相手に受け入れられやすいアドバイスの仕方
最近、相手に何かアドバイスを求められている時に意識していて、比較的、良い結果につながっているかなと思うことを備忘録として書いておきます。
それは、アドバイスする時の考え方や伝え方です。
以前はアドバイスを求められた時に、相手のためを思って「こうすべき」「こうしたら?」みたいな話をしていました。
もちろん相手も喜んでくれて、良いアドバイスができたなあと思っていたりしたのですが、結果として、そのアドバイスが実行されることなく・・・みたいな残念な場面が多かったです。
そこで、やり方をちょっと変えてみました。
相手の立場に立って、あるべき姿とのギャップを一緒に見るようにしてあげたのです。
その後にそのギャップを埋めるために、何ができるか一緒に考えてみる。
すると、そのアクションを実行する場面が多くなりました。
ここまでの話をそれっぽくまとめると・・・。
ToBe:「相手のためを思って」べき論→正論なので、反論することができない(説得アプローチ)
AsIs:「相手の立場に立って」ToBeとのFit&Gapを行う→共感が得られやすい(納得アプローチ)
後者の方が、手間や時間がかかるのですが、当事者意識を持ってもらいやすいため、結果が出ることが多いです。
また、会話も前者は、こちらが話すことが多いですが、後者は相手が話す形になり、その辺も本人の頭の整理や、当事者意識に繋がりやすい要素かなと思っています。
ここまで書いてきて、圧倒的に後者が正解・・・みたいな感じになっていますが、実際に前者で話をして、即実行→圧倒的な結果を残す・・・という実例も何個かあったりするので、結局は相手をよく見て使い分けるのが肝要だなと痛感しています。
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