2008/01/07

仕事の生産性を上げるコツ

いきなりですが、自慢から入ります。(笑)

会議用ノート「meeting sheet」や時間管理に役立つ15分砂時計vicisなどを販売していることもあって、「時間管理にこだわっているんですね。」、「仕事の進め方、うまいですね。コツをぜひ教えてください。」など仕事のやり方、進め方などでお褒めの言葉をいただくことが多いです。

とても感謝しています。ありがとうございます。

私のやり方を見て、その方法を知りたがっている方が多いので、それをご紹介しようかと思います。

今回紹介するのは、仕事の進め方に対する考え方です。
(抽象的&具体的なノウハウではないので、一般ウケは良くないです。
なので、その辺を期待していた方や興味がない方はスルーでお願いします。)

私のやり方を見て、多くの方が、その「やり方」を知りたがっているのですが、実はそのやり方を真似ても同じ結果は出ません。

むしろ、この考え方を真似て、自分のやり方で進めた方が圧倒的に結果が出ると思います。

では、その考え方とは何か?

実は私は仕事をする時に、「効率」を考えているのではなく、「効果」を考えています。

他の言葉で言い換えると、「正しく」やろうとするのではなく、「正しいこと」をやろうとしています。

正しくやったとしても、「正しいこと」をやらなければ結果は出ません。
「正しいこと」をやったのであれば、「正しく」やらなくても大きな被害にはなりません。
(だいたい他の方達が助けてくれます。)

仕事をする時には、どうしても「効率性」を求めてしまいますが、効率よりもまずは効果を考えます。

具体的には、このような感じです。

なぜ、この仕事をするのか?
この仕事の目的は何か?達成したい目標は何か?
関係するのは誰か?(お客様、地域社会、環境、取引先、実施者、上司、部下、関連部署、関係会社など)
彼ら・彼女たちにどのような影響があるのか?

相手の立場に立って、これらをとことん追求していくと、様々な「やること」が出てきます。

こういう状況なら、相手はこう考えるので、こうしてほしいに違いない。
でも、あの人がこう考えていたら、こうなるよね・・・と考え出したらキリがなく、あらゆる状況に対応する必要があります。

あまりにもたくさんのことが出てくるので、結果として重要なことを「効率よく」やらなければ完了できません。

つまり、効率よくやっているように見えるのは、事前に効果を徹底的に考えているからです。

書籍を見てもおわかりの通り、売れるのは「効率よく」やる方法です。
とはいえ「効果が出る」方法を追求していけば、自然と自分オリジナルの「効率よく」やる方法が見えてきます。

ノウハウを勉強しているのになかなか結果が出ないという方は、まずは上記に書いた「仕事の目的」などを自分で考えたり、上司に確認したり・・・といった活動から始められると良いと思います。
そうすれば、自然と自分が勉強したノウハウが活かされるようになってくると思います。

ということで正直、誰かに仕事をふられるのを待っている方は、この辺りの話はちんぷんかんぷんだと思います。

上司の立場だったら、自分に対して、どのような指示を行うだろう?

と自分なりに考え、対応している方にとっては、当然の話でつまらないと思います。(ごめんなさい)

地位が上に行けばいくほど、与える影響が大きくなります。
取引先やお客様は当然のこと、環境や地域社会に与える影響も含め、これから「やること」がどのような影響を与えるのか?

その範囲の広さと考える内容の深さがどこまでできるかが勝負の分かれ目かと思います。
(そして、この広さと深さにおいて、これまで積み重ねてきた経験と実績が、私が評価されている&期待されている所かなと・・・。)

要は「相手の立場に立って考えろ!!」ってことですが、最近はそれに加え「地球環境のことも考えろ!!」って言われることが多くなりましたね。

クライアント様から評価されること”だけ”にフォーカスするならば、相手より、ちょっとだけ広い範囲と深い内容を考えればいいのですが、それだけではいけないような気がしています。