2006/01/08

企業の存続

本日は、最近の悩みについて思考。

弊社は、今後ホワイトカラーの人達の働き方や、組織がどうなっていくのかなど
ビジネスパーソンと組織のあり方について、明確な方向性がある。

したがって、それに対応するための各種サービスを取り揃えているのだが、
正直、今の時代の流れの主流かというと、まだ主流とはなっていない。

つまり、何となくそっちの方かなと感覚的にわかっている方もいらっしゃるし、
それを裏付ける事実が出てきてはいるが、全員が明確に認識しているかというと、
まだそこまで盛り上がっていない。

したがって、ある種の啓蒙活動が必要になってくる。

時代の流れがくることは、間違いないと思っているので、会社としてはそれまで
いかにしてキャッシュフローをまわしていくのかがポイントとなる。

ということで、考えなければならないことは、主流になるのは「いつ」で
それまで「何を行って」キャッシュフローをまわしていくのか・・・。

ここでは、自分達が考えている方向性に導くのではなく、現在、抱えている課題を
解決する仕事となる。

で、大切なことは、「お客様の立場に立つこと。」

どうしても、自分達が考えている方向性に・・・という行動になってしまうので
それは押さえなければならない。

なぜならば、現在、抱えている課題を解決しなければ、その先はないから。
現在の先に、未来があるのだから当たり前と言えば、当たり前だが・・・。

これを多くの経営者、役員の方が「日銭」と「新しい事業」という表現で
切り分けて話をしている。

「新しい事業をしたいけど、日銭を稼がなくては・・・」と言いながら。

で、弊社が考えているのが、日銭を稼ぐこと自体が新しい事業を行うということ。

つまり、新しい事業は、時間、費用がかかって立ち上げが大変。
だから、できない。日銭を稼ぐしかない・・・という前提で、多くの経営者や
役員の方は、発言をしていると思うのだが、今後は、お客様の立場に立って、
いかにその気持ちを早く理解し対応するかが勝負となる。

となると、新しい事業で・・・なんて悠長なことは言っていられなくて、
日銭の商売でそのニーズに対応できる会社が勝ち組となる。

では、そのために必要な組織とは?必要とされるスキルとは?支援ツールとは?

という回答が得られる各種サービスを弊社では取り揃えている。

「新しい事業をしたいけど、日銭を稼がなくては・・・」この言葉が聞かれなくなった
時、主流になったと言えると思う。

ただそれが理想の世界かと言うと、人類は滅亡に向けて走っているような気もする。
倫理観というか、そういった観点からみると、話はまた違ってくるのが、いろいろな
意味で興味深い。