2018/03/03

レビューの姿勢

成果物をレビューすることってありますよね?

その際に具体的にどこが悪くて、どう修正すべきかという話もしますが、個別具体的なことばかり言っていても同じミスを繰り返してしまう。

ということがあるので、whyなぜやるべきか、目的や背景から説明し、今後に活かせるようにHow toも説明する。

魚を釣るのではなく、釣り方を教える。
辞書に書いてあることを言うのではなく、辞書の引き方を言う。

そのような感覚です。

さてこのようなやり取りをしていると、素直な相手は当然、自分の成長を信じてアドバイスをしてくれているんだと感じて「ありがとうございます」と感謝することがあるのですが、ここが複雑な所。

自社の人間であれば、当然だと思います。

では自社の人間ではなかったら?

個人的には仕事、プロジェクトで成果を最大化するために取りうるべき手段として、説明しているだけであったりするのですが、自社の人間ではなかった場合、結果は驚くほど異なります。

あるプロジェクトでは、私の行動は評価され、あるプロジェクトでは全く評価されない。

評価されなかったプロジェクトでは何があったのか?

それは簡単です。

結果が出せない人は交代すればよい。

だから、わざわざそのようなことに時間をかけるべきではないと言う考えです。
一理ありますよね?

感情的なところで受け入れられることができるかどうかは別ですが、このように考えるクライアントもいるので、付き合う時には気を付けるようにしています。