2005/09/10

自分にとっての水泳

今日は朝ちょっと仕事をして、午後はプールで、たっぷり泳ぎまくり。

新宿の高層ビルを見ながら、しっかりと運動をしました。
水泳は体に負担をかけることなく全身運動ができるからホントいい。

実は、小学生の時に水泳クラブに所属していて、幻のスゴイスイマー
だった(らしい)。

・小4の時に、既に中学生と一緒に泳いでいた。
・なので同世代では、全国大会で優勝できるタイムで泳いでいた。
・でもサッカーをやっていたので、毎週大会出場に誘われていたが、
結局1回も出場せず。
・クラブからは、お金は払わなくてもいいから強化選手として
来てくれと言われていた。(というのを最近親から聞いた。)

これだけ書くと、もったいないなぁと思われるかもしれないが、
個人的には、両親を始めとする周りの方とクラブの方達にとても感謝している。

それは「自分がやりたいこと」を尊重してくれたから。

ここで目先の「結果」に目を奪われて、周りから大会出場を
強制されていたら・・・と思うとぞっとする。

その時は、泳ぐことも大好きだったけど、それ以上にボールを蹴りたかった。
ただそれだけ。

そんな時に、周りから「水泳が得意なんだから・・・」って、大好きな
サッカーを取り上げられていたら・・・。

こんな経験をしていたから、仕事を待遇面などで選ぶのではなく、
「自分がやりたいかどうか」で選ぶことが出来たんだと思う。

親の立場から考えると、自分の子供が世間に広く認められるチャンスが
目の前にあったにも関わらず、本人の意思を尊重したのは立派だと思う。

生意気なガキを1人の人として認めていなければ、なかなか出来ないと思う。
それも自分の子供だけになおさら大変。

自分が親だったら果たしてきちんとできたのだろうかと思うと、自分の両親の
愛情の深さには頭が下がります。

それから、水泳クラブの方々も!!

せっかく名前を売るチャンスなのに、自分に対してそそのかしたり、
変な誘いが全くなかった。

今、思うとしっかりした経営をされていたと思う。
水泳の指導という点で、非常にレベルが高かったのは、もちろんだが、
通ってくる子供達の人としての成長という観点から考えても、とても
よい環境だったような気がする。

そこにいるスタッフの皆さんの意識はとても高かったし。
ということで、泳ぎながら貴重な経験を貯金させてもらって、今素晴らしい
生活が出来ています。