2006/09/10

投資感覚

会話をしていると、投資感覚のある人とない人がいる。

投資をシンプルに考えると、投下した資本を上回るリターンが、どれだけ「確実に」、どの「タイミング」で入ってくるのか見極めること。

まずは、この2つを論点にすればいいのだが、たまにこの観点が全くなくて、ズレた論点をしてしまう方がいる。

例えば金額の大きさに、ビックリして冷静な判断が出来なかったり、大きな金額でもなく、スグに回収できるのに、3年後、5年後の話をしてしまったり・・・。

どうしてこのようなことが起こるのか?

ここが、ファイナンシャルリテラシーの教育が行われてこなかった結果だと思う。

お金は、将来の資産に繋がることに使うべきで、できるだけ消費は控える。

資産と消費の本質的な違いは、とても大切だと思うんだけど、この基本中の基本でも、知らないのが現実。

偉そうに言っている自分も、この感覚を掴むようになったのは、社会人になって自ら株式投資を行うようになってから。

気を付けなくてはいけないのは、株式投資という言葉から、投資をしている気分になっているけれど、実際は、ギャンブルと全く同じ状態になっているということ。

投資である以上、どのタイミングで、どれくらいのリターンを得るつもりかどうか、決めた上で投資をする。

方針を決めた上で、それに合う銘柄を選んでもいいし、個別に銘柄を分析して、それぞれに対して投資スタンスを決めてもいい。
(個人的には後者を選択していました。)

やり方は至って簡単。
企業を分析して、企業の実体よりも割安な銘柄を探しておく。

そして、その企業をウォッチして、株価が上昇しそうな動きがあったタイミング(もしくはその前)で買う。

そして、その動きによって上がった時点で利益確定。

本来であれば、中長期的に割安な銘柄を保有し続けるのが王道なのだが、種銭がないので、このように細かく取引をしていって、利益確定しながら少しずつ大きくしていった。

方針を決めた上で、それに合う銘柄を選ぶ。
個別に銘柄を分析して、それぞれに対して投資スタンスを決める。

これは個々の自由なので、決めの問題なのだが、株式投資の話を聞いていると、どうもギャンブルっぽい人が多い。

だから、上げ相場では儲かった、下げ相場では損した・・・と市場の小さな動きに一喜一憂している。

本当に稼ぐ人は、上げ相場でも、下げ相場でも儲けます。

そして、市場のちょっとした動きでは動じない。

ということで、投資には、勝つべくして勝つ原因があります。

ギャンブルは、勝っても原因がわからない。

会社員だった時に株式投資をして、周りがビックリするほど儲けることができたのも、原因と結果の仮説を明確にしたからこそ。

勝者のメンタリティーは、勝って当然。

だから、大はしゃぎすることはなく、淡々とした静かな勝利。

ギャンブルではなく、投資をする人が増えてくれば、この国のお金の循環も、もう少し良くなるような気がする。