2006/01/03

Questions To Answer

本日は、ドラッカーの言葉である「正しい答えではなく、正しい質問をする。」
ということについて、いろいろと思いをめぐらせていた。

今まで無意識だったのだが、最近痛感するのは、人は質問をすると、頭が
勝手に答えを探そうとする。

なので、常に質の良い質問をする必要があるということ。

今までを振り返ると、自分はたまたま運が良く、それなりにしっかりとした
質問をしていた。

例えば・・・
「どの大学に行くか?」ではなく、「何を勉強するか?なぜそれが必要なのか?」
であったし、もちろんこれは就職の時も同じ。

この質問のおかげで、過去は全て肯定できるし、目指す未来に向けて現在に
集中できる。

ということがわかった。

なので、最近は「自分は今、自分自身に対してどのような質問をしているのか?」
に注目している。

実は注目をしている理由は、それだけではなくて、今後、この力が求められてくる
のかなということを強く感じているから。

結果を出している方達のお話を聞く機会が多くなり、その結果を生み出したものは
何か、自分なりに探してみた所、この質問をする力がスゴイということがわかった。

今は、「正しい答えを出そうとしている人」と「正しい質問をしようとしている人」が
混在しているので、「正しい質問をしようとしている」だけで、結果を残すことが
できているみたい。

答えを見つけることが評価されるのではなく、質問をすることが評価されるように
なると、うちのビジネスがやりやすくなるなあと思っていたりする。