仕事で勝率10割を目指している方へ
先日、Twitterでこんなつぶやきをしました。
「徹底的な準備で得られるのは、結果ではなく、機会(チャンス)である。」
これに対して、共感をしてくれる方がいたり、そうだよねーと言ってくれる方がいたのですが、なぜこんなつぶやきをしたのか?
今回は、その辺の背景を掘り下げてみたいと思います。
頑張っているんだけど、なかなか結果が出ない方とか、将来やりたいことがあって、その準備をされている方には、結果を出す上で気を付けた方が良いポイントが見えてくるかなと思います。
まず、なぜ上記つぶやきをしたのか?
それは仕事の場面でチャンスがあるのにチャレンジする方が少ないなぁと感じたからです。
元々、日本人は石橋をたたいても渡らない慎重さがあると思うのですが、それ以上にメリット・デメリットを見て100%確実に得られるメリットがないとやらない・・・という状況が最近増えているなあと感じたから冒頭のつぶやきとなりました。
(その後、Twitterではこれに関連した別のネタをつぶやいたのですが、その詳細は別の機会で触れるかもしれません。)
例えば、自己啓発でも成功者の話でも何でも構いません。
結果が出ている時、結果を出した時を振り返ると必ずきちんと準備されています。
そりゃ、結果が出るよねーという原因と思われる準備があって、それがフォーカスされていたりします。
そんな話が世の中に溢れているせいか、「きちんとした準備をすれば結果が得られる」、「きちんと準備しないと結果が得られない」と考えている方が多くいらっしゃいます。
例えば、将来、海外で仕事がしたいから英語の勉強をする・・・これはりっぱな準備です。
じゃあ、英語ができれば仕事ができるの?・・・そんなことないですよね。
実務ができなければ意味がないので、その仕事を資格勉強で覚えましょう・・・これもりっぱな準備です。
ということで、結果を出すための要素がたくさんあって、その準備をするために、本を読んだり資格勉強に励んでいます。
スゴイ良い取り組みをしていますよね?
その頑張りは評価したくなりますよね?
だからこそ、結果につなげたいですよね?
でも、それを結果につなげる人と結果につなげられない人がいます。
どうしてなのか?
そりゃ、そんな世の中だからです。(笑)
スポーツの世界に置き換えてみましょう。
スポーツの世界で例えるとわかりやすい点は、「公平なルール」が用意されているということです。(若干、採点競技は胡散臭さがありますが・・・)
公平なルールの下で競技を行うと何が起こるのか?
ずっと勝ち続ける、結果を出し続ける・・・ということがありません。
勝ち負けのルールがはっきりしているので、みな勝つために努力をします。
その上で戦っているので、勝敗はどっちに転ぶかわからんですよね。
徹底的に準備しても勝てるかどうか、わからない。100%の保証はない。(あったら八百長だ(笑))
だからこそ、悔いのないように徹底的に準備をする・・・というスパイラルが発生します。
ということで、仕事の世界も同じではないでしょうか?
結果を出している一流の方は、その辺、隙がないです。
そんな世界に生きているのだから、うまくいったりいかなかったりするのはしょうがない。
「努力しても結果が得られないなら、やらない方がまし。」
このような状況はありえないことになります。
「努力して確実に得られる結果は大した結果じゃなくて、みんなが既に得ているもの」ぐらいに考えていた方が良さそうです。
だからこそ、準備を徹底的にするのは当たり前。
結果を出すために頑張る(ベストを尽くす)のも当たり前・・・と私なんかは考えちゃいます。
ベストを尽くしても結果が出るかわからないんだから、手なんて抜けません。
そうは言っても、努力して結果が得られないことがあるんじゃやる気になんないよね・・・という気持ちもわかります。
そのような時は「きちんとした準備をすれば結果が得られる」と考えるよりも「結果から何かのきっかけやヒントを得よう」と思うのがいいかもしれません。
「きちんとした準備をすれば結果が得られる」というのは、ポジティブではあるのですが、根拠がない。
根拠のない自信は、その人を勇気付けることがあるので否定はしませんが、これだけではちょっと不安ですよね。
そもそも自信のない人に、自信を持てばいいって言っているようなもので、なかなか難しいのではないでしょうか?
(自己啓発系で、たまに感じる違和感はこの辺かもしれません。裏表をひっくり返すだけで世の中変わりますよーというのは確かですが、そんなに簡単にひっくりかえせるなら、今こんな苦労はしていないですよね。)
だからこそ、「結果が出ないこともあるよ。でもそこから何か得ることで、悪い結果が良い結果にもなる。」と考えた方が良いと思います。
徹底的に準備をして公平なルールでベストを尽くすと何が得られるか?
