2011/10/12

体育の日に、個サル(無料)に参加したら・・・

めっちゃ衝撃でした。

ということで、タイトル経由でブログを書き始めてみました。

先日の体育の日に、個サルに初めて参加しました。

個サルとは、個人参加型のフットサルで、フットサル場が主催しています。
一人でも申込ができ、当日集まった人達を何チームかに分け、ゲームを楽しむというのが一般的です。

東京都なのか国なのか、母体はよくわかりませんが、体育の日は施設利用料が無料。
個サルも無料で参加できる・・・とのことなので、どのようなものか体験するにはちょうど良さそうだったので申し込み乗り込んでいったわけです。

そうしたら、めっちゃ衝撃でした。


何が衝撃だって?



それは40名定員の所、20名しか集まらなかったのです!!



コートは2つありました。

40名であれば、1コート20名。
1チーム5名 x 4チームで休みながらプレーができます。

しかし20名しかいません。
1コートに2チームしかいないので、基本お休みなし。
7分やって、ちょっと休憩したら、プレーして・・・たまにチームを変えて・・・と。

体力的にきつかったです。

でも当初想定されるよりもプレー時間が長いわけですから、それは良かったです。


ということで、一見、体力的にきつかったのが衝撃なのかな・・・と思わせるような書き方をしましたが、衝撃だったのは、そこではありません。


先ほど40名定員の所、20名しか集まらなかったと書きましたが、運営の方にお伺いすると、実は残りの20名は当日キャンセルなんです!!(俗に言うドタキャンですね。)

しかも連絡がなかった人がほとんどらしい・・・。

だから最初の15分はゲームも何もしないで、待っていたんだ・・・。

これって凄くないですか?

半数がドタキャンって・・・。
事業として運営していくには怖すぎます。


ということで、これはいろいろと考えさせられるネタです。


1つ目の考えるネタは、例えば、仕事でアポイントを取ってドタキャンしました。
しかも連絡もせずに・・・。

もし、そんなことがあったら、どうします?
「ビジネスパーソン失格だ!」と言う人もいると思います。

取引先の方がドタキャンしたら、どうします?
しかも連絡もせずに・・・。

その相手に、発注します???
ちょっと不安になりますよね。


では、この仕事のアポと、今回の個サルのアポ、約束という意味では同じだと思いますが、これはOK?

個人的には、仕事がNGで、個サルがOKという論理的な説明をしろ・・・と言われると困っちゃいます。

論理的じゃなくてもいいから、納得感のある説明をしろ・・・と言われても困っちゃいます。


でも20名の方達がドタキャンをしている・・・ということは、NGではなくOKという理由があるはず。


それは何なのかな・・・というのは非常に興味がある所です。


何となく「仕事が忙しくて・・・」と言えば、プライベートの約束は多少犠牲にしても良い・・・という空気があるような気がしていますが、そうすると、余暇やレジャーといったプライベートにお金を払ってもらう事業は常にキャンセルの危機に怯えないといけなくなりますよね。



そこで、次の考えるネタ。

当日キャンセルを防ぐために、運営側で何かできることはないか?

いろいろあるかと思いますが、他のサイトを参考にすると、よくあるのがキャンセル料を取ること。

でも、この罰則は厳しいというか後ろ向きというか・・・。

結局プレーヤーは罰則が怖くて、なかなか予約ができない。
運営側も予約の人数がなかなか集まらなくて苦労する・・・というサイクルも出てきそうな印象があります。

じゃあ、どうすればよいんだろうね?
事前にメールでリマインドしたって、あまり意味ないだろうしね・・・。

うーん、どうしよう?

