人材の底上げ
個人的に感じていることですが、もし自分が試行錯誤や努力をして、今のスキルや立場などを手に入れたとしたら、後に続く人に同じことを強要したらいけないと思っています。
強要というと言葉が悪いですが、自分の経験をもとに、どうすればうまくいくか・・・という説明も、もしかしたら良いことではないかもしれない。(つまりアドバイスも・・・です。)
そう感じたのは、再現性の視点からです。
アドバイスやコツを聞かれたりする・・・としたら、それは成功しているからとなります。
その成功は誰でも実現できるのか?
実現できる人が少ないから、目立つし、アドバイスやコツを求められるのではないか?
となると、伝えるべきは、そのまま自分が取り組んだことではなく、自分がやったことよりもより早く、より確実に再現できるようにすることではないか?
試行錯誤や努力をしたからこそ、知っていることを仕組みやノウハウとして構築するべきではないか?
と考えていたりします。
一方で、秘伝のタレみたいな隠すことは何もないので、アドバイスを求められた時に、無邪気にそのまま答えてしまう自分もいたりするのですが、なかなか深いテーマだったりします。