2007/06/04

今までと全く違う料理番組

休日の朝に何気なく料理番組を観ていた。

すると衝撃の場面に出くわした。

なんとIHクッキングヒーターではないか!!!

いつの間に変わったんだろう・・・。




ここで単純な疑問が浮かんだ。

「料理番組では、IHクッキングヒーターとガスコンロどちらがいいのだろう?」

どちらがいいのだろう・・・というのにも、いろいろな定義が考えられそうだ。

・視聴率が良い
・観てくれた視聴者が料理をしてくれる

などなど。

上記ゴール設定の違いでも結果が変わってきそうだけど、15分の番組の間にいろいろなことが頭に浮かんだ。

「単身者が中心の賃貸マンションにIHは普及していないだろうから、ターゲットは主婦層かなぁ。
なんかIHだと先進的なイメージがあるから、演出的にはいいかもなぁ。」

「でも憧れで終わって、料理しようとなるのだろうか?まぁ、これぐらいの憧れなら大丈夫かなぁ。」

「火がないと中華料理なんかは、火が見えるガスコンロより美味しくなさそうだなぁ。」

「IHなら、お手入れがラクそうだ。番組制作側は歓迎しているかも。でもランニングコストはどちらがお得なんだろう?」

「火加減って、ガスコンロなら実際の火を見てわかるけど、IHの場合はパラメータの数字?それってどうなんだろう?」

「もしかしてこの番組の提供会社に電気会社が入っている?」

「調理場を見せているお店があるけれど、エンターテインメントとして考えると、”火”というのは欠かせない役者なのではないだろうか?」

「とは言え視聴者の生活実態に合わせるとIHの方がいいのかもなぁ。」

と、まぁ脈絡なく、いろいろなことが頭に浮かんだけれども経営的視点から、こんなテーマを考えてみるのも面白いかなと思いました。

電力会社の社員として、「料理をする時はIHが当然」という印象を持ってもらうために、料理番組以外に世間の目に触れやすい料理の場面が出てくるのはどこか?またどうやってそこにIHを導入するか?(もちろんSwitch! キャンペーンより低価格で効果は最大に。)
(例えば屋台がIHだとしたら・・・。)

ガス会社の社員として、上記電力会社の攻勢に対して、どのような対策を取るか?

そして周辺ビジネスをしている会社の社員として、お互いがガチンコ勝負をしている所でいかに収益を上げるか・・・。

料理を観て、ただ純粋に「美味しそうだなぁ。」と思っていればいいのに、余計なことを考えてしまった。
どうにかならんかなぁ。