2006/07/31

成功と失敗の原因分析

昨日、成功と失敗の原因分析について書いた。

なぜ失敗の原因分析はしない方がいいと書いたのか?

それは、昨日も書いたけれど、問題の解決アプローチとしてイマイチ・・・というのが一番。

それ以外にも失敗の原因分析をすると、見つかるのはどうしても言い訳っぽく聞こえてしまうものばかり。

そういったことがあるので、失敗の原因分析はしない。

よく人から「言い訳をしないよね。」と言われるけど、それは原因分析をしていないから。

原因分析をしていれば、おそらく「言い訳」を言っていると思う。

現在の結果は、過去が原因。
未来の結果は、現在が原因。

原因は良い結果にも悪い結果にもある。

だからこそ、現在置かれている状況を言い訳にするか、それとも成功要因にするかは、自分の腹次第。

その覚悟が出来ている一貫性のある人達と仕事をしていきたいと思って、日々過ごしています。

2006/07/30

効果的な原因分析のコツを教えます。

何か問題があると原因分析をして、それを解決する。

ざっくりと書くと、一見正しいアプローチのように思える。

しかし、冷静に考えてみると、本当に良いアプローチなのか甚だ怪しい。

なぜならば・・・

例えば、A地点からB地点まで1時間で行くとする。

が、結果は1.5時間かかってしまった。

ここで原因分析をすると・・・

・人が多くて歩くスピードが遅かった。
・途中の信号が長かった。
・道に迷ってしまった。

などなど。

そこで、次は1時間で行けるように・・・

・歩くスピードを上げる。
・信号の少ない道を行く。
・地図を持っていく。

などの対策を取る。

「いい感じに原因分析と問題解決に向けての対策が取られているね!!」と評価することもできる。

でも、これだとおそらく1時間で時間通りに着くのが精一杯。
成功の確率も決して高いとはいえないかも。

チャレンジしていく・・・という意味では、この繰り返しで成功の精度を上げていくのは当然とは言え、ここで大切なことは、原因分析から始めるアプローチではなく、「どのようにして1時間で到着するか?」と方法から始めるアプローチで目的、目標を達成すること。


「どのようにして1時間で到着するか?」と方法から始めるアプローチで考えると・・・

・自転車を使おう。
・電車を使おう。
・バスを使おう。
・車を使おう。
・タクシーを使おう。

となってくる。

これらの方法であれば、原因分析で出てきた「途中の信号が長かった。」などの原因は、ほったらかしにしても目的、目標を達成することができる。

ただ人間は面白い動物で、原因分析をして見つけてしまうと、それを潰さないと気持ちが悪いと思う生き物。

だからこそ、原因分析をしないで、目的、目標にフォーカスした「どのようにして1時間で到着するか?」と方法から始めるアプローチで考えた方が良い。

では、原因分析は全くしてはいけないのか?

原因分析を絶対しなければならないのは、成功した時。

再現性を担保するために、これは徹底的に行わなければいけない。
そして、再現性を確保するだけでなく、他でも応用が利くように汎用化させなければならない。

ということで、まとめ。

何か問題が発生した時は・・・
・原因分析は行わない。
・どのようにすれば問題が解決できるか具体的な方法(ToDo)を考える。

成功した時は・・・
・原因分析を行う。
・原因分析で、再現性を担保できる原因を見つける。
・見つけた原因を、他の分野で応用が利くように汎用化させる。

2006/07/29

skypeでの会議はスゴイです。

世の中、とても便利になったなあ。

ということで、skypeでミーティング。
いつでもどこでも繋がる・・・ということで、夜に大活躍。

なんだけど、イヤホンのせいなのか、ここ数日skypeミーティングのしすぎで、ちょっと軽い耳鳴りがする。

スグに治るとは思うけど、この違和感はちょっと・・・。

何事もほどほどにしておくのが良さそう。

2006/07/28

積極的に後ろ向き

今日は言葉遊び。

キャッチフレーズを考える時に、一つの切り口として、対比する言葉を組み合わせる・・・というものがある。

で、個人的に面白いと思っている言葉が、「積極的に後ろ向き。」

”積極的”に”後ろ向き”って・・・。

ということで、言葉の意味だけでなく、音、響きを気にしながら作っていくと、とても面白い。

そしてもう一つ、面白いと言うか、ノウハウと言うか・・・。

社長が考えたキャッチフレーズは、売れないことが多い。(笑)

2006/07/27

400回??

