2026/07/07

強い組織と弱い組織

長年、たくさんの会社と仕事をしてくると、当然、強い組織、弱い組織、優秀な社員、そうでない社員など、比較対象が増えてくることで、いろいろ見えてくることがあります。

一般的に強い組織や優秀な社員が多く集まる・・・であったり、そのような人材を育成や採用しようと日々苦労している方が多くいらっしゃることもあり、巷でのテーマもそのような育成論や組織論にフォーカスが当たりがちです。

が、個人的に最近、思うのは、世間一般的に、弱い組織、優秀な社員が存在しない・・・でも、会社は堅調であったり、プロジェクトは問題なく進む・・・のは、なぜだろう?ということ。

プロジェクトが問題なく進むのは、当然、私達のようなプロフェッショナルがサポートするから・・・という自慢をすることで終わりにして、弱い組織でもなぜ堅調にいられるのか?

これはとても面白いテーマだと思っています。

優秀な社員が集まる会社は、優秀な社員にとっては、居心地がいいかもしれません。

一方で、継続的な学習や成果を出し続ける必要もあり、報酬も良ければ責任も重い・・・みたいな所もあり、そこまで頑張れない人達には辛い環境です。

ということで、世の中、いろいろな方達がいる以上、そうやって頑張れない人達でも輝ける環境を用意する・・・という観点で言えば、弱い組織は、必要とも言えます。

弱い組織という優しい表現で書きましたが、失礼な言い方をすると、悪手やひどいことをしていても、社内の周りがみんな同じようなことをするので、全く悪手とならず、当然のように受け入れられる・・・みたいなことを繰り返していると、会社が傾きそうなものですが、なぜか、堅調。

アナリストからは推奨銘柄として、世間からは評価され・・・。

というのが、面白く、なぜだろう?といろいろ仮説検証をしています。

少し見えてきたのが、そこで働く人達が、どうにかできるようなものではないものが、会社を支えていそうだということ。

規制であったり、参入障壁であったり、戦うフィールドでライバルがいないと、多少組織がいけてなくても、問題なさそう。

逆にレッドオーシャンな市場で戦っている会社は、少しでも隙を見せるとやられてしまいます。

その緊張感が組織に反映されていたりします。

ということで、このテーマはまだまだ発見がいろいろありそうで、楽しんでいこうかなと思います。