2006/08/31

今日、学んだこと

今日、学んだ言葉。

「売って悔やむこと、商業の極意。」

近江商人の言葉。

商売は人の感情が入るので、よくわかる。

そして、この言葉の真意を知るだけでなく、実践できるかどうか・・・。

今日一日、動き回って帰ってきて、ちょっと考えてしまった。

知るとできるは全然違う。

2006/08/30

相手の為に・・・のウソ

「お客様のために・・・」と言う言葉でこちらの価値観を押し付けてはいけない。
「お客様の立場を考えて・・・」とは、常々言っていることだが、もっと割り切ってしまってもいいかもしれない。

つまり・・・

「(私達は)お客様のことを理解できない。」

理解したと思うから勘違いが起こる。

だったら始めから「理解できない」とすれば、「お客様の立場を考えて」(仮説)、それが正しいかどうか相手に確認をする(検証)という作業をすると思う。

必ず相手に確認をするという作業はとても大切。

それを忘れないようにするために、刺激的な言葉を選んだのだが、なかなか難しいですね。

言葉だけで真意を伝え切れているかどうか・・・。

だから必ず行動とセットにしないと、言葉が独り歩きをしてしまう。

2006/08/29

世界一愚かな社長

最近、ちょっとアリなんじゃないの?と思っていることがある。

それは、「世界一愚かな社長になること」

これって出来そうでなかなか出来ない。

世界一愚か・・・ということは、ビジネスの仕組をしっかり作っておかないと、社長を続けることはできない。

世界一愚か・・・ということは、自分より優秀なメンバーと仕事をしていく・・・。
(これは何とかなりそうだ。)

世界一愚か・・・だから、独断と偏見で話を進めることもないし・・・。

とは言え、世界一愚かでも、意思決定はしっかりやらないと。
だから、世界一愚かな社長になると意思決定は・・・。

2006/08/28

ブログ読者を増やす方法

ブログを毎日書き続けて、かれこれ430日ぐらいになるだろうか・・・。

これだけ書いていると、いろいろなことがわかってくる。

で、ブログを書いている人なら誰でも読者数を増やしたいはず。

そんな時は、どうすればいいのか?

えっと・・・それは、この絵日記のような口調で書かないこと!!

読者数を増やしたいならば、相手が目の前にいて、その相手に語りかけるように書いた方がいい。

この絵日記はどちらかと言うと、読書感想文の表現に近い。

だから、表現がちょっとよそよそしいんだよね。

もちろん、あなたがこうして読んでいてくれるからこそ続けられるんだけど、とても不器用なのです。

ということで、人気ブログの表現を真似すると、とてもいいような気がします。

最後はいい加減なようでいて、真面目なアドバイスだったりします。

2006/08/27

知識労働の生産性を上げる

ドラッカーの本を読んでいると面白い記述がある。

工業、農業などは技術革新により飛躍的に生産性を上げた。
一方、知識労働の生産性はどれだけ上がったと言えるのか?

100年前の工場と、現在の工場、どちらがより生産的と言えるのか?
100年前の教師と、現在の教師、どちらがより生産的と言えるのか?

工場は確実に現在の方が生産的だと言える。
でも教師は・・・。

ここで教師の生産性が云々という話をすると、感情的な反応がありそうだけど、確実に生産性が上がったと言い切れないのは、まさに人は感情の生き物だから。

ここが機械と違うところ。

この感情をどう取り扱っていくのか?というのが、知識労働の生産性を上げるポイントだと思うんだけど、その点に気が付いて実行するというのは、意外と大変。

なぜならば何事もまずは現状の認識(定義)から始まるから。

「感情と生産性が密接に関わりあっているよね」という認識から始まらないといけない。

実際、モチベーション・マネジメントという言葉もあるし、EQなんてものもあるし、感情を取り扱った話は数多くあるんだけど、そういった刺激を与えるものではなく、普段の日常業務の感情にフォーカスしたものとなると・・・。

なんてことを考えながら、知識労働の生産性について考えていました。

この日常業務と感情の結びつきをどう捉え、生産性を上げるかについて興味がある方は、直接お会いした時に話題として取り上げてくだされば。

2006/08/26

ダメ出しをする

商品にせよ、アイディア、サービスにせよ「忌憚ないご意見を頂きたく・・・。」という言葉を言われることがある。

その言葉を聞いた時、自分の中にとても悲しいことが起こる。

それは、ダメ出しをしてしまうこと。

普段から短所をあげるのではなく、長所にフォーカスしようとして注意をしているにも関わらず、

「レビューをお願いします。」
「意見を頂きたい。」

という言葉を聞くと、途端に「批判的な」コメントになってしまう。

どうしてだろうか?

