2006/12/01

朝令暮改を推奨します!?

最近の考え事。

朝礼暮改を超える早さを実現できないだろうか・・・。

朝言ったことを始めて、夕方にはアッサリと全く反対のことをする。

これはとても良いことだと思う。

やってみて間違っていると思ったら即座に軌道修正すべき。

ここで自分が間違っているのを認めるのが怖くて、ずるずると続けてしまったらリーダーの立場は務まらない。

「社長は謝るのが仕事ですよ。」

とおっしゃった社長がいらっしゃったが、まさに。

とは言え、社員にとって見れば振り回されていると感じてしまうだろう・・・。

また実際に始めてしまっているだけに、途中で方向転換するのは、やり直しになるので、今までの努力が水の泡になることも多い。

しかし行動はすぐに行うからこそ結果に繋がる。

ということで、そんな機動力のある組織を作るにはどうしたら良いのだろうかと考える。

1つ考えられるのは、トヨタが行っている「個々人が2つ上の階層から物事を見る」というもの。

そして、今までいろいろなタイプのリーダーの方を見てきたけれども、多くの方が「仕事は降ってくるものではなく、自分で作り出すもの。」と考えていたような気がする。

ということで考えれば考えるほどリーダーシップの話になっていきそうになる。

仕事にやりがいは求めず、ただひたすら言われたことだけを忠実に行うつもりなら、いざ知らず、やりがいを求めるのであれば、リーダーとしてのマインドを持つことはとても重要な気がします。

そしてトップの立場から見れば、社員はただ言われたことだけをやるロボットだとは思っていない。

実は人件費は一番投資効果が高いもの。

普通に考えれば年俸1億円を貰って当然の人材が、相場という名のもとに1,500万円だったりする。

少ない投資で途方もなく大きなリターンが得られる。

だからこそ、やりがいや仕事の楽しさを持って働いてもらいたい。

そしてトップは常に人材が最大限に活躍できるよう腐心する。

というビジネス的な視点の話をするよりも、人は誰でも充実した人生を送りたいという話で展開した方が、いい人に見られそうだから、そちらの話にしようかな。(笑)