めちゃくちゃおいしかったので、それ以来、ファンなのですが、お煎餅っていいですよね。

理屈っぽく書くとこんな感じです。

・煎餅は硬いので、よく噛む。(脳を刺激する)
・腹持ちがいい。(夜、小腹がすいた時にちょうど良い)
・ダイエットおやつ!(低カロリー、低脂質で繊維も豊富なのでお通じやお肌にもよい優れもの)

最後のダイエットおやつは、適当に書いたので甚だ怪しいのですが、なんとなく他のお菓子よりは体には良いかなと。(あくまでも他のお菓子と相対的に比較して・・・ということです。)

ここまで書いてくると、“置き菓子”ビジネス。
製菓メーカーが多いですが、煎餅メーカーがやっているのって聞かないですよね?

お煎餅って職場の“置き菓子”に良いと思うのですが、あなたはどう思いますか?

どっかのお茶屋さんと組んでセットにしても面白いかもしれないです。

煎餅の弱点は、硬いので食べる時に煎餅を割る音が出てしまうのが、ちと恥ずかしい・・・ことですが、その恥ずかしさを克服してしまえば(笑)、とてもいいお菓子です。

考えれば考えるほど、煎餅は良いなと思うのですが、なぜどこも参入していないのか?
そんなことを考えると、このビジネスの性質、特質が見えてくるかもしれません。

富山の置き薬・・・と考えると、売り上げを伸ばすためにまずは置き場所をたくさん増やさなければいけません。

そして、その置き場所に定期的に補充(&代金回収)をしなければなりません。

1個100円で、その数をどんどん増やしていくビジネス。

営業と物流が大変そうだなぁというのは、あまり考えなくてもわかります。

おそらくこの辺りの大変さが参入障壁になっているような・・・。

逆に言えば、この参入障壁を突破できるようなアイディアがあれば、煎餅が置き菓子の仲間入り。

頭の体操として、煎餅メーカーになって、置き菓子ビジネスに参入するためには・・・と考えるのは、起業に興味があったり、経営企画室、事業開発部などで働いている方には良いかもしれないですね。

オフィスグリコで有名な江崎グリコの場合・・・

1個100円
9万8千箇所に設置
代金の回収率は95%、未回収分はほとんどが入れ忘れ
年間売上30億円

ということは、ざっくり試算で一箇所あたり月2,500円、1日1個強ぐらいのペースですね。

自販機ビジネスと共にちょっと気になるビジネスモデルです。

2008/06/06

これって、テレビ業界の常識?

実は今月6月は眠れない1ヶ月です。

なぜならば、4年に一度の祭典、サッカーEuro2008があるからです!

現地観戦は残念ながらできないですが、テレビでしっかりチェックするぞー。

まずは開幕戦。

インターネットで番組チェックと・・・。
放送予定一覧

2008年6月7日(土)深夜0時45分放送かぁ。

ここであなたに聞いてみたいことがあるのですが、7日(土)深夜0時45分となると、今日の深夜に開幕!って思いませんでしたか?

そうなんです。

試合があるので、今日はいつもより早めに帰ります。

と言いたい所なのですが、実は違うんです。

正確に言うと8日(日)0時45分から放送されるんです。

ヨーロッパ・サッカーは時差の関係でいつも日本時間の深夜に試合が行われます。

個人的にはいつもの話なんですが、どうもテレビ番組の時間表記は、暦ではなく、その日1日の番組放送が終わるまで同じ日付で表記するみたいです。

従って日付が変わっても、テレビ放送は続いているので、そのまま7日(土)深夜0時45分放送となるのです。

ややこしい。。。

普段テレビを観ないので、わかりませんが、スポーツニュースとかいろいろな所で番組宣伝をしているかと思います。
7日(土)深夜0時45分放送と言えば、今日の深夜にテレビをつける人が出てくるような気がします。

夜遅いので、もし違う・・・ってことがわかれば、憤慨するような・・・。
ビデオ予約していたら、撮れていなかったって憤慨するような・・・。

そんなトラブルに巻き込まれたくないので、私はいつもオフィシャルサイトで日程チェック。
オフィシャルサイト

現地時間を確認して、そこから日本時間を出します。
慣れてしまったので、ヨーロッパと日本の時差はすぐにわかるのですが、正直、敷居が高いような気がします。

多くの方々にサッカーに興味を持ってもらいたいので、こういう所はちょっともったいないなぁと思います。

熱狂的なファンはほっといても観るので、初心者の方に訴求した方が良さそうです。

しかし時差の関係で、非常に厳しい時間帯に放送されます。

だからこそ、確実に観ることができるように、ちょっとした思いやりがあってもいいような・・・と考えてしまうのですが、どうでしょうか?