おそらく長年の積み重ねがそうさせているに違いない。

批判をするとは、マラドーナに対して、

「あなたの右足でのプレーはダメ。」
「もっと右足の練習をした方がいい。」

という筋違いのコメントをしているようなもの。

本質的に何が素晴らしいのか、それを見極めてやることが、大切、かつ価値のある意見にも関わらず・・・。

まだまだ修行が足りませんね。

2006/08/25

帰れない・・・

しまった・・・。

時間は22時20分過ぎ・・・。

ちょっとお腹がすいたので、夕食を取ってオフィスに戻って気が付いた。

セキュリティーカードを机に置きっぱなし。

ということで、オフィスの中に入ることができない・・・。

しかもケータイは持っていない。

ドアをノックするも中から反応なし。

誰か開けないかな・・・。

うーん。

意外と開かないものだなぁ。



・・・。




・・・。






・・・。





しばし待っていると、中が開いた!!

ということで、ちょっとしたトラブルでした。

こんな時、直感的に「ラッキー」と考えることができる思考回路にならないものかと、思ってみたり、思ってみなかったり。

2006/08/24

早稲田実業、斎藤投手について(早実初優勝にて思う)

時流に乗るのは大事なこと。

例えば、ブログのアクセス数を単純に上げるだけなら、この話題。(笑)

早稲田実業、斎藤投手について。

例えば、ただのハンドタオルも斎藤投手のような使い方を提案したり、可能であるならば権利関係をキレイにして「斎藤モデル」として売り出せば、たくさん売れる。

ただ気を付けなければならないのは、スポーツの話題は冬季オリンピックのイナバウアーでもわかる通り、旬の時期が短いこと。

だから一気に加速して・・・。

と、考える経営者がいたら大変です。
時流に乗るのは大事とは言え、これでは場当たり的でいつまで経っても自転車操業になってしまう。

だから、どう考えるか?

個人的には、自社の商品やサービスを時流に即した表現で伝える。

今だったら高校野球の一生懸命さ、ひたむきさや、斎藤投手の熱投を使った表現で伝えられないか考えてみる。

本来、経営者が考えるべきことは、「時流に乗ること」ではなくて、「時流を作ること」だと思っています。

思っているというより、結果を出している経営者の方の近くにいると、「時流を作ること」を行っている方が多いというだけのこと。

こんな所にも、「デキル経営者」と「そうではない経営者」のマインドセットの違いがあったりします。

2006/08/23

自転車から見える風景

自転車に乗っていると、面白い経験ができる。

数多くある経験の1つに、「仕事が出来る人を見つけることができる。」というのがある。
(もちろん採用できるわけではないのだが・・・。)

自転車と歩行者、車、バイク・・・それぞれ異なったスピードで、同じ場所を共有しているので、互いに尊重しあわなければ、うまくいかない。

ここで周りに気を使わなかったりすると、車や自転車の走行の邪魔になってしまったり・・・というのはよくあること。

特に最近はケータイを見ながら、話をしながら・・・というのが多いので、自転車の立場から見ると、走りにくいことが多い。

が・・・ごく稀に先の先を見て、歩いている人を見つけることができる。
周りに気を使って、恐ろしいぐらい2手、3手先を見ながら歩いている・・・。

それを見て「おそらく仕事もできるのでは?」と思ってしまう。

仕事は段取りが大切。

だから、関係する方達をきちんと把握して、2手、3手先の手を打っていく。

だからこそ仕事が滞りなく進んでいく。

街を歩いているだけで、それが見えるのだから、仕事をさせたら、もっと際立つに違いない。

ということで、たまにそんな方にお見かけすると、声をかけたくなる。(笑)

