一年の計は元旦にありと言うので・・・
一年の計は元旦にありというので、ざっくりと現状の時間の使い方を確認しておこうと思います。
私は人からよく「生き急いでいる」、「効率良く動いている」と言われる事が多いのですが、それは最大の効果を考えて、非効率なことを少しずつ積み重ねているからです。
と、言っても何のこっちゃよくわからないと思いますので、その背景にある考え方みたいなものを書きつつ、来年に向けて、現状を確認しておこうかなと思います。
時間の使い方・・・に興味がある方は、一つの事例としてお楽しみいただければ。
時間と言えばよく「24時間は誰にでもある。時間は平等。」みたいなことを聞きますが、個人的には、時間は不平等だと思っています。
確かに24時間で見れば、みな同じですが、一生という時間軸で見ると、人それぞれ。
となると、その与えられた時間というリソースの中で何をやるか・・・というのを考えてしまいます。
そこで、自分が参考にしているのが、平均寿命。
平均寿命から年齢を引くと、平均余命が出てきます。
その数字は、残り16,557日。
これよりも長いのか、短いのか、わかりませんが、ひとつの目安として捉えています。
で、16,557日を時間にすると・・・
132,458時間。
自分に与えられた時間は、意外と短いことに気が付きます。
えっ、132,458時間って、数字おかしくない?
と思われた方。
ご指摘の通りです。
ここが、自分が生き急いでいる点の一つ目です。
135,722時間は24時間の1/3です。
24時間の1/3は睡眠。もう1/3は食事やらお風呂やら何やら。
となると、自由に何かできる時間というのは、1日に8時間もあれば多い方だろう・・・ということで、出しています。
この8時間で経営者、祖父、父親、夫、息子、恋人、友達などなど、相手に合わせて様々な役割を演じることになります。
とまあ、ざっくりと大枠の数字を押さえ、日々の活動に落とし込みます。
ここは、24時間を3等分するのは、実はあまり馴染まなくて、何でも4等分して考えています。
4等分の根拠ですが、あまりありません。(一部参考にしているものもありますが。)
ただ日本人には馴染みがあまりありませんが、Quarter(クォーター)という概念がいろいろな所にあるのを見ると、人間にとって割と自然なことなんだろうということで採用しています。
24時間を4等分すると、6時間。
その6時間を4等分すると、90分。
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが90分なので、90分を1本として考えます。
となると、1本寝ると、3本活動できる。
この4本が4セットで一日です。
ちなみにここは、森鴎外がどうも1日に何回か寝ては起きて・・・という生活をしていたらしく、そのやり方を真似ているだけですが、自分には割としっくり来ます。
長く寝てしまうと、夜に寝付けなくて24時間で収まらないんですよね。
なので、基本の睡眠時間は6時間なのですが、それも無理がきいて24時間以上活動できてしまうので、4時間30分の3本ぐらいが収まりが良かったりします。
(24時間でバッタリ倒れることができるという意味で。)
さて、次に起きている間の1本ですが、ここもQuarter(クォーター)という概念を使っています。
1時間を15分に区切って物事を考えます。
例えば、「提案書作成」という仕事を1時間でやるとします。
その作業を始める時、15分後どうなっているか想像してみてください。
作成する内容が全て固まっていて、ただ手を動かすだけで良い・・・という状態ならば問題ないですが、何も決まっていない場合だとしたら・・・。
ここで何もイメージできなかった場合、実際に15分経つと、何も変わっていない事が多いです。
目次が決まっている。
全体のボリュームが決まっている。
提案骨子のドラフトが出来ている。
目的が整理されている。
何でも構いませんが、ここのイメージが15分後の成果に繋がります。
イメージできないと、時間ばかりが過ぎて行きます。
それではマズいということで、とりあえず過去の事例や成果物を探して・・・というのはよくある話だと思います。
(で、その作業を、いくつか経験をして、イメージができるようになる・・・と言った所でしょうか。)
ということで、イメージできないことが悪いのではなく、そこを意識しておかないと、15分なんてあっという間に過ぎてしまいますよ・・・ということです。
その危機感から何をしなければいけないのか・・・というアイディアが出てきます。
(15分後のイメージわかない→じゃあ、過去の事例を見てみよう!)
おそらく「効率が良い」と言われている時は、この辺のだらだら時間がないのが大きいと思います。
ということで、15分単位で見ていますが、この15分。
仕事の中で1ヶ月にどれくらいあるでしょうか?
営業日20日 x 8時間 x 4(1時間あたり4つの15分)= 640。
多い?少ない?