実は私が知らないだけで、一般視聴者も7日(土)深夜0時45分放送・・・と言えば、8日が常識・・・なのかもしれません。

いや、自分はそうは思わないから、一般視聴者って誰やねん!

とツッコミを入れたくなるのですが、私が非常識である可能性も十分あります。

とは言え、ひとつ勉強になりました。

今までは、業界の専門用語が、この手の常識、非常識の話の定番でしたが、それ以外にもお客様にとって混乱を招くものがある・・・ということを。

よくよく考えると、仕事の進め方なんかも業界特有の流れってありますよね?

その流れも混乱を招くものがあるかもしれないですね。

2008/06/04

Google Calendar Syncを入れてみた

Googleさんのアプリ、Googleカレンダーのヘルプに面白いものがありました。

Google Calendar Sync

GoogleカレンダーとOutlookを同期するツールです。

早速ダウンロードしてインストールしてみました。


・・・


・・・


あっけなく、インストール成功。。。

GoogleカレンダーとOutlookもあっけなく同期しちゃいました。

このGoogle Calendar Sync、自動同期もしてくれます。

Outlook - Googleカレンダー - iPod Touch

私の場合、手間なく3つのカレンダーが同期されます。
これで、オンライン、オフラインどこでもいけそうです。

すごーい。

と、その結果にビックリするより、実はインストールした時にもっとビックリしたことが2つあります。

1つ目は、vistaでのアプリケーションインストールは、毎回何がしかのトラブルがあるのですが、今回は全く問題なく、すんなりとインストールできたこと。(笑)
(1分かかったかどうか・・・。)

これはビックリです。ホントにあっさりとインストールできちゃいました。

そして、もう1つは、あっさり入っていることにビックリしている自分にビックリです。(なんかややこしいですね。)

つまり、vistaでインストールする時はトラブル前提で物事を考えているということ。
トラブルが必ず発生すると思っているので、ふつーにインストールできただけでビックリしちゃっているんです。

ユーザーにここまで強い思い込みをさせるvistaというかマイクロソフト。

スゴイぞ!

今回は、悪い例ですが、逆の思い込みができれば、信頼、信用につながります。

ということで、どうしてそこまで思い立ったのか・・・というのを掘り下げると、何か掴めそうです。


・・・


・・・


考え中・・・


・・・


・・・


zzz・・・


・・・


・・・


出ました!!

私はとっても単純な人間のようです。

インストールにおいて、毎回トラブルにぶつかっていく内に頭の中でインストール→トラブルという思考回路ができたみたいです。

毎回あたふたするのは疲れるので、何度か繰り返すうちにトラブル慣れしてしまったらしいです。

ということは、お客様と信頼、信用を築くためには、同じことを繰り返し体験してもらえばいいのかな?

どうやら体験の地道な積み重ねがカギになりそうです。

うーん、考えた割には当たり前のことが出てきましたが、信頼、信用は一朝一夕では築けない、地道な小さな活動の積み重ねである・・・ということが確認できたのは良かったです。

今回はインストール成功ですが、印象としては完全に例外。

私の思考回路では、インストール→トラブルのままです。

頑固なのか、これが、私の中で築かれたvistaのイメージなのか・・・。

一朝一夕では築けない・・・となると、一度築かれたイメージを変えるのも、地道な積み重ねしかないのか・・・。

変わらないのであれば、いっそXPかmacにして、世界を変えるか・・・。

(こうしてユーザーが離れていくんですね。。。)

考えたことをそのまま文字に落としていますが、ユーザー心理の動きが確認できていいですね。

お客様の立場になりきると、発見の連続です。
経営者の方は特にオススメですよ。