2006/08/22

総会を開催しました。

週末に株主総会を行った。

前期と今期についての報告を行ったのだが、久しぶりにしゃべった。

普段考えていることは、行動することで・・・ということで、あまり話をすることはないのだが、背景や経緯も含め、詳細な話をした。

毎日ブログを書いているので、全てを公開しているような印象を持たれているのか、持たれていないのかわからないけれど、ブログでは前提条件や事前に共有しておくべき事柄を踏まえた会話は難しい。

だから、株主総会で話をしたようなことは、なかなかお伝えすることができないのが残念。

伝える方法とタイミング、相手が変われば、伝える内容が異なってくることを痛感しています。

2006/08/21

Think Different, Think Different, Think Different

昨日、Think Differentについて書いた。
ということで、あまりにも抽象的だったので、少しだけ補足を。

Think Differentは奇をてらうのではなく、普遍的、本質的な常識を持った考え方。
ここでの常識とは、人々の偏見や言い訳で慣習として定着した常識とは全く異なる。

人々の偏見や言い訳で慣習として定着した常識とは、一体どんな常識か?
それは、「○○できない。」と言う言葉。

この言葉にチャレンジして、行動をすると圧倒的な結果を出すことができる。
なぜならば、多くの方が行動をしていないから。

ということで、このような言葉はとっても簡単。

「○○できない。」⇒「それって違うよね。」(Think Different)
「どのようにして行動しようか?」⇒即行動(Effective Approach)
圧倒的な結果(Overwhelming Result)

これが「○○してはいけない。」となると、行動するのはやめておいた方がいい。
例えば・・・

人を殺してはいけない。

確かに・・・。


普遍的、本質的な常識を持った考え方とは、わかりやすい例で言うと・・・、

相手に何かしてもらったら御礼を言う

などなど。

それを普通に御礼をするだけならば、結果もいつもと変わらないけれど、

相手がトコトン喜ぶ御礼の仕方って何だろう?(Think Different)
即行動(Effective Approach)
今までと結果が変わる(Overwhelming Result)

と・・・。

普遍的、本質的なものとは何かを見極めて、それを効果的に実行する・・・となると、結構大変な気がする。

それだけに、ここに集中したい。

2006/08/20

インプットとアウトプット

Think Different, Effective Approach, Overwhelming Result

ちょっと休んでいた時に、頭の中に浮かんだので、考えてみる。

当然と言えば、当然の言葉。
インプットの考え方をちょっと変えて、それに即した行動をすれば、アウトプットの結果が変わるのは当然のこと。

なんだけれども、最近感じるのは、Think Differentの部分。

圧倒的な結果を出そうと思うと、自分の考え方、思想が障害になることがある・・・。

このことを昨年経験して、今は全く反対の考え方を持っていたりするので、常にThink Differentは意識している。

個人的には、Effective Approachと言うのは、世の中に氾濫しているので、特に問題なく進めることができると思う。

どちらかと言うと、Effective Approachを見抜く目と、それを採用する勇気の方が大切だったりするので、その部分はThink Differentに関係するところ。

Think Different

言葉だけを見ると、奇をてらうような印象を受けるけれど、そんなことは全くなくて、むしろ常識的な考え方を持つこと。

ここで言う常識とは、普遍的、本質的なことで、例えば人々の偏見や言い訳で慣習として定着した常識とは全く異なる。

それができるかどうかが大切なような気がする。

ということで、この絵日記を読んでいる方には、イマイチわかりにくい話になってしまいました。
申し訳ないです。

2006/08/19

勝者のメンタリティーの凄さ

今日は久しぶりに野球観戦。

東京ドームにてジャイアンツ対ドラゴンズを楽しんだ。

自分のジンクスによると、外野で応援する時は100%の勝率なので、今日はドラゴンズの勝ち。
ということだったのだが、実際に観てみると恐ろしいほどまでに強かった。

上原投手の立ち上がりが良かったので、これは投手戦かなと思ったら、ドラゴンズの選手は恐ろしい。
どの選手もファーストストライクを振ってきて、プレッシャーをかける。

そして2ストライクと追い込まれたら、ファールで粘って2-3までもって行く。

そうして球数を放らせてピッチャーの体力を奪っていく。
コントロールが良いピッチャーなので、これはとても効果的。

そしてランナーが出ると、確実におくってセカンドに。

その後もきっちりライト方向にゴロを打って、ランナーを進塁させる。
そしてヒットで、1点。

派手ではないんだけど、じわりじわりとプレッシャーをかける点の取り方。
エース上原投手はそれでも踏ん張って試合を作っていたけど、その後のピッチャーはあっさりフォアボールを出してしまう。