ブログがいつの間にか400回を超えていた。
ってことは、一応400日連続ってことらしい・・・。

1日、1日が早い。

文章量はどれくらいになるのだろう?

時間は、最大15分。
でも実際は、5-10分ぐらいだろうから・・・

4000分。

66.6時間。

3日間休まないで書き続けた・・・ということか。

ということは、それなりの量になっている。
とてもじゃないけど、ひとつひとつを読み返す余裕はなさそうです。(笑)

2006/07/26

流行の最前線

化粧品A社とB社のパンフレットをそれぞれもらってきた。

その2社の商品の色使いについて、いろいろな方にヒアリング。

そこで、面白いことがわかった。

それは、その2つのうち、どちらが今後の色(流行る、中心になる)になるかと聞くと、決まって一社の方になるということ。

「どっちがいい?」とザックリ聞いても、誰に聞いても答えは同じ。

個人的には、そんなに違いがあるとは思っていなかっただけに、その反応にとてもビックリした。

そして気が付いたことは、女性は自信を持って回答しているということ。

何でそんなに自信を持っているのか、興味が湧いて理由を聞いたけれども、話を聞いていると、女性の方は、論理的に説明するより前に直感的にわかっていたような気がする。

女性が流行を作っているのが、よくわかった。

一方、男性は非常に保守的。
こだわりがある・・・と言えば聞こえはいいが、単に新しいものに挑戦する勇気がないだけなのかもしれない。

ということで、スイッチング・コストが高そうなことも、何となく感覚的にわかった。

こうやって書いてみると、非常に稚拙だけど、今回のヒアリングは感覚を得る意味では、非常に大きかった。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
非常に参考になりました。

2006/07/25

独りよがりのサービス

いつもサービスを提供する時に気を付けていること。

それは、「相手に負荷がかかっていないか?」ということ。

「感動は、ギャップから生じる」とは、よく言われることだけれども、そのギャップを生みたいがためにお客様に過度の負荷をかけてはいけない。

例えば、大学受験の合格を目指している学生に対して、コンサルティングサービスを提供する。

この時、お客様は、地元の大学に合格すればいいと思っているにも関わらず、こちらは、東大に合格するためのノウハウを提供する。

一見、良さそうなことに見えるかもしれないけれど、気を付けなければならないのは、このようなサービスの場合、お客様(本人)が行動をしない限り、結果は得られないということ。

そこを見極めなければならない。

感動を生み出すために、行う行動が自社内で完結するか?

完結するならば大いにギャップを生み出して構わないと思うけど、お客様を巻き込んで・・・となった場合、そのギャップが負担にならないかどうか見極める。

コンサルティング・サービスが、Win-Winではなく、Win-Loseの関係に陥りやすいのは、こういった背景があるから。

だから、「お客様のために・・・」ではなく、「お客様の立場に立って・・・」という視点が大切なのだが、「先生」になりたがるコンサルタントと、「生徒」になりたがるお客様、それぞれが複雑に絡み合って、なかなかうまくいかない。

