2008/12/17

新しい仕事の取り方

毎日、景気が悪いニュースが続いていますが、年末に向けてどうでしょうか?

12月はボーナスの時期。
今年の冬はちょっと厳しいかもしれませんね。

そんな厳しい経済状況ですが、お陰様で経済状況に関係なく、弊社にはお仕事の依頼が来ています。
これといって営業をかけているわけではないのですが、お声がかかるのでとてもありがたいです。

ご縁のあった方にはベストを尽くして貢献してきたからなのかな・・・と思っているのですが、もう少し自分なりに整理をしてみようと思います。

題して「なぜ仕事の依頼が来るのか?」

普段、自分が意識していることを整理したいと思います。
「責任ある仕事をするにはどうすればいいか」を考えるきっかけにでもなればと思います。
(もしかすると自慢話っぽく聞こえるかもしれませんので、考えるきっかけが必要ない方はスルーしてください。)

いきなりですが、なぜ依頼が来るのか一言で言ってしまうと「ベストを尽くしているから。」、「結果にコミットしているから。」だとは思いますが、それ以外にもちょっとしたことがありそうです。

例えば、声をかけてもらう時。

弊社もいろいろな会社に声をかけていますので、その反応と自社を比較した際に、一つ違いを見つけました。

それは「自社都合で重要度の判断をしない」ということです。

これはどういうことかと言うと、声をかけてもらった時に、その仕事ができるかどうか、今、抱えている仕事と比較して判断しない・・・ということです。

「仕事の重要度、緊急度を付けなさい」とはよく言われることですが、その判断はしていません。
なぜならばお客様から見たら、その仕事は最重要かつ緊急だからです。

したがって、今抱えている仕事と比較するのではなく、今残っているリソースの中で「どうやってベストを尽くすことができるか」、「貢献できることは何か」を考えています。

間違っても、今抱えている仕事より重要そうだから、今の仕事を調整しようといったことはしません。

微妙なニュアンスなので伝わったかどうか甚だ怪しいのですが、仕事の依頼をすると重要度、緊急度の判断をされちゃっているのかな・・・と思う時があります。

したがって依頼をする時も相手の対応を見て、依頼内容を変えることがあります。

つまり、(私が内容を知らない)相手が抱えている仕事と私が依頼した仕事を比較して、その重要度、緊急度で仕事を優先させる相手には重要な仕事は任せません。

仮に重要な仕事を任せれば最優先でやってくれますが、それはいつ変わるかわかりません。
そのような仕事の進め方をされると、プロジェクトマネジメント的に言えば見通しが不透明になるので、必然的に影響の少ない仕事をお願いすることになります。

責任ある仕事をお願いするので、それに見合った金額になります。
「その仕事を是非したい」と言うようなものでも、それに食い付いて、今の仕事をおろそかにするようではなかなかお願いしにくかったりします。

「ベストを尽くす」、「結果にコミットする」なら必然的に今の仕事をおろそかにするなんてことはないと思うのですが、話を聞いたりしていると、この点を特に意識してやっている所は少ないのかもしれません。

平凡の積み重ねが非凡に繋がる。

だから、目の前のことに全力を尽くす。

結果として、未来が開ける(「今の仕事の結果」と「次の仕事の依頼」)

といった感じでしょうか。

この辺は自社の強みなのかもしれませんが、個人的に自然と身に付けられる事ができたので、前身のアビームで一緒に働いた方達にはとても感謝しています。

働きぶりをただ真似しただけなのですが、結果として起業以来、多くの方達に喜んでもらっている要素の一つのような気がします。

ということで、「どうすれば身に付けることができるのか?」がイマイチよくわかりません。

「それじゃあ、ただの自慢話じゃん」というのは、よくわかっています。
すみません。

とは言え、自分では意識していないが、お客様にとってメリットがある・・・このようなちょっとしたことがまだまだありそうです。

ブログの良い所は、その辺を自分で整理できることですね。
機会があったら、またしてみようと思います。
(次の機会はぜひ、どのようにして身に付けられるかをセットにしたいですね。)