そして送られて、またフォアボールを出して・・・。
ヒットを1本も打たれていないのに、ランナー1、3塁。

で、ヒット1本で1点追加。

このような攻め方。

一方、ドラゴンズの守りも凄かった。

1巡目は絶対ランナーを出さない。

そしてピッチャーの上原投手にカーブを打たれて初めてのランナーを出すと、そのカーブを封印。
どの回も2死まであっさりと打ち取るのに、その後打たれてピンチを迎えるも要所はしっかり抑える。

圧巻だったのは2死満塁を迎えた時に、初球に封印していたカーブを投げたこと。
これで混乱させておいて最後にまた、そのカーブで三振。ピンチを切り抜ける。

で、5対0となった6回裏には、余裕が出てきたので、そのカーブを織り交ぜながら投球。
やっぱりキレがなかったのかソロホームランを打たれた。
(キレのない球をきっちりとホームランにするから、野球のレベルは、日本サッカーと比較すると、相当高いと思う。)

野球のチーム打率が2割5分から3割の間である以上、ここで打たれるのはいいこと。
抑えるべきときに抑えればいい。

ということで、11安打を打たれたにも関わらず、取られたのはソロホームラン1点だけ。

打たれていい場面で適度に打たれていた。

それにしてもジャイアンツの選手はピッチャーに対するプレッシャーが弱い。

ファースト・ストライクに手を出さないで、カウントを悪くしてから手を出すので、なかなか打てない。
積極的に振っていたのは、高橋選手ぐらい。

一方、小久保選手は、打席に入ってからバットを構えるまでが、非常にゆっくりしていて、オーラがあった。

ピッチャーが思わず甘い球を投げてしまうような風格が出ていた。
川上投手も投げにくそうにしていたような気がする。

それから凄かったのは福留選手。
5打数4安打3打点。

成績もさることながら、バッティングスタイルが凄い。

2ストライクまでは思いっきり振っていって、追い込まれると球に食らいつく。
2-0から2-3まで球数を放らせて最後は、鮮やかなタイムリーヒット。

それをさも当然のようにするから、勝者のメンタリティーが備わっている。

ジャイアンツファンが「また打たれそう。」と話をしながら、打っているから、その雰囲気は伝わっているみたい。

ということで簡単な観戦レポートになってしまったけれど、学ぶことは多かったです。

残念だったのは、帰宅してから今日の試合を振り返ろうとテレビを観たところ、どの局もその凄さを全然伝えていなかったこと。

どうやら野球場でしか、この凄さは体験できないようです。

2006/08/18

週末に向けて・・・

今週もあっという間に週末に。

今週末には弊社の株主総会が行われるから、気合を入れていかねば・・・。

ということで、気持ちも新たに頑張っていきます。

夏休みで東京はとても静かだったような気がするけど、静かな間にできることをドンドンして・・・。

2006/08/17

面白い質問をします。

BusinessWeekを読んでいると面白い質問があった。

Q、あなたはどちらを選びますか?(どちらがハッピーですか?)
A、ボーナスで$20,000受け取る。ただし、受け取った額は、部内で一番少ない額。
B、ボーナスで$10,000受け取る。ただし、受け取った額は、部内で一番大きな額。

結果はAを選んだ方が多かったのだが、とても面白い。
これは目標設定にも繋がる話かなと・・・。

例えば、あなたはどちらを選びますか?
A、売上高100万円の目標を設定。目標達成率は100%。
B、売上高200万円の目標を設定。目標達成率は60%。

勤勉な日本組織で働くならば、Aを選ぶのではないかな・・・と思う。
しかし会社に貢献しているのは、どちらかと言うと20万円多く売り上げているBの方なのは確か。

目標を管理すると、Aみたいになるかなと。
一方、目標にチャレンジしていくと、Bになるかなと。

組織風土や目標管理の仕組で、どちらを選ぶ会社になるのか決まってくる。
もちろん弊社はBの方で会社が回るような風土と仕組を作っていきたいと、日々チャレンジしています。

2006/08/16

夏休みと言えば・・・

世間は夏休み?

