2008/12/30

今年もありがとうございました。

年末になって都内はとても静かですね。

あなたにとって2008年はどんな年だったでしょうか?

私は今年も多くの方達のおかげで素晴らしい年を過ごすことができました。
感謝しています。ありがとうございます。

振り返って思い出にでも浸りたい所ですが、過去ではなく前を向いてどんどん突き進んでいきます!
来年もよろしくお願いします。

それではよいお年を。

2008/12/20

流行番付2008 番外編

今回は「流行番付2008 番外編」と題して、今年一年を振り返って、世の中変わったなぁと感じたものをご紹介したいと思います。

普段の生活の中で変わったことに気が付くきっかけにでもなればと思います。

早速ですが、今年大きく変わったなぁと思ったのは、自転車通勤に対する人々の反応です。

3年前ですと、どんなにメリットを伝えても「何か変わった人」みたいな扱いでした。

それが今や「自転車通勤していますよ」と伝えると、こちらが言わなくても相手からメリットがどんどん出てきます。

その時出てくるキーワードは「メタボ」、「エコ」。
メディアの力というか、時代の流れは凄いです。

ここに都内であれば、自転車の方が電車と比較して、早い、安い(お金かからない)、うまい(満員電車に苦しまなくていい)ことを伝えると、とっても関心を示します。

3年前は「ホントに電車より早いの?」、「ウソ言っているんじゃない?」と疑惑の目を向けられたりしたものですが・・・。

そして、さらに!

話を聞いた人が何人か実際に自転車通勤に切り替えています。
1人、2人ならその人のパーソナリティで片付けてしまってよさそうですが、1人、2人じゃありません。

確かに朝、自転車通勤をしている人を見かける機会が増えました。
(最寄の駅に行く感じじゃなくて本格的な感じです。)

こんな所でも、時代がそのような流れになってきているのを感じます。

発言だけでなく、行動に繋がってきているので、流行がいよいよ本物になってきたのかな・・・と感じたのが今年2008年でした。

自転車通勤を始めて以来、私は一貫して全く同じ主張と行動を続けてきました。

そして、その時の相手の反応や行動を見てきて、今回、時代の流れを感じとることができました。

ということで、自分が良いと思ってやっていることを相手に伝えて反応を見ると面白いかもしれません。
全く同じ主張と行動をずっと続けていくと、時代の流れを掴むことができるかも!?

2008/12/19

新しい仕事の取り方を例えてみる

前回のエントリである「新しい仕事の取り方」

ちょっと抽象的だなぁと思っていたので、例え話にできないかなと感じていたのですが、それっぽいものができました。

それでは早速いってみましょう。

あなたは飲食店の主人です。

1日に1組のお客様を招くことができます。

問1
どちらのお客様を「お店のお得意様」としますか?

A:週1回必ず訪れる客単価3,000円のお客様
B:月1回必ず訪れる客単価10,000円のお客様

問2
Aのお客様が予約をされていた日に、Bのお客様が予約を入れたいとの連絡がきました。
Aのお客様に事情を説明すれば予約日を変更してくれそうです。さぁ、どうしますか?


問3
どちらのお客様を「お店のお得意様」としますか?

C:週1回必ず訪れる客単価2,500円のお客様
B:月1回必ず訪れる客単価10,000円のお客様

問4
Cのお客様が予約をされていた日に、Bのお客様が予約を入れたいとの連絡がきました。
Cのお客様に事情を説明すれば予約日を変更してくれそうです。さぁ、どうしますか?


問5
どちらのお客様を「お店のお得意様」としますか?

D:週1回必ず訪れる客単価2,000円のお客様
B:月1回必ず訪れる客単価10,000円のお客様

問6
Dのお客様が予約をされていた日に、Bのお客様が予約を入れたいとの連絡がきました。
Dのお客様に事情を説明すれば予約日を変更してくれそうです。さぁ、どうしますか?


いかがだったでしょうか?

ちなみに答えに正解はありません。

会社によって様々な回答になると思います。

2008/12/17

新しい仕事の取り方

毎日、景気が悪いニュースが続いていますが、年末に向けてどうでしょうか?

