自分のFacebookから予想するグローバル人材に求められるものとは?
私はFacebookは友達申請やメッセージが来た時ぐらいしかログインしないのですが、ログインした時に、友達の活動をタイムライン(って言うんですかね?)で、サラッと見ています。
それを見ていて、面白いなあと思ったので、今回はそのことを書いてみようと思います。
(言葉の定義はよくわかっていませんが)「グローバル人材に求められるものとは?」とか「日本を飛び出して仕事をしてみたい・・・」と思っている方には、ちょっとした参考になればいいなあと。
早速ですが、タイムラインを見ていて面白いなあと思ったのは、いろいろな言語が溢れていたことです。
英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、アラビア語(正直、何語かよくわからないが、右から左へ流れるウニョウニョしたやつです。)などなど。
それぞれの言語で投稿して、コメントが付いたりして、友達とやりとりしています。
また、投稿を見ると、いろいろな国で仕事をしているっぽいです。
ここでちょっとした注釈ですが、ここまで読んできて「交流が広いんだなあ」とか「そんな人と繋がっているって凄いなあ」とか、そう思われたとしたら、話はちょっと違うかなと思っています。
グリーやモバゲーのユーザー数の発表を見ると、グリーやモバゲーのゲームを楽しんでいる人がいても良さそうなものなのに、私の周りでは全然見かけません。
となると、広い・・・と言うよりも、狭い世界の可能性が高い。
また、世界中の人達と交流している・・・というよりも、そういうのが好きな人、得意な人、そういう業界の人とたまたま強く繋がっている可能性の方が高い・・・と思っています。
であるならば、その人達の特徴を見ていけば、グローバル人材の何かヒントが見つかるかもしれない・・・というのが、今回ブログのネタにしてみようと思ったきっかけです。
(ちなみに人によっては、今回のネタを私の自慢と受け取る方もいると思いますが、私はもっと傲慢かつ自慢野郎なので、これぐらいのことで自慢しようとは思いません。笑
もっとスケールのでかい悪い野郎なんです。)
さてさて、そんな彼、彼女達ですが、いろいろな要素が考えられる中で、特にインパクトがあるのは、どの人達も・・・
個性が強い
ということです。
これだとちょっと曖昧なので、もう少し噛み砕くと・・・
自分の意見を持っている、言える(自分の頭で考えることができる)
というのが挙げられます。
これ、よく言われていそうですし、何となくそうだろうな・・・と思う話なので「どうやって自分の意見を持つか」、「どうやって自分の頭で考えるか」あたりは、そのままスルーをして次に行きます。
実は、自分の意見を持っている、言える・・・というのは、ちょっと大変です。
毎回、自分の意見ばっかり主張していると、あいつはワガママな奴だ・・・と聞いてもらえなくなります。
従って、うまくコミュニケーションをとって自分の意見を言わないといけないのですが、その辺が抜群に上手いと感じています。
その上手さの一つをあげてみます。
誰かが自分の主張と異なる意見を言ったとします。
そうした時についつい反論したくなるのですが、その切り返しが抜群に上手い!
You have a point, but...
と、いきたくなるのを
You have a point, and...
で、切り返す。
(※You have a pointは「一理あるね」「もっともなことだね」とか、そんな感じの意味合いです。)
but だと、その前に「一理あるね」と言おうが何しようが否定にしかなりません。
一方、andであれば、その意見を踏まえて、さらに良くしよう、付け足そう的な感じがします。
だからandにしましょう・・・というのも、何となくどこかで聞いた話ですね。笑
butであれば対立構造で2つが並び立つのですが、andはそうはなりません。
andで話を進めていき、議論を深めていくと、結局最初の相手が言った主張は何も残っていない・・・ということもありえます。
そう、andは相手の主張を”上書き”できるんです。
上書きなので、再度、議論の俎上に上がってくることがないんです。
ちょっと怖いですねー。笑
というのはさておき、個人的にスッキリしたまとめはbutは「説得」、andは「納得」です。
どちらも論理的に説明するとか必要となるスキルに違いはないと思いますが、butを使う時は相手を「説得する」形になり、andの場合は「納得させる」形になるのではないかと・・・。
人は感情の生き物なので、説得されるより納得される方が気分がいいと思います。
説得だと、どうしても勝ち負けになってしまいますよね。。。
このandの使い方が抜群に上手い人達が多いなあと言うのが、私の強い印象です。
説得してこないから、人当たりもいいんですよね。
ついついこちらからいろいろと話してしまうし・・・。
ああ、恐ろしい。笑
ということで、ここで話を終わりにしておけば、私自身の印象も良いまま終われそうなので、そうしたい所ですが、あえてダークサイドに落ちてみます。
この「andの使い方が抜群に上手い人達が多いなあ」と思ったのは、実は比較対象がいたから・・・なんです。
その相手とは・・・
国内で活躍する各分野の先生達
です。
先生達は、それぞれの分野における専門家ではありますが、それ以外は素人です。
その素人の分野で話をしている時に、「but」なトークになってしまうことが多い!!