東京はとても静かなような気がする。(あくまでも気のせいですが・・・。)

そんな夏休みにも関わらず、弊社では通常通り活動して、息つく暇もありません。
とっても忙しくて大変です。

と書いてみるのもいいかもしれないけれど、実際は仕事は相手がいてこそ成り立つもの。
なので、相手が夏休みであれば、自然と静かになるわけで・・・。

こういう時こそ、ゆっくり自分の時間を作って、次の仕込をするのに最適。

2006/08/15

見つめ直してわかること

自分って、どういう人間なんだろう???
どういう人間になりたいんだろう???

昔はよく考えていたような気がする。

自己分析をして(コンサルっぽく言うとAs-Isを把握して)、あるべき姿(To-Be)とのギャップを認識する。
そして、それを埋めるためのToDoを洗い出して実行する・・・。

こんなことを繰り返していたような気がする。

では、今も行っているか?

正直、それはなくなった。

なぜならば、自分が何者であるかは、行動をすることでしか得られないから。

余計なことは考えないで、あるがままの自分で目の前のことに一生懸命取り組む。

今この瞬間に対して、喜びと感謝の気持ちを持ち、手を抜かずに取り組む。

それがあるべき姿であり、そのような環境に身を置いている以上、余計なことを考えなくなった。

そして真剣にやればやるほど行動した結果から、多くの気付きを得ることができるようになった。

ということで、どんどん無と言う表現がピッタリの世界に突き進んでいるような・・・。

2006/08/14

東京湾大華火祭にて・・・

本日は、東京湾大華火祭に行ってきた。

歳を取ったせいなのか、人が多い所は苦手なのだが、今回は船上ということで、人混みに巻き込まれることもなく、花火を楽しむことが出来た。

前半は軽く船酔いをして、気分が優れなかったのだが、美しい花火を観ていると、だんだん調子が元に戻っていった。

そういえば、10年前に観た時には、「花火のような人生を送りたい。」とか考えていたなあ。(笑)

最後にキレイな華を咲かせて、人々の記憶に残るような人生を・・・と。

でも、よく考えたら花火は、華を咲かせる前から、みんなの注目を浴びている。

人の注目を集めるって、なかなか大変と思うかもしれないけれど、そんなこともないかなと。

自分の好きなことや得意なことが出来ているということは、それ以外のことは、他の人が担当してくれているからこそ。

うまく分担、分業が出来ているからこそ、自分が貢献できることに集中できる。

と、考えると、人は相互に依存し合って、素晴らしい関係を築いていることができているんだなと。
それって、注目を集めていることなのではないだろうか・・・。

なんてことを考えながら、花火を観ていた・・・と書くと、それっぽいけれど、実際は、ただただ見ていました。

最近は、そのような小難しいことは考えないで、目の前にあることをあるがままに受け止めようとしています。

視覚を通して起こっていることを、目だけでなく、耳や匂い・・・全身で感じることができないかと思いながら、観ていました。

2006/08/13

TV-CM

思い立ってTV CMを見てみた。

ただし音は全く出さない状態で。

音を出さないでCMを見ていると、いろいろなことがわかってくる。

まず最後にならないと何のCMかわからないものや、情報がいっぱいのCMなど・・・。

そして音を出さないで見てわかったのが、音楽CDと映画のCM。

音楽CDは完全に音と連動している。

映像だけでは何のことやら、さっぱり。(笑)

上手いなあと思ったのは、問題解決型CM。

シンプルに問題を提示し、それを商品が解決してくれることを訴求している。

そこにできれば、購買の言い訳になるような事実が入っているといいんだろうけど、そこまで入れるのは難しいのか、それともお腹いっぱいになってしまうのか・・・。

こうやって要素を分解してみると、気が付くことがたくさんある。

今度は、目をつぶってCMを聴いてみようかな。

2006/08/12

それは常識です!!

