2010/08/02

1年近くランニングを続けられたコツ

東京マラソン2011のエントリーが始まりましたね。
東京マラソン2011のエントリー

昨年ノリで応募したら当選してしまったので、今年の3月に走ったのですが、その練習のために昨年10月下旬からランニングを始めました。

レースが終わってからもランニングは続けています。
練習を始めてから10ヶ月弱ですが、走った距離は700km近くになります。
(ワールドカップに夢中だった7月も70kmぐらい走りました。)

ランニングの魅力と言われると健康に良い、走って気分が良い、体力維持、ダイエットなどなどメリットはいっぱいありますが、こと自分に限って言うと普段から自転車通勤、休みにサッカーをしているため、取り立ててみなさんが挙げるランニングのメリットはありません。
(体重も大学時代から変わらないし、健康そのものなので健康のためにわざわざやる必要がない。)

ボールを蹴っている方が正直楽しいので、ランニングは東京マラソンというモチベーションがないと正直、やる必要はありませんでした。

しかし、そのモチベーションが終わった今もランニングは続けています。

モチベーションなんて全くないのに続いています。

それはなぜか???

続いている理由は、簡単です。
止められないしくみを作ったからです。

やらなきゃ・・・なんて気持ちを維持するのは正直しんどい。
個人的には自分の意志の強さなんて信用していません。

なので、しくみを作ることで、継続させています。

今回はそんなしくみをご紹介します。
勉強でも仕事でもなんでもかまいません。
何かを続ける、習慣化させる時の参考にしていただければと思います。

習慣化させる時に個人的に気を付けていることがあります。
それは・・・

・とにかく実行する
・負荷を調整する

ということです。
どういうことか具体例を紹介しましょう。

私はランニングの練習をこんな感じで始めました。

初日1km 5分
2日目2km 10分
3日目3km 18分
4日目4km 25分
5日目5km 32分
6日目5km 31分
(時間は結構テキトーです。)

最初はたったの5分です。
5分走ったら息が切れたので早々に止めてしまいました。
(この頃は準備運動もしていなかったので、ホントにたったの5分です。時間がない・・・という理由を言う方も多いかと思いますが、さすがに5分ぐらいは取れるのでは?)

2日目はさすがに・・・ということで頑張りましたがそれでもたったの10分です。
ということで、少しずつ負荷をかけていって5kmに到達するとさすがに辛いので、しばらく5kmで練習していました。

そして2週間ほど継続した後に、今度は友人を誘ってランニングをすることにしました。
私は毎日やっていましたが、友人は週2回の参加です。

さらにnike+というサイトで他の友人とランニング対決を始めました。
(設定した期間の総距離やタイムなどいろいろな対決が設定できます。)

ということで、簡単にまとめてみましょう。

まずはじめに無理のない程度に始めてみる。
適切な量がわかってきたら、継続してやってみる。
さぼらないように周りを巻き込んでみる。

このような感じです。

大切なポイントは負荷はさておき必ずやる・・・ということです。

練習の履歴を見ると、お酒を飲み過ぎて全然走れない・・・という日がありました。
そんな時は、5分の散歩で終わっています。

また走り始めたら体の調子が悪いと感じた・・・ので、10分で止めたこともあります。
準備運動20分、終わった後の整理体操10分、走った時間10分というめちゃくちゃなバランスです。

もちろんスポーツなので休息日はありますが、休息日ではない日でも上記のように軽めの調整で終わらせていることがあります。

これを毎回予定通りきっちりやろうとすると、なかなか大変です。
だから、割とゆるーく設定しておくのがコツです。

実際は体調だけでなく、天候に左右されたりもするので計画通り正確に実施することはできません。
だからこそ、幅を持たせるのがポイントです。

でも、そんなことしたらいつまでたっても緩いままじゃん!!

はい、おっしゃる通りです。
だからこそ友人を巻き込んでみたりして、しっかりやる所を用意しておくのです。

ランニングなんかは、場合によってはジムを活用してもいいのかもしれませんね。
ジム中心にしてしまうと、達成できなくなって、一度できないと、悪循環にはまっていつの間にか足が遠のいてしまう・・・ということになりがちかと思いますが、ちょっとした刺激で利用するにはいいのかもしれません。

計画通りにはなかなかいかないのが世の常。
とはいっても一歩ずつ進まないと前に行かないのも事実。

だからこそ、その一歩は必ず踏みしめる。
立ち止まらず踏みしめるから、波があったとしても計画達成、習慣化成功と言ったところでしょうか。

スポーツは止めてしまうと、体が元通りになるので、目に見えてわかりやすいため、少しでも継続する意味が理解しやすいです。

ただこの話はスポーツに限らず他のことにも当てはまると思っています。

なんでもいったんやめると続きを行うにはパワーが必要になってきます。
だからこそ、止めないしくみは大切だと感じています。

追伸)
何かを始める時に良いタイミングは、始めようと思った時だとは思いますが、ランニングを始める時期は難しいですね。

夏は暑くて死にそうだし、冬は寒くて凍え死にそう、さらに怪我しそうだし、春は花粉症で大変。(笑)
秋は残暑が厳しい・・・となると10月中旬ぐらいから寒くなる11月上旬までの間でしょうか?

となると12月のホノルルマラソンの準備としては遅いし・・・2月3月開催の東京マラソンを目指すのが最適なのかもしれません。

こう考えるとランニングを始めたタイミングは良かったかもしれませんね。