2007/03/25

右手と左手どちらにしようかな?

休日を利用して定期健康診断を受けてきた。

そこでのひとコマ。

「採血します。」
「右手と左手、お好きな方の手を出してください。」

と言われて、いつも採血をしている左手を出した。
注射針が苦手な方もいるけれど、個人的には全然怖くない。

怖くないハズなのだが・・・。

採血が終わった後に、右手で採血してもらったら・・・と想像すると、ちょっと緊張してしまう自分がいた。
左手は慣れているから大丈夫だけど、右手は慣れていないからちょっと不安。

同じことをするのに、左手と右手でこうも受ける印象、感覚が違うことに驚いた。

まるで別人みたい。

とても些細なことなのかもしれないけれど、大きな気付きを得ました。

仕事においても、些細な変更かもしれないけれど、当人の感情が大きく揺れ動くことがあるかもしれない。
その感情のケアを行わないと、大変なことになってしまう。

社会人になってから、基本的にクライアント企業の変革の仕事ばかりしてきたので、現場の抵抗、他部門との軋轢などなど、人の感情が揺れ動く場面を多く見てきたけれども、それでもまだまだ・・・と感じてしまう。

いつも左手にしている時計を右手にするだけで随分と世界が変わってしまうのと同じように、ちょっとした変化で、気分が大きく変わってしまうものは数多いかもしれない。

そのようなものをたくさん見つけて、普段の生活にちょっとした刺激を与えてみるのもいいかもしれないですね。