悪い結果の時は、自分に何が足りなかったのか不足しているモノが見えてきます。
それは次回、うまくいくために補強すべきポイントかもしれません。
またその不足から、自分の得意なことが見えてきて、自分の売りが見えてくるかもしれません。
結果に一喜一憂すると、悪い結果は悪い結果のままですが、冷静に反省、分析すれば悪い結果は、将来の糧になります。
だからこそ、結果を恐れないでチャレンジしてほしいなぁと思ったりするわけです。
(そして自分も臆病にならないよう、常にチャレンジしていかなければと心を引き締めるわけです。)
でもチャレンジする際に「準備不足」だと、不安ですよね?
チャレンジできないですよね?
個人的には準備不足だと思っても、チャレンジする機会(チャンス)があるならば、果敢に突っ込むべきだと思っています。
これは野球で例えてみましょう。
例えば「メジャーの舞台で活躍する」という結果を出すために準備をするとします。
スキルとして「イチロー選手のバッティング極意」を勉強します。
勉強だけでは意味がないので、バッティングセンターで実践したり、素振りでチェックするなどの努力も怠りません。
1日24時間、やり続けて、じゃあメジャーの舞台に立てるか?
と言ったら立てませんよね?
実際は、チームの紅白戦の打席に立って結果を出してレギュラーになる、練習試合で結果を出す、公式戦で結果を出す、それがアマチュアの大きい大会やリーグで出して、プロになって、プロで結果を出して、初めてメジャーの舞台に立つ機会(チャンス)を得ると・・・。
つまり、スキルがあったとしても、小さい所からコツコツと結果を出さないと大きな機会(チャンス)はやってきません。
だからこそ機会(チャンス)は確実につかまないといけないわけです。
ここで「きちんとした準備をすれば結果が得られる」というポジティブ思考は、機会を見逃しがちになってしまうのではないかと考えています。
相対的な比較かつ感覚的なものなので、証明したことにならないのですが、「結果が出ないこともあるよ」と考えている方が、たくさん機会がない時には、その存在に敏感になるんじゃないでしょうか?
だからこそ、ちょっとしたことでも果敢にチャレンジできるようになるのではと考えています。
(うーん、感じていることをうまく言語化できていないなぁ。抽象的で申し訳ないです。)
先ほどの例でいくと、準備不足だと感じている人は、機会があっても、こんな感じでみすみす逃している場面をたくさん見てきました。
「私はまだ打席に立つ準備ができていないです。」と言い、松井選手のバッティング極意を勉強する。
その後に、王選手、ジーター選手と次から次に勉強する・・・。
(これがちょっとおかしいなというのは、何となくわかりますよね?)
私の経験で言えば、起業に向けた準備は何もしていませんでした。
しかし、起業する機会(チャンス)があったので、起業しました。
当然、準備不足なわけですから、苦労や失敗はいっぱいしています。
そこから自分の不足を見つけて、日々の行動につなげていたりします。
どの世界も奥が深いので、学ぶべきことはたくさんありますし、おそらく生涯ずっと学び続けないといけないんでしょう。
だから準備不足を理由に機会を逃すのはもったいないです。
結果を恐れないでやっちまえ・・・です。
結果が出た時に、どう振る舞えるかが、その人の将来を決めるってことです!
私も負けずにチャレンジしていきます!
追伸 その1)
メチャクチャ長い文章なんですけど、簡単にまとめるとアントニオ猪木さんの言葉で済んじゃうんですよね。
「元気があれば何でもできる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。」
追伸 その2)
世の中をポジティブに見るのはいいですが、その前に世の中をありのままに見ることが必要かなと感じる時があります。
例えば、似て非なるモノで「Nothing is Impossible(不可能なんてない)」と「Impossible is Nothing(不可能なんて、どうってことない)」があります。
前者はよくあるポジティブ思考ですが、後者は一度「不可能はある」と現実を受け入れています。
その後に、その不可能をどう解釈するか・・・が非常にポジティブです。
個人的には壁に直面した時は、そんなん大したことないぜって言う後者の方が、乗り越えるきっかけになったような気がします。
自己啓発系は生理的に苦手なので詳しくはないのですが、何と言うか前者の話をしていることが多いような気がしています。
私の周りで自己啓発好きで結果が出なくて苦しんでいる人は、前者の考え方をしようとして苦しんでいるような・・・。
(言っていることは理解できるが、心からその言葉を信じることができない。)
そりゃそうですよね、世の中、そんなに単純じゃないですもん。
わかりやすいのは前者ですが、人を助けているんじゃなくて、苦しめているポジティブな言葉って結構多いんじゃないかって感じる時があります。
「徹底的な準備で得られるのは、結果ではなく、機会(チャンス)である。」
これに対して、共感をしてくれる方がいたり、そうだよねーと言ってくれる方がいたのですが、なぜこんなつぶやきをしたのか?
