2010/10/13

今すぐ情報発信を始めよう!なぜ、そんなことを勧めるの?

先ほどメールが来て、東京マラソン2011は落選でした。
ちょっと残念です。

さてさて、今日の話題ですが、以前書いた事があるかもしれません。
情報を発信し続けると起こるちょっとした面白い現象を書いておきます。
その現象が、あなたが情報発信をするきっかけになれば幸いです。

このブログですが、左下にあるアーカイブを見てみてください。
えらい長い間続けていますよね。(笑)

エントリ数も700ぐらいを数えています。
これだけ書いてあると、検索キーワードの結果が興味深かったりするのですが、リアルの繋がりでも面白い話があります。

初めてお会いする方と名刺交換を行い、後日改めてお会いする際に「相手のことをよく知っておいた方が良いよね」ということで、著書やブログなど情報発信をされている内容を確認することは多いかと思います。

私の場合は、このブログがそのうちの一つになったりするわけですが、何しろボリュームが多い。(笑)
情報発信する際には、後々に利用できることを考えてカテゴリやタグを付けて整理するかと思いますが、個人的には利用する事は考えていません。
ストックするのではなく、フローの意識が強いので、その場限りのものと割り切っています。

従って、整理されるでもなくただ流れっぱなし。
当然、相手も新しいものから順番に読んでいくしかなく、話題になるのは最新エントリが中心となります。

自分がその時に思ったことや考えなども綴っているので、当時と今では価値観が異なるものも書いてあるはずです。
(記憶が曖昧ですが)
そのためある一時点を見て、現在の自分を評価される危険性もあって、この整理しないでボリューム勝負というのは、自分自身を表すには良いかもしれないなあと思っています。

例えば、就職や転職を考えている方などを例にするとどうでしょう?
採用の現場では、こういったネットにあがっている情報を採用担当者の方はチェックしているから、気を付けた方がいいよという話があるらしいのですが、そこで採用担当者のウケの良い作ったキャラを演じるくらいなら膨大なボリュームで相手を圧倒しちゃうのも手なのかもしれませんね。

そして、相手を口説き落とす作戦としては、(書き手の私が言うのも何ですが)このブログを全部読むっていうのはありかもしれませんね。
アーカイブは月別で見ていくしかありません。
クリックしてスクロールするわけですから、紙媒体ほど簡単には読み進めません。
そんな環境で全部読んだら・・・。

ざっくり試算をすると、1エントリ3分かかるとして700エントリだと、2,100分。
時間にして35時間です。

忙しい中、それだけの時間を割いて理解してくれようとしたら、こっちも本気にならざるを得ないですよね。
別に狙っている訳ではないですが、このブログの話題になった時、相手がどれだけ読んでいるか・・・で、私に対する興味がどれだけあるのか、ある程度わかってしまいます。
(ボリュームが増えて、話題にする人が増えた結果、多く読んだ方とそうでない方との違いが出てきました。)

こんなことを書くと、相手は自分が比較されている、評価されているとプレッシャーになってしまうので、本当は書かない方がいいのですが、振り返ってみると、そこまで相手(今回の場合は私)に対して興味を持ってくれている方にヒドイ人はいないということです。

相手を少しでも理解しようという情熱が伝わってくるからかなと思います。
ということで、個人的には、そんな方が殺到するぐらい自分自身、成長して、出会いを大切にして相手を喜ばせたいなあと決意を新たにしてみたり。

なんだか独り言ぽくってかなりいい加減な内容だったので、補足をすると、情報発信は新しい接点が生まれるだけでなく、自分自身の棚卸にも繋がります。
棚卸は他人にはわからないものですが、ブログなどを使って他人に見える状態にすることで、相手の価値になったり、自分自身の理解がより深まったり・・・。

多大なるメリットがあるので、まだやっていない方は今すぐ始めるといいと思います。

追伸)
歳を重ねると、だんだん孫が読んでも恥ずかしくない内容にしたいなあと思っちゃいます。
アナログと違ってデジタルはずっと残る可能性が高い。
ノイズではなくて価値あるものを残したいと思うと、筆が進まなくなってしまいますので、最低限、恥ずかしくないぐらいという感覚が強くなってきちゃいますね。

今日は恥ずかしくない内容が書けたかなあ?
(ダメでしょ・・・という心のツッコミを糧に日々精進します。)

2010/10/02

あなたは、仕事ができるビジネスパーソンですか?

突然ですが、ちょっと聞いてください。

私は「昔から(体形)変わらないよねー。」とよく言われます。
実際、学生時代にオーダーメイドで作ったサーフィンのフルウェットスーツが10年以上経った今でもピッタリ着ることができます。

ウェットスーツはブカブカだと水が入ってきますし、ピチピチだと動くことができません。
フルウェットスーツは、手首、足首まで覆っています。

オーダーメイドのスーツ以上にちょっとした体形の変化で着られなくなることがおわかりいただけるかと思います。
そんなスーツを今でもばっちり着ることができます。

それぐらい体形に変化がありません。

従って「変わらないよねー」とよく言われるのですが、そんな時には「自転車で年間2,000km、ジョギングも年間1,000km走っているからね。」と答えます。

この話を聞いた時、どう思いましたか?
「それだけやりゃ、そうだよね。」と思いました?
「体形維持の良いコツを知った!!」と思いました?
「それだけやらなきゃ維持できないのか・・・。」ってガックリしました?

