2007/03/30

社会貢献ができるオススメ健康管理

定期健康診断の結果が戻ってきた。

結果は全て問題なし。
前回の診断時と比較しても、数値が良くなっているものもあり健康そのもの。
ホント、ありがたいことです。

せっかくなのでここで、お勧めの健康管理方法を。

実は社会人になってからは時間がなくて行っていないのだが、学生の時にやっていた健康管理方法。

それは、献血をすること。


「献血で健康管理?」と思われた方がほとんどだと思うけれど、できるんです。
(とはいえ随分昔の話なので、記憶があやふやです。実施する時は要確認です。)

献血は、一度行うと次回実施できるのは1ヶ月先。

そして献血を行うと、後日血液のデータが送られてきます。

その数値を記録しておいて、数回分見てみると何となく傾向が出てきます。

疲れている時に行った献血は数字が悪い。
元気な時はこの数字が良い・・・など。

送られてくるデータに良い、悪いという診断はないので、あくまでも献血時の自分の体調から判断しているだけだけど、継続して記録して、その傾向を見ることでわかることがあります。

後日送られてくるデータなので、過去の記録。
従って、数字が悪いから、どうしよう・・・ということにはなりにくいのかもしれないけれど、何となく自分の生活習慣を振り返るきっかけにはなるので良いかなと思います。

それより何より献血をして、誰かの助けになっているのは、とても嬉しいことなので・・・。

針を刺すのが怖い。
血を見るのが苦手。

という方には、難しいかもしれませんが、思ったよりも敷居は高くないので、是非一度献血をしてみるのもいいと思います。

2007/03/25

右手と左手どちらにしようかな?

休日を利用して定期健康診断を受けてきた。

そこでのひとコマ。

「採血します。」
「右手と左手、お好きな方の手を出してください。」

と言われて、いつも採血をしている左手を出した。
注射針が苦手な方もいるけれど、個人的には全然怖くない。

怖くないハズなのだが・・・。

採血が終わった後に、右手で採血してもらったら・・・と想像すると、ちょっと緊張してしまう自分がいた。
左手は慣れているから大丈夫だけど、右手は慣れていないからちょっと不安。

同じことをするのに、左手と右手でこうも受ける印象、感覚が違うことに驚いた。

まるで別人みたい。

とても些細なことなのかもしれないけれど、大きな気付きを得ました。

仕事においても、些細な変更かもしれないけれど、当人の感情が大きく揺れ動くことがあるかもしれない。
その感情のケアを行わないと、大変なことになってしまう。

社会人になってから、基本的にクライアント企業の変革の仕事ばかりしてきたので、現場の抵抗、他部門との軋轢などなど、人の感情が揺れ動く場面を多く見てきたけれども、それでもまだまだ・・・と感じてしまう。

いつも左手にしている時計を右手にするだけで随分と世界が変わってしまうのと同じように、ちょっとした変化で、気分が大きく変わってしまうものは数多いかもしれない。

そのようなものをたくさん見つけて、普段の生活にちょっとした刺激を与えてみるのもいいかもしれないですね。

2007/03/20

会議で、その会社の仕事ぶりを知る方法!?

いろいろな会社と会議を行ってきて何となく気が付いたこと。
それは「会議の進め方によって、会社の性格が出てくるのではないか・・・」ということ。

例えば、問題が発生した時の会議。
議論は大きく分けて2つ論点がある。

・なぜ問題が発生したのか?
・どのようにして対応するのか?(原状回復と再発防止)

組織の中で議論すると、往々にして過去のことである「なぜ問題が発生したのか?」に議論が集中しやすい。

そして、事実・原因の究明ならいざ知らず、犯人探しになってしまい、責任を個人に押し付けてしまう。
このようなことが繰り返されると、小さな問題の芽は隠されがち。

犯人探しをしているぐらいだったら、さっさと原状回復の対応策を練って、人に依存しない再発防止策の検討に入った方がよっぽど建設的。

ということで、会議進行役の議論の進め方を見ていくと、その会社が普段どのような仕事をしているのかがわかってしまう。

・過去に集中して、犯人探しをしてしまう後ろ向きな会社
・現在と将来に集中している前向きな会社

上位者に対応の責任を負う気概がないと、組織全体のモチベーション低下に・・・。

「なぜ、こんなことが起こったんだ?」
「なんで、こんなことをやったんだ?」
「こんなこと、誰がしたんだ?」
「なぜ、これをしなかったんだ。」
「とにかく早く対応しろ。」

少々抽象的な表現だけれど、こんな発言が頻発していたら要注意。

トヨタのカイゼンが有名になり、なぜを5回繰り返しているけれど、「なぜ」の後に、「どのようにして」対応するかが一緒になっていないと、モチベーション低下の原因になりかねない。

問題の見える化の後は、問題の解決です!