今回は、その辺の背景を掘り下げてみたいと思います。
頑張っているんだけど、なかなか結果が出ない方とか、将来やりたいことがあって、その準備をされている方には、結果を出す上で気を付けた方が良いポイントが見えてくるかなと思います。
まず、なぜ上記つぶやきをしたのか?
それは仕事の場面でチャンスがあるのにチャレンジする方が少ないなぁと感じたからです。
元々、日本人は石橋をたたいても渡らない慎重さがあると思うのですが、それ以上にメリット・デメリットを見て100%確実に得られるメリットがないとやらない・・・という状況が最近増えているなあと感じたから冒頭のつぶやきとなりました。
(その後、Twitterではこれに関連した別のネタをつぶやいたのですが、その詳細は別の機会で触れるかもしれません。)
例えば、自己啓発でも成功者の話でも何でも構いません。
結果が出ている時、結果を出した時を振り返ると必ずきちんと準備されています。
そりゃ、結果が出るよねーという原因と思われる準備があって、それがフォーカスされていたりします。
そんな話が世の中に溢れているせいか、「きちんとした準備をすれば結果が得られる」、「きちんと準備しないと結果が得られない」と考えている方が多くいらっしゃいます。
例えば、将来、海外で仕事がしたいから英語の勉強をする・・・これはりっぱな準備です。
じゃあ、英語ができれば仕事ができるの?・・・そんなことないですよね。
実務ができなければ意味がないので、その仕事を資格勉強で覚えましょう・・・これもりっぱな準備です。
ということで、結果を出すための要素がたくさんあって、その準備をするために、本を読んだり資格勉強に励んでいます。
スゴイ良い取り組みをしていますよね?
その頑張りは評価したくなりますよね?
だからこそ、結果につなげたいですよね?
でも、それを結果につなげる人と結果につなげられない人がいます。
どうしてなのか?
そりゃ、そんな世の中だからです。(笑)
スポーツの世界に置き換えてみましょう。
スポーツの世界で例えるとわかりやすい点は、「公平なルール」が用意されているということです。(若干、採点競技は胡散臭さがありますが・・・)
公平なルールの下で競技を行うと何が起こるのか?
ずっと勝ち続ける、結果を出し続ける・・・ということがありません。
勝ち負けのルールがはっきりしているので、みな勝つために努力をします。
その上で戦っているので、勝敗はどっちに転ぶかわからんですよね。
徹底的に準備しても勝てるかどうか、わからない。100%の保証はない。(あったら八百長だ(笑))
だからこそ、悔いのないように徹底的に準備をする・・・というスパイラルが発生します。
ということで、仕事の世界も同じではないでしょうか?
結果を出している一流の方は、その辺、隙がないです。
そんな世界に生きているのだから、うまくいったりいかなかったりするのはしょうがない。
「努力しても結果が得られないなら、やらない方がまし。」
このような状況はありえないことになります。
「努力して確実に得られる結果は大した結果じゃなくて、みんなが既に得ているもの」ぐらいに考えていた方が良さそうです。
だからこそ、準備を徹底的にするのは当たり前。
結果を出すために頑張る(ベストを尽くす)のも当たり前・・・と私なんかは考えちゃいます。
ベストを尽くしても結果が出るかわからないんだから、手なんて抜けません。
そうは言っても、努力して結果が得られないことがあるんじゃやる気になんないよね・・・という気持ちもわかります。
そのような時は「きちんとした準備をすれば結果が得られる」と考えるよりも「結果から何かのきっかけやヒントを得よう」と思うのがいいかもしれません。
「きちんとした準備をすれば結果が得られる」というのは、ポジティブではあるのですが、根拠がない。
根拠のない自信は、その人を勇気付けることがあるので否定はしませんが、これだけではちょっと不安ですよね。
そもそも自信のない人に、自信を持てばいいって言っているようなもので、なかなか難しいのではないでしょうか?
(自己啓発系で、たまに感じる違和感はこの辺かもしれません。裏表をひっくり返すだけで世の中変わりますよーというのは確かですが、そんなに簡単にひっくりかえせるなら、今こんな苦労はしていないですよね。)
だからこそ、「結果が出ないこともあるよ。でもそこから何か得ることで、悪い結果が良い結果にもなる。」と考えた方が良いと思います。
徹底的に準備をして公平なルールでベストを尽くすと何が得られるか?