12月はボーナスの時期。
今年の冬はちょっと厳しいかもしれませんね。

そんな厳しい経済状況ですが、お陰様で経済状況に関係なく、弊社にはお仕事の依頼が来ています。
これといって営業をかけているわけではないのですが、お声がかかるのでとてもありがたいです。

ご縁のあった方にはベストを尽くして貢献してきたからなのかな・・・と思っているのですが、もう少し自分なりに整理をしてみようと思います。

題して「なぜ仕事の依頼が来るのか?」

普段、自分が意識していることを整理したいと思います。
「責任ある仕事をするにはどうすればいいか」を考えるきっかけにでもなればと思います。
(もしかすると自慢話っぽく聞こえるかもしれませんので、考えるきっかけが必要ない方はスルーしてください。)

いきなりですが、なぜ依頼が来るのか一言で言ってしまうと「ベストを尽くしているから。」、「結果にコミットしているから。」だとは思いますが、それ以外にもちょっとしたことがありそうです。

例えば、声をかけてもらう時。

弊社もいろいろな会社に声をかけていますので、その反応と自社を比較した際に、一つ違いを見つけました。

それは「自社都合で重要度の判断をしない」ということです。

これはどういうことかと言うと、声をかけてもらった時に、その仕事ができるかどうか、今、抱えている仕事と比較して判断しない・・・ということです。

「仕事の重要度、緊急度を付けなさい」とはよく言われることですが、その判断はしていません。
なぜならばお客様から見たら、その仕事は最重要かつ緊急だからです。

したがって、今抱えている仕事と比較するのではなく、今残っているリソースの中で「どうやってベストを尽くすことができるか」、「貢献できることは何か」を考えています。

間違っても、今抱えている仕事より重要そうだから、今の仕事を調整しようといったことはしません。

微妙なニュアンスなので伝わったかどうか甚だ怪しいのですが、仕事の依頼をすると重要度、緊急度の判断をされちゃっているのかな・・・と思う時があります。

したがって依頼をする時も相手の対応を見て、依頼内容を変えることがあります。

つまり、(私が内容を知らない)相手が抱えている仕事と私が依頼した仕事を比較して、その重要度、緊急度で仕事を優先させる相手には重要な仕事は任せません。

仮に重要な仕事を任せれば最優先でやってくれますが、それはいつ変わるかわかりません。
そのような仕事の進め方をされると、プロジェクトマネジメント的に言えば見通しが不透明になるので、必然的に影響の少ない仕事をお願いすることになります。

責任ある仕事をお願いするので、それに見合った金額になります。
「その仕事を是非したい」と言うようなものでも、それに食い付いて、今の仕事をおろそかにするようではなかなかお願いしにくかったりします。

「ベストを尽くす」、「結果にコミットする」なら必然的に今の仕事をおろそかにするなんてことはないと思うのですが、話を聞いたりしていると、この点を特に意識してやっている所は少ないのかもしれません。

平凡の積み重ねが非凡に繋がる。

だから、目の前のことに全力を尽くす。

結果として、未来が開ける(「今の仕事の結果」と「次の仕事の依頼」)

といった感じでしょうか。

この辺は自社の強みなのかもしれませんが、個人的に自然と身に付けられる事ができたので、前身のアビームで一緒に働いた方達にはとても感謝しています。

働きぶりをただ真似しただけなのですが、結果として起業以来、多くの方達に喜んでもらっている要素の一つのような気がします。

ということで、「どうすれば身に付けることができるのか?」がイマイチよくわかりません。

「それじゃあ、ただの自慢話じゃん」というのは、よくわかっています。
すみません。

とは言え、自分では意識していないが、お客様にとってメリットがある・・・このようなちょっとしたことがまだまだありそうです。

ブログの良い所は、その辺を自分で整理できることですね。
機会があったら、またしてみようと思います。
(次の機会はぜひ、どのようにして身に付けられるかをセットにしたいですね。)

