コンビニから商売を学ぶ方法?
最近、個人的に非常に困っていることがある。
それは、体感温度。
朝晩、自転車で移動をし、外の風に触れているせいか、建物に入ると気持ちの良い建物と気持ちの悪い建物がある。
気持ちの悪い建物とは、簡単に言うと換気が悪い(と思われる)建物。
例えるならば長期旅行から帰ってきて玄関を開けた時の空気だろうか・・・。
とにかく空気が重くてよどんでいるような・・・。
春・秋は特にそうだが、気温や天気が不安定で前日と全然違うことがある。
街を歩いている人を見ると、洋服が薄い人と着込んでいる人などバラバラだったりする。
そんな時に気持ちの良い建物と気持ちの悪い建物がはっきりする。
実際は、室内の温度は毎日一定に保たれているし、外にあまり出なければ季節の変わり目はよくわからないから、そんなに違和感はないと思う。(実際、電車に乗っている時はそうだった)
でも、最近は感覚が洗練されてきていて、ちょっとした空気の違いを感じるようになってしまった。
おそらくどこも同じような室温だと思うけど、体感温度は全然違う。
ここのお店は飲み物をさばくために、わざと温度と湿度をコントロールしているんじゃないか・・・と変に勘ぐりたくなるような所もある。
これが社会生活をしていく上で、いいのか悪いのか・・・。
実際は、そこまで狙っていることはないだろうから、単なる邪推だとは思う。
とは言え、話がコンビニになるとちょっと違ってくるのかな?
鈴木敏文氏は気温ではなく、体感温度を考慮して・・・という話をされているみたいだが、セブンは他チェーンと比較して平均日販がどの年も15万円近く高い。
その違いの一つに体感温度という要素はあるのだろうか?
という仮説を立てて見てみると、面白いのが飲料水売り場。
最近の飲料水売り場は、取りやすい&わかりやすいようにしているためか、扉なしのものが多い。
そんなコンビニで買ったドリンクは、個人的には冷たくない。(もっと冷えているものが飲みたい)
一方、セブンイレブンは扉付き。
ほら、体感温度を考慮しているじゃん。
こうした小さな積み重ねで平均日販15万円の差を生み出している。
とここで決め付けてしまったら、プロから笑われてしまうかもしれませんね。
個人的には、体感温度よりも下記メリットの方が大きいかと・・・。
・扉付き陳列棚は、後ろから補充ができる
(補充でお客様の商品選びの邪魔をしない)
そして、ドリンクの適正な温度(冷たさ)は各家庭の冷蔵庫から、できるだけ離れないこと。
普段、家庭で飲んでいる冷たさよりぬるいと、「美味しくない」となってしまうような気がします。
と、このように細かく見ると、いろいろな事象がありますが、本質的に共通していることは、たった一つ。
・お客様を理解しているか
この差が平均日販15万円を生み出していると思います。
なので、セブンが理解していて、他のコンビニが理解していない所を見つけるのは楽しかったりします。
近所に全チェーンがあるので、コンビニ利用時は「違いをもたらす違い」を探しながら商売の勉強をしています。
例えば飲料とアイスクリームの陳列棚も良い例です。
飲料水で扉なしの場合、「補充作業をしていて選びにくかった」、「ぬるかった」という経験があると、取りやすい、わかりやすい陳列棚は「売りつけたいだけだろ?」とお店側の都合に見えてしまいます。
一方、セブンの扉のないアイスクリーム棚は、商品が溶けていることもない、補充で邪魔されたこともない。(←飲料と比較すると補充の回数は少ないような気がします。うまいなぁと思います。)
アイスクリームは今まで扉があると曇っていたり、1人もしくは2人ぐらいしか覗き込むスペースがないから、買いにくかった。
それが、商品がわかりやすく、取りやすくなった。
ということで、格段に買いやすくなったと思います。
飲料、アイスクリームどちらも「商品が見えやすい&取りやすい」とメリットは同じ。
しかし、お客様の立場を考えていないと「売り込み」と思われ、そのバランスがとても難しい。
このような感じで下記4点の仮説を立てながら、チェーンごとに商品、陳列、接客などを見ていくと、違いがあります。
・お客様が考えていること
・お客様が(潜在的に)考えていること⇒無意識の行動に出ていたりする
・お客様が感じていること
・お客様が(潜在的に)感じていること
仕事をする上で仮説・検証力も付きそうな気がするので、オススメですよ。
注意)
オススメですが、弊害もあったりします。
「違いをもたらす違い」を発見できた時は嬉しいのですが、コンビニチェーンがその違いを埋める(改善する)ことは、ほとんどありません。
こちらは改善点だと認識しているのに、いつまで経ってもほったらかし&同じ過ちを繰り返しているのを見ると、だんだんイライラしてきます。(私だけかもしれませんが・・・。)
この時は「私(お客)のことをわかっていない」、「もっと私(お客)のことをわかって!」という一人のお客になっています。
キャンペーン、改装、商品展開・・・いろいろと手を打っているのですが、「そうじゃなくて・・・」とツッコミを入れたくなってきます。
で、セブンに行くと、そこはしっかりしているので、「あぁ、やっぱりしっかりしているね。安心だね。」と、どんどんロイヤリティが高まってくる。(笑)
ということで、イライラするのが嫌になって、最近は同じチェーン同士における「違いをもたらす違い」を探していたりします。
同じチェーン同士でも比較すると、売れる店と売れない店が何となく見えてきますね。
それにしても、近くにコンビニがたくさんあるのも困りものですね。
セブンのドミナント戦略のおかげで、セブンは3店比較です。(笑)
それは、体感温度。
朝晩、自転車で移動をし、外の風に触れているせいか、建物に入ると気持ちの良い建物と気持ちの悪い建物がある。
気持ちの悪い建物とは、簡単に言うと換気が悪い(と思われる)建物。
例えるならば長期旅行から帰ってきて玄関を開けた時の空気だろうか・・・。
とにかく空気が重くてよどんでいるような・・・。
春・秋は特にそうだが、気温や天気が不安定で前日と全然違うことがある。
街を歩いている人を見ると、洋服が薄い人と着込んでいる人などバラバラだったりする。
そんな時に気持ちの良い建物と気持ちの悪い建物がはっきりする。
実際は、室内の温度は毎日一定に保たれているし、外にあまり出なければ季節の変わり目はよくわからないから、そんなに違和感はないと思う。(実際、電車に乗っている時はそうだった)
でも、最近は感覚が洗練されてきていて、ちょっとした空気の違いを感じるようになってしまった。
おそらくどこも同じような室温だと思うけど、体感温度は全然違う。
ここのお店は飲み物をさばくために、わざと温度と湿度をコントロールしているんじゃないか・・・と変に勘ぐりたくなるような所もある。
これが社会生活をしていく上で、いいのか悪いのか・・・。
実際は、そこまで狙っていることはないだろうから、単なる邪推だとは思う。
とは言え、話がコンビニになるとちょっと違ってくるのかな?