常識とは、ただの言い訳にしか過ぎない。

このように思う時がある。

なぜならば・・・

既知のものを完璧に磨き上げても富は生まれない。
未知のものを不完全に把握した時に富は生まれるから。

これは、常識にチャレンジするということ。

道徳、倫理に関係した常識はさておき、言い訳としてまかり通ってきた常識というものが数多くある。

その言い訳として存在している常識にチャレンジしていくことが、結果を出す早道。

分別をわきまえ、誠実ある人であれば、非常識であり続けることは、素晴らしいことだと思う。

2006/08/11

働きすぎにご注意

「日本人はゆとりがない。」、「忙しいことは良いことだと思っている。」と思う時がある。

そのような価値観にある社会に生きている以上、忙しくしているのは良いことなのかもしれない。

しかし、このような言葉がある。

”ハードワーキングは金を生むが、アイデアは富を生む。”

特に言葉の解説をして、薀蓄を言うつもりはなく、まさにこの言葉の仰るとおり。

忙しそうにしているよりも、目の前のことに一生懸命になって真剣に取り組んでいることの方が、個人的には共感する。

真剣に取り組めば取り組むほど、やることは限られてくるはず。

だからこそ、遊びやゆとりを持って楽しんで取り組みたい。

2006/08/10

フラットな組織の弱点とはズバリ・・・

環境の変化が早い中、大組織ではなく、小さな組織の方が動きやすい。

とは、よく言われること。

そして、フラットな組織の方が、自由で権限もあるし、やりがいもあるよ。

とはよく言われること。

果たして本当にそうなのだろうか???


ベンチャー企業は従業員も少ないから、階層などできるわけはなく、必然的にそうなる。

だからやりがいがある。

果たして本当にそうなのだろうか???

おそらく、自分が何をやらなければならないのか”考える”ことが出来る人にとっては、やりがいのある場所だと思う。

「何でもやります!!」と受身のやる気を出している人にとっては、充分な面倒を見る時間がないため、おそらく難しい場所になると思うし、お互い不幸な結果になる。

自由と権限があるということは、それだけ責任も重大だということ。

そこにきちんとコミットして結果を出すことができる人というのは、つまり仕事が出来る人。

自分が何をやらなければならないのか”考える”とは、仕事の段取りを考えて、それをきちんと関係者と進めていくことが出来る人。

これって出来そうで、なかなか出来ない。

ということで、ベンチャー企業の採用において、応募者に対する一番の質問はこれ。

「今日の面接のために、どのような準備を行ってきましたか?」

想定質問を考えてきたならば、その質問をしてみる。

とにかく相手が準備してきた内容に即して、面接を進めてみる。

その巧拙が、応募者の方の段取り力と実践力。

ベンチャー企業では、自分で仕事を設定することが出来ない人がいることは、なかなか難しい。

「仕事を設定すること」と「今ある仕事を効率よく行うこと」。
この2つはそれぞれ必要とされる力が異なるので、採用時にその適性はきちんと見極める必要がある。

求めている専門スキルを持った上で、こういった素養を備えた人を簡単に見つける方法って・・・。

2006/08/09

酸素が・・・

富士山登頂からしばらく経った・・・。

のだが、12時間以上、空気が少ない所にいたせいなのか、頭の動きが・・・。

動いているんだけど、疲れるのがとても早い。

その割には食欲が旺盛だし・・・。

体調がいいのか悪いのか、さっぱりわからない。

24時間サイクルで生活が出来ているので、いいことだとは思う。

ということで、今日はちょっと頭の回転が鈍いのでこの辺で失礼します。

2006/08/08

やったもん勝ち?

