2007/04/06

お客様から感謝される仕事をする方法

「リリリリリーン」

「はい、Squariaです。」

先日の夕方、お客様から電話があった。
先月、ある企業様の今年の新入社員研修をゲームにして作成したのだが、その結果の連絡がきた。

「大成功です!」

おおっ

この言葉をもらった時が一番嬉しい。

早速他のメンバーにも伝える。
みんな、とても喜んでいた。

お客様との仕事は、この後も続くので、さらに頑張ろうと決意を新たにしながら、喜びを共有することができた。

ということで、仕事をやって良かったなあと思うのは、こういった感謝の言葉をもらった時。

振り返ってみると・・・

「新井さんがいなかったら、このプロジェクトは成功しなかったですよ。」
「新井さんのおかげで、うまく出来ました。」

お客様からこのような言葉を頂いた時の嬉しさは、今思い出してもとっても嬉しい。

では、常にお客様に喜んでもらえる体験をするためにはどうしたらいいのだろうか?

しばし考えてみる。

ちょっと難しくプロジェクトマネジメント風に言えば、相手の求める期待を明確にして(scope)、相手の期待を上回る品質(quality)を、期限以内(time)に、支払った金額(cost)で・・・といったところだろうか。

いや、こんな小難しいことは、プロジェクトマネージャーに任せておいて(笑)、個々人が意識していると良いことは何だろうかというのを考えてみる。

今回の研修を例にして考えてみると、仕事をしている時に、

「研修が終わった後に、新入社員が感動の余り涙を流してハンカチなしではいられない状態になるとしたら、研修内容に何を盛り込めばいいだろう?」

「講師の方が、終わった後に私達に”大成功です!”と言ってくれる様なものにするには、何を盛り込めばいいだろう?」

「研修が終わった後に、新入社員が他の会社の友達に話をした時に、友達が思わずその会社で働きたくなってしまったり、その会社の商品・サービスに愛着を持ってしまうためには、何を盛り込めばいいだろう?」

研修の目的、目標を明確にした上で、こんなことを意識しながら仕事をしてもいいかもしれない。

キーワードは、「楽しい」、「ワクワク」、「感動」、「感謝」・・・。

お客様の将来の姿、感情をどんどん具体的にすることで、今何をすべきかを考える。

と、ここまで考えて気が付きました。

これって、4つの「S」のSmartじゃん。

4つのS(下の方に書いてあります)
http://www.squaria.net/message/message.html

「効果があっても、自分達がやって楽しくなかったら作る意味がないよね。」という話はしていたけれど、そのような話をしているのも、「成果を出す」だけでなく、さらに「楽しんで出す」というハードルを自分達で設けているからこそ。

多くの方に喜んでいただけるようさらに気を引き締めて頑張ります。