鈴木敏文氏は気温ではなく、体感温度を考慮して・・・という話をされているみたいだが、セブンは他チェーンと比較して平均日販がどの年も15万円近く高い。
その違いの一つに体感温度という要素はあるのだろうか?
という仮説を立てて見てみると、面白いのが飲料水売り場。
最近の飲料水売り場は、取りやすい&わかりやすいようにしているためか、扉なしのものが多い。
そんなコンビニで買ったドリンクは、個人的には冷たくない。(もっと冷えているものが飲みたい)
一方、セブンイレブンは扉付き。
ほら、体感温度を考慮しているじゃん。
こうした小さな積み重ねで平均日販15万円の差を生み出している。
とここで決め付けてしまったら、プロから笑われてしまうかもしれませんね。
個人的には、体感温度よりも下記メリットの方が大きいかと・・・。
・扉付き陳列棚は、後ろから補充ができる
(補充でお客様の商品選びの邪魔をしない)
そして、ドリンクの適正な温度(冷たさ)は各家庭の冷蔵庫から、できるだけ離れないこと。
普段、家庭で飲んでいる冷たさよりぬるいと、「美味しくない」となってしまうような気がします。
と、このように細かく見ると、いろいろな事象がありますが、本質的に共通していることは、たった一つ。
・お客様を理解しているか
この差が平均日販15万円を生み出していると思います。
なので、セブンが理解していて、他のコンビニが理解していない所を見つけるのは楽しかったりします。
近所に全チェーンがあるので、コンビニ利用時は「違いをもたらす違い」を探しながら商売の勉強をしています。
例えば飲料とアイスクリームの陳列棚も良い例です。
飲料水で扉なしの場合、「補充作業をしていて選びにくかった」、「ぬるかった」という経験があると、取りやすい、わかりやすい陳列棚は「売りつけたいだけだろ?」とお店側の都合に見えてしまいます。
一方、セブンの扉のないアイスクリーム棚は、商品が溶けていることもない、補充で邪魔されたこともない。(←飲料と比較すると補充の回数は少ないような気がします。うまいなぁと思います。)
アイスクリームは今まで扉があると曇っていたり、1人もしくは2人ぐらいしか覗き込むスペースがないから、買いにくかった。
それが、商品がわかりやすく、取りやすくなった。
ということで、格段に買いやすくなったと思います。
飲料、アイスクリームどちらも「商品が見えやすい&取りやすい」とメリットは同じ。
しかし、お客様の立場を考えていないと「売り込み」と思われ、そのバランスがとても難しい。
このような感じで下記4点の仮説を立てながら、チェーンごとに商品、陳列、接客などを見ていくと、違いがあります。
・お客様が考えていること
・お客様が(潜在的に)考えていること⇒無意識の行動に出ていたりする
・お客様が感じていること
・お客様が(潜在的に)感じていること
仕事をする上で仮説・検証力も付きそうな気がするので、オススメですよ。
注意)
オススメですが、弊害もあったりします。
「違いをもたらす違い」を発見できた時は嬉しいのですが、コンビニチェーンがその違いを埋める(改善する)ことは、ほとんどありません。
こちらは改善点だと認識しているのに、いつまで経ってもほったらかし&同じ過ちを繰り返しているのを見ると、だんだんイライラしてきます。(私だけかもしれませんが・・・。)
この時は「私(お客)のことをわかっていない」、「もっと私(お客)のことをわかって!」という一人のお客になっています。
キャンペーン、改装、商品展開・・・いろいろと手を打っているのですが、「そうじゃなくて・・・」とツッコミを入れたくなってきます。
で、セブンに行くと、そこはしっかりしているので、「あぁ、やっぱりしっかりしているね。安心だね。」と、どんどんロイヤリティが高まってくる。(笑)
ということで、イライラするのが嫌になって、最近は同じチェーン同士における「違いをもたらす違い」を探していたりします。
同じチェーン同士でも比較すると、売れる店と売れない店が何となく見えてきますね。
それにしても、近くにコンビニがたくさんあるのも困りものですね。
セブンのドミナント戦略のおかげで、セブンは3店比較です。(笑)
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