お客様の立場としては、コンサルタントに教えを請うのではなく、こうやって利用してやろう・・・と考えているぐらいの方が、良い関係を築くことができると思う。

2006/07/24

ゴルフ

今週末はゴルフの全英オープンを楽しんだ。

昔は、オヤジのスポーツというイメージがあったのだが、実際にやるようになって、スゴイスポーツだということがわかった。

完全に精神力のスポーツ。

自分がどういう気持ちの状態なのか、はっきりとわかってしまうスポーツと言うのがとても面白い。

精神力を鍛えるにはもってこいです。

ということで、テレビ観戦だったのだが、観ていると、ラウンドしたくなる・・・。

2006/07/23

一貫性

最近お付き合いする時に見ていることは、相手に一貫性があるかどうか・・・ということ。

どんなに魅力的な提案でも、どんなに弊社が考えている方向性とぴったり合っていても、一貫性がない方達とは付き合いません。

これは人材育成にも言えることで、たとえどんなに「頑張ります」と意欲を見せていたとしても、時間を守れなかったりすれば、「ホントに頑張っているの?」、「ベストを尽くしているの?」となってしまう。

言っていることと、行動に一貫性がないから、信用できない。

むしろ、「私は絶対遅刻します。でも、ここだけはしっかりやります。」と言ってくれる人の方がいい。

このように書けば、とっても簡単なことなんだけれども、どうしても言っている内容に影響をされて信じてしまう。

会社であれば、ビジョン、ミッションが一貫性があるかどうか・・・と言うことなんだけれども・・・。

スキルがあるかないかは、見に付ければいいだけの話なので、全く問題ないけれども、この一貫性があるかないかは、見に付ける、付けないの話ではない。

だから、ここを常に気を付けて見極めるようにしている。

2006/07/22

当然のこと

現状と全く違った結果を得たいと思うならば、現状と全く違った行動を行う。

現状と全く違う行動をしようと思うのであれば、現状と全く違う考え方をする。

ということで、継続的に成長していくために、日々何を壊していこうか・・・という感じなのだが、実際に行動をしていて思うことは、「それをやるのは当然だ。」と思ってやった方がいいということ。


何か特別なことをしている・・・と思うと、なかなか定着しないし、疲れてしまう。

だから、初めてのことでも、当然のように振舞う。

勝者のメンタリティーは、なかなか奥が深い。

2006/07/21

体調管理

ワールドカップが終了して、2週間近く経った。

体調的には随分とラクになったはずなのだが、油断をして体調を崩す。

そんなことではいけない・・・と反省しつつ、すぐに体調を戻すために、やれることはやらねば。

ちょっとノドが痛いだけだから、大きな影響はないけれども、ベストではない。
それはプロフェッショナルとして恥ずかしいので、とにかく元に戻さねば・・・。

ということで、今日は短めにします。

2006/07/20

エジソンの言葉

意外と知られていないが、エジソンはたくさん良い言葉を残している。

例えば・・・

「ラクな道を歩もうとする人は多い。ラクして儲けようとする人も多い。

需要と供給の関係が明らかなように、そのような人には平凡な結果しか待っていない。」

この言葉だけでなく、エジソンの言葉には、hard workという表現がたくさん出てくる。

"The reason a lot of people do not recognize opportunity is because it usually goes around wearing overalls looking like hard work."

"The three great essentials to achieve anything worth while are: Hard work, Stick-to-itiveness, and Common sense."

"There is no substitute for hard work."

