2006/04/04

ケータイのデザイン

遂にワンセグサービスが始まった。

私のことをよくご存知の方は、「普段全然ケータイを使わないヤツが何を言い出すんだ?」と思われるかもしれないが、こいつはちょっと面白い。

何が面白いのかと言うと、「双方向でデータのやりとりができる」ということ。

地上デジタル放送が開始された時に、何度も聞いたこのフレーズ。

特に面白くも何ともないじゃん。

と、思われるかもしれないが、コイツはケータイだから面白い。

よく考えてみると、テレビを観る時は完全に受身。
だから、わざわざ双方向のデータのやりとりをしようとは思わない。
(常にリモコンを持ちながらテレビを観ているならば別だけど。)

しかし、ケータイは、手に取ればわかるけど、スグにボタンが押せる状態。
むしろ、親指が早く押したくてたまらないぐらい準備がしっかり出来ている。

ということは、ここでちょっと背中を押せば・・・。

自宅のテレビではなかなか進まなかった双方向のやりとりがケータイでは加速する。

後は、個人認証と決済のインフラを整えて、安心かつ簡単にしてあげれば・・・。
考えれば考えるほど、ビジネスの匂いがしてくると思いませんか???

人は何かやりかけの状態だと、とても気持ちが悪いと思うらしい。

だから気が進まないことでも、とりあえず始めてしまえば最後までやってしまうことが多い。
(つまり、辞める勇気がそれだけ必要だと言うこと。)

この理屈で言えば、ケータイの持ち方というのは、まさにやり始めた状態。

今まで最大の壁だった所があっさりと解決している。

ということで、ワンセグには注目なのだが、ポイントはワンセグ対応のケータイのデザイン。

画面を回してボタンを隠してしまうと、ミニテレビとなってしまって全く意味がない。
ミニテレビ状態ではなく、メールをやる時と同じ様な状態で、テレビを見せなければならないのだが、残念ながらワンセグ対応のケータイは、ミニテレビになるものが多い。

ということで、活用を促進しないと、そのうち誰も観なくなって・・・余計な機能だからいらないよね・・・となって、結局うまくいかず・・・となりかねない。
(放送する側にとっては、新たな収益源や広告の確保を考えているはず。)

市場が立ち上がる時は、ユーザーに提案をしていかないといけない部分がある。
そのためにも、デザイン部分からフォローをしていくのも必要なのではないかと思う。

こういった時には、デザインは誰か1人強力なリーダーの下で進めていくのがいいとは思うんだけど、デザインの現場ってどうなっているのだろう???

今後、ミニテレビにならないワンセグ対応ケータイで溢れたら面白いと思う。

と、今回はどちらかというと事業者寄りの話を書いたけれど、本音はユーザーの立場を考えて・・・が基本です。

でも、1ユーザーになった瞬間に、ケータイっていらないよね・・・となってしまうので・・・。