2011/10/02

人生の師から学ぶ

先日、前職であるアビームの同窓会がありました。

懐かしい顔に囲まれながら楽しい一時を過ごすことができたのですが、その時に感じたことを備忘も兼ねて書いておこうと思います。

懐かしい顔に囲まれて、つくづく感じたことは「自分は縁に恵まれた。運が良かったなあ。」ということ。

優秀な先輩や同期に囲まれ頑張ったおかげで、自分もそれなりのビジネスパーソンになれたと思います。
環境が人を育てる、人を作る一つの例かなと。

となると、よく言われることですが、人生の師となる人や、キツイことを言ってくれる友とか、Yesマンではない部下とか、そういった人達に囲まれるのがいかに大切か痛感します。

そんなことは、改めて言うことでもなく当たり前で、いかにそういった人達と出会うか・・・みたいな話はいろいろな所で聞きます。

でも人との出会いと関係作りなんてすぐにできるものでもないですよね。
ましてや狙ってできるものでもない。

特に人生の師・・・となる人達は、自分よりも早く亡くなる可能性が高かったりします。
いつまでも自分の側にいてくれるわけではない。

人との付き合いや関係性は、時間と共に変わっていきます。
その中で、いかに人生の師となる人や、キツイことを言ってくれる友とか、Yesマンではない部下に”囲まれているような”毎日を過ごすか・・・。

個人的には、会う人全ての方が師である・・・というスタンスでありたいと思っています。
ということで、そこを追求していますが、これだとどこにでもある有り触れた話なので、ちょっと毛色の違うことを書いておこうと思います。


一つのヒントとしては、人に依存しない方法もあるな・・・と。

このような関係性から学ぶことと言えば、原理原則であったり、知恵や基本であったりします。

原理原則という話であれば、個人的には割とドラッカーさんの本を定期的に読んでチェックしているが、それが良さそうだぞ・・・と。

他にもスポーツから学ぶことは多いです。

採点競技はちょっと怪しいかもしれませんが、私が大好きなサッカーはルールが明確で、勝敗に変なものが入ってくる余地がないです。

準備を万全に怠りなく完璧に行ったとしても得られるのは勝利ではなく、機会だけだったりします。
(そこがスポーツの良い所ですよね。勝利も手に入ったら八百長です。)
思い通りにいくことよりも思い通りに行かないことの方が圧倒的に多いです。

プレーを振り返ると、自分の傲慢さであったり、考えが浅いことはしょっちゅうあります。

そういったやりとりを普段の仕事にも応用すれば、基本に忠実に・・・とか、傲慢にならないように・・・といったチェックになりそうです。

他にも困難に直面した時に、尊敬する人だったらどうするだろう・・・と考えたり・・・と、工夫をすれば、自分の側に常に人生の師となる人や、キツイことを言ってくれる友とか、Yesマンではない部下がいなくても、同じような環境は作れるかもしれません。

普段、気軽に顔を合わす機会がないからこそ、遠くで常に手を抜かず頑張っている人達の存在は、自分に非常に大きな刺激を与えます。

負けられないや。

1 Comments:

Blogger 影山勝巳 said...

共感します、とても。新井さん、いつもありがとう。

10/04/2011 4:19 午後  

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