2009/05/21

Windowsには戻れない病に罹る

新型インフルエンザが広がって、お会いする方達と「マスクが手に入らない」、「オフィス入り口でサーモグラフィー検査を受けた」など、話題が尽きないのですが、実は私もひとつ大きな病に罹っています。

今回はその病について書いてみます。
全くもって私事なので、時間がある方が息抜き程度に見ていただければと思います。

また最近「mac」、「todo」、「The Hit List」という検索キーワードでこちらにやってくる方も多いのですが、その方達の期待にも今回のネタは応えられないです。
申し訳ないです。

では、本題ですが、私は昨年末ごろにMacBookを購入して以来「もうWindowsには戻れない」状態になっています。
仕事でWindowsが必要なのにも関わらず、mac大好き人間になっちゃっています。

これって個人的にはすごい事です。

業務アプリがmac対応していない以上、Windowsを使い続けなければなりません。
最低限、要件を満たしていないものは使い物にはならないと考えるとmacに固執する理由はありません。

それにも関わらず、macにはまる。

なぜこのような状態になったのか?

個人的には「新しい手段を手に入れてアイディアが出やすくなった」のが原因だと考えています。

Windowsを使っていた時は、基本的にテキストベースの表現しか頭にありませんでした。
それがmacを手に入れると、音や映像などの手段があります。
(ちなみに、このブログは基本的にテキストオンリーですよね。完全にWindowsモードです。)

本質的に大切なことは、手段ではなくて、メッセージ(内容)です。
従って、手段の多様性でごまかしてしまうのは良くないのですが、メッセージがしっかり決まった時に、それを効果的に届ける手段がたくあんあるのは、とてもクリエイティブで安心します。(抽象的な表現でごめんなさいね。)

今まで結婚式でよく観る映像を「すごいなぁ。どうやって作るんだろう???」と思っていたのが、「こうやってやればいいのね。」と思うのはすごい変化です。

このような状態になると、普段の仕事でもいろいろと変化が出てきます。

例えばプレゼンテーション。
今まで、自分のパワポ資料はそれなりに悪くないと思っていたのですが、最近はイマイチだと感じています。
パワポだと、自分が表現したいことができないのです。

一方、macのオフィスツールKeynoteでは可能です。

この2つのツール、似ているようで大きな違いがあります。

メッセージを「伝える」のが、PowerPoint。
メッセージが「伝わる」のが、Keynote。

この違いは、かなり大きいです。

PowerPointが全く「伝わらない」とは言いません。
ただPowerPointの場合、出来る事が限られる。
結果として相手とお約束の型の世界が共有しやすいため「伝わる」ということが多いかな。

ちょっとアーティスト気質がある人には物足りません。

ここまで書いてきて気付かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、出来る事が限られるWindowsの世界は品質の標準化、平準化が進みやすいです。

共通言語というか、プロトコルが一緒なので、多少の品質を犠牲にしてもビジネスでスピード感を出すにはもってこいです。
従って、今後もmacがビジネスの場で主流になることはなく、Windowsの方がビジネスをしやすいのは間違いないと思います。
(一方、デザインやプログラミングではmacの方が便利ですよね。)

とはいえ感情を揺さぶるのは圧倒的にmacです。
ここにジレンマがあるのですが、感情を揺さぶられまくった結果、Appleにどんどん¥(&何気に$も)をつぎ込んじゃっています。

MacBookを買う際に試算したかかる費用より、今や2倍近く払っちゃっています。
2倍払った今も、欲しいものがどんどん出てきて、少しずつ手に入れちゃっている。

浪費家にならないように気を付けなければと思いながら、「払った分以上のリターンがあればいいんでしょ」とさらに突っ込んでいます。

では、最後にWindowsには戻れない病に罹ってしまった結果、かなりいやーな人になってしまったことを紹介します。

macは「速い」、「安い」、「うまい」。
Windowsは「遅い」、「高い」、「ダサい」。

これ、macを持っている方(&特にVistaユーザー)と話をすると共感が得られるのですが、macを知らない人にとってはかなりいやーな感じですよね。

「macを使っているオレって勝ち組」的なイヤらしさが出ちゃっているような気がします。
そんな状態でもWindowsには戻れないって言うのだから、凄い。

商売人として、この一連の流れは興味深いテーマなのですが、自分のことになると整理は大変ですね。

従って、心の声というか、リアリティのある言葉とか、そのような具体的なものを取り出しています。

そのような具体的なものから、普段の仕事に活かそうと。
例えばマネジメント層に「大切なのは、事業の選択と集中です。」と言うのではなく、「もし今から始めるとしたら、その事業を行いますか?」と質問できるような人になるには、この辺の具体的な心の動きがわかっていると良さそうな気がしています。