この感覚はそれぞれにお任せしますが、この640をざっくりと2つに分けます。
一つは成果を出す作業。
もう一つは新しいチャレンジ。
その割合は、7:3。
となると、
成果を出す作業:新しいチャレンジ = 448 : 192。
このリソースの中で、打ち手を決めて実行していかなければなりません。
ということで、16,557日やら132,458時間やら、448やら192やら、やたら細かい数字が出てきましたが、これらの数字はエクセルで常に確認ができます。
関数を使っているので、リアルタイムで数字が減っていきます。笑
最近ではiPhoneアプリで秒単位で減っていくのを表示させることもできますので、これらの数字を表示して、自分にプレッシャーと意識付けをしています。
従って、15分単位で細かくToDo管理をするといったことはしていません。
その暇があったら作業を進めた方がいいですよね。
あくまでも意識付けにしかすぎないです。
(とは言え、こういう細かさを見ると、変にストイックなイメージを持たれてしまいますよね。)
ここまでプレッシャーをかけておくと、
「これって自分で作業をするよりアウトソースした方がいいんじゃない?
アメリカでお願いすれば、寝ている間に作業が終わっているなあ。」
とか、ちょっとしたアイディアも出てきます。
また例えば、今年のランニングと読書は、ざっくりこんな感じでした。
ランニング1,000km x 5'30" = 92時間
(準備運動や終わった後のストレッチを入れると、ざっくり100時間がわかりやすいですね。)
読書 150冊 x 1時間 = 150時間
計算はかなり適当ですが、ざっくりと出して、それぞれを検討します。
読書時間の方が長いけど、ホントにランニング以上に成果って出ているかな?
そこまでかけるだけの意味があるのかな?
この辺は細かい単位でも評価できますので、もちろん都度、見直しと、そこでの最大化は考えていますが、大きな数字でも比較すると、面白い発見があったりします。
ちなみに個人的な評価では、これ以上ランニングを増やす必要はない。
読書は減らした方が良いという評価です。
なぜ・・・というのは、人それぞれですよね。
132,458時間を意識すると、こういった評価になりました。
ということで、突き詰めていくと15分の成果をいかに最大化するか・・・という表現になってしまうのですが、気を付けていることがあります。
・あくまでも自分のことだけ(自分がコントロールできること)に集中する
基本的に誰かと関わり合わないと生きていけませんが、ここまでの話を共有したり、相手に要求したりすると、ものすごーく息苦しいですよね。
例えば、打ち合わせの開始が5分遅れたとします。
厳密にきっちりかっちり15分の成果をいかに最大化するか・・・を突き詰めちゃうと、許しがたき行為です。笑
そういうのをしっかりした人達と付き合いましょう・・・という自己啓発系の教えもあるかもしれませんが、聖人だけで成り立っている世界ではないので、相手に自分の価値観や考えを押し付けるのは避けた方が良いかと思います。
こんなことを書いておきながら、実際は、その辺を厳しく見たり接していたりしているはずで、知らず知らず自然と押し付けているのが現状だと思います。
なので、意識の上では、自分のことだけにとどめる努力をした方がいいのかなと思っています。
自分ひとりだけの世界であれば、成果もすぐ出て評価も簡単(ランニングとか読書とかですよね)ですが、多くの人達が関わってくると、それだけ成果が出てくる時間もかかりますし、評価も難しくなってきます。
すると、残り時間は短いのに、成果が見えなくてイライラしがち。
このイライラが「生き急いでいる」と言われている理由かなと思っています。
気を付けていてもイライラしてしまいます。
ということで、ちょっとした時間の使い方のお話でした。
書いてみて良かったのは、最大の効果を考えて、非効率なことを少しずつ積み重ねることは何か・・・ということが、改めて整理できました。
どうも自分は、ひとつひとつに意味や目的を付けていかないと行動できないみたいです。
非効率な積み重ねができるということは、メリット、デメリットで動いていないことなので、それは良かったかなと。
どうやら損得ではなく、善悪が大事みたいです。
では、その効果の最大化をどうやってさらに推進していくか・・・というのを考えると、改善改善の積み重ねのイメージになってしまいました。
それもひとつのやり方ですが、何か劇的に変えてみたい。
ゼロベースで考えると・・・
世界一くだらないことを、徹底的にやりきる。
という一見意味のないことをやるのは、良いブレークスルーになるかもしれないなあと思いました。
意味や目的を考えるということは、何かと高尚な理由を付けたがっているということです。
となると、くだらないことは徹底的に排除したいはず。
では、そのくだらないことを排除ではなく、徹底的にやりきったら?
意外と面白いかもしれないですよね。
じゃあ、そのくだらないことって何だ?
じゃあ、それを考えてみよう!!!
考えるとして、15分後にはどうなっている?