なんて考えるのは良い頭の体操になりそうですね。


さらに3つ目の考えるネタ。

プロジェクトと言うか、非定型業務で、事を進める時には、先をどれだけ読むか・・・というのは、とても大事になってきます。

今回であれば「自分がドタキャンをすることで、個サルにどのような影響があるか?」というのが、どこまでイメージできるか・・・。


例えば、朝起きた時に、昨日のお酒が残っていて少し体がだるい。。。

「うーん、だるいなあ。ちょっと動けなさそうだから個サルは行くのやめるか。タダだし。」と思った時に「ん?こんなに気軽にやめるってことは、他の人もやめそうだぞ。」
「となると、人数が集まらなくて、ちゃんと来た人がプレーできなくなるかもしれない。」
「自分が先に予約しちゃったおかげで、本当は蹴りたかった人達ができなくなっているかもしれない。」


さらに先々を考えると、キャンセル料が上がるかも、もっと前から取られるようになるかも、先払い制になるかも、運営が立ち行かなくなって閉鎖されるかも・・・。

と、自分ひとりのアクションは確かに小さくて直接大きなダメージを与えているようには見えませんが、ちりも積もって行けば、良くない結果になりかねません。

ということで、この辺をネガティブにイメージして、どう手を打つか考えるのは、予防という意味で、とても重要だったりします。

さあ、どんな予防策があるかなあ。
ネガティブじゃなくてポジティブな形がいいなあ。

と、考えるのもなかなか良い頭の体操になりそうです。



3つほど考えるネタを書きましたが、ちょっとしたことで、考えさせられることが次々に出てきて面白いです。
ちょっと疲れた時の頭の体操ネタとして楽しんでいます。

2011/10/02

人生の師から学ぶ

先日、前職であるアビームの同窓会がありました。

懐かしい顔に囲まれながら楽しい一時を過ごすことができたのですが、その時に感じたことを備忘も兼ねて書いておこうと思います。

懐かしい顔に囲まれて、つくづく感じたことは「自分は縁に恵まれた。運が良かったなあ。」ということ。

優秀な先輩や同期に囲まれ頑張ったおかげで、自分もそれなりのビジネスパーソンになれたと思います。
環境が人を育てる、人を作る一つの例かなと。

となると、よく言われることですが、人生の師となる人や、キツイことを言ってくれる友とか、Yesマンではない部下とか、そういった人達に囲まれるのがいかに大切か痛感します。

そんなことは、改めて言うことでもなく当たり前で、いかにそういった人達と出会うか・・・みたいな話はいろいろな所で聞きます。

でも人との出会いと関係作りなんてすぐにできるものでもないですよね。
ましてや狙ってできるものでもない。

特に人生の師・・・となる人達は、自分よりも早く亡くなる可能性が高かったりします。
いつまでも自分の側にいてくれるわけではない。

人との付き合いや関係性は、時間と共に変わっていきます。
その中で、いかに人生の師となる人や、キツイことを言ってくれる友とか、Yesマンではない部下に”囲まれているような”毎日を過ごすか・・・。

個人的には、会う人全ての方が師である・・・というスタンスでありたいと思っています。
ということで、そこを追求していますが、これだとどこにでもある有り触れた話なので、ちょっと毛色の違うことを書いておこうと思います。


一つのヒントとしては、人に依存しない方法もあるな・・・と。

このような関係性から学ぶことと言えば、原理原則であったり、知恵や基本であったりします。

原理原則という話であれば、個人的には割とドラッカーさんの本を定期的に読んでチェックしているが、それが良さそうだぞ・・・と。

他にもスポーツから学ぶことは多いです。

採点競技はちょっと怪しいかもしれませんが、私が大好きなサッカーはルールが明確で、勝敗に変なものが入ってくる余地がないです。

準備を万全に怠りなく完璧に行ったとしても得られるのは勝利ではなく、機会だけだったりします。
(そこがスポーツの良い所ですよね。勝利も手に入ったら八百長です。)
思い通りにいくことよりも思い通りに行かないことの方が圧倒的に多いです。

プレーを振り返ると、自分の傲慢さであったり、考えが浅いことはしょっちゅうあります。

そういったやりとりを普段の仕事にも応用すれば、基本に忠実に・・・とか、傲慢にならないように・・・といったチェックになりそうです。

他にも困難に直面した時に、尊敬する人だったらどうするだろう・・・と考えたり・・・と、工夫をすれば、自分の側に常に人生の師となる人や、キツイことを言ってくれる友とか、Yesマンではない部下がいなくても、同じような環境は作れるかもしれません。

普段、気軽に顔を合わす機会がないからこそ、遠くで常に手を抜かず頑張っている人達の存在は、自分に非常に大きな刺激を与えます。

負けられないや。