世の中やったもん勝ち・・・。

お会いした方で、非常に優秀なのだが、一歩を踏み出すのに躊躇している方を見ると、この言葉が浮かんでくる。

本人は、失敗した時にどうなるんだということを、非常に心配している。
が、端から見ていると、「そこまで優秀なのだから、あなたが考えるほど大きな失敗はしないですよ」と思う。

イチローが4割の打率を残したことがないことからもわかる通り、スキルを身に付ければ10割になるかというと、そうではない。

だからこそ打席に立ってチャレンジしながら、スキルを身に付けていった方がいい。

ゴルフの練習場では身に付けられないことが、コースにはたくさんある。
だからこそ、常に本番環境に身を置くことは大切。

このように考えると、真に心配すべきことは、失敗を恐れることではなく、チャレンジ精神が萎縮することなのかもしれない。

チャレンジしようという気概がなくなると、新たな結果を生むことはない。
ある程度精度を上げることはできるけど、結果は水物だけに、チャレンジ精神を大いに評価して、大切にしていきたい。

2006/08/07

富士山登頂

週末に富士山に登った。

今回は、富士山は牙を向かず、非常におとなしかったおかげで、前回と比べると非常にラクに登れた。
(と言っても、空気が薄い世界で12時間以上歩き続けるから、体力の疲労は著しいのだが・・・。)

そして、素晴らしかったのは御来光。

言葉では上手く表現できないので、割愛するが、とても神秘的。
登ったものだけが見ることができる素晴らしい体験だった。

富士山の火口も思った以上に凄かったし、今回も自然の力を体験することができた。

とは言え、来年以降の富士山登山はなさそうな予感。
今回よりも凄い体験ができるかと言うと、ある意味体験しつくした感があるので・・・。

さてさて来年の今頃には新企画として何をしようか・・・。

2006/08/06

作りたいものはコレ!!

いつまで経っても色あせないものがある。

今、使っているボールペン。
1966年に発表されたものだが、デザインがシンプルでカッコいい。
非常に洗練されている。

とても1966年に作成されたものとは思えない。
ということで、時代に流されない、こういったデザインは非常に参考になる。

流行や時代に合わせたデザインというものも、もちろんある。
とは言え、本質だけに絞ったデザインは、いつまで経っても色あせない。

だからこそ、そのようなプロダクトを作っていきたい。

モデルチェンジして、購買意欲を高めるのではなく、一度買っていただいたお客様が末長く使ってもらえるようにシンプルで飽きのこないものを。

時代の変化がどんどん早くなるなる中で、「変わらない」という姿勢を貫くのだから、本質を捉えていないと、ただのワガママで頑固なだけ。

そんな下手なプライドに固執するのではなく、残せるものを。
ハードルが高いだけにやりがいがある。

2006/08/05

権威に強い人、弱い人

専門家や権威の発言に弱い人がいる。

言っていることは全く同じなのに、専門家という肩書きが付くだけで盲目的に信じてしまう・・・。

「それって良くないことだよね」とは簡単に言えるけれど、個人的に注目したいのは、自分を信じる力の方が大きいということ。

例えば、医者(医学の専門家)から「あなたの余命は残り6ヶ月です。」と宣告される。
なぜ6ヶ月なのかという裏づけのデータを持って、丁寧に説明をしてくれる。

ここで多くの人が「自分は残り6ヶ月なんだ・・・。」と信じてしまうと思う。
そして信じてしまうから、本当に6ヶ月で亡くなってしまう。

人はウソをつきたくないから、知らず知らずのうちに、自分が信じていることを証明しようとする。
それがたとえ生死に関わることであっても、そうするのではないかと思う。

未来のことなんかわからないのに、専門家がさもありそうだという話をすれば、それを信じてしまうのが普通のこと。

だからその道の専門家は、自分の発言や行動が周りに与える影響を、常に意識して行動をしなければと思う。

ということで、このブログを書く時も内容について常に気を付けています。

ただ現時点でベストだと思っていることを書いているので、過去に書かれた内容と今が合っているかというと違うことが多々あるので、バックナンバーを読まれる方はお気を付けください。