やばい。。。何も思い浮かばない。。。
こんな時は、
くだらないことが5個以上出ている・・・とか適当なプレッシャーをかけて、絞り出します。笑
私は人からよく「生き急いでいる」、「効率良く動いている」と言われる事が多いのですが、それは最大の効果を考えて、非効率なことを少しずつ積み重ねているからです。
と、言っても何のこっちゃよくわからないと思いますので、その背景にある考え方みたいなものを書きつつ、来年に向けて、現状を確認しておこうかなと思います。
時間の使い方・・・に興味がある方は、一つの事例としてお楽しみいただければ。
時間と言えばよく「24時間は誰にでもある。時間は平等。」みたいなことを聞きますが、個人的には、時間は不平等だと思っています。
確かに24時間で見れば、みな同じですが、一生という時間軸で見ると、人それぞれ。
となると、その与えられた時間というリソースの中で何をやるか・・・というのを考えてしまいます。
そこで、自分が参考にしているのが、平均寿命。
平均寿命から年齢を引くと、平均余命が出てきます。
その数字は、残り16,557日。
これよりも長いのか、短いのか、わかりませんが、ひとつの目安として捉えています。
で、16,557日を時間にすると・・・
132,458時間。
自分に与えられた時間は、意外と短いことに気が付きます。
えっ、132,458時間って、数字おかしくない?
と思われた方。
ご指摘の通りです。
ここが、自分が生き急いでいる点の一つ目です。
135,722時間は24時間の1/3です。
24時間の1/3は睡眠。もう1/3は食事やらお風呂やら何やら。
となると、自由に何かできる時間というのは、1日に8時間もあれば多い方だろう・・・ということで、出しています。
この8時間で経営者、祖父、父親、夫、息子、恋人、友達などなど、相手に合わせて様々な役割を演じることになります。
とまあ、ざっくりと大枠の数字を押さえ、日々の活動に落とし込みます。
ここは、24時間を3等分するのは、実はあまり馴染まなくて、何でも4等分して考えています。
4等分の根拠ですが、あまりありません。(一部参考にしているものもありますが。)
ただ日本人には馴染みがあまりありませんが、Quarter(クォーター)という概念がいろいろな所にあるのを見ると、人間にとって割と自然なことなんだろうということで採用しています。
24時間を4等分すると、6時間。
その6時間を4等分すると、90分。
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが90分なので、90分を1本として考えます。
となると、1本寝ると、3本活動できる。
この4本が4セットで一日です。
ちなみにここは、森鴎外がどうも1日に何回か寝ては起きて・・・という生活をしていたらしく、そのやり方を真似ているだけですが、自分には割としっくり来ます。
長く寝てしまうと、夜に寝付けなくて24時間で収まらないんですよね。
なので、基本の睡眠時間は6時間なのですが、それも無理がきいて24時間以上活動できてしまうので、4時間30分の3本ぐらいが収まりが良かったりします。
(24時間でバッタリ倒れることができるという意味で。)
さて、次に起きている間の1本ですが、ここもQuarter(クォーター)という概念を使っています。
1時間を15分に区切って物事を考えます。
例えば、「提案書作成」という仕事を1時間でやるとします。
その作業を始める時、15分後どうなっているか想像してみてください。
作成する内容が全て固まっていて、ただ手を動かすだけで良い・・・という状態ならば問題ないですが、何も決まっていない場合だとしたら・・・。
ここで何もイメージできなかった場合、実際に15分経つと、何も変わっていない事が多いです。
目次が決まっている。
全体のボリュームが決まっている。
提案骨子のドラフトが出来ている。
目的が整理されている。
何でも構いませんが、ここのイメージが15分後の成果に繋がります。
イメージできないと、時間ばかりが過ぎて行きます。
それではマズいということで、とりあえず過去の事例や成果物を探して・・・というのはよくある話だと思います。
(で、その作業を、いくつか経験をして、イメージができるようになる・・・と言った所でしょうか。)
ということで、イメージできないことが悪いのではなく、そこを意識しておかないと、15分なんてあっという間に過ぎてしまいますよ・・・ということです。
その危機感から何をしなければいけないのか・・・というアイディアが出てきます。
(15分後のイメージわかない→じゃあ、過去の事例を見てみよう!)
おそらく「効率が良い」と言われている時は、この辺のだらだら時間がないのが大きいと思います。
ということで、15分単位で見ていますが、この15分。
仕事の中で1ヶ月にどれくらいあるでしょうか?
営業日20日 x 8時間 x 4(1時間あたり4つの15分)= 640。
多い?少ない?
