あんたは勉強する時にどんな方法で勉強していますか?
ということで、今回は100年に1度の大不況と言われる中で勝ち組になるための勉強方法をご紹介いたします。
と、書いてみましたが、実はそんなつもりは全くなかったりします。(笑)
個人的に様々な場面で「100年に1度の大不況」というフレーズを聞くのですが、「100年に1度の大不況」だから勉強するって、その時点で乗り遅れていますよね?
私が知っている結果を出している方々は好景気、不景気、忙しい、暇・・・どんな状況にせよ、常日頃から自己研鑽を欠かしていないような気がします。
ということで、勝ち組になるための勉強方法と言うよりは、何かのスキルアップをするために最短最速な方法を紹介したいと思います。
先日、友人と話をしている時に「この方法って結構いいんじゃない?」という話があって、自分も実体験として納得感があったので、ぜひ共有したいと思います。
早速ですが、その方法は何かと言うと・・・
「友達と一緒にバカ企画を立ち上げてしまう」こと。
これはどういうことかと言うと前職のアビームコンサルティングの新人研修を例に説明していきましょう。
新人研修では、プログラミングを覚えます。
カリキュラムがあって、プログラムをどんどん書いて覚えていきます。
当然、そこにはサンプルプログラム(答え)があります。
全員同じプログラムを書いていくのですが、当然、早く終わる人と遅く終わる人が出てきます。
早く終わった人が何をしていたかと言うと・・・講師の方からお題を出され、他のプログラムを作成していきます。
それが実に面白い。
実際の例は覚えていないので(正確に言うと自分は遅い組だったので、横で楽しんでいるのを見ている・・・状態で正直記憶が曖昧)、伝えやすい例でいきましょう。
サンプルプログラムはショッピングのプログラムだとします。
そして「商品を選んでカートに入れる」までがカリキュラムの内容だったとしましょう。
そうすると、早く終わった人はその後の業務フローのプログラムとかがお題に出されるわけです。
すると配送先や決済の画面を作る人がいたり、在庫をチェックするプログラムを書いたり、場合によっては「商品をを選んでカートに入れる」をもっと作りこんで、多言語対応したり、ドル建てでも計算できるようにしたり・・・などなど、様々なプログラムを作っています。
それを見せながら「あーでもない、こーでもない」と楽しそうにやっているわけです。
これのメリットは2つあります。
1、実際の仕事に近いことが体験できる。
実際の仕事でサンプルプログラムが用意されている・・・なんてことはありません。お客様にヒアリングをしながら、要望を洗い出して形にしていかないといけません。
そうすると、「これってどうだろう?」、「こんな感じかな?」など試行錯誤、仮説検証のサイクルが必要になってくるのですが、それが体験できます。
研修では早く終わった者同士で見せあいっこしながら、「こうした方がいいんじゃね?」みたいな議論をしていました。
2、実現方法の進め方を学ぶことができる。
「これをしたい」、「こういう形にしたい」と思っても、そのやり方がわからなければ実現できません。
今回のプログラミングで言うと、具体的な命令文を知らなければ作成できません。
じゃあ、全ての命令文を覚えていないといけない?
そんなのは無理ですよね。
となると、ヘルプの使い方やライブラリなど、情報ソースを活用するやり方、言うなれば辞書の引き方をマスターしておかなければなりません。
カリキュラムだけだと、どうしてもその辺の力を付けるには物足りない。
(答えが用意されちゃっていますからね。)
一方、カリキュラムにないプログラムは自分で勝手に設定したお題だから何とかしないといけない。
ということで、四苦八苦しながらも、やり方を覚えるわけです。
大変なことではありますが、これをやっておくと、現場に行った時に楽ですよね?
辞書の引き方さえマスターしておけば知らない単語が出てきても安心なのと一緒です。
ということで、当時は「面白そう」という単純な理由だけで、カリキュラムをさっさと終わらせようと頑張っていたわけですが、今振り返ると後付けで現場に活用できる素晴らしい理由があったりします。
そして思いっきり話はそれますが、プログラム言語をマスターする書籍って、この辺のフォローが足りないような気がしています。
解説が終ったあとにサンプルプログラムを用意して、○○を作ろう・・・という構成が実に多い。
サンプルプログラムにないプログラムや命令文を使う時にどうしたらいいか・・・辞書の引き方を解説している本は意外に少ないような気がしています。
(ちなみに、これは私がこの手の本を購入するかどうかのチェックポイントです。)
その言語に触れることはできるのですが、読者が実現したいことをフォローする本としては、ちと物足りない、残念、惜しい!っていう書籍が多い印象があります。
話がそれてしまいましたが、この研修の体験。
せっかくなので、他にも応用しましょう・・・ということで、最近友人とバカ企画で遊ぶことにしました。
お題は「mac最高!」と言っているのだから、そっち方面にしないとね。
ということで、曲を作って遊んでいます。
「伝えること」と「伝わること」は異なると思っています。
「伝わる」手段を増やすために、五感をフル活用したい・・・ということで、映像と音に興味があったりします。
従って音で遊んでみようということになりました。
ちなみに昨日作ったのはこちら。
期間限定?こんな曲を弾いたよほら、7月11日発売だから、懐かしいファミコン音源で。
それにしても酷いセンスだと思いません?
最初は誰もがこんなもんです。
自分が演奏者としてプロになるとは思わないですが、この遊びを通して何が良くて、何がダメなのか・・・とか、どうすれば効率が良いのか、どうすれば効果があるのかなどを探っていきたいと思います。
そうすれば自然と「伝わる」手段が手に入るのかなと。
演奏者としてはイマイチでも、音を表現するプロにはなれるかなと。
それにしてもmacはすごいなぁ、ほとんど何もしなくてもこんな表現がサクッとできちゃいます。
対した準備もなく「やるか、やらないか」の状態にあるってホント凄いです。
(それだけやらないといけないプレッシャーがあるわけですが・・・。)
ということで、最後はいつも通り「mac最高」で締めたいと思います。(笑)