これだけを見ると、ただひたすら黙々とhard workをこなせば結果が出せるようなイメージを持ってしまうかもしれない。

エジソンの生き様やコメントを見ると、明確なvisionがあって、未来がはっきりとイメージできていたのだと思う。

だから、それを実現するために、ひたすらhard work。

正直、ここまではっきりと未来をイメージをしている人はなかなかいない。

だからこそ、hard workという言葉が重みを増してくる。

2006/07/19

サービスの値段

サービスの値段を付けるのは、とても難しいと思う。

例えば、食事をするならココ!というお気に入りのお店があるのだが、そこはサービスが非常によく行き届いている。

目に見える所はもちろん、目に見えない、気が付かない所など細部に渡ってサービスが行き届いている。
ホスピタリティも抜群だし・・・。

ということで、そういった所に気が付くようになったのも、つい最近のこと。
今までは全然わからなかった。

でも、その見えないサービスに気が付いた時、ビックリしてしまった。
ここまでやっているのに、この値段で食事ができるなんて・・・。

普通はお得だ・・・と思うのかもしれないけれど、サービスを提供する側から見ると、ここまでやってもサービス料が取れないというのは、何ともいえない。

これと同じものにアートがある。

アートも鑑賞者の器の大きさによって、感じ取れるものが全く違うので、お値段が大きく変わってくる。

ここまでやっているのだから、もっとしっかりお金を取って、その価値を見極める目を持ったお客様だけを相手に商売をしてもいいのに・・・とも思う。

何でこのようなことを思うかと言うと、サービスと支払う対価に余りにもギャップがあるから。
お得過ぎると不安になるという典型的なパターン。

とは言え、アートに限ると、たくさんの方に触れてもらうためにも、敷居は低い方がいいだろうし・・・。

ということで、かくも値段設定は難しい。

2006/07/18

作文

詳しいことは全くわからないけれど、小学生の作文について。

小学生の作文は、とても難しい技術を要求されているような気がする。


例えば論理的な文章にしようと思ったら、自分だったらこういうアプローチ。

1、とにかく思ったことや論点などを全て吐き出す。
2、吐き出したものをグルーピング。
3、抜け漏れがないかチェック。(MECEに組み立てる。)
4、全体の流れをチェックして記述する。

と、紙に書いて進めるのもいいけれど、PCでやると驚くほど早い。

で、小学生が大変だと思うのは、原稿用紙に書き始めると、後で修正がきかないということ。
試行錯誤ができない。

だから書き始める前にきちんとした全体像がないといけないんだけど、それって難しいよね。
書き始めて思い出すこともあるだろうし・・・。

でも本当に怖いのは、試行錯誤をする・・・というアプローチを経験しないで、原稿用紙に書き続ける経験を重ねてしまうこと。

一度覚えたやり方を捨て、新しいやり方を覚えるのは大変だし、時間がかかる。

と、こんなことを書いたのは、仕事のやり方も同じことだから。

新しいツールの登場で、仕事のやり方が変わったり、効率が良くなったりするので、それをいかに活用するか・・・。

2006/07/17

試作品

仕事の資料に限らず、いろいろな試作品(プロトタイプ)を作ることがあると思う。

そして試作品を作る時のコツは何か?

ということで、「なるほどなぁ。」と思ったのは、「試作品はキタナク作る。」ということ。

キレイに作ってしまうと、壊したくなくなる。
つまり、新たな視点やアイディアが盛り込まれにくくなる。

だからキタナクして、新たな視点やアイディアが盛り込まれる余地を残しておく。

ここがポイント。

言われて振り返ると、きれいな試作品は面白くない。

とんがっている方がいい。

ということで、キタナイものをたくさん作って・・・。

って、よく考えたら、この机がキタナイ・・・。(笑)

2006/07/16

肩の力

今日は非常に感覚的な話を。

いろいろな方とお付き合いさせていただき、日々学ばせてもらっている。

その中で、学んだことの1つに、「肩の力を抜く」ということがある。

一生懸命やるのはとてもいいことなのだが、毎回9回裏2死最後の打席・・・という状況でバットを振っていると、相手や周りが疲れてしまう。

だから、1回の打席みたいに追い込まれていない状況でバットを振ると・・・。

要は、自分のベストの状態を保つということ。

本当は状況によって、肩の力が入ったり、抜いたりするのは、プロフェッショナルではないので、あまり良い例ではなかったのだが、気を抜かない余裕やゆとりというのは大切なことだと思う。
(車で言うところの遊び。)

で、それがはっきりと出てくるのは、誰も見ていない時。

その時、どれだけ余裕を持って全力を尽くすことができるか・・・。

2006/07/15

戦略の重要性

よく「戦略は重要です。」と言われる。
また多くの方達から聞くことがある。

「そんなことはわかっているよ。」という方達が大半だと思うけれど、実際は戦略なき戦術の実行が、余りにも多い。

戦略がないとどうなるか?

