2006/03/21

カントリーリスクとカンパニーリスク

今日は昨日書こうと思ったことを。

新しい事業を行おうとした時に、事業を行う国のカントリーリスクを考えなさいとはよく言われる話。
では、国境を越えて事業を行うことができるインターネットの世界ではそれがどうなるのか?

個人的には、そこでカンパニーリスクがあるのかなと思う。

昨年のYahoo検索で対応に追われた企業を間近で見てきたけれども、検索の上位に表示されていて、そこから集客をしていた会社が、ある日突然検索結果のアルゴリズムの変更により上位表示されなくなって、お客様の足がぱったりと止んでしまう。

こんなことが起こっている。

結局、ビジネスをどのプラットフォームで行うか、そのプラットフォームの意向に振り回されるのは仕方がない。

それが今までは国だったのだが、インターネットの世界ではプラットフォームを提供する会社が、その力を持つ。

ということでプラットフォームを持つことはできないか、常に注意はしているんだけど、この世界の面白いところは、プラットフォームを持ったとしても、新しい技術やビジネスモデルで一瞬にして崩壊してしまうこと。

とは言え、人の動きというのは、劇的に変化をするのではなく緩やかに変わっていくので、押さえるべきポイントを外さないようにして・・・。