朝のある出来事
子供が小泉首相のポスターを見て一言。
「ねぇねぇ、まつ毛がないよ。」
そんな声がたまたま耳に入ってしまったので、思わず自分も
ポスターを確認したのだが、確かにまつ毛がない。
子供は、おそらくポスターの人が日本の総理大臣だなんて
知らないんだろうな。
ということで、裸の王様をちょっと思い出してしまった。
それにしても子供の着眼点というか、あるものをあるままに
見る力はスゴイと思う。
事実を「事実」として受け止める。
これって、出来そうでなかなか出来ない。
物事を見る時は、自分が勝手に解釈して把握しているに過ぎない。
その物の見方が個性であり、意見、主張、表現であるわけだが、
事実を事実として捉えられないと、いろいろと大変なことも
あるわけで・・・。
例えば、事実として「会社をクビになった。」と言う場合、
事実だけ受け止められれば、次のアクションが出てくるのだが、
中にはすぐに「もうだめだー。」となってしまう人もいると思う。
要は「起こった出来事」と「自分の感情」にはタイムラグがあって、
それをうまく切り分けられればいいのだが、意外と感情的に反応してしまう。
個人的にはこの「起こった出来事」と「自分の感情」にあるタイムラグを
メチャクチャ意識していて、そこをうまくコントロールするようにしています。
と、それっぽいことを言いながら、サッカーは無条件に熱狂していたりする。