実は戦略があると、様々な戦術を実行することができる。
わかりやすい例で言えば、集客には、「検索エンジン」、「SNS」、「ブログ」、「メルマガ」・・・などを使う。

一方、戦略なき戦術では、「検索エンジン」のみ・・・ということもある。

ここで伝えたいことは、戦略があると、一貫性を持って戦術が実行できるので、”必然”の結果を出すことができる。(つまり、再現性があるということ。)

一方、戦略なき戦術は、その戦術の当たり外れに左右されるので、”偶然”の結果となる。
(流行り廃りに左右されやすい。)

面白いのは、(当たり前かもしれないが・・・)戦術の実行に特化したマーケティング会社が多いということ。
つまり、SEO対策に特化、ブログに特化など・・・。

こういった会社に発注する場合、戦略をきちんと持っていないと、全く効果を得ることができない。

という理解が(海外と比較して)あまり浸透していないので、日本では、戦略を構築する商売がお金になりにくい。

受験勉強をしていないからわからないけれど、学校の勉強であったり、就職活動の動きであったり、若い時から戦略を磨くのではなく、戦術を極める作業を行う機会が多いからだろうか・・・。

と、大雑把な話を書いたのは、戦略を意識して実行すれば結果を出しやすい環境であることを伝えたかったから。

個人的には、「戦略の筋の良さ」で勝敗が決まるのではなく、「戦略があるか、ないか」で勝敗が決まるのは、とても敷居が低いので、楽なことだと思っています。

だからと言って手を抜かないように、しっかりしていきたい。

2006/07/14

お休み

今日は書くネタがないので、お休みにします。


たまには、この一行だけで終わらせてしまってもいいのではないか・・・。

今日、ブログを書こうと思った時、一瞬そう思った。

仕事を全力でやり終わった後で、頭がすっきり、さっぱり。
空っぽの状態。

そのような時に、書こうと思ってもたいしたことは書けない。

だから、お休みにしようと・・・。

と言いつつ、そろそろ400日連続更新に到達しようとしています。

2006/07/13

販売再開

昨日、15分の話をしたので、せっかくだから宣伝を。(笑)

長らく販売を停止していた砂時計ですが、販売再開しました。
15分砂時計

ここでたくさん語っているので、ブログでは何も言いません。
(と言いながら、昨日いろいろ書いてしまったけど。)

ということで、今日は短め。

2006/07/12

15分

このブログを書く時間は15分と決めている。
(砂時計を使ってしっかりと管理。)

なぜ15分なのか?

それは、言葉を大切にしているから。

書いている時は、読者のことを意識して伝わるように書く・・・。

もちろん、それも強く意識している。

だから、15分経って、伝わりにくい文章ができても、それは修正せずにそのまま公開。

ここまで読むと、???かもしれないけれど、どういうことかと言うと、15分経って、伝わらない文章しか書けないとしたら、それはまだ自分の中で整理ができていないこと。

言葉を重ねるのはウソっぽい。

なので、現在のスナップショットとして、そのまま公開しています。

本来であれば、自分で消化できたものを、シンプルに伝えるのがあるべき姿だけど・・・。

2006/07/11

パクる

「面白いですね。」、「珍しいですね。」

このような言葉をいただいた時に、その裏には、「他にはない独自なもの」という意味がある。

弊社の商品、サービスを見た時にそう思われる方もいるかもしれない。

例えばチャレンジ応援表

確かに、これは珍しいと思う。
(珍しかったのだが、最近のダウンロード件数やGoogleの検索結果を見ると、そうではなくなりつつある・・・。)

でも、これは実は、先輩に教えてもらった仕事のやり方をそのままパクッたもの。

仕事のやり方をパクって、いろいろと改良を重ね、この形になった。
(そして今はさらに改良が重ねられている。)

そのため仕事の本質的なエッセンスは、先輩に教えてもらったことが反映されている。

このように良いと思ったことは、どんどん取り込むのが一番。

どんどんパクっていこう!!

