2006/07/09

成長曲線

「頑張って毎日少しずつでも努力をして成長しよう!!」

これだけで、成長できる人はなかなかいない。
そもそもやる気になる人は少ないはず。

仮にやる気があっても、何をすればいいのかわかりにくいと思う。

こんな時はどうするか?

仮に毎日、昨日の自分より0.1%ずつ成長するとすると、1年後には・・・44%の成長。
1年で44%、これが年を重ねていくと・・・えらい数字になる。

1%と言わず、0.1%だったら何とかなるって気分になるのでは?

ということで、「昨日の自分より0.1%頑張ろう」と言えばやる気になる人も出てくるのでは?

ここで書きたかったことは、ゴールの見せ方とそのためにやること。

具体的な数字を持つだけで、俄然信憑性が増してくる。

と、もっともらしいことを書いたけれど、個人的には、始めのひとことで頑張ることが出来る人が、一番成長できると思う。

具体的な数字がない中でも、自分なりに試行錯誤して頑張るわけだから、吸収するものが全然違う。

この曖昧な表現の中から自分で具体的な数字を設定して、頑張って結果を出すことができたら、大きな自信になると思う。

後者は目標達成の自信には繋がるけれど、自分で設定する力を養うことはできない。

この辺は、「納得して」やるのか、「説得されて」やるのか・・・という所も関係しているので、なかなか面白いテーマ。

さらにリーダーとしての目標設定の話とも繋がっているので奥が深い。

一つだけ言えるのは、前者の目標が悪い、後者が良いという話ではないということ。
組織のメンバーを見て、それぞれの最適解があるということだと思う。