2012/11/03

LINEを仕事道具として使ってみた

個人的にいろいろな仕事道具を使ってみるのが好きなのですが、使ってみた結果を話のネタとして他の方に話したりします。

先日LINEを仕事道具として使ったのですが、基本的に仕事で使うようなものではないせいなのか、話をすると「面白い」という反応が思った以上に多かったので、今回はそんな話題を取り上げようと思います。

ただ今回の話は「ごはんの上に明太子をのっけて食べたら美味かった。」みたいな話で、梅干しやノリの佃煮、昆布、納豆などなど実際の好みは人それぞれです。

つまり「これが一番のやり方だ」とか「ベストプラクティスだ」みたいな話ではないので、ノウハウやテクニックが欲しい方の期待には応えられません。
グルメな方のみお読みください。


仕事でLINEを使ってみた・・・ということですが、具体的にどのような場面で使用したかと言うと「作業が完了した」場面です。
作業報告として使ってみました。

背景として1日に3営業日を超える作業をしなければならない状況になりました。
さらに作業をするメンバーは物理的に離れています。

スムーズにムダなく情報のやりとりをしなければ納期に間に合いません。

ということでLINEを使ってみました。

使い方は・・・

作業が終わると、相手に対してスタンプで「終わったよ」と。
それを見た相手がスタンプで「OK」と。

たったこれだけです。

ん?

何が面白い?
何が新しい?

使ってみて思ったのは、スタンプでやりとりするのは、とてもラク(早い&簡単)ということでした。

例えばメールで報告するとしたら、メール本文を書くのは結構面倒です。
さらに送ってすぐに見てくれるかどうかも怪しい。

では、確実にすぐ伝わると言う意味で電話はどうでしょう?
確かにすぐに伝わりますが、実際は常に電話の前にいなければならない。
さらに電話だと「終わったよ」「OK」という言葉だけでは終わらないですよね。
ちょっとした会話はするはずです。
となると、電話時間が取られる。。。

それがLINEだとスタンプを押すだけ。
とってもラクです。
また「既読」のメッセージが表示されるので、伝わったかどうかも確認出来ます。
一方、受け手も常に電話と一緒にいる必要はありません。
(トイレとかちょっと席を外すことってありますよね。)

ということで、実際に役立つ・・・という意味でも優秀な道具だと思うのですが、面白かったのはスタンプ。

「できたよ」というスタンプも「泣きながら頑張った」とか「バッチリだぜ」みたいなスタンプでちょっとした表現ができます。
OKと返す時も「100点」とか「合格」とか「Good」とか「拍手」とか「Thank you」とか「ありがとう」とかとか、いろいろな表現方法があります。

個人的にはドラクエスタンプで「いのちだいじに」とか「ガンガン行こうぜ」とかを返していたりしました。
変な時間に入るとエスカレートして、はぐれメタルのスタンプで「逃げる」とか。笑

他にもゴロゴロ寝転がっていて駄々をこねているような、終わったからオレは寝るぞという意味にも取れそうなスタンプとか。

「乾杯!!」スタンプで、やったぜ、終わったぜと強調したりとか。

いろいろなスタンプが飛び交っていました。

余計な時間を取られることなく、ちょっとした遊び心が、良い気分転換になりました。

ということで、面白い使い方だよ・・・というお話でしたが、当然、ネガティブな側面もあります。

・LINEってアドレス帳引っこ抜くけど、セキュリティ的にそれってありなの?
・プライベートのLINEのやりとりも当然入ってくるので、そっちに夢中になる危険もあり
・ガラケー使っている人達は蚊帳の外
・基本1対1

他にもいろいろと考慮すべき点はあるかと思います。

従って「面白い」という反応を示した方達も純粋に「それってええやん」という反応をした方と「それってどうなの?何かウチでは無理そうだな」という反応と、ざっくり2つに分かれて、それぞれが表現として同じ「面白い」という言葉を使っていたりします。

ここがベストプラクティスではなく、ごはんの上にのっけるもの・・・という話に繋がるわけですが、個人的にはLINEを使って良い経験をしました。

例えば・・・

・ワンボタンは気軽に抵抗なく使える
・遊び感覚で使える(下手に使い方を覚える必要がない。覚える時間がいらない。)
・文字データよりスタンプみたいなリッチな表現はいろいろ伝えられる

みたいな感覚は次のツール選定や自分達のサービス作りにも活かせそうな視点です。

本業に集中したいのに、道具を覚えるのに時間を取られたり、道具が使いにくくて時間がかかったりって結構よくあることだし、もったいないですよね。

この辺を感覚的にわかるようになるので、今後も出来るだけグルメにいきたいなと思っています。