デザインとは、心遣いだ!
前回と同様、タイトルで全てを言い切りました。(笑)
以上です。
ちょっと面白い記事を見つけました。
これが「iPad 2」のパッケージングデザインの秘密、徹底的な合理化とシンプルさを解説&フォトレビュー - GIGAZINE
Apple好きだから・・・というわけではないですが、この辺はさすがですよね。
個人的にはこういったデザインは配慮が行き届いているというか、ユーザーのことを考えていてくれるので大好きです。
あなたにとってデザインとは何ですか?
デザインは問題解決だ。
デザインは気配りだ。
デザインはホスピタリティだ。
いろいろな言い方ができると思いますが、個人的には、作り手の顔は見えなくても作り手が使い手である我々ユーザーのことを考えてくれているんだなあと感じられるものは、良いデザインだと思う事が多いです。
デザイン家電なんていう呼び名がついてしまったがゆえに胡散臭くなっていますが、トースターを例にしてみましょう。
パンを焼くのは朝の数分、しかも毎日ではない。
となると、トースターとしての機能よりインテリアとしての役割の方が時間が長い。
であるならば、デザインは当然、パンを焼くだけでなく置いておいてもおかしくないものを。
冬にも置きたくなる扇風機。
夏にも置きたくなるこたつ。
梅雨にも置きたくなる加湿器。
典型的な扇風機のデザインはそれを見ると涼しい・・・というイメージが湧くため全てを否定するわけではありませんが、この辺もデザインとしてアリかもしれません。
片付けるのが面倒なユーザーにちょっとしたデザインの力を・・・。
こんなことを書くとデザインって見た目の話と思われるかもしれないですね。
個人的にはそんなことはないと思います。
例えばホテル。
仕事に、プライベートにいろいろなホテルに泊まっているのですが、個人的に面白いと思って注目しているのがカランとシャワー。
私は必ずお湯に浸からないとダメなタイプなので、お湯をはるのですが、その際に間違えてシャワーを出してしまい、頭から水をかぶる事がよくあります。
さあ、これをデザインの力で何とかしよう!
あなただったら、どうしますか?
ということで、最近は「カラン-止-シャワー」となっているものも多いですよね。
でも左右や上下間違えちゃう・・・っていうかよく見ないでテキトーにやっちゃうし。
現実的にこの取っ手の変更はお金がかかるものですし、なかなかすぐに対応できるものではありません。
ではどうするか?
例えばあるホテルは壁に注意書きを貼っていました。
しかも丁寧に英語、日本語、韓国語、中国語で!
でも、これ広告と同じで疲れますよね?
ただでさえ、注意散漫な人が見るとは思えない。
仕事で疲れて戻ってきた時なんか見る気も起きない。
ということで、個人的には広告ばりに部屋のあちこちに注意書き、説明書きがあるホテルは評価が低いです。
(というか、純粋に落ち着けない。)
では、どうしましょう?
あるホテルは素晴らしい解決策を実施していました。
それは・・・
シャワーの口の向きを壁に付けていた。
つまり、仮に間違ってシャワーを出してしまっても壁づたいに流れて、頭にはかぶらないんです。
これ、部屋の清掃の際に、シャワー口をまっすぐに付けるのではなく、壁に向けて付けるだけなので、仕事の内容を変更するだけですよね。
基本的にコストは以前と変わらないままで、問題を解決しています。
うーん、素晴らしい。
シャワーがこちらにまっすぐ向いていないので、パッと見ると違和感を感じるかもしれません。
でも、そんな細かい所を見ている人ってあまりいないような・・・。(この辺はどうでしょうね?)
素晴らしい!