「良いことを取り込む」と書くと推奨されるが、「パクる」と書くと悪いことをしているイメージがある。

言葉が持つ力はスゴイ。

もちろん犯罪はいけないことだから、全てをパクると言っている訳ではないけれど、その人が持っているコンピテンシーから謙虚に学んで、取り込むのが一番、安上がりで確実。

ゴルフなどが典型的な例です。

2006/07/10

自分探しの旅

今日は、読み終わった後に思わずしてみたくなるネタを。(完全にネタです。)

「新井 誠」というのは、非常にベタな名前で、世の中にたくさんいる!!

驚いたのは、就職活動の時に、もう1人の「新井 誠」さんがいたこと!!!

今、元気にしているだろうか・・・。

ということで、余りにもベタな名前なので、Googleで自分探しの旅に出ると、実に多くの「新井 誠」さんに出会うことができる。

自分って、実は大学の教授をしていたんだ・・・。
高校の教師でインターハイに出たんだ・・・。
競走馬を生産しているんだ・・・。

新しい自分の発見。
まさに自分探しの旅。

今は、旅に出なくてもネットの世界で、自分のことがわかるんだ・・・すごいなぁ。

という冗談はこれぐらいにして、余りにも「新井 誠」さんが多いので、本当の自分に関する情報が出てくるのは難しいはずなのだが、Googleで「新井 誠」で検索すると、一番始めに出てくるのが・・・

新井誠の「I'm プレジデント」

ありがとうございます。
感謝しています。

小さなことでも1番になるのは、とても気分がイイ!!

バックナンバーが3番目にきているので、何とかワンツーフィニッシュできないだろうか・・・。(笑)

ということで、オチ。

今日のブログを読むと、本当に1番かなーってGoogleで確認したくなるのでは。

2006/07/09

成長曲線

「頑張って毎日少しずつでも努力をして成長しよう!!」

これだけで、成長できる人はなかなかいない。
そもそもやる気になる人は少ないはず。

仮にやる気があっても、何をすればいいのかわかりにくいと思う。

こんな時はどうするか?

仮に毎日、昨日の自分より0.1%ずつ成長するとすると、1年後には・・・44%の成長。
1年で44%、これが年を重ねていくと・・・えらい数字になる。

1%と言わず、0.1%だったら何とかなるって気分になるのでは?

ということで、「昨日の自分より0.1%頑張ろう」と言えばやる気になる人も出てくるのでは?

ここで書きたかったことは、ゴールの見せ方とそのためにやること。

具体的な数字を持つだけで、俄然信憑性が増してくる。

と、もっともらしいことを書いたけれど、個人的には、始めのひとことで頑張ることが出来る人が、一番成長できると思う。

具体的な数字がない中でも、自分なりに試行錯誤して頑張るわけだから、吸収するものが全然違う。

この曖昧な表現の中から自分で具体的な数字を設定して、頑張って結果を出すことができたら、大きな自信になると思う。

後者は目標達成の自信には繋がるけれど、自分で設定する力を養うことはできない。

この辺は、「納得して」やるのか、「説得されて」やるのか・・・という所も関係しているので、なかなか面白いテーマ。

さらにリーダーとしての目標設定の話とも繋がっているので奥が深い。

一つだけ言えるのは、前者の目標が悪い、後者が良いという話ではないということ。
組織のメンバーを見て、それぞれの最適解があるということだと思う。

2006/07/08

社風

どの会社にも社風がある。

ということで、最近感じることは、社風が少しずつ作り上げられているということ。

各メンバーそれぞれの動きの中から、そのようなことを感じる。

これは決して言葉で作り上げられるものではなく、行動の中から作り上げられていく。
(もちろん言葉で伝えた後の行動だが・・・。)

