どこでもオフィスを実現する際に気を付けること
今日は人材育成と絡めて、職場環境について見聞きしたり、感じていることをシェアしたいと思います。
Googleを始めとするWebサービスが発達して、「どこでもオフィス」が実現されつつあります。
メールはGmail。
ドキュメントはGoogle doc、予定はGoogleカレンダーで!
インターネットに繋がれば、どこでも仕事ができちゃう。
確かにとても便利になりました。
メールや予定などの個人的な情報もインターネットに繋がれば、問題なく手に入れることができます。
このような環境が実現されると、オフィスに集まって仕事をするのは効率悪くね?自分が好きな所で好きなように仕事をして、情報はインターネットで共有した方が良くね?という話が出てきます。
ミーティングだって、集まらなくたってSkypeで話をすればいいじゃん!
そうインターネットを利用すれば、物理的に離れていても仕事をすることは可能です。
実際にこれらのツールを使って、タイと日本の間で仕事をしたこともあります。
(宣伝をするならば、そんな働き方を可能にするWebサービスを提供していたりします。)
私の周りでも、どこでもオフィス的な働き方をしている方は、たくさんいます。
ということで、今後もこの流れはどんどん加速する可能性があるわけですが、どこでもオフィスを実現する際にちょっと気を付けておいた方が良さそうなことを挙げておきます。
1、セキュリティー
これは言うまでもないので、詳細は割愛します。
2、人材育成
ここが今日、書きたかったことです。
どこでもオフィスになると、基本的に一人です。
自分は社会人になって、ある経験のおかげで、仕事のやり方を学ぶことができました。
が、どこでもオフィスだと、その経験をすることができません。
その経験とは、ある仕事でA案、B案、どちらがいいか、とても悩んでいた時のことです。
悩みに悩んだ挙句、先輩にどちらがいいか聞きに行ったのですが、その時の回答は・・・
「新井君は、どっちがいいと思うの?」
という質問でした。
自分がしどろもどろになりながら、答えていると
「なぜそっちがいいと思ったの?」、「それってどういうこと?」、「それで、どういう影響があるの?」と矢継ぎ早に質問が来ます。
その質問に答えていくうちに頭が整理されていくと共に「仕事のやり方」を覚えました。
仕事では、学校のテストとは違って初めから正解があるわけではなく、都度、自分で答えを出していく力が求められます。
その答えの出し方を学んだような気がします。
このやりとりは、どこでもオフィスではやりにくいかな・・・と。
チャットで書くには大変だし、Skypeでわざわざ繋いで・・・でもないし。
そして、もう一つ。
仕事で煮詰まってどうしようもなかった時のこと。
深夜12時を過ぎようかという遅い時間だったのですが、先輩がその場に残ってくれているだけで、随分と助かりました。
「本当に困ったら、聞けばいい。それまでは自分の力で頑張ろう!」と、妙な安心感の中、仕事ができました。
これも一人ではなかなか難しいですね。
と、前向きな表現で書いてみましたが、どこでもオフィスは監視の目が行き届かない以上、一人ひとりの自律とモラルに関わってきます。
したがって、ある程度、優秀なビジネスパーソンではないと結果が残せないような気がします。
個人的には家庭の事情があった時や、カジュアルフライデーみたくちょっと気分転換に取り入れてみたり・・・と、今までの働き方と組み合わせると効果が高いのでは?と考えています。
自分達が思っている以上に、組織で集まってやる仕事は生産性が高いのではないかと思います。
人からモノを盗む機会(この場合は、仕事のやり方ですね)を常に用意するよう経営者の方は意識しておくといいかもしれないですね。
Googleを始めとするWebサービスが発達して、「どこでもオフィス」が実現されつつあります。
メールはGmail。
ドキュメントはGoogle doc、予定はGoogleカレンダーで!
インターネットに繋がれば、どこでも仕事ができちゃう。
確かにとても便利になりました。
メールや予定などの個人的な情報もインターネットに繋がれば、問題なく手に入れることができます。
このような環境が実現されると、オフィスに集まって仕事をするのは効率悪くね?自分が好きな所で好きなように仕事をして、情報はインターネットで共有した方が良くね?という話が出てきます。
ミーティングだって、集まらなくたってSkypeで話をすればいいじゃん!
そうインターネットを利用すれば、物理的に離れていても仕事をすることは可能です。
実際にこれらのツールを使って、タイと日本の間で仕事をしたこともあります。
(宣伝をするならば、そんな働き方を可能にするWebサービスを提供していたりします。)
私の周りでも、どこでもオフィス的な働き方をしている方は、たくさんいます。
ということで、今後もこの流れはどんどん加速する可能性があるわけですが、どこでもオフィスを実現する際にちょっと気を付けておいた方が良さそうなことを挙げておきます。
1、セキュリティー
これは言うまでもないので、詳細は割愛します。
2、人材育成
ここが今日、書きたかったことです。
どこでもオフィスになると、基本的に一人です。
自分は社会人になって、ある経験のおかげで、仕事のやり方を学ぶことができました。
が、どこでもオフィスだと、その経験をすることができません。
その経験とは、ある仕事でA案、B案、どちらがいいか、とても悩んでいた時のことです。
悩みに悩んだ挙句、先輩にどちらがいいか聞きに行ったのですが、その時の回答は・・・
「新井君は、どっちがいいと思うの?」
という質問でした。
自分がしどろもどろになりながら、答えていると
「なぜそっちがいいと思ったの?」、「それってどういうこと?」、「それで、どういう影響があるの?」と矢継ぎ早に質問が来ます。
その質問に答えていくうちに頭が整理されていくと共に「仕事のやり方」を覚えました。
仕事では、学校のテストとは違って初めから正解があるわけではなく、都度、自分で答えを出していく力が求められます。
その答えの出し方を学んだような気がします。
このやりとりは、どこでもオフィスではやりにくいかな・・・と。
チャットで書くには大変だし、Skypeでわざわざ繋いで・・・でもないし。
そして、もう一つ。
仕事で煮詰まってどうしようもなかった時のこと。
深夜12時を過ぎようかという遅い時間だったのですが、先輩がその場に残ってくれているだけで、随分と助かりました。
「本当に困ったら、聞けばいい。それまでは自分の力で頑張ろう!」と、妙な安心感の中、仕事ができました。
これも一人ではなかなか難しいですね。
と、前向きな表現で書いてみましたが、どこでもオフィスは監視の目が行き届かない以上、一人ひとりの自律とモラルに関わってきます。
したがって、ある程度、優秀なビジネスパーソンではないと結果が残せないような気がします。
個人的には家庭の事情があった時や、カジュアルフライデーみたくちょっと気分転換に取り入れてみたり・・・と、今までの働き方と組み合わせると効果が高いのでは?と考えています。
自分達が思っている以上に、組織で集まってやる仕事は生産性が高いのではないかと思います。
人からモノを盗む機会(この場合は、仕事のやり方ですね)を常に用意するよう経営者の方は意識しておくといいかもしれないですね。
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