2007/03/19

フィッシング詐欺に遭いそうになったので・・・

今日、フィッシング詐欺に遭いそうになったので、頭の整理も兼ねて魚釣りについて書いてみようと思う。(めちゃくちゃ強引なフリです。)

「魚を与えるのではなく、釣り方を教える」という有名な言葉があるけれど、それより何より漁場は大事だなと思った。

漁場があって初めて釣り方が大切になってくる・・・。

どうして、こんなことを書いたのかというと、ある会話から・・・。

「全然仕事していない人が、あれだけ給料をもらっている一方、別の会社では超優秀な人が、少ない給料で働いている。」

「これって何なんだろう?」

このような会話があって考えたこと。

会社は、漁場に似ているなあと。

魚がたくさんいるから、下手な釣り方でも釣れる。(全然仕事をしていなくても給料が貰える)
魚が少ないから、上手に確実に釣らないといけない。(仕事が出来ても給料が少ない)

会社作りとは、誰に対して、どのようなサービスを提供して、どのような価値を持ってもらうかということ。

この漁場選び&漁場作りを間違えてしまうと、大変なことになる。

実際、正しい漁場、間違っている漁場という判断基準はないから、誰かと誰かを比較するとギャップが出てくるのは当然。

とは言え、自分のキャリアを考える上で、どのような漁場にいるかは把握しておいた方がいいかもしれないですね。

これから車の時代になる・・・というのに、馬車乗りのスキルを磨いている・・・なんてことがないようにしたい。

ということで、今後どのような漁場作りをしていくか・・・なんてことを考えていると、夜はどんどん更けていきます。

2007/03/14

楽しい仕事に欠かせないこととは?

今、あるプロジェクトで一緒に仕事をしている会社の方から聞いた話。

「休暇中のメンバーがメールで、プロジェクトのことは片時も忘れたことがない、みんなが楽しそうに仕事をしていて羨ましい、自分は一緒にいれなくて残念だって言っていますよ。」と教えてくれた。

これはちょっと嬉しい話。

ということで、休暇中のメンバーが、休みにも関わらず、仕事をしているのが羨ましいと思ってしまう仕事って一体何なんだろうということを考えてみた・・・。

ざっくりと2つぐらい思いついた。

・「やりたいこと」、「できること」、「やるべきこと」のバランスが良い
・成長機会がある

成長機会をもう少し掘り下げてみると、これぐらいだろうか・・・。
・スキルの成長(経験の蓄積)
・新しい会社、メンバーと仕事をすることによる人間関係の広がり
・優秀なメンバーから受ける「刺激」、「勉強の機会」、「新しい視点・発想」

スキルの成長は、自分のキャリアプランと合っているのかどうかなど細かく考え出したらきりがないので、これぐらいにしておいて・・・。

このように見てみると、確かに今回のプロジェクトは魅力的かもしれないなぁと思った。
(もしかすると自画自賛っぽい?)

と、ここまで書いてきて思ったことは、「お客様の立場に立って考えてみたら、どうだろう?」ということ。

この視点で今回のプロジェクトが、お客様が抱えている課題をどのように解決するのか見ていくと、とてもワクワクしてきた。

課題を解決した後に、会社がこのように進化する、社員の方々がこのような行動を取るようになる・・・と、いろいろな想像(妄想?)をするのは、とても楽しい。

頭の中で妄想した未来を実現するために、具体的なタスクをこなしていくのは楽しくてたまらない。

今回のプロジェクトメンバーは、そのような感じで仕事を進めていく方が多いから、その影響もあるのかなと思ってみたり。

ということで今、行っている仕事(タスク)の後に、どのような未来が待っているのか、事前にメンバーと共有しておけば、楽しく仕事ができるかもしれないですね。

2007/03/01

ホンモノになるために行っていること

先日、非常にためになる話をお伺いした。

「銀行員はお金を数える際に偽札かどうか見分けるために、本物のお札で練習する。」

「ダイヤモンドが本物か偽物か見分けるために、鑑定士は本物と偽物を交互に見比べない。」
「本物のダイヤモンドを見続ける。そうすれば偽物があった時にすぐにわかる。」

うーん、なるほど。

本物に触れ続けることで、本物を理解する。

だから偽物が来た時に、違いがすぐにわかる・・・という理屈(なのかな?)

この話をお伺いした時に、いろいろな所で応用ができるのかなと思った。

例えば仕事について。

これまで仕事で数々の失敗を重ねてきた。

その失敗は貴重な経験なんだけど、失敗からの教訓は「同じ過ちをしない」ことが多く、必ずしも全てが次の成功に繋がるわけではない。

むしろ新たな失敗の原因となりうることもある。

ということで、失敗経験をどんどん積み重ねて精度を高めつつ、一方で本物の仕事に触れる機会を数多く増やすべきなのかなと・・・。

この場合、成果を挙げている人の行動や考え方に触れて試してみることが大事だと思う。

ということで、取り組んだりしているのだが、一朝一夕でいくものではないですね。
仕事は技を極めるだけでなく、芸を磨くもので終わりはないのかなと痛感しています。