悪い結果の時は、自分に何が足りなかったのか不足しているモノが見えてきます。
それは次回、うまくいくために補強すべきポイントかもしれません。
またその不足から、自分の得意なことが見えてきて、自分の売りが見えてくるかもしれません。
結果に一喜一憂すると、悪い結果は悪い結果のままですが、冷静に反省、分析すれば悪い結果は、将来の糧になります。
だからこそ、結果を恐れないでチャレンジしてほしいなぁと思ったりするわけです。
(そして自分も臆病にならないよう、常にチャレンジしていかなければと心を引き締めるわけです。)
でもチャレンジする際に「準備不足」だと、不安ですよね?
チャレンジできないですよね?
個人的には準備不足だと思っても、チャレンジする機会(チャンス)があるならば、果敢に突っ込むべきだと思っています。
これは野球で例えてみましょう。
例えば「メジャーの舞台で活躍する」という結果を出すために準備をするとします。
スキルとして「イチロー選手のバッティング極意」を勉強します。
勉強だけでは意味がないので、バッティングセンターで実践したり、素振りでチェックするなどの努力も怠りません。
1日24時間、やり続けて、じゃあメジャーの舞台に立てるか?
と言ったら立てませんよね?
実際は、チームの紅白戦の打席に立って結果を出してレギュラーになる、練習試合で結果を出す、公式戦で結果を出す、それがアマチュアの大きい大会やリーグで出して、プロになって、プロで結果を出して、初めてメジャーの舞台に立つ機会(チャンス)を得ると・・・。
つまり、スキルがあったとしても、小さい所からコツコツと結果を出さないと大きな機会(チャンス)はやってきません。
だからこそ機会(チャンス)は確実につかまないといけないわけです。
ここで「きちんとした準備をすれば結果が得られる」というポジティブ思考は、機会を見逃しがちになってしまうのではないかと考えています。
相対的な比較かつ感覚的なものなので、証明したことにならないのですが、「結果が出ないこともあるよ」と考えている方が、たくさん機会がない時には、その存在に敏感になるんじゃないでしょうか?
だからこそ、ちょっとしたことでも果敢にチャレンジできるようになるのではと考えています。
(うーん、感じていることをうまく言語化できていないなぁ。抽象的で申し訳ないです。)
先ほどの例でいくと、準備不足だと感じている人は、機会があっても、こんな感じでみすみす逃している場面をたくさん見てきました。
「私はまだ打席に立つ準備ができていないです。」と言い、松井選手のバッティング極意を勉強する。
その後に、王選手、ジーター選手と次から次に勉強する・・・。
(これがちょっとおかしいなというのは、何となくわかりますよね?)
私の経験で言えば、起業に向けた準備は何もしていませんでした。
しかし、起業する機会(チャンス)があったので、起業しました。
当然、準備不足なわけですから、苦労や失敗はいっぱいしています。
そこから自分の不足を見つけて、日々の行動につなげていたりします。
どの世界も奥が深いので、学ぶべきことはたくさんありますし、おそらく生涯ずっと学び続けないといけないんでしょう。
だから準備不足を理由に機会を逃すのはもったいないです。
結果を恐れないでやっちまえ・・・です。
結果が出た時に、どう振る舞えるかが、その人の将来を決めるってことです!
私も負けずにチャレンジしていきます!
追伸 その1)
メチャクチャ長い文章なんですけど、簡単にまとめるとアントニオ猪木さんの言葉で済んじゃうんですよね。
「元気があれば何でもできる。迷わず行けよ、行けばわかるさ。」
追伸 その2)
世の中をポジティブに見るのはいいですが、その前に世の中をありのままに見ることが必要かなと感じる時があります。
例えば、似て非なるモノで「Nothing is Impossible(不可能なんてない)」と「Impossible is Nothing(不可能なんて、どうってことない)」があります。
前者はよくあるポジティブ思考ですが、後者は一度「不可能はある」と現実を受け入れています。
その後に、その不可能をどう解釈するか・・・が非常にポジティブです。
個人的には壁に直面した時は、そんなん大したことないぜって言う後者の方が、乗り越えるきっかけになったような気がします。
自己啓発系は生理的に苦手なので詳しくはないのですが、何と言うか前者の話をしていることが多いような気がしています。
私の周りで自己啓発好きで結果が出なくて苦しんでいる人は、前者の考え方をしようとして苦しんでいるような・・・。
(言っていることは理解できるが、心からその言葉を信じることができない。)
そりゃそうですよね、世の中、そんなに単純じゃないですもん。
わかりやすいのは前者ですが、人を助けているんじゃなくて、苦しめているポジティブな言葉って結構多いんじゃないかって感じる時があります。
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