仕事が早いチーム、遅いチーム
仕事柄、いろいろな方とチームを組んで仕事をします。
そうすると当然、強いチームと弱いチームが出てきます。
「その違いって何だろうなあ?」というのが今回のテーマです。
自分がチームや組織に貢献出来ているかどうか気になる方はちょっとお付き合い頂けると嬉しいです。
強いチーム、弱いチームと言う表現だと、何のこっちゃよくわかりません。
ということで、今回は仕事を進めやすい、仕事が早い・・・という点に絞って話をしていきたいと思います。
仕事を進めやすいと言えば、当然、権限があったり、責任があってやりがいがある・・・というのもありますが、制度設計、組織設計というのも各社独自のものだと思いますので、その辺は割愛します。
単純に仕事がやりやすいメンバーという点にスポットを当ててみます。
この点に絞れば、個人で改善の余地があると思いますので・・・。
早速ですが、まずは私の体験談の話からしたいと思います。
ある問題の解決策を議論していた時のこと・・・。
「新井さんの話し方はこうだって言い切った言い方をするから、それしかない、それが正解のように聞こえる。」
みたいなことを言われました。
つまり、いろいろ議論して案が出てくるんだけど、結局、それはどうでもよくて、これしかないでしょ、これやれや・・・という風に聞こえると。
個人的には、そんなつもりはなく、みんなで案を出し合って議論したいと思っていたので、これは良くないなあと反省しました。
反省を踏まえ、断定口調の表現を控えめにしていた所、別の所でこう言われました。
「新井さんの話し方は回りくどくて、まどろっこしい。自信がないように聞こえる。」
今回は全く反対のフィードバックです。
さてさて、困りました。
こんな時、あなたならどうしますか?
話し方やコミュニケーションスキルをもっと高める。
相手の受け止め方や反応をきちんと見極められるようにする。
いろいろ改善策が出てくると思います。
が、しかし。
もし、上記フィードバックをしてくれた2人が同時に参加する会議だったら???
断定口調?控えめ口調?その折衷案?
何かとても難しい状況に陥ってしまいそうな気がしますよね。
ということで、私はかなり難しい状況に陥ってしまいました。
どうしたもんだろう???
と悩んでいたのですが、ちょっと冷静に振り返ってみました。
そもそも社会人になって月日も重ねて、いい歳こいて、今頃、こんな問題が出てくるってどういうことだ?
そこに仕事が早いチームにある特徴が見えてきました。
仕事が早いチームでは、言い方がどんなスタイルだろうと関係がありませんでした。
例えば先ほどの解決策を言う例であれば、その解決策が良い策かどうか、それぞれ自分の頭で考えています。
つまり「誰が」言ったかよりも「何を」言ったかを重視しています。
相手の発言内容を自分なりに解釈して整理している。
「誰が」の部分は、「何」を自分なりに精査する上の前提条件、制約条件として捉えていて、この人は自信がありそうだから、そのまま全て鵜呑みにする・・・という感じではありませんでした。(この人の立場だったら、どういう情報を知りうるかとか、その個性で情報にどういう色付けがされているのか見極める感じです。)
解決策を考える・・・ということは、その効果が一番高いものを選択しなければなりません。
そこで、誰かの顔を立てる、一番自信のある発言をしているやつにする・・・というのは選択基準になり得ないのは、こうやって書くと当たり前ですよね。
それがいざ、議論をしていると、気にする人がいます。
声が大きかったり、地位や立場を気にすると、それが通ってしまいます。
たまに「立場が上になったら」みたいな理由で発言を控えたり謙遜される方もいますが、それであるならば、その会議に参加する必要はないですよね。
ということで、議論をしている際に、話し方で受け止め方が左右されるので、気を遣って発言をしなくてはいけないとしたら、それは時間の無駄です。
(逆に言えば、情熱を持って発言してもそれに左右されないと。胸はホットでも頭はいつもクールな状態で考えているんですよね。)