歴史のある会社がすごいと思うのは、この小さな行動の積み重ねがあるということ。

そこは競争力の源泉だと思う。

その源泉をきちんと見極め、現在の市場や世の中の流れに合わせるのが経営者の仕事。
間違っても、その価値観と正反対のことをしてはいけない。

ということで、弊社は小さな行動の積み重ねを少しずつしているところ。

とっても小さいけれど、その行動の一つ一つがとても素晴らしいと感じる、今日この頃。

ここではざっくりと書いてしまったけれど、小さな行動の一つ一つと価値観をきちんと結びつけて、個別具体的な表現で共有できるようになってきたので、組織としての力も上がっているはず。

2006/07/07

人々が集まってくる場所

ワールドカップを観て思ったこと。

試合に勝つと、ドイツだったらブランデンブルク門、フランスだったら凱旋門と、人々が集まってくる場所がある。

日本で言えばタイガースが優勝した時の道頓堀。

ということで、首都・東京にはそういった場所があるだろうか・・・とふと考えてみたんだけど、全然思い浮かばなかった。

シンボルとなりそうな建築物と言えば東京タワーになりそうだけど、試合に勝って喜んだサポーターが東京タワーに集まるとは思えない。

オリンピックで金メダルを取って、人々が喜んで集まってくるような場所も思い浮かばない。

ということで、なぜだろうか・・・と考えてみる。

そこで、一つの仮説が思い浮かんだんだけど、ちょっと書きにくい。

それは、愛国心というかナショナリティというか、そういったことが関係しそう・・・ということ。
国の代表を、全員でサポーターのように応援するような国民性ではないかな・・・と。

もちろん応援しているんだけど、ちょっとナナメというか冷めているというか・・・。

ここで書きにくいな・・・と思ってしまう国というか国民性が、集まる場所がない・・・ということに繋がっているような気がする。

うーん、ちょっと歯切れが悪いですね。

2006/07/06

感情の起伏

毎日、何か新しいことや良かったことを1つでも見つける。

これを行うだけで、とても良い気分になれる。

「未来の幸せ」を夢見ることも大切だけど、「現在ある幸せ」を確認し感謝することは、とても大切なこと。

それを習慣にできるかどうかが、毎日を充実に過ごすことができるかどうかのポイント。

と抽象的な話をしてしまったが、最近、これに加えて新しい取組を入れようかなと・・・。

それが、1日1つ「思い出したくもない恥をかく。」もしくは「絶対やりたくないと思っていることをやる。」

ここでの狙いは、意識的な現状の破壊。

次のステップに行くために、現在満足していることを、破壊していく・・・。

さてさて何を破壊しようか・・・。

2006/07/05

振り返って語れること

ブログではできるだけ恥をかこう。

ということで、思っていることを書き連ねることで、頭をスッキリさせつつ、認識の甘い自分の姿を残していたりするわけだが、まだまだ足りない。

それは、中長期的な視点で振り返ること。

今から思えば一年前は・・・とても恥ずかしい。

ということで、ある程度の期間を持った振り返りは、その時にならないとできない。

そして、今だからこそ、語ることができる・・・というものもある。

それは今までその余裕がなかったから・・・。

余裕ができて、一つずつ話ができるものが増えてくるといいなと思うときがある。

例えば・・・と何か書こうと思ったけど、特に思い浮かばなかったので、思い浮かんだ時にでも。

今日は、とても抽象的な話になってしまった・・・。

2006/07/04

ある本

ちょっと気になってある本を手に取った。

成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語
神田 昌典
講談社 (2004/01/27)
売り上げランキング: 2,456
おすすめ度の平均: 4.33
5 悪魔との契約?!
5 「世界の中心」より泣けた(笑)
4 この本を読んで得られたこと。