これ、先生が悪いわけではないと思います。
何となくの感覚ですが、先生と呼ばれている人達には、分野に関わらず「正しいことを言っていそう」「正しい意見を持っていそう」などの期待感ってありますよね?
先生・・・と呼ばれるぐらいなんだから、人格者であってほしい、みんなから尊敬される存在であってほしい・・・など仕事以外で求められる要求も高い。
同じ人間にも関わらず、関係のない所で、自分を下げるか、相手を持ち上げて先生をヨイショすることが多いですよね。
そのようなプレッシャーが、対等な立場でのコミュニケーションを取りにくくしているような・・・。
間違えられない、自分の存在価値を示さないと・・・というプレッシャーから必要以上にbutなトークをしてしまっているような気がしています。
また「and」のトークでは、上書きされてしまう・・・ということを書きましたが、これは言いかえると「誰が言ったか」はあまり関係なく「何を言ったか」が大事になってきます。
翻ると、先生達は「誰が言ったか」を気にしている人達に対して、メッセージを投げることが多いような気もします。
となると、「and」より「but」の方が使い勝手がいいんですよね。
先生達の置かれている状況がそうさせている・・・と思います。
大変ですよね。。。
このことから、(ちょっと説明を端折っていますが)総じて日本人は自分の頭で考える、自分の意見を持つ・・・ということは、あまりしない国民性なのかもしれません。
必要以上に先生に頼りすぎ。笑
(とは言え、だからまとまりやすいのかもしれないですね。)
なので、子供達に個性を持て、自主性を持て・・・と言われているのかもしれませんが、それを持つだけではバラバラで何も生み出さないのは、上記で何となく感じてもらえるかと思います。
必要なのは・・・
個性を持つ、自主性を持つ
だけでなく・・・
それを活かすために相手の個性を尊重する
ことなのかなと・・・。
そう言えば、グローバルという言葉が出てくると、何かにつけてRespect Diversity(多様性を認めよう、尊重しよう)と言っているような気がするのは、その辺も関係しているかもしれないですね。
ということで、遠くで活躍している人達に刺激をもらいながら、自分も頑張っていこうと思います!!
それを見ていて、面白いなあと思ったので、今回はそのことを書いてみようと思います。
(言葉の定義はよくわかっていませんが)「グローバル人材に求められるものとは?」とか「日本を飛び出して仕事をしてみたい・・・」と思っている方には、ちょっとした参考になればいいなあと。
早速ですが、タイムラインを見ていて面白いなあと思ったのは、いろいろな言語が溢れていたことです。
英語、中国語、韓国語、タイ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、アラビア語(正直、何語かよくわからないが、右から左へ流れるウニョウニョしたやつです。)などなど。
それぞれの言語で投稿して、コメントが付いたりして、友達とやりとりしています。
また、投稿を見ると、いろいろな国で仕事をしているっぽいです。
ここでちょっとした注釈ですが、ここまで読んできて「交流が広いんだなあ」とか「そんな人と繋がっているって凄いなあ」とか、そう思われたとしたら、話はちょっと違うかなと思っています。
グリーやモバゲーのユーザー数の発表を見ると、グリーやモバゲーのゲームを楽しんでいる人がいても良さそうなものなのに、私の周りでは全然見かけません。
となると、広い・・・と言うよりも、狭い世界の可能性が高い。
また、世界中の人達と交流している・・・というよりも、そういうのが好きな人、得意な人、そういう業界の人とたまたま強く繋がっている可能性の方が高い・・・と思っています。
であるならば、その人達の特徴を見ていけば、グローバル人材の何かヒントが見つかるかもしれない・・・というのが、今回ブログのネタにしてみようと思ったきっかけです。
(ちなみに人によっては、今回のネタを私の自慢と受け取る方もいると思いますが、私はもっと傲慢かつ自慢野郎なので、これぐらいのことで自慢しようとは思いません。笑
もっとスケールのでかい悪い野郎なんです。)
さてさて、そんな彼、彼女達ですが、いろいろな要素が考えられる中で、特にインパクトがあるのは、どの人達も・・・
個性が強い
ということです。
これだとちょっと曖昧なので、もう少し噛み砕くと・・・
自分の意見を持っている、言える(自分の頭で考えることができる)
というのが挙げられます。
これ、よく言われていそうですし、何となくそうだろうな・・・と思う話なので「どうやって自分の意見を持つか」、「どうやって自分の頭で考えるか」あたりは、そのままスルーをして次に行きます。
実は、自分の意見を持っている、言える・・・というのは、ちょっと大変です。
毎回、自分の意見ばっかり主張していると、あいつはワガママな奴だ・・・と聞いてもらえなくなります。
従って、うまくコミュニケーションをとって自分の意見を言わないといけないのですが、その辺が抜群に上手いと感じています。
その上手さの一つをあげてみます。
誰かが自分の主張と異なる意見を言ったとします。
そうした時についつい反論したくなるのですが、その切り返しが抜群に上手い!