頭のリソースを伝え方に割くのではなく、解決策を考えることに100%集中しましょうや・・・ということだと思います。
運が良いことに、私は長い間、良いチームメンバーに恵まれてきたせいなのか、話し方に気を遣う必要はありませんでした。
なので、上記フィードバックはとても貴重な体験だったりします。
と、ダラダラと書いてしまいましたが、それっぽく整理すると
仕事を早く進めるために・・・
・目的を認識する(今回で言えば、問題を解決するなど)
・その目的を達成するために自分に求められている役割を果たす
例えば目的志向なチームであれば、役割や責任を気にすることはあっても地位を気にすることはあまりないような気がします。
(という意識でいれば、人格攻撃に聞こえるような発言も、傷付くことなく受け止められました。)
あえて地位を気にするとすれば、その地位が持っている権限ぐらいでしょうか・・・。
当然、その権限は目的を達成するためのリソースとして考えるわけですが・・・。
相手への伝え方などコミュニケーションスキルも大切ですが(わかりやすさという点で)、それ以上に目的を達成するために考える力(ゼロベースで考えたり、仮説を立てたり、解決策のアイディアをたくさん出す柔軟さだったり・・・)を磨いて、それをベースに仕事をした方が早い・・・ですよね?
ぶっちゃけ日本語でやりとりしなくなった瞬間、先ほどの断定だとか自信がないとか・・・は全く関係なくなってしまいます。(自分の場合は特に)
そんな細かい表現は日本語ならでは、ネイティブならではのお話だと思います。
となると、必要なのは本来の目的志向から出てきます。
ということで「伝わる」ことを意識して微妙な「伝え方」のコントロールに力を注ぐより、目的そのものに集中することの方がいいですよね!
話は以上です。
と、まあ、こうやって書いてみると当たり前のことを書いています。
なので「ああ、何か価値のあることを書かなきゃ読んでいる方に申し訳ない!」と軽く混乱しています。
その焦りが、同じようなことを繰り返して、まとまりがない内容になっている&読みにくい&切れ味がない文章になっているような気がして、ちょっとビクビクしています。
そうすると当然、強いチームと弱いチームが出てきます。
「その違いって何だろうなあ?」というのが今回のテーマです。
自分がチームや組織に貢献出来ているかどうか気になる方はちょっとお付き合い頂けると嬉しいです。
強いチーム、弱いチームと言う表現だと、何のこっちゃよくわかりません。
ということで、今回は仕事を進めやすい、仕事が早い・・・という点に絞って話をしていきたいと思います。
仕事を進めやすいと言えば、当然、権限があったり、責任があってやりがいがある・・・というのもありますが、制度設計、組織設計というのも各社独自のものだと思いますので、その辺は割愛します。
単純に仕事がやりやすいメンバーという点にスポットを当ててみます。
この点に絞れば、個人で改善の余地があると思いますので・・・。
早速ですが、まずは私の体験談の話からしたいと思います。
ある問題の解決策を議論していた時のこと・・・。
「新井さんの話し方はこうだって言い切った言い方をするから、それしかない、それが正解のように聞こえる。」
みたいなことを言われました。
つまり、いろいろ議論して案が出てくるんだけど、結局、それはどうでもよくて、これしかないでしょ、これやれや・・・という風に聞こえると。
個人的には、そんなつもりはなく、みんなで案を出し合って議論したいと思っていたので、これは良くないなあと反省しました。
反省を踏まえ、断定口調の表現を控えめにしていた所、別の所でこう言われました。
「新井さんの話し方は回りくどくて、まどろっこしい。自信がないように聞こえる。」
今回は全く反対のフィードバックです。
さてさて、困りました。
こんな時、あなたならどうしますか?
話し方やコミュニケーションスキルをもっと高める。
相手の受け止め方や反応をきちんと見極められるようにする。
いろいろ改善策が出てくると思います。
が、しかし。
もし、上記フィードバックをしてくれた2人が同時に参加する会議だったら???
断定口調?控えめ口調?その折衷案?