もしそんなことを考えてしまったとしたら要注意。
今回はそんな話をしてみたいと思います。

仕事ができる・・・と言われているビジネスパーソンはおそらく見に付けているであろう話をしていきますが、それはどういったことなのか・・・お楽しみください。

さてさて、先ほど要注意と言いましたが、なぜ要注意なのでしょうか?

それは「体形維持に自転車、ジョギングは全く関係ない」からです。
本人がそう言っているんだから、そうなんだろう・・・と思いがちですが、何かの結果に対してその原因や本質を探ろうと思うのであれば、もう少し考える必要があります。

今回の場合はインプット、プロセス、アウトプットという3つのステップで整理してみましょう。
(何かをぶち込んで(インプット)、ごにょごにょする(プロセス)と、結果(アウトプット)が出るというステップですね。)

インプット・・・???
プロセス・・・自転車、ジョギング
アウトプット・・・体形の維持

こうやって整理してみると、見えてくることがあります。
結果を出すためには、何かしらのインプットがあるはずなのですが、今回の話には全く出てこない。

ちょっと意地悪に聞こえるかもしれませんが、実は私は自転車やジョギングをしていない時でも同じ体形でした。
アウトプットが変わらないのであれば、プロセスで挙げた自転車やジョギングは意味がありません。

では、今回の場合は何がインプットになるのでしょうか?

考えてみると・・・そうです!食事です。

カロリーというのかエネルギーというのかよくわかりませんが、体形の変化にもっとも影響があるのは食生活でしょう。

食べなければ痩せる、食べ過ぎれば太る・・・というのは自然な考え方です。
エネルギーを取らなくて太る、エネルギーを取り過ぎて痩せる・・・とはなりませんよね。

となると、体形を維持したいのであれば適切な食事(エネルギーの摂取)がポイントになってきます。

自転車やジョギングというのは、過剰摂取したエネルギーを消費する際に効果的な方法であって、適切な量であれば必要ではないでしょう。
(ということで、私は運動をしているせいか食事の量が増えたのは確かです。)

ということで食事を見てみると、残念なことにカロリーとか興味がないのであまり知りません。
従って、これがうまく言っている理由だ・・・と証明するのがかなり難しいです。

とは言え、和食好きで好きな時に好きなだけ食べているのを見ると、体が欲しがっている量に純粋に従っていると言えそうです。

ということで私の例で説明してみました。
今回の話題に限らず、いろいろな人と話をすると面白いのは、プロセスを聞いてくる人はたくさんいるのですが、インプットに興味を持つ人は少ない・・・ということです。

これは何となくわかります。

抽象的、一般的な言い方で申し訳ないですが、プロセスは動きがあるので、単純に面白い。
しかも結果がすぐに見える。
一方、インプットは地味だし、結果が出るのに時間がかかる。

しかし、もし原因分析や本質を探ろうと思うのであれば、一見結果に繋がっていると思われるプロセスを疑ってみる必要があります。

これができないと良い結果の再現性、悪い結果の再発防止ができません。

使えるノウハウや良い事例を聞いてやってみたけど、うまくいかなかった・・・。
悪い結果が出て原因を潰してみたけど、やっぱり再発した・・・。

こんな状況になっている時には、目先の現象から離れてみることをお勧めします。
「今回のそもそもの発端って何だ?」、「今回のインプットは何になるんだろう?」
そんなことを考えて、物事を整理してくると本当の原因や本質が見えてくると思います。

とは言え、それが見つかったからすぐに結果が変わるとは思わない方がいいかもしれませんね。

食生活なんて毎日の習慣の積み重ねです。
今回は体形を例にしてみましたが、仕事でもなんでも中長期的な取り組みでやっと結果に繋がるのが本来の姿だと思います。(ラクして簡単に結果が出てしまうものは競争優位性は何もないでしょう。)

平凡の積み重ねが非凡に繋がる。
平凡の蓄積が非凡を生む。
非凡になるには、平凡を積み重ねることだ。
サボらず平凡を繰り返せば、いつの間にか非凡になっている。

どんな言い方が良いのかわかりませんが、毎日のちょっとしたことが大きな結果に繋がりそうです。

追伸その1)
一つ謝らないといけません。
冒頭で「自転車で年間2,000km、ジョギングも年間1,000km走っているからね。」と答えると言いましたが、実際はそんな答えはしません。
体形の維持に関係ないですからね。

正直に食生活の話をしています。
今回はちょっとしたクイズ形式にしたくて脚色しました。
ごめんなさい。

追伸その2)
ざっくりエネルギーという抽象的なもので考えると、エネルギーの過剰摂取、取り過ぎたエネルギーを消費するというのは、なんかエネルギーの無駄遣いというか効率的ではないなぁと思っちゃいます。

さらに、それぞれでビジネスが存在することを考えると、豊かになるってそういうことなの?
経済成長って、そこまでしないとできないの?とも思うし、かといって、そのビジネス自体を否定しているわけでもないし・・・。(ここら辺、真面目に考えるなら要検証ですよね。)

何というか自分もですが、人間ってアホなのかも、自己満足の世界があるかもしれんなぁと思ってしまいました。