You have a point, but...
と、いきたくなるのを
You have a point, and...
で、切り返す。
(※You have a pointは「一理あるね」「もっともなことだね」とか、そんな感じの意味合いです。)
but だと、その前に「一理あるね」と言おうが何しようが否定にしかなりません。
一方、andであれば、その意見を踏まえて、さらに良くしよう、付け足そう的な感じがします。
だからandにしましょう・・・というのも、何となくどこかで聞いた話ですね。笑
butであれば対立構造で2つが並び立つのですが、andはそうはなりません。
andで話を進めていき、議論を深めていくと、結局最初の相手が言った主張は何も残っていない・・・ということもありえます。
そう、andは相手の主張を”上書き”できるんです。
上書きなので、再度、議論の俎上に上がってくることがないんです。
ちょっと怖いですねー。笑
というのはさておき、個人的にスッキリしたまとめはbutは「説得」、andは「納得」です。
どちらも論理的に説明するとか必要となるスキルに違いはないと思いますが、butを使う時は相手を「説得する」形になり、andの場合は「納得させる」形になるのではないかと・・・。
人は感情の生き物なので、説得されるより納得される方が気分がいいと思います。
説得だと、どうしても勝ち負けになってしまいますよね。。。
このandの使い方が抜群に上手い人達が多いなあと言うのが、私の強い印象です。
説得してこないから、人当たりもいいんですよね。
ついついこちらからいろいろと話してしまうし・・・。
ああ、恐ろしい。笑
ということで、ここで話を終わりにしておけば、私自身の印象も良いまま終われそうなので、そうしたい所ですが、あえてダークサイドに落ちてみます。
この「andの使い方が抜群に上手い人達が多いなあ」と思ったのは、実は比較対象がいたから・・・なんです。
その相手とは・・・
国内で活躍する各分野の先生達
です。
先生達は、それぞれの分野における専門家ではありますが、それ以外は素人です。
その素人の分野で話をしている時に、「but」なトークになってしまうことが多い!!
これ、先生が悪いわけではないと思います。
何となくの感覚ですが、先生と呼ばれている人達には、分野に関わらず「正しいことを言っていそう」「正しい意見を持っていそう」などの期待感ってありますよね?
先生・・・と呼ばれるぐらいなんだから、人格者であってほしい、みんなから尊敬される存在であってほしい・・・など仕事以外で求められる要求も高い。
同じ人間にも関わらず、関係のない所で、自分を下げるか、相手を持ち上げて先生をヨイショすることが多いですよね。
そのようなプレッシャーが、対等な立場でのコミュニケーションを取りにくくしているような・・・。
間違えられない、自分の存在価値を示さないと・・・というプレッシャーから必要以上にbutなトークをしてしまっているような気がしています。
また「and」のトークでは、上書きされてしまう・・・ということを書きましたが、これは言いかえると「誰が言ったか」はあまり関係なく「何を言ったか」が大事になってきます。
翻ると、先生達は「誰が言ったか」を気にしている人達に対して、メッセージを投げることが多いような気もします。
となると、「and」より「but」の方が使い勝手がいいんですよね。
先生達の置かれている状況がそうさせている・・・と思います。
大変ですよね。。。
このことから、(ちょっと説明を端折っていますが)総じて日本人は自分の頭で考える、自分の意見を持つ・・・ということは、あまりしない国民性なのかもしれません。
必要以上に先生に頼りすぎ。笑
(とは言え、だからまとまりやすいのかもしれないですね。)
なので、子供達に個性を持て、自主性を持て・・・と言われているのかもしれませんが、それを持つだけではバラバラで何も生み出さないのは、上記で何となく感じてもらえるかと思います。
必要なのは・・・
個性を持つ、自主性を持つ
だけでなく・・・
それを活かすために相手の個性を尊重する
ことなのかなと・・・。
そう言えば、グローバルという言葉が出てくると、何かにつけてRespect Diversity(多様性を認めよう、尊重しよう)と言っているような気がするのは、その辺も関係しているかもしれないですね。
ということで、遠くで活躍している人達に刺激をもらいながら、自分も頑張っていこうと思います!!
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