何かとても難しい状況に陥ってしまいそうな気がしますよね。
ということで、私はかなり難しい状況に陥ってしまいました。
どうしたもんだろう???
と悩んでいたのですが、ちょっと冷静に振り返ってみました。
そもそも社会人になって月日も重ねて、いい歳こいて、今頃、こんな問題が出てくるってどういうことだ?
そこに仕事が早いチームにある特徴が見えてきました。
仕事が早いチームでは、言い方がどんなスタイルだろうと関係がありませんでした。
例えば先ほどの解決策を言う例であれば、その解決策が良い策かどうか、それぞれ自分の頭で考えています。
つまり「誰が」言ったかよりも「何を」言ったかを重視しています。
相手の発言内容を自分なりに解釈して整理している。
「誰が」の部分は、「何」を自分なりに精査する上の前提条件、制約条件として捉えていて、この人は自信がありそうだから、そのまま全て鵜呑みにする・・・という感じではありませんでした。(この人の立場だったら、どういう情報を知りうるかとか、その個性で情報にどういう色付けがされているのか見極める感じです。)
解決策を考える・・・ということは、その効果が一番高いものを選択しなければなりません。
そこで、誰かの顔を立てる、一番自信のある発言をしているやつにする・・・というのは選択基準になり得ないのは、こうやって書くと当たり前ですよね。
それがいざ、議論をしていると、気にする人がいます。
声が大きかったり、地位や立場を気にすると、それが通ってしまいます。
たまに「立場が上になったら」みたいな理由で発言を控えたり謙遜される方もいますが、それであるならば、その会議に参加する必要はないですよね。
ということで、議論をしている際に、話し方で受け止め方が左右されるので、気を遣って発言をしなくてはいけないとしたら、それは時間の無駄です。
(逆に言えば、情熱を持って発言してもそれに左右されないと。胸はホットでも頭はいつもクールな状態で考えているんですよね。)
頭のリソースを伝え方に割くのではなく、解決策を考えることに100%集中しましょうや・・・ということだと思います。
運が良いことに、私は長い間、良いチームメンバーに恵まれてきたせいなのか、話し方に気を遣う必要はありませんでした。
なので、上記フィードバックはとても貴重な体験だったりします。
と、ダラダラと書いてしまいましたが、それっぽく整理すると
仕事を早く進めるために・・・
・目的を認識する(今回で言えば、問題を解決するなど)
・その目的を達成するために自分に求められている役割を果たす
例えば目的志向なチームであれば、役割や責任を気にすることはあっても地位を気にすることはあまりないような気がします。
(という意識でいれば、人格攻撃に聞こえるような発言も、傷付くことなく受け止められました。)
あえて地位を気にするとすれば、その地位が持っている権限ぐらいでしょうか・・・。
当然、その権限は目的を達成するためのリソースとして考えるわけですが・・・。
相手への伝え方などコミュニケーションスキルも大切ですが(わかりやすさという点で)、それ以上に目的を達成するために考える力(ゼロベースで考えたり、仮説を立てたり、解決策のアイディアをたくさん出す柔軟さだったり・・・)を磨いて、それをベースに仕事をした方が早い・・・ですよね?
ぶっちゃけ日本語でやりとりしなくなった瞬間、先ほどの断定だとか自信がないとか・・・は全く関係なくなってしまいます。(自分の場合は特に)
そんな細かい表現は日本語ならでは、ネイティブならではのお話だと思います。
となると、必要なのは本来の目的志向から出てきます。
ということで「伝わる」ことを意識して微妙な「伝え方」のコントロールに力を注ぐより、目的そのものに集中することの方がいいですよね!
話は以上です。
と、まあ、こうやって書いてみると当たり前のことを書いています。
なので「ああ、何か価値のあることを書かなきゃ読んでいる方に申し訳ない!」と軽く混乱しています。
その焦りが、同じようなことを繰り返して、まとまりがない内容になっている&読みにくい&切れ味がない文章になっているような気がして、ちょっとビクビクしています。
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