2006/08/04

価値があるらしい・・・

価値があるのは、適切な質問をすることが出来る人・・・という話を書いた。

この話に関連して、適切な質問をすることが出来る人の強みについて書いてみようと思う。

適切な質問をすることが出来る人の強みとは、ズバリ「経験を必要としない」こと。

答えを知っている人は、経験を元にその答えを出す。
しかし、それでは、自分の経験内でしか会話ができない。

そして、早く経験を積んだ人の勝ち。
年齢が違う以上、いつまで経ってもその道のベテランと差が埋まらない。

答えを知っている人は、経験がないと何もできない。
しかし、そもそもその経験をした環境が大きく変化している今、同じ様な環境と言うのはとても少ない。

適切な質問をすることが出来る人は、経験を知恵として取り込んでいる。
知恵として取り込むというと難しいが、つまり、経験を他でも利用できるように、うまく質問に変換させる能力がある。

経験を積むことは大切だが、積むだけでは意味がない。
その経験を知恵にすることができるかどうか。

これが出来る人は、他の方がした経験さえ自分のものにしていく。
その時の、話の引き出し方と言うか、話の聴き方がスゴイ。

自分もできるように日々精進です。

2006/08/03

そう言えば・・・

今週末に恒例・富士山登山が控えている。

今年はどうやら天候も良さそうだし、実施されそうな気配。
ということで、コンディションを整えなくてはいけない。

梅雨も明け、太陽が出てくるようになったので、調子は上向き。

今回は、どんな登山になるだろう。

おそらく自然の凄さに改めて気付くとは思うが・・・。

前回と今回では、自然の恐ろしさを知っているから、とても慎重。
1回目の成功は、勢いで出来てしまうこともある。

だからこそ、再現性のある2回目がきちんとできるかどうか。

何かビジネスに繋がっているようで面白い。

2006/08/02

価値があるのは、○○な人

いろいろな方とお会いして、日々学ばせていただいている。

その中で、素晴らしいなあと思う方は、「質問を知っている」方。

つまり、何か問題があった時に、正しい答えを知っているのではなく、適切な質問を知っているということ。

こちらが何か話をした時に、すぐ「こうすればいい。」と答えを言われる方は、頭がきれているのは確かなのだが、大きな付加価値を生んでいるかどうかはわからない。

なぜならば、そこには再現性がないから。

そして、答えを言われてしまうと、「そんなことわかっている。」、「○○だから、それはできない。」など、ネガティブな感情が生まれやすい。

ということで、個人的には、答えをいただいた時には、「どのような質問をして、その答えを導き出したんだろう。」ということを考えるようにしている。

どのような質問をしていたのか・・・というのを知ることができれば、再現性がある。

正しい答えを知っているのではなく、適切な質問を知っているというのは、本当に大切。

何か問題が発生した時・・・

「なんで問題が発生したの?」と質問すれば、言い訳ばかり。
「誰が原因なの?」と質問すれば、責任のなすり合い。
「どうやって解決しようか?」と質問すれば、問題解決の第一歩。

「解決のために、スグにできることは何だろう?」と質問すれば、さらなる解決に。

ということで、答えは質問によって随分と変わる。

だから、「なんで問題が発生したの?」という質問の正確な答えを知っていたとしても、解決できなければ価値がない。

このようなことを理解して、話を進めてくれる方は、非常に価値があると思う。

そして自分で答えた以上、そこには責任が生まれるので、次の行動にも繋がりやすい。

自分の周りには、「質問を知っている」人ばかりなので、それに答えるだけでいい・・・というラクをさせてもらっているのだが、そのようなやりとりをしていると、本当にありがたいと思う。

2006/08/01

行動で示す

ここ2日ほど、成功と失敗の原因分析について書いた。

このようなことを書くと、「なるほどね」と思っていただける方もいらっしゃる一方、「何を偉そうに」、「自分にはできない」と反発される方もいらっしゃる。

ということで、最近はこのような感じで話をするのは控えている。

では、どうやって伝えているのか?

それは、今回の例で言えば、チャレンジ応援表。

あの仕組はまさに、成功と失敗の原因分析。

本当は、ここ2日書いた話を理解して活用した方が効果は高いのだが、それではなかなか動かない人に、とりあえず使ってみて・・・というアプローチ。

知恵を伝えるよりも、テクニックの方が伝達スピードが早い。

と、言いつつ社内を含め、顔を合わせるメンバーに対しては、ハードコミュニケーションで伝えていっています。