2011/09/18

言っていることと、やっていることの違い

今回はちょっとしたアラートというか、注意を促そうかなと思っています。
私は、読書や体験談を聞く時は、その人が言っていることをそのまま受け取らない様に気を付けています。
それはどういうことなのか・・・というと、ちょっと良い例があったので、その話をしたいと思います。

前回のブログですが、こんなことを書きました。

”私は健康の維持には興味ありません”

これをそのまま受け取るとしたら、どうでしょう。

健康にはあまり気を付けていないんだ、気にしていないんだと考えちゃいますよね。
それが普通だと思います。

ただこれが世間一般と比較するとどうなるでしょうか?

実は私は健康についてはこんなことを考えています。

トップアスリートは心技体全てで高いレベルを維持し、意識も高い。
ビジネスパーソンも当然、全て高いレベルでいないとね。
(どの仕事も尊いものであるならば、当然、自分がやっている仕事も心技体で高いレベルが求められるし、そうであってほしい。
自分は高いレベルで仕事がしたいから、そこには当然こだわる。)

ということで、そこに対して、妥協は許さない。

高いレベルで健康を維持するために、体重やら何やらの記録は付けていません。
記録はしていませんが、健康診断を行うと、驚くほど良い結果が並んでいます。

人によっては記録を取る事で高いレベルを維持する方もいますが、私の方法はちょっと変わっています。
目に見える数字以上に、自分の感覚を大事にしています。

感覚を大事にするということは、他の人と比較するとおそらく感覚が鋭いはず。
これ以上食べると体調を壊すなとか、今日はこれを食べた方が良さそうだ・・・とか。

カロリー計算でコントロールしないので、その感覚が鈍ったらたちまちおかしくなるでしょう。

20世紀に買った完全フルオーダーメイドのウェットスーツが今でも問題なく着られるということは、そういう背景があるかもしれません。
(なんてそれっぽいことを書きましたが、実際は体質が大きいと思いますよ。)

他にも、いろいろと厳しい制約をかけているみたいなのですが、個人的にはその辺はよくわかっていません。
ただ、この手の話をすると「ストイックだね」という言葉をもらうことが多いので、おそらく妥協はしていないんじゃないかなあと思っています。

ということで、そのストイックさを書くと若干自慢っぽく取られかねないので、ここでは書きません。
何が言いたかったのかというと、言葉尻だけを捉えると、健康には気を使っていないのですが、実際の行動を見ると、めっちゃ健康に気を使っているということです。

前回

”私は健康の維持には興味ありません”

と書いた際にフォローはしませんでしたが、この言葉の真意は、「自分の中では位置付けが低い」という意味で「他の人と比較した場合」はおそらく高くなると思います。

私はあまり他人と自分を比較して、ああだ、こうだをやることはないので、こういった表現を使う際には、過去の自分であったりとか、今現在の自分の中でどうなのか・・・という意味合いになります。

なので、自慢っぽくなるので、書きたくないのですが、世間一般と行動ベースで比較すると、健康には相当、気を使っていると言っても差し支えないと思います。

自転車で年間2,000km、ジョギング年間1,000km、他にサッカー、フットサルをやっていて、これだけ動いて不健康というのは、それはそれで難しかったりします。

ということで、体験談などを聞いていると、「自分の中で比較している」場合と、「他人と比較している」場合とがあるので、どちらの意味合いなのか気をつける様にしています。
(人によっては過去の自分と比較している場合もありますが・・・。)

そのため、意識の話だけでなく、かならずそれに基づく行動を確認しています。
”私は健康の維持には興味ありません”と言うならば、「真夜中に間食しまくっていますか?」とか「生活リズムはバラバラで夜更かししまくりですか?」とかとか。

結果を出されている方は、ただでさえ意識が高い上に、それが当然だと思っていたりするので、その意識が高いとは思っていません。
こういったふわっとした話は、レベルがずれてしまうことが多いので、客観的に判断できる行動ベースで確認するようにしています。
(読書だと、それが難しい場合があったりするのですが。)

ということで、書いてあることはそのまま鵜呑みにしない方が良いですよというアラートでした。
(私もできるだけ行動ベースの話をセットに書くように気を付けますが、ついつい忘れがちになるので、このブログを読む際には特にお気をつけ下さい。)

2011/09/08

ながら健康法は、何かと便利

突然ですが、仕事でお付き合いのある方達と、軽い話をする時にどのような話をしますか?