ホテルでは、ホスピタリティとか落ち着いたひとときとか安らぎなどのキーワードがたくさん出てきます。
しっかりした所は対人サービスだけでなく、あらゆる所でそれが感じられます。
(少なくとも設備投資の大きさで決まるわけではないことは、このことが証明しています。)
ということで、デザインとは心遣いだと考えれば、あらゆる場面で活かすことができそうです。
私もこんな事例を参考にしながら、自分の仕事に反映させようと日々楽しんでいます。
以上です。
ちょっと面白い記事を見つけました。
これが「iPad 2」のパッケージングデザインの秘密、徹底的な合理化とシンプルさを解説&フォトレビュー - GIGAZINE
Apple好きだから・・・というわけではないですが、この辺はさすがですよね。
個人的にはこういったデザインは配慮が行き届いているというか、ユーザーのことを考えていてくれるので大好きです。
あなたにとってデザインとは何ですか?
デザインは問題解決だ。
デザインは気配りだ。
デザインはホスピタリティだ。
いろいろな言い方ができると思いますが、個人的には、作り手の顔は見えなくても作り手が使い手である我々ユーザーのことを考えてくれているんだなあと感じられるものは、良いデザインだと思う事が多いです。
デザイン家電なんていう呼び名がついてしまったがゆえに胡散臭くなっていますが、トースターを例にしてみましょう。
パンを焼くのは朝の数分、しかも毎日ではない。
となると、トースターとしての機能よりインテリアとしての役割の方が時間が長い。
であるならば、デザインは当然、パンを焼くだけでなく置いておいてもおかしくないものを。
冬にも置きたくなる扇風機。
夏にも置きたくなるこたつ。
梅雨にも置きたくなる加湿器。
典型的な扇風機のデザインはそれを見ると涼しい・・・というイメージが湧くため全てを否定するわけではありませんが、この辺もデザインとしてアリかもしれません。
片付けるのが面倒なユーザーにちょっとしたデザインの力を・・・。
こんなことを書くとデザインって見た目の話と思われるかもしれないですね。
個人的にはそんなことはないと思います。
例えばホテル。
仕事に、プライベートにいろいろなホテルに泊まっているのですが、個人的に面白いと思って注目しているのがカランとシャワー。
私は必ずお湯に浸からないとダメなタイプなので、お湯をはるのですが、その際に間違えてシャワーを出してしまい、頭から水をかぶる事がよくあります。
さあ、これをデザインの力で何とかしよう!
あなただったら、どうしますか?
ということで、最近は「カラン-止-シャワー」となっているものも多いですよね。
でも左右や上下間違えちゃう・・・っていうかよく見ないでテキトーにやっちゃうし。
現実的にこの取っ手の変更はお金がかかるものですし、なかなかすぐに対応できるものではありません。
ではどうするか?
例えばあるホテルは壁に注意書きを貼っていました。
しかも丁寧に英語、日本語、韓国語、中国語で!
でも、これ広告と同じで疲れますよね?
ただでさえ、注意散漫な人が見るとは思えない。
仕事で疲れて戻ってきた時なんか見る気も起きない。
ということで、個人的には広告ばりに部屋のあちこちに注意書き、説明書きがあるホテルは評価が低いです。
(というか、純粋に落ち着けない。)
では、どうしましょう?
あるホテルは素晴らしい解決策を実施していました。
それは・・・
シャワーの口の向きを壁に付けていた。
つまり、仮に間違ってシャワーを出してしまっても壁づたいに流れて、頭にはかぶらないんです。
これ、部屋の清掃の際に、シャワー口をまっすぐに付けるのではなく、壁に向けて付けるだけなので、仕事の内容を変更するだけですよね。
基本的にコストは以前と変わらないままで、問題を解決しています。
うーん、素晴らしい。
シャワーがこちらにまっすぐ向いていないので、パッと見ると違和感を感じるかもしれません。
でも、そんな細かい所を見ている人ってあまりいないような・・・。(この辺はどうでしょうね?)
素晴らしい!
ホテルでは、ホスピタリティとか落ち着いたひとときとか安らぎなどのキーワードがたくさん出てきます。
しっかりした所は対人サービスだけでなく、あらゆる所でそれが感じられます。
(少なくとも設備投資の大きさで決まるわけではないことは、このことが証明しています。)
ということで、デザインとは心遣いだと考えれば、あらゆる場面で活かすことができそうです。
私もこんな事例を参考にしながら、自分の仕事に反映させようと日々楽しんでいます。
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