この本は発売されてすぐ読んだので、起業前に読んでいる。

久々に読み返したのだが、とても面白かった。

ビジネスの成長段階に応じて発生することが、会社組織、家庭の両方から描かれている。

内容がパターン化してあるだけでなく、物語形式なので、非常にわかりやすい。

今のウチは・・・なんて視点で見ると、刺激的。
実感を伴って理解できる。

経営者は孤独で、一人で悩むことも多いのだが、そんな時の一つのヒントになる内容が書かれてある。

それにしても、数多くの悩みや課題(チャレンジ)が生まれてくるのはとても嬉しい。

「解決できない問題は発生しない。」と考えると、順調にステップアップしているということ。

一緒に頑張ってくれているメンバーに感謝です。

2006/07/03

意識の違い

ワールドカップも終盤にきて、試合数が少なくなったこともあり、体の負担も随分となくなってきた。

と同時に軽い虚脱感もあったりするのだが・・・。

今回のワールドカップを観て思うことは、意識の違いとコンディション。

スポーツにおいてトップレベルの試合になると、技術的な差ではなく、その時の意識の違いとコンディションが勝敗を分ける。

では、意識の違いとは何か?

ある少年とのやりとり。

「サッカーは大好き?」
「大好きだよ!!」
「君もやるの?」
「もちろんさ!!」
「ポジションはどこだい?フォワード?」
「お兄さん。僕はフォワードじゃなくて、ストライカーなんだ。」

フォワードではなくて、ストライカー。

この意識の違いが行動の違いに繋がる。
(そして結果の違いに・・・。)

サッカーは相手より多くの点を取ったチームが勝つというシンプルなスポーツ。

ではでは、ビジネスにおいて、これをどう活かそうか。

個人的には、スキルとコンディションを整えて、常に”意識の違い”にフォーカスすることで、他社(他者)との差別化を図っている。

その意識の違いが、勝者のメンタリティーと呼ばれるもの。

ということで、最近は、スキルとコンディションと勝者のメンタリティー、これら3つが組織的に発揮できないか考えいる。

2006/07/02

ブログを止めるタイミング

昨日、いずれブログを書くのを止める・・・ということを書いた。

なぜ止めるのか?

昨日の補足をちょっとすると、こんなことを考えているから。

人付き合いにおいて・・・

今まで:自分の状況を理解してもらおうと説明していた。
今:相手がどういう状況なのか、理解したい。

自分のかしこさを証明しようとすると・・・説明してしまう。
自分の器を大きくしようとすると・・・話を聞く。

ということで、個人的に直接顔を合わせている時は、自分を売り込むことは昔と比較すると圧倒的になくなっている。

で、最近、自分の頭の中がスッキリしてくると、ブログで書くこともなくなってくる。
そして、このブログも会社の広告的な意味合いが強くなってきてしまう・・・。

ということで、どこかのタイミングで・・・。

と言いつつ、2、3年単位の話なので、直近なくなることはないのかな。

止めるタイミングが早ければ早いほど、いいような気はするけど・・・。

2006/07/01

止めること

継続は力なり

という話を書いたけれども、継続することは確かに力に違いない。

なぜならば、これだけ継続してブログを書いていると、今や書くことよりも止めることの方が大変だから。

日々の生活の中で、習慣の一つとなってしまったので、止めることがとても難しい。

とは言え、中期的な視点で見ると、「いつか全く書かなくなるんだろうな。」というのは実感として強くある。

おそらく突然書かなくなるのかな。

自分の中にあるモヤモヤや整理したいこと、考えていることをこういった形で文章にして残しているわけだが、いずれその必要もなくなるような気がしてならない。

最近は、言葉を重ねることに疑問を持っているのでなおさら。

そのような考えになるのも、こうやって習慣として続けてきたからこそ。