2008/12/08

気の利いた言葉













今回はちょっと気の利いた言葉を見つけたので、忘れないように書いておきます。
週末に車を運転していた時に聞いていたラジオのお話です。

笑福亭鶴瓶さんが女性ゲストを招いてトークを繰り広げていました。

女性ゲストの方が昔、夢中になっていた音楽の話をしていたのですが、鶴瓶さんと同じ世代だと思っていたのに、それぞれ夢中になっていたアーティストを聞くと、世代が違うと感じたみたいです。

女性ゲストの方が、「鶴瓶さん、おいくつなんですか?」と質問をしました。

その回答が、ちょっと気が利いています。


鶴瓶さん、一体なんて答えたと思います?


自分だったら何て答えます??


答え、気になります???
(ちょっと、もったいぶってみました。)


それは・・・



「私は(昭和)26年生まれですわ。」



答えを聞いた女性ゲストの方は「私と4歳違いですね。」と言いながらトークは続いていきました。


女性ゲストの方の年齢がわからないように、さりげなく生まれた年を和暦で言う。

特に狙っているわけではなく、自然と出てくる辺りが素敵です。

こういった、ちょっとした心遣いって嬉しいですよね。
自分も自然にできるようにしていきます。

2008/12/04

コレ知っていた?

最近こんな本を読みました。
魔法のラーメン発明物語 私の履歴書

世界初の即席めん「チキンラーメン」、世界初のカップめん「カップヌードル」を生み出した、日清食品創業者・安藤百福氏の人生を綴った本です。

本人のコメントでサラッと書かれてあるのですが、体験した内容が激しいです。

具体的な内容には触れませんが、文章の軽さから苦労は全く感じません。
とはいえ、その内容を想像するとかなりの困難に打ち克ってきたことがわかります。

ということで、激しく共感し、無性にカップヌードルが食べたくなりました。

食べたくなったので、食べましょう。

早速、ビニールを破ってカップのフタを開けてお湯を注ぐ・・・と。

と、ここで気が付きました。

ビニールに何やら付いています・・・。


よく見ると・・・「フタ止めシール」と書いてあります。

これを使って、フタを閉めると・・・。

おおっ。

フタがきちんと閉まっている。

今まで箸で押さえていたのですが、それが必要ありません。

なかなか便利だなぁと思ったのですが、この「フタ止めシール」って、いつからやっているのでしょうか?


最近始めたのかなと思っていたのですが、そうでもなさそうです。

「じゃあ、その間、カップヌードルを全く食べなかったの?」と言われても、そんなことはないと思います。

なんだかんだ言って食べていたと思うのですが・・・。

結論として、今まで気が付いていない可能性が高そうですが、個人的にはちょっとした発見でした。

2008/12/02

職場を楽しくする2つの言葉

最近、読んだ本に面白いことが書かれてありました。
ドラッカー先生の授業

「ボランティアが求めるのは、契約ではなく、約束である。
働き手のやる気を引き出すには、相手をボランティアとみなさなくてはならない。」

「契約」と「約束」、この2つの言葉、とても興味深いです。
労働契約ではなく、約束が大事だよと。

ここでいう約束とは・・・、やりがいや仕事内容など経営者が用意する職場環境だったりします。

この話は会社間での仕事でも当てはまるかなと思いました。

契約書に記載されている仕事だけでなく、そこで働いている人達がどれだけコミットしているか、責任を持って約束を果たそうとしているのか・・・その辺が仕事の結果だけでなく、楽しさに繋がっているような気がします。

今回は割愛しましたが、この本にはアンケート結果が書かれてあって、給与など「契約」に関係するものよりも「やりがい」、「仕事内容」といった「約束」の方が、その企業で働く際に重視する項目であるとのこと。

経営者はどれだけ約束を果たせるのか・・・。

仕事柄、いろいろな会社さんに外注をお願いすることが多いのですが、「契約」上やってね・・・というパターンが多かったような気がします。

今後は、「契約」だけでなく「約束」も伝えることで、楽しい仕事をどんどん増やしていきたいです。