2008/06/20

新たな危機?婚活時代の到来

普段テレビを観ないので、流行語についていけないことがよくあります。

お笑い芸人さんのネタなんかは、知り合いの誰かがやっているのを見て初めて知ります。
たくさんの人が真似しているのを見て、流行っているんだなぁと。

結局、本人がやっているのは一度も観たことがないと言う事もあるので、芸人さんがどんな声なのか知らなかったりします。

それってどうなのよ?

という気がしないでもないですが、流行には敏感でありたいと思っています。(立場的にもね。)

ということで、最近ちらほらと聞く言葉「婚活」。

婚活とは・・・

-------はてなダイアリーより------------------

意識的に行う「結婚のための活動」のこと。
就職のための一連の動作を意識的に行うこと=就職活動=”就活”という図式と相似形。

山田昌弘・白河桃子の共著による「婚活」時代 (ディスカヴァー携書 21)で提唱された。

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本はコチラ
「婚活」時代

本はまだ読んでいないので、何も言えないのですが、この言葉を聞いた時、ちょっとしたことを思い出しました。

結婚も経営みたく考える時が来ている?

経営のひとつの要素に、計画・予算の考え方があります。
ちゃんと計画立てて経営していきましょう・・・と。

経営では、計画を激しく上回ったり下回ったりしちゃダメなんですね。
お金を貸す立場からすれば「計画通り」に進めてくれる経営者が良い経営者です。
(計画を激しく上回る結果を出す人が良い経営者じゃない・・・という所が・・・ね。)

と話が脱線しましたが、これを流用すると、ちょっと面白い考え方ができるんです。

例えば週に1回、パートナー候補に会うとします。

5年以内に結婚しようとすると、ざっくり1年50週として、5x50=250。

相手と同じ時間を過ごす機会が250回あるわけです。

普段のメールや電話のやりとり、同棲はとりあえず置いておくと、この250回の中で最適な人物を見つけることになります。

そして、パートナー候補と結婚するまでに何回会うことが必要か?

この回数によって、パートナー候補の総数が変わってくるわけです。

マーケティングっぽく考えると・・・。

1、集客
2、見込客へ説明・フォロー
3、顧客
4、優良顧客化

顧客が相手と付き合うとして、優良顧客化が結婚(ゴール)と・・・。

この4ステップで、それぞれ何回が必要か・・・、それぞれのステップでどのような情報が必要か・・・と、仕事のように考えることもできるんです。

見込客への説明・フォローに時間をかける人もいれば、顧客にすぐになってしまう人がいたり、その人の価値観なんかが出るので、とても面白いんですが、今まではネタとして扱っていました。

だって感情的な側面で考えると嫌ですよね。

また恋愛のドキドキ・ワクワク感が全くありません。

出会いは運や縁、タイミングが大切なのに、その要素が全く見えません。

ともすれば、集客はある程度の数が必要・・・と、合コン三昧・・・なんて節操のない話が出てくるかもしれないですね。

ということで、このネタを話すと、多くの女性は拒絶反応を示すと思います。
(こんなことを考えて恋愛している男性って嫌ですよね。私が女性だったらドン引きです。)

が、しかし時代は変わった。。。

これからの時代は、ある程度合理的に動かなければ結婚できない!

というのが、書籍の主張かどうか全くわかりませんが、「婚活」という言葉にはそんな雰囲気が感じられます。

個人的には、こういう考え方もできるよね・・・ということで、どちらかというと、今回の話はネタです。
ステップに分けて詳細を考えたこともないです。
こんなこと考えていると、全然楽しくないですよね?

結婚は、感情的かつ非合理、不条理にいきたいですね。(笑)

でもそれではダメなのかなぁ。

未婚の身なので危機到来です。(笑)
時代に取り残されている!!

と言いつつ、本当のところ、実際の世の中はどうなのか?

本当に世の中が変わって、ネタがネタじゃなくなっているのか、それとも一時の流行言葉なのか?

ドラッカーさんの言葉にしたがって、個人的に注目していきます。



本物の変化とは人が行うことであり、一時の流行とは人が話すことである。