2021/04/04

任せると言うこと・・・

ふとblogシステムの下書きを見た所、公開されていないコンテンツがそこそこありました。

中身を見ると一応、最後まで書いてあるように見えます。
ということで、せっかくなので、それを公開していこうかなと思います。

(2006年10月ごろに書いたと思われる下書き)
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メンバーをリーダーにする時、どのように考えるか?

結果を出していることは、もちろん必要かもしれない。
(アイツがリーダーをやるのは結果を出しているから当然だ・・・という空気がないと。)

しかし、その結果を出しているメンバーがリーダーとしてふさわしいかどうかとなると、全く別の問題となる。

リーダーはメンバーを纏める必要があるので、今までと異なるスキルが必要となる。

つまり、スキルセットで今まで結果を出してきたのだが、リーダーに求められるのはマインドセット。

スキルセットでは皆に認められたのだから、今後はマインドセットをしっかりと示さなければならない。

ここで、会社のトップとして、どのようにしてマインドセットがあるかどうか見極めているか?

その1つとしてある質問をしている。

それは、

「リーダー候補に、自分の子供を任せることができるだろうか?」という質問。

それって、主観的かつ自己中心的な考え方では?

という声があるかもしれないが、自分の可愛い子供を任せても安心ならば大丈夫・・という単純な話ではない。

会社に集まってくるメンバーは、とても貴重な人材。

自分の子供ではないからこそ、自分の子供以上に大切に扱ってあげることが必要だと思っている。

だからこそ、自分の子供を最低水準にして考えてみる。

最低水準である自分の子供を任せても安心できないならば、人の子供を任せるなんて、とてもではないができない・・・という考え方。

とは言え、”自覚”が芽生えることで、任せることができるようになるので、大切なことは、バランスの取れた昇格、降格の仕組と公正な評価。

もちろん前提条件として、このような取組ができるだけのビジネスモデルと企業体力。
ここはトップの仕事だから、言い訳はできない。