この感覚はそれぞれにお任せしますが、この640をざっくりと2つに分けます。
一つは成果を出す作業。
もう一つは新しいチャレンジ。
その割合は、7:3。
となると、
成果を出す作業:新しいチャレンジ = 448 : 192。
このリソースの中で、打ち手を決めて実行していかなければなりません。
ということで、16,557日やら132,458時間やら、448やら192やら、やたら細かい数字が出てきましたが、これらの数字はエクセルで常に確認ができます。
関数を使っているので、リアルタイムで数字が減っていきます。笑
最近ではiPhoneアプリで秒単位で減っていくのを表示させることもできますので、これらの数字を表示して、自分にプレッシャーと意識付けをしています。
従って、15分単位で細かくToDo管理をするといったことはしていません。
その暇があったら作業を進めた方がいいですよね。
あくまでも意識付けにしかすぎないです。
(とは言え、こういう細かさを見ると、変にストイックなイメージを持たれてしまいますよね。)
ここまでプレッシャーをかけておくと、
「これって自分で作業をするよりアウトソースした方がいいんじゃない?
アメリカでお願いすれば、寝ている間に作業が終わっているなあ。」
とか、ちょっとしたアイディアも出てきます。
また例えば、今年のランニングと読書は、ざっくりこんな感じでした。
ランニング1,000km x 5'30" = 92時間
(準備運動や終わった後のストレッチを入れると、ざっくり100時間がわかりやすいですね。)
読書 150冊 x 1時間 = 150時間
計算はかなり適当ですが、ざっくりと出して、それぞれを検討します。
読書時間の方が長いけど、ホントにランニング以上に成果って出ているかな?
そこまでかけるだけの意味があるのかな?
この辺は細かい単位でも評価できますので、もちろん都度、見直しと、そこでの最大化は考えていますが、大きな数字でも比較すると、面白い発見があったりします。
ちなみに個人的な評価では、これ以上ランニングを増やす必要はない。
読書は減らした方が良いという評価です。
なぜ・・・というのは、人それぞれですよね。
132,458時間を意識すると、こういった評価になりました。
ということで、突き詰めていくと15分の成果をいかに最大化するか・・・という表現になってしまうのですが、気を付けていることがあります。
・あくまでも自分のことだけ(自分がコントロールできること)に集中する
基本的に誰かと関わり合わないと生きていけませんが、ここまでの話を共有したり、相手に要求したりすると、ものすごーく息苦しいですよね。
例えば、打ち合わせの開始が5分遅れたとします。
厳密にきっちりかっちり15分の成果をいかに最大化するか・・・を突き詰めちゃうと、許しがたき行為です。笑
そういうのをしっかりした人達と付き合いましょう・・・という自己啓発系の教えもあるかもしれませんが、聖人だけで成り立っている世界ではないので、相手に自分の価値観や考えを押し付けるのは避けた方が良いかと思います。
こんなことを書いておきながら、実際は、その辺を厳しく見たり接していたりしているはずで、知らず知らず自然と押し付けているのが現状だと思います。
なので、意識の上では、自分のことだけにとどめる努力をした方がいいのかなと思っています。
自分ひとりだけの世界であれば、成果もすぐ出て評価も簡単(ランニングとか読書とかですよね)ですが、多くの人達が関わってくると、それだけ成果が出てくる時間もかかりますし、評価も難しくなってきます。
すると、残り時間は短いのに、成果が見えなくてイライラしがち。
このイライラが「生き急いでいる」と言われている理由かなと思っています。
気を付けていてもイライラしてしまいます。
ということで、ちょっとした時間の使い方のお話でした。
書いてみて良かったのは、最大の効果を考えて、非効率なことを少しずつ積み重ねることは何か・・・ということが、改めて整理できました。
どうも自分は、ひとつひとつに意味や目的を付けていかないと行動できないみたいです。
非効率な積み重ねができるということは、メリット、デメリットで動いていないことなので、それは良かったかなと。
どうやら損得ではなく、善悪が大事みたいです。
では、その効果の最大化をどうやってさらに推進していくか・・・というのを考えると、改善改善の積み重ねのイメージになってしまいました。
それもひとつのやり方ですが、何か劇的に変えてみたい。
ゼロベースで考えると・・・
世界一くだらないことを、徹底的にやりきる。
という一見意味のないことをやるのは、良いブレークスルーになるかもしれないなあと思いました。
意味や目的を考えるということは、何かと高尚な理由を付けたがっているということです。
となると、くだらないことは徹底的に排除したいはず。
では、そのくだらないことを排除ではなく、徹底的にやりきったら?
意外と面白いかもしれないですよね。
じゃあ、そのくだらないことって何だ?
じゃあ、それを考えてみよう!!!
考えるとして、15分後にはどうなっている?
やばい。。。何も思い浮かばない。。。
こんな時は、
くだらないことが5個以上出ている・・・とか適当なプレッシャーをかけて、絞り出します。笑
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