2009/03/04

ABeam Consulting応援企画 第?弾

ブログのアクセス解析を見ると、例年、年が明けると、就職活動中の学生と思われる方がこのブログに訪れています。

どうやらABeam Consultingの情報を求めて、訪れているようです。
残念ながら私はABeam出身者というだけで有益な情報は持ち合わせていないのですが、どんな会社だったのか語ることはできます。

ということで、年に1回、やるかやらないか・・・「ABeam Consulting応援企画 第?弾」。
今回もABeam出身者である私がABeamを振り返ります。

起業して随分と月日が経ってしまいましたが、多くの会社とお付き合いしていく中でビックリしたことがあります。

それは「仕事の品質が低いこと」。

納品されたものの、「ホントにこれが最終形?まだ途中なんじゃないの?」と疑ってしまうようなものが納品されてくることがあります。

特にホワイトカラーと呼ばれるような方達の仕事は顕著にこの傾向が出ています。
「どうして品質が低いんだろう???」と疑問に思うことが度々ありました。

結論から言ってしまうと、仕事の品質が決して低いわけではありませんでした。

ABeamで働いている方達の品質が高かった・・・ということです。
つまり、その世界でしか働いていなかったので、ABeamが基準になってしまっていたのです。

世間的な感覚では、それは「高い」基準になってしまいます。
その視点で判断していたため「仕事の品質が低い」と思ってしまったわけです。

この点だけでもABeamはオススメの会社です。
自分が知らないうちに品質の高い仕事ができるようになっているわけですから・・・。

では、なぜ品質の高い仕事ができるのか?

その違いは何なのか自分なりに振り返ってみました。

一言で違いを表現すると、おそらく「仕事に対する誇り」というか「自分自身に対するプライド」というか、そういった言葉になるのかなと思います。

質の低い仕事をしている自分が許せない。
品質の悪い成果物を提出するのはありえない。

そのような気概を持った方達が多かったような気がします。

大工さんで例えるならば、屋根裏も含め誰が見る、見ないに関わらず一切手を抜かない・・・そんな感じです。
(個人的には、誰も見ないからいいだろう・・・と手を抜いた仕事が多いのにびっくりです。)

また、このような気概を持った方達が語る言葉はとても重みがありました。

これはどういうことかと言うと、先ほどの「仕事の品質が低い」と思われてしまった方達と比較するとわかります。

「仕事の品質が低い」と思われてしまった方達は、成果物の品質が低いことを指摘すると、「ごめんなさい」、「申し訳ありません」と言って、すぐに修正します。

つまり謝罪することにとても慣れています。

謝罪することに慣れている方達の謝罪は正直、心に響くことはありません。
修正もいつもやっている仕事・・・という認識です。

一方、気概を持った方達の謝罪は、それこそ断腸の思いといった感じです。
相手に迷惑をかけてしまったことはもちろん、自分自身に対しても許せない・・・そういった思いが表情や言葉に出ていたりします。

そりゃ、そうですよね。

その仕事に対してコミットメントしたわけですから、それが果たせないのは許せません。
約束を守れなかったのは最悪です。

・・・というのが普通の感覚だと思うのですが、そうではない会社やビジネスパーソンは思った以上に多いです。

今回、約束は守れなかったとしても、まぁ後で何とかカバーできるでしょう。
あの人は謝れば許してくれるから、まぁいいかな。
納期が厳しかったから、そりゃ難しいよ。
予算がない中で、そこまではできないよ。

そういった意識を持っている場面に出くわすことは多いです。

従って、最初の約束も「いいですよ」、「大丈夫ですよ」と非常に安請け合いをしています。
この安請け合いの感覚がわからず、ABeamの時と同じ様に大丈夫だと思ってお願いして、過去何度も痛い目にあっています。(どれだけのお金と時間を失ったか・・・。)

一方、気概を持った方達はそんな安請け合いはしません。
自分が約束できるのはどこまでか徹底的に議論してハッキリさせてから、コミットメントします。
(だから質の高い仕事ができるわけなのですが・・・。)

ABeamに行く、行かないはどちらでも構いませんが、下記心構えはこれから大きな可能性を秘めている若い方達にはぜひ持っていてもらいたいなぁと思っています。

・約束は守る
・謝罪は切腹と同じ(ゲームのゲームオーバーみたいにリセットしてやり直せるものではない。)

小さなことから大きなことまで、「約束したことは必ず守る」。
たったそれだけのことで、できるビジネスパーソンとして評価されます。

正直、それは最低限備えているべきことで、本来はその上で何を成し遂げたのか・・・が評価されるべきだと思うのですが、そこまで至っていない場面が多いようです。

良い就職活動、そして素晴らしい社会人人生を送られることを祈っています。

追伸)
ある特定の会社や個人をやり玉にあげて責めるつもりは全くないため、誤解を招かないよう具体的な仕事を挙げませんでした。

従って抽象的な表現になっているため、わかりにくい、おもしろくない・・・と思われる方がいるかもしれませんね。

そのような方は、これから歩んでいく仕事の中で、該当する場面があるかもしれない・・・とアンテナを立てておくといいかもです。