2010/02/03

ドラえもんを手に入れるために・・・


















iPhoneの無料アプリランキングがドラえもんジャックされちゃっていますね。

ということでロボットネタを一つ。
ちょっと古いニュースですが、こんなニュースがありました。

富士ソフト、小型2足歩行ロボット「PALRO」販売開始

このニュースを読んでいただくとわかるのですが、教育機関向けに販売し価格は29万8000円とのこと。
ロボットと言えばSONYのAIBOを思い出すのですが、このサイトに載っている写真を見るとわかるとおり、とっても似ています。(写真を並べちゃうと余計に似てしまいますね。)

お掃除ロボットがあったり、ロボットが生活に浸透するのも遠くないような気がしますよね。
とっても楽しみです。

さてさて、そのロボット、一体、どんな感じで一般家庭に普及していくのでしょうか?

お掃除ロボットみたいに機能的な役割?
それともAIBOのようなペット(家族)みたいな役割?

AIBOが撤退してしまったのを見るとコミュニケーション用途はなかなか難しいと思われるのですが、それ以上にコミュニケーションロボットは機能が複雑ですよね。

機能型の方が低価格化しやすいハズ。

ということで、個人的にはiPhoneみたいな感じのロボットが出たら買ってしまうかもしれません。
どういうことかと言うと、ネットワーク通信でアプリをインストールして自分でカスタマイズできるロボットです。

app storeに行くと、お掃除機能、テレビ予約機能、写真撮影機能、おしゃべり機能などなどいろいろな機能が売っていて、それを買ってインストール。

ロボットを自分で育てていく楽しみもあるのでは?
(育てるのか、それとも躾をするのか・・・。)

で、その機能の開発はSDK(ソフトウェア開発キット)でみんなに開放しちゃって、どんどん開発してもらう。

例えば今回のPALROはC++というプログラミング言語で書かれていますので、そんなに敷居が高いとは思えないですし、意外と簡単にできそうです。

と思いながら記事を読んでいくと、当然、先方も同じことを考えていて、どうやら実現できそうですね。

でも記事を読んでも、いまいちピンときませんね。
コンセプトはおそらく同じだと思います。

でも、ようわからん。

ここで大事なのは、コンセプトを形にした何か(例えばapp store)なのかな?

アップルはこの辺、上手ですよね。
app storeって先に言っちゃって、その後にコンセプトの説明をする。
形あるものがあるから記憶に残る。

今回の場合も開発コミュニティの名前を決めちゃってそれを出すだけで、随分違ったと思うのですが・・・。

コンセプトだけでは、この記事を読んだC++ができる開発者達は、チャンスに気付かない可能性が高いです。
世界に羽ばたける可能性があるはずなのに、何か教育機関や研究機関向けだけの印象を持ってしまったのは非常にもったいない。

教育・研究機関向けだけでなく、「ウチにもぜひ欲しい!!」と問い合わせが殺到するためにはどう発信すればよいか?

そんな練習にちょうどいいのかもしれませんね。

と、話は脱線しましたが、PALROとても期待しています。
個人的にドラえもんの道具で一番欲しいのは「どこでもドア」です。
仮想現実、拡張現実でどこでもドアに近い状況になりつつありますが、物理的にも体を現地に持っていきたいなぁ。(笑)