天気、食べ物、最近のニュース、話題の本などいろいろありますよね。

私の場合、自転車通勤や休日にサッカーやフットサルをやっていることもあり、ダイエットや健康ネタになることがとても多いです。

私個人は健康オタクではありませんし、別に自分の健康を自慢するつもりも全くないですが、ダイエットやら何やらも含め、健康に興味を持っている方がとても多く、自然とそのような話になっていくことが多いです。

ということで、興味を持っている方が多そうだということで、その話をここで共有しようかなと思います。
自分の健康を考えるきっかけにでもなればと思います。

私は健康の維持には興味ありませんが、サッカーやフットサルのプレーをできるだけ全盛期に近づけたい・・・とは思っています。(老いとの戦いです。)

そのためには、練習するのが一番ですが、その時間は残念ながら取れません。
なので、何とか体力の維持だけはしたいなあとは思っています。
(それでも現実は全盛期の50%も行けば良い方かな・・・。感覚的には半分にも達していない感じです。)


そこで意識しているのが、タイトルにした「ながら健康法」です。

何かをしながら、体を鍛える・・・というやつです。

きっかけとしては、何かを新しく始めるためには、時間を作らなければならない。
でも、そんな時間を作ることはできないよね・・・という所から来ています。

私が新入社員の時からやっているのが、湯船に浸かりながら腹筋。
これはたった20回やるだけで、それなりの効果があったので、続けています。
(個人差があるので、何とも言えませんが、私の場合はこれを半月続けて腹筋を割りました。)

また最近、フットサル日本代表トレーナーの方から伺った話を応用して、歯磨きをしながら体幹を鍛えるようにしています。
具体的には、体幹を意識した姿勢から片足を上げて静止する・・・その状態で歯磨きをする・・・というものです。

体を鍛える時には、その鍛える部分を意識した方が効果が高いと言われています。
その点から考慮すると、湯船で腹筋は完璧ですが、体幹歯磨きはちょっとだけ問題があります。

体幹で鍛えている部分を意識すると、歯磨きへの意識がちょっと疎かになりがち。
歯磨きに集中していると、鍛える部分の意識がなくなる・・・ということで、この辺をどうするかが目下の課題ですが、新しい時間を用意することなく始めているので、その効果が楽しみです。


さてさて、そんなながら健康法ですが、これはある考えが背景になっています。

それは、何かをやりたいと思った時は緊急度や重要度は考えない・・・というものです。

よく「緊急度は高くない、重要度の高いことをしましょう」という話を聞きます。

そうは言っても緊急度の高い話はほっておけないよね。
なかなか「緊急度は高くない、重要度の高いこと」はできないよね。

時間があったらやるのになあ・・・というのが現実だと思います。

そんな現実があるので、「緊急度は高くない、重要度の高いこと」なんて気にするよりも「やりたいことは全部やる」という完全なワガママを押しとおすことにしました。

正直、今後人生において「時間が余ることは絶対にない」とも思っています。

ということで、これらを制約として、ワガママを押しとおすとしたら、どうなるか・・・ということで出てきたのが、「・・・しながら、やる」というものです。

これって冷静に考えれば、誰でもやっていますよね。
通勤電車で、iPodで英語の勉強とか、想像力と実行力があれば、誰でもできます。

ながら健康法、とっても便利だと思うので、何かひとつでもいいので始めてみるといいですよ!


おまけ)
ということで、お話は以上なのですが、「緊急度は高くない、重要度の高いこと」なんて気にするよりも「やりたいことは全部やる」というワガママ、これを仕事のToDo管理にも適用すると、とても面白いです。

そう、ToDoは全部やる、やりきる!と考える。

緊急度、重要度を付けると、「緊急度が高くない、重要度も高くない」ものが、ずーっと残って気持ち悪いですよね。

私も過去に緊急度、重要度で管理していた時期があったのですが、気持ち悪い状態でした。

それが緊急度、重要度の管理をやめた今はすっきりさっぱりです。

仕事の期限・締切に追われるプレッシャーも軽減されます。

そのために大切なことが「開始日付」と「残作業量(時間)」の管理なのですが、この辺はブログのネタになるかもしれないですね。

ブログのネタに困ったら書いてみることにします。