2013/04/09

ビジネス書が仕事に役立たない理由

今回のテーマは読書が趣味・・・ということで定期的にネタにしやすく、書きやすいので書いてみようと思います。


Kindleも楽しいし、今後も良い本がいっぱい出てきてほしいので、せっかくお金と時間を費やした読書をもっと活かせるヒントになればいいなあと思っています。



さて、ビジネス書が仕事に役立たない理由は簡単です。

・読んだことを実践しないから

これに尽きます。

・・・なのですが、これはあまりにも・・・なので、もう少し表現を変えたいと思います。

それは・・・


・1回しか読んでいないから


ちょっと学生時代を思い出してみてください。
教科書を1回読んで全て理解しました?
それでテストで100点って取れました?

・・・と言われると自信ないですよね。

ビジネスパーソンであれば英語は必須。
TOEICの勉強をしよう。

ではTOEIC本を買ってきました。
1回読んで、受けたら高得点・・・とはならないですよね。

いずれにせよ”勉強”をすると思います。

ということでビジネス書も教科書と同じ様に何度も読みながら勉強して使っていけば、とても役立つと思うのですが、自分が買って読んだ本のレビューなんか見ると、なかなかそういった読み方、使い方をしていない印象を受けます。

それではあまりにももったいない。


1回読んで全て覚えられるような簡単なことを、すぐに活かせる単純な仕事ってしていませんよね。もっと奥が深くて、楽しい仕事をしているハズです。

だからこそ、書かれてある内容も表現のわかりやすさもあって理解した気にはなれますが、1回で本当に理解できるようなものではなく、何度も読み実践しながら体で覚えていくような内容が書かれてあったりします。


とは言え、何度も読むのは大変だし飽きてくるよね。
読書自体が続かなくなっちゃう・・・。


というのもよくある話。
私ももの凄く飽きっぽい性格なので、よくわかります。

そこで自分が取った対処法は2つ。

1、同じテーマ、関連書籍を読みまくる。
何冊か読んでいくと同じようなことを言っている、繰り返し言っている・・・などが見えてきて、結果としてポイントを絞って勉強していることに。

2、同じ著者の本を読みまくる。
こちらも効果は同じです。
著者が手を替え品を替え表現をしてくれるおかげで、大事なポイント、何が同じなのかが見えてくることに。

要は実践するためにどう定着させるか・・・の話だとは思うのですが、探せばやり方は他にもいっぱい出てきそうな気がします。

上記のような形で読書を楽しめば費用対